JPH0127451Y2 - - Google Patents

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JPH0127451Y2
JPH0127451Y2 JP1984042508U JP4250884U JPH0127451Y2 JP H0127451 Y2 JPH0127451 Y2 JP H0127451Y2 JP 1984042508 U JP1984042508 U JP 1984042508U JP 4250884 U JP4250884 U JP 4250884U JP H0127451 Y2 JPH0127451 Y2 JP H0127451Y2
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heat exchanger
heating
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combustion engine
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車等の車輌に用いられる暖房装置
に関するものであり、該暖房装置は主としてリア
シート床下に設置される。
第1図に示すように従来から内燃機関からの温
水が導びかれる熱交換器1と、該熱交換器1に向
けて送風を行う送風機2と、該熱交換器1から出
る温風を室内に排出するフイルター4が設けられ
ている暖房径路3とからなる暖房装置10を、リ
アシート11の下部に配置して暖風をセカンドシ
ートあるいはサードシートであるリアシート11
を使用する人の足元に吹きつけて暖房することが
行われている。
しかし冬場以外の暖房の不必要な時にも該暖房
装置10に内燃機関の冷却水である温水を導入す
ると当然暖房装置10から温風が吹き出して室内
を加温し、室内環境を不快なものにする。しかし
該暖房装置10に内燃機関から冷却水を導入する
と該暖房装置10と熱交換器1がサブラジエータ
ーとして機能し、冷却水の冷却効率が向上して内
燃機関の過熱を防止することになり好ましいこと
である。
本考案は上記従来の問題点を解決することを目
的とし、内燃機関からの温水が導びかれる熱交換
器と、該熱交換器に向けて送風を行う送風手段
と、該熱交換器から出る温風を室内に排出する暖
房径路と、該温風を室外に排出する排出径路と、
該暖房径路と該排出径路とを切換える切換手段と
からなることを骨子とするものである。
本考案は上記構成を有するから冬場暖房が必要
な時には暖房径路から温風を室内に吹き付け、暖
房の必要でない時は切換手段によつて切換えて排
出径路から温風を室外に排出することが出来、し
たがつて暖房の必要でない時でも室内環境を不快
なものにすることなく内燃機関の冷却水を暖房装
置に導びいて熱交換器をサブラジエーターとして
機能させ、内燃機関の過熱を防止することが出来
る。
本考案を第2図以下に示す一実施例によつて説
明すれば、リヤシート11の下の床12には暖房
装置10が設置せられ、該暖房装置10は内燃機
関からの温水が導びかれる熱交換器1と、該熱交
換器1に向けて送風を行う送風機2と、該熱交換
器1から出る温風を室内に排出するフイルター4
が設けられている暖房径路3Aと、該温風を室外
に排出する排出径路3Bと、該暖房径路3Aと排
出径路3Bとの分岐点に備えられるダンパー5
と、該ダンパー5を作動させるモーターアクチユ
エーター5Aとからなる。
上記構成において、内燃機関からの温水を熱交
換器1に導入し、送風機2から該熱交換器1に向
つて送風を行うと、該空気は熱交換器1を通過す
る間に加温せられて温風となり、第2図に示すよ
うにダンパー5が排出径路3Bを閉じ、暖房径路
3Aが開いている暖房状態では矢印に示すように
暖房径路3Aから室内に吹付けられる。この際、
温風はフイルター4を通過することによつて除塵
される。暖房が必要でない時は内燃機関から熱交
換器1に対する温水の導入を図示しないバルブに
よつて中断し送風機2からの送風を停止する。し
かし内燃機関の冷却水である温水の温度が設定値
を越えた場合にはこれを図示しない温度検出器で
検出して該バルブを開き熱交換器1に温水を導入
し、送風機2からの送風を開始する。同時にモー
ターアクチユエーター5Aが作動してダンパー5
は第3図に示すように暖房径路3Aを閉じ、排出
径路3Bが開かれ、かくして冷却状態になつて矢
印に示すように温風は排出径路3Bから室外へ排
出される。上記システムにおいて内燃機関の冷却
水温を測定する温度検出器と、内燃機関から温水
(冷却水)を熱交換器1に導入する径路を開閉す
るバルブ、モーターアクチユエーター5Aおよび
送風機2を連動しておくと第2図の暖房状態から
第3図の冷却状態との間を自動的に切換えること
が出来る。上記冷却状態では熱交換器1に導入さ
れる内燃機関の冷却水(温水)は熱交換器1に送
風機2かな吹付けられる空気によつて冷却せられ
る。かくして内燃機関の過熱は防止されるのであ
る。
本考案は上記実施例によつて限定されるもので
はなく、例えば送風手段は送風機によらず走行中
に風をとり入れるだけでもよく、またダンパーを
作動させるアクチユエーターとしてはバキユーム
アクチユエーター、電磁アクチユエーター等を用
いてもよいし、ダンパーに代えて三方弁等を用い
てもよい。更に第4図に示すように暖房装置10
は自動車床12下に設置されてもよい。図におい
て11Aはフロントシートであり、フロントシー
ト11Aの下の床には空気取入れ口2Aが設けら
れ、該空気取入れ口2Aから取入れられた空気は
送風機2によつて熱交換器1に吹付けられて加温
されて温風になり、ダクト3Cを通つて暖房径路
3Aもしくは排出径路3Bに導びかれ、暖房径路
3Aに導びかれた場合は室内ダクト3Dを介して
セカンドシート11の下部から室内に吹付けられ
る。上記暖房径路3Aと排出径路3Bとはアクチ
ユエーター5Aによつて作動させられるダンパー
5によつて切換えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の正面説明図、第2図以下は本
考案の一実施例を示すものであり、第2図は正面
説明図(暖房状態)、第3図は冷却状態説明図、
第4図は他の実施例の側面説明図である。 図中、1……熱交換器、2……送風機、3A…
…暖房径路、3B……排出径路、5……ダンパ
ー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内燃機関からの温水が導びかれる熱交換器と、
    該熱交換器に向けて送風を行う送風手段と、該熱
    交換器から出る温風を室内に排出する暖房径路
    と、該温風を室外に排出する排出径路と、該暖房
    径路と該排出径路とを切換える切換手段とからな
    る車輌用暖房装置。
JP4250884U 1984-03-23 1984-03-23 車輌用暖房装置 Granted JPS60157310U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4250884U JPS60157310U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 車輌用暖房装置

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JP4250884U JPS60157310U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 車輌用暖房装置

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Publication Number Publication Date
JPS60157310U JPS60157310U (ja) 1985-10-19
JPH0127451Y2 true JPH0127451Y2 (ja) 1989-08-17

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ID=30553326

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JP4250884U Granted JPS60157310U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 車輌用暖房装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63240165A (ja) * 1987-03-27 1988-10-05 Canon Inc 画像読取装置
JP6790743B2 (ja) * 2016-11-09 2020-11-25 株式会社デンソー 車両用空調装置

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JPS5676147U (ja) * 1979-11-15 1981-06-22

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JPS60157310U (ja) 1985-10-19

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