JPH0532030U - 車両用暖房装置 - Google Patents

車両用暖房装置

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JPH0532030U
JPH0532030U JP8268991U JP8268991U JPH0532030U JP H0532030 U JPH0532030 U JP H0532030U JP 8268991 U JP8268991 U JP 8268991U JP 8268991 U JP8268991 U JP 8268991U JP H0532030 U JPH0532030 U JP H0532030U
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JP
Japan
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heater
cooling water
air
heating
blower
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Withdrawn
Application number
JP8268991U
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English (en)
Inventor
克則 濱谷
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷風を吹き出すことなく快適な車室内の暖房
を行なうことができる車両用暖房装置を提供することを
目的とする。 【構成】 エンジンの冷却水と熱交換する温風により車
室内を暖房するヒータユニットとともに輻射熱により車
室内の空気を暖めるヒータを有し、冷却水の温度がある
程度上昇する迄はヒータのみにより暖房し、その後ヒー
タユニットからの通風をヒータに向けることにより温風
とヒータの輻射熱により暖房し、さらにその後ヒータユ
ニットからの温風の吹き出しのみによって車室内の暖房
を行なうようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は車両用暖房装置に関し、冷却水と熱交換するヒータユニットを有する 車両に適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用暖房装置としては、エンジンの冷却水と熱交換して温風を運転席の足元 に吹き出すものが知られている。さらに詳言すると、この種の車両用暖房装置を 構成するヒータユニットは、エンジンからの冷却水の供給を受ける室内ラジエー タと、この室内ラジエータを通って車室内に送出される空気流を発生するファン とを有しており、前記室内ラジエータにおいて空気流が冷却水と熱交換しこの結 果エンジンの排熱を利用した温風を吹き出すようになっている。
【0003】 ところが、上記車両用暖房装置は、エンジンが暖まるまでは冷風が吹き出すこ とになる。そこで、この欠点を除去すべく、ヒータユニットに電気ヒータを内蔵 して車室内に吹き出す空気流を暖めるもの、及びヒータユニットに循環する冷却 水を予熱するもの等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述の如き電気ヒータの内蔵方式及び予熱方式の従来技術においては、冷却水 温が30℃〜40℃で温風が吹き出し、充分な温度の温風が吹き出す訳ではなく 、快適さの点で難点が残るものとなっていた。
【0005】 本考案は、上記従来技術に鑑み、冷風を吹き出すことなく快適な車室内の暖房 を行なうことができる車両用暖房装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本考案の構成は、
【0007】 輻射熱により車室内を暖めるヒータと、 エンジンの冷却水と熱交換するブロワによる空気流の送風方向が、前記ヒータ に向かう方向を含む所定範囲となるよう風向ダンパが移動し得、車室内に温風を 吹き出すようになっているヒータユニットと、 冷却水が暖まる迄の第1段階ではヒータのみによる暖房を行ない、次に第2段 階ではブロワを駆動するとともにこのブロワによる送風を風向ダンパにより前記 ヒータに導いて温風と前記輻射熱による暖房を行ない、さらに第3段階では温風 のみによる暖房を行なうように制御する制御部とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】
上記構成の本考案によれば、最初はヒータによる輻射熱のみ、次にこの輻射熱 とヒータによって暖められた温風との両方で暖房を行ない、冷却水が充分暖まっ た後温風のみによる暖房を行なう。
【0009】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
【0010】 図1(a)及び(b)示すように、ヒータユニット1は、エンジンの冷却水と 熱交換するブロワによる空気流の送風方向が、パネルヒータ2に向かう方向を含 む所定範囲となるよう風向ダンパ1aが移動し得、車室内、本実施例では運転席 の足元に温風を吹き出すようになっている。パネルヒータ2は、ブレーキペダル 3及びアクセルペダル4の上方に配設された電気ヒータで、輻射熱により足元を 暖めるようになっている。
【0011】 なお、図1(a),(b)中、5は配風ダクト、6はステアリングシャフトで ある。
【0012】 図2は、ヒータユニット1及びパネルヒータ2を制御する制御部の制御の状態 の一例を示すグラフである。同図に示すように、最初はパネルヒータ2による輻 射熱のみにより暖房し、所定時間の経過後、ブロワの風量をLowに設定して温 風を吐出させる。このとき、風向ダンパ1aは空気流がパネルヒータ2に向かう 方向に設定してある。かくして、この段階ではヒータユニット1から吹き出す空 気流をパネルヒータ2で暖めた温風と輻射熱とにより暖房される。さらに冷却水 温が上昇すると、ブロワの風量をM1に設定し、風向ダンパ1aを徐々に下向き (図1(a)中時計方向)に回動させ、冷却水温がパネルヒータ2の表面温度を 同温になった時点でパネルヒータ2をoff状態にするとともにブロワの風量を M2に設定する。さらに冷却水温が上昇した場合にはブロワの風量を最大にする 。
【0013】 なお、上述の例は冷却水温が低温域から徐々に上昇する場合であるが、冷却水 温の温度によっては、すなわち冷却水温がある程度高い場合には、第2段階もし くは3段階から暖房が開始される。
【0014】
【考案の効果】
以上実施例とともに具体的に説明したように、本考案によれば、常に快適な車 室内の暖房を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構造を示す説明図である。
【図2】ヒータユニット及びパネルヒータを制御する制
御部の状態の一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 ヒータユニット 1a 風向ダンパ 2 パネルヒータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輻射熱により車室内を暖めるヒータと、 エンジンの冷却水と熱交換するブロワによる空気流の送
    風方向が、前記ヒータに向かう方向を含む所定範囲とな
    るよう風向ダンパが移動し得、車室内に温風を吹き出す
    ようになっているヒータユニットと、 冷却水が暖まる迄の第1段階ではヒータのみによる暖房
    を行ない、次に第2段階ではブロワを駆動するとともに
    このブロワによる送風を風向ダンパにより前記ヒータに
    導いて温風と前記輻射熱による暖房を行ない、さらに第
    3段階では温風のみによる暖房を行なうように制御する
    制御部とを有することを特徴とする車両用暖房装置。
JP8268991U 1991-10-11 1991-10-11 車両用暖房装置 Withdrawn JPH0532030U (ja)

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JPH0532030U true JPH0532030U (ja) 1993-04-27

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ID=13781390

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JP8268991U Withdrawn JPH0532030U (ja) 1991-10-11 1991-10-11 車両用暖房装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010111187A (ja) * 2008-10-08 2010-05-20 Panasonic Corp 車両用暖房装置
JP2014205372A (ja) * 2013-04-10 2014-10-30 株式会社デンソー 輻射ヒータ装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014205372A (ja) * 2013-04-10 2014-10-30 株式会社デンソー 輻射ヒータ装置

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19960208