JPS6131842Y2 - - Google Patents

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JPS6131842Y2
JPS6131842Y2 JP1981139006U JP13900681U JPS6131842Y2 JP S6131842 Y2 JPS6131842 Y2 JP S6131842Y2 JP 1981139006 U JP1981139006 U JP 1981139006U JP 13900681 U JP13900681 U JP 13900681U JP S6131842 Y2 JPS6131842 Y2 JP S6131842Y2
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JP
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hot water
hot
hot air
temperature
heater
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JP1981139006U
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Description

【考案の詳細な説明】 バスやデイーゼルカーなどエンジンで走る乗客
輸送用の車両で冬期車室の暖房を行うものの中に
は車室内に配置したラジエータにエンジンの冷却
水を循環する温水暖房器を使用しているものと、
燃料を燃焼させて室内空気を加熱するいわゆる燃
焼式温気暖房器を使用しているものとがあるが上
記両者の暖房器にはそれぞれ長所短所がある。即
ち、エンジンの冷却水を利用する温水暖房器(以
下単に温水暖房器と記す)は燃料を必要としない
から省エネルギーの見地からはすぐれているが冷
却水温度が十分に上らない中は暖房効果が得られ
ず、従つてエンジンがスタートしてから又は車両
が走行を開始してから車室内温度が適温迄上昇す
るのに時間がかゝる。他方燃焼式温気暖房器(以
下単に温気暖房器と記す)はエンジンに無関係で
あるから暖房器の運転を開始すれば急速に車室内
温度を上げることができるが、終始燃料を燃焼さ
せているため燃料費がかさむという欠点がある。
現在一般に気候が温暖の地方では温水暖房器が、
寒冷地においては温気暖房器が使用されているが
特に寒冷地については次のことが考えられる。
(1) 寒冷地といえども秋と冬の過渡期、冬と春の
過渡期には気候温暖の地方と同じ条件の、即ち
温水暖房器のみで良い時期がある。
(2) 寒冷地といえども車両が定常走行に入つた後
には温水暖房器を使用して燃料を節約できる。
(3) 厳寒期、温気暖房器だけでは暖房能力が不足
することがあり、この不足分を温水暖房器で補
えば、温気暖房器を大形化するよりも省エネル
ギーとなる。
本考案は上記の観点から温水温気両暖房器を併
用して温水暖房器の経済性と温気暖房器の速温性
とを有効に利用した車両用暖房システムを提供す
ることを目的とする。以下図によつてその一実施
例を説明する。第1図において1は電源(実際に
はバツテリ)、2は温気暖房器、2−1は温気暖
房2がON,OFFされるときそれぞれ点火栓
ON、運転及び掃気、停止を行うための制御装
置、3は温水暖房器、3−1は温水暖房器3の電
動送風機、3−2はラジエータ、2−2は車室内
温度を検知して開閉する電気接点で車室内温度が
設定温度以上のとき開、設定温度以下のとき閉と
なる。3−3は冷却水温を検知して開閉する電気
接点で冷却水温度が設定温度以上のとき閉、設定
温度以下のとき開となる。4は例えば単極単投の
電源スイツチである。第2図は上記単極単役の電
源スイツチ5の代りに例えば2極双投スイツチ1
4を使用している外はすべて第1図の場合と同じ
である。次にその作用説明する。第1図の場合に
おいてエンジン冷却水温度も車室温度も設定温度
以下のときは接点2−2が閉、接点3−3が開で
あるから電源スイツチ4を閉じると温気暖房器2
がONとなつて車室内で速やかに暖房され、温水
暖房器の電動送風機3−1は停止しているから冷
い風が吹き出されることがない。エンジンがスタ
ートし車両が走行して冷却水温度が設定値に達す
ると接点3−3が閉じて電動送風機3−1が回転
すると車室内空気がラジエータ3−2を通つて循
環し温水暖房が行われる。車室温度が設定温度に
達すると接点2−2が開いて温気暖房器2は停止
し温水暖房のみが行われる。又水温が設定温度に
達する前に室内温度が設定値に達すれば両暖房器
共に停止する。上記第1図の構成になる温気・温
水併用の暖房システムの作用によつて速温性と経
済性は運転手の手を煩わすことなく達せられる
が、暖房シーズンの始め、又は暖房のシーズンオ
フが近づいたときは温気暖房器2によつて速やか
に室温を上昇させる必要がなくなるので運転手が
