JPS58573Y2 - 車両用ヒ−タ−の補助装置 - Google Patents

車両用ヒ−タ−の補助装置

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Publication number
JPS58573Y2
JPS58573Y2 JP1978133648U JP13364878U JPS58573Y2 JP S58573 Y2 JPS58573 Y2 JP S58573Y2 JP 1978133648 U JP1978133648 U JP 1978133648U JP 13364878 U JP13364878 U JP 13364878U JP S58573 Y2 JPS58573 Y2 JP S58573Y2
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JP
Japan
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heater
switch
water
engine
heater switch
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978133648U
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English (en)
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JPS5550827U (ja
Inventor
花村圭一郎
Original Assignee
いすゞ自動車株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本案は、車両用ヒーターの暖房効果を向上させるための
ヒーターの補助装置に関する。
従来、エンジン殊に直噴式ディーゼルエンジンを搭載し
た車両においては、エンジンの発熱量が少ないため、寒
冷アイドリング時に使用する場合、エンジンの水温が低
下し、車室内の暖房効果が著しく悪化するという欠点を
有していた。
そのため、サーモスタットと水ポンプとを連結するバイ
パス路中に開閉弁を配設し、この開閉弁をヒーター用作
動装置のエンジンのアイドリング運転の作動と連動して
閉鎖するようにして、ヒータへの冷却水の循環量を増大
させ、ヒーターの暖房効果を向上させようとしたものが
ある。
これでは、確かにヒーターの効率は上昇するが、その反
面、エンジンの水ジャケットにおける冷却水の循環が著
しく悪化し、水ジャケットの一部に冷却水の滞留を起し
、そのため、エンジン温度が部分的に異常上昇を来たし
てしまうという不具合を生じさせる恐れがあった。
本案は、上述の点に鑑み、エンジンの寒冷アイドリング
運転時においてエンジン温度の部分的異常上昇を防止し
つ\、ヒーターの暖房効果の向上を図った車両用ヒータ
ーの補助装置を提供するもので、以下その一実施例を図
について説明する。
1はディーゼルエンジンEを搭載した自動車に装備され
たヒーター及びその付属部品を含むヒーターユニットで
、従来と同様にエンジンEよりの暖まった冷却水を導入
し、モーターMに駆動されるファン(図示せず)により
車室内に温風を送り込むように構成されている。
2は通常(寒冷アイドリング時以外)のヒーター使用時
に用いられるヒータースイッチで、オフ(OFF)、低
(L)、中(M)、高(H)の各種接点を有しており、
3は寒冷アイドリング時のみ使用される寒冷アイドリン
グ時用のヒータースイッチで、制御回路4に接続し且つ
上記とヒータースイッチ2と同様にオフ(OFF)、低
(L)、中(M)、高(H)の各種接点を有しており、
これらスイッチ2,3はヒーター作動装置としてバッテ
リー5及びスイッチ6にスイッチレバー(又はノブ)7
によって選択的に連結するように成っている。
上記制御回路4はリレー機構8aを有するヒーターリレ
ー8を介して電磁弁9に接続され後述の水絞り弁の制御
手段を構成している。
10はエンジンEの水ジヤケツト出口部EAに連結した
サーモスタット11と水ジャケット人り部EHに連結し
た水ポンプ12とを連結するバイパス路13中に配設さ
れた水絞り弁で、上記電磁弁9の作動によってバイパス
路13を通過する冷却水を絞るよ・うになっている。
尚、14はサーモスタット11よりヒーターユニット1
への冷却水の導入パイプであり、15はユニット1より
水ポンプ12への冷却水の戻りパイプである。
16.17は図示しないエンジンのラジェータに連結す
る冷却水の送りおよび戻しパイプである。
また、18はヒートレバースイッチで、ヒーターユニッ
ト1へのベント操作に応動して開路する常閉型のスイッ
チであり、19はニュートラルスイッチで、変速手段が
ニュートラル位置にあるときは閉路し、変速手段がニュ
ートラル以外の変速段にシフトされたときは開路する開
閉スイッチである。
20は寒冷アイドリング時のヒーター作動を表示するラ
ンプであり、Fはフユーズである。
本案実施例の装置は上述のように構成したので、例えば
寒冷アイドリング時において、スイッチレバー7をヒー
タースイッチ3側に接続すれば、スイッチ18はベント
操作のない限り閉路しており、且つニュートラルスイッ
チ19も変速段のニュートラル位置を検知して閉路して
いるから、ヒーターリレー8が作動し、電磁弁9が働い
て、水絞り弁10を閉じるので、サーモスタット11よ
り水ポンプ12への冷却水の通過が減少するから、その
分量だけ、ヒーターユニット1への冷却水の導入流量が
増加する。
従って、ヒーターユニット1へのエンジンEより暖かな
冷却水の供給量が増えるため、寒冷アイドリング時の暖
房効果が向上する利点がある。
また、エンジンEには、水絞り弁10において絞られつ
Xも、バイパス路13を介して冷却水が還流されるので
、水ジヤケツト内に冷却水の滞留が防止され、エンジン
温度の部分的異常上昇も防せかれる。
尚、この場合パイプ16を介して前記ラジェータへの冷
却水の送りはサーモスタット11の働きにより全く阻止
された状態を保っている。
次に、寒冷アイドリング時以外においてヒーター1を使
用する場合は、スイッチレバー7をヒータースイッチ2
側に接続することによって、電磁弁9や水絞り弁10と
は独立してヒーターユニット1を作動させることができ
る。
寒冷アイドリング時以外においてはヒーターユニット1
の作動のみで十分な暖房効果が得られることは従来と全
く同様である。
以上のように本案によれば、寒冷アイドリング時のヒー
ター使用に際してはスイッチレバー7をヒータースイッ
チ3側に接続するだけで、制御回路4中の電磁弁9及び
バイパス路13中の開閉弁10が連動しエンジンヒータ
への導入量を増大せしめることができるので、ヒーター
の暖房効果が著く向上する利点があると共に、バイパス
路13を完全に閉鎖することがないから、アイドリング
運転時のヒーター作動によるエンジン温度の部分的異常
上昇も防止できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図は本案による実施例を示す概略系統図である。 1・・・・・・ヒーターユニット、2,3・・・・・・
ヒータースイッチ、4・・・・・・制御回路、5・・・
・・・バッテリ、6・・・・・・キースイッチ、7・・
・・・・スイッチレバー、8・・・・・・ヒーターリレ
ー、9・・・・・・電磁弁、10・・・・・・水絞り弁
、11・・・・・・サーモスタット、12・・・・・・
水ポンプ、18・・・・・・ヒートレバースイッチ、1
9・・・・・・ニュートラルスイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンEのサーモスタット11とウォーターポンプ1
    2とを連結するバイパス路13中に水絞り弁10を設け
    、且つヒーター作動装置のヒータースイッチを通常のヒ
    ータースイッチ2と別個に寒冷アイドリング時用のヒー
    タースイッチ3を設け、更に前記寒冷アイドリング時用
    のヒータースイッチ3に接続して前記水絞り弁10の開
    閉を行なう制御手段を設け、ヒーターレバー7を寒冷ア
    イドリング時用のヒータースイッチ3に接続したときに
    、前記水絞り弁10が閉じるようにしたことを特徴とす
    る自動車用ヒーター補助装置。
JP1978133648U 1978-09-29 1978-09-29 車両用ヒ−タ−の補助装置 Expired JPS58573Y2 (ja)

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JP1978133648U JPS58573Y2 (ja) 1978-09-29 1978-09-29 車両用ヒ−タ−の補助装置

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JPS5550827U JPS5550827U (ja) 1980-04-03
JPS58573Y2 true JPS58573Y2 (ja) 1983-01-07

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