状況によつて任意に温水暖房3のみに切換えるこ
とが可能であることがのぞましい。第2図はこれ
を可能にするための例えば中立OFFの2極双投
の電源スイツチ14を使用し、実線で示す様に電
源がa,b両接点に接続して併用運転にすること
も、破線で示す様にb接点にのみ接続して専ら温
水暖房のみ使用することもできる様にしたもので
ある。以上の説明では単極単投スイツチ、2極双
投スイツチを使用した場合を説明したが、同一目
的を達する開閉手段を使用したものはすべて本考
案に含まれる。
本考案はかゝる車両用温気温水併用暖房システ
ムの効果を更めて列挙すれば (1) 車室内温度、冷却水温度を検知して電気接点
を開閉することにより自動的に急速暖房、経済
的暖房を行うことができる。(燃料消費は従来
の1/3乃至1/5になる) (2) 厳寒時には温気温水両暖房器が同時に働くの
で総暖房能力が向上する。
(3) エンジンの冷却水温が設定値以下になると温
水暖房器の電動送風機が停止するからエンジン
の過冷却を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の車両用温気温水併
用暖房システムの実施例のブロツク図を示す。 1……電源、2……温気暖房器、3……温水暖
房器、2−2……室温を検知して開閉する気接
点、3−3……冷却水温を検知して開閉する電気
接点、4……単極単投電源スイツチ、14……2
極双投電源スイツチ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電動送風機3−1がエンジン冷却水が設定温
    度以上になつたときONとなり設定温度以下に
    なつたときOFFとなる制御機構3−3によつ
    て制御されるエンジン冷却水利用の温水暖房器
    3と、車室内温度が設定温度以上になつたとき
    OFFとなり設定温度以下になつたときONとな
    る制御機構2−2によつて制御される燃焼式温
    気暖房器2を手動電源スイツチを介して並列に
    電源1に接続してなる車両用温気・温水併用暖
    房システム。 (2) 上記手動電源スイツチとして温気・温水両暖
    房器を同時に手動によつてON,OFFする電気
    接点開閉手段4を備えた上記実用新案登録請求
    範囲第(1)項記載の車両用温気、温水併用暖房シ
    ステム。 (3) 上記手動電源スイツチとして手動によつて温
    気温水暖房器共にON、共にOFF及び温水暖房
    器のみONとすることが可能な電気接点開閉手
    段14を使用した上記実用新案登録請求範囲第
    (1)項記載の温気・温水併用暖房システム。
JP13900681U 1981-09-21 1981-09-21 車両用温気・温水併用暖房システム Granted JPS5844212U (ja)

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JP13900681U JPS5844212U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 車両用温気・温水併用暖房システム

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Publication Number Publication Date
JPS5844212U JPS5844212U (ja) 1983-03-24
JPS6131842Y2 true JPS6131842Y2 (ja) 1986-09-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH075015B2 (ja) * 1983-11-26 1995-01-25 マツダ株式会社 車両用暖房装置
JPH08492B2 (ja) * 1984-12-29 1996-01-10 いすゞ自動車株式会社 車両用暖房装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4832851U (ja) * 1971-08-25 1973-04-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS588568Y2 (ja) * 1977-11-15 1983-02-16 三国工業株式会社 車両用プレヒ−タ

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JPS4832851U (ja) * 1971-08-25 1973-04-20

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JPS5844212U (ja) 1983-03-24

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