JPH07258945A - 横編機 - Google Patents

横編機

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JPH07258945A
JPH07258945A JP6072718A JP7271894A JPH07258945A JP H07258945 A JPH07258945 A JP H07258945A JP 6072718 A JP6072718 A JP 6072718A JP 7271894 A JP7271894 A JP 7271894A JP H07258945 A JPH07258945 A JP H07258945A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対向する対のニードルベッドを用いて、それ
ぞれのニードルベッドを、単独に或いは同時に使用して
休止した針が存在する条件の元で編地を編成したとき、
シンカーループが長大とならず風合いに遜色のない高品
位の編地を編成することの可能な横編機を得る。 【構成】 対のニードルベッドをその頭部を対向して設
け、ニードルベッド先頭部に複数のシンカーを並設し、
前記隣接するシンカー間に目移し用部材を有する第1,
第2の針を摺動自在に設けている。第1,第2の針は一
のニードルベッドを通じて等間隔に交互に設けるか、第
1,第2の針それぞれは等間隔で設けるがシンカープレ
ートの両側に位置する2本の針の間隔は他と異ならせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横編機に関する。
【0002】
【従来の技術】頭部を対向して設けた少なくとも一対の
ニードルベッドを用い、編成された編地のループを対向
するニードルベッド間に適宜移し換え、身頃,袖,その
他の部分を一体に編成した所謂無縫製被服を横編機を利
用して編成する方法が開示されている。(特公平3−7
5656号公報・英国特許第2183264号明細書・
特公平4−15301号公報)
【0003】上記特公平3−75656号公報・英国特
許第2183264号明細書には一般的によく知られた
タイプのV型横編機を使用してリブ組織、ガーター組
織、リンクス組織などを含む任意のリンクス柄の筒状編
地を編成するために、ニードルベッド上に並列して設け
られた針の中から例えば奇数番目の針を筒状編地の前側
部分の編成に、偶数番目の針を筒状編地の後側の編地の
編成に使用するように区分けしている。例えばワイドリ
ブからなる筒状編地の前側編地を編成する際には、前側
のニードルベッド上の針に係止された前側編地の編目の
内当該コースで裏目となる編目を柄パターンに従って後
側ニードルベッド上へ目移しするなど、前側編地の編成
のための準備を先ず完了させてから前側編地の当該コー
スの編成を行う。次に後側編地の編成に先立ち、前記後
側ニードルベッドで編まれた前側編地の編目を前側ニー
ドルベッド側へと移し戻すとともに、当該コースで後側
編地の裏目となる編目を前記前側編地の場合と同様パタ
ーンに従って前側ニードルベッドの針へと編目を移した
後に後側編地の編成を行うようにしている。前記した行
程を繰り返し行うことで筒状の編地を形成するようにし
ている。
【0004】前記特公平4−15301号公報には、筒
状編地を編成するために2つの実施例が開示されてお
り、その一つは上部ベッドと下部ベッドを前後一対に設
けた所謂“4枚ベッド横編機”によるラグラン袖タイプ
のプルオーバーの筒状のセーターの編成方法が開示され
ており、もう一つの実施例として前後一対のニードルベ
ッドを有する横編機により上記1,2に従った針の区分
けを行ってセットイン袖タイプのプルオーバーの筒状セ
ーターの編成方法が開示されている。
【0005】上記編成方法の如き、前後に対に設けたニ
ードルベッドを有する横編機による編成では、ニードル
ベッド自体の構造を変更することなしに、対向するニー
ドルベッドのそれぞれの選ばれた針のみを使用して筒状
の編地を編成しているために、一つのニードルベッドに
あって隣接するニードルループの間隔は隣接するニード
ル間の間隔よりも大となり、編成された一つのシンカー
ループの大きさは、一つのニードルループの大きさより
も極端に大きくなり編地の風合いを損ねてしまうばかり
か、ニット編地の最大の特徴である伸縮性、特に横方向
の伸縮性を劣化させるという事態が生じた。例えば7ゲ
ージのニードルベッドであれば、隣接する針の間隔は、
3.628mmであるが、1本おきに針を使用すればその
間隔は7.257mmとなる。平編み組織を編成する場合
には隣接する編目間には2枚のシンカーが存在すること
になり、シンカーループの長さは更に長くなり編成の条
件はより悪くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みて対向する対のニードルベッドを用いて、それぞれ
のニードルベッドを、単独に或いは同時に使用して休止
した針が存在する条件の元で編地を編成したとき、シン
カーループが長大とならず風合いに遜色のない高品位の
編地を編成することの可能な横編機を得ることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】対のニードルベッドをそ
の頭部を対向して設け、ニードルベッド頭部に複数のシ
ンカーを並設し、目移し用部材として羽根,切欠,スラ
イダー等を有する第1,第2の針を前記隣接するシンカ
ー間に設けた共通する或いは別個の針溝に摺動自在に設
けている。上記シンカーは所定のゲージ値に対応する間
隔で設ける。第1,第2の針は一のニードルベッドを通
じて等間隔に交互に設けるか、第1,第2の針それぞれ
は等間隔で設けるがシンカープレートの両側に位置する
2本の第1,第2の針の間隔は他と異ならせて設ける。
また、シンカープレート間に位置する第1,第2の針の
針溝の間隔と、シンカープレートを挟んで隣り合う第
1,第2の針の針溝との間隔の比が1:1乃至1:2.8
とし、第1,第2の針のフックはそれぞれ同一の大きさ
とし、且つ、針間の間隔に比して通常フックよりも大き
いサイズとし、編成された編地のシンカーループがニー
ドルループとほぼ同じ大きさか、或いは極端に大きくな
らないようにする。
【0008】
【作用】ニードルベッド頭部に複数並設したシンカーの
間に針がそれぞれ2本宛設けられている。筒状の編地で
あってリンクス柄等の編地を編成するとき、表目の組織
は前側ニードルベッドで、裏目は後側ニードルベッドで
それぞれ編成するが、そのために1つのウェールのルー
プが、前後のニードルベッド間で目移しされる。しか
も、表側地と裏側地とを対のニードルベッドで編成する
ためには1つのニードルベッドで表側地を編成する針と
裏側地を編成する針とを使い分けなければならず、結果
的に、表又は裏側地のいずれかの編成時に使用出来る針
は1本おきに第1の針か第2の針を使用することにな
り、使用しない針は休止位置をとることになる。
【0009】編成時、作動状態にある第1又は第2の針
が編糸をフックし前コースのニードルループに引き込
み、新ニードルループを作ったとき新ニードルループに
連なるシンカーループは当該針の両側に位置するシンカ
ーに当接するが、当該針と共にシンカー間に位置する第
2又は第1の針との間にはシンカーが設けられていない
ので、作動針直近のシンカーによる編糸の突き出しがな
く、その分シンカーループの形状が大きくなるのを防止
している。上記シンカーループとニードルループの大き
さの差は、第1,第2の針のフックを大きくすることに
よるニードルループの大きさが大となることによっても
少なくなる。
【0010】ニードルベッドに設けたシンカーは所定ゲ
ージ値に対応する間隔を有しており、その間に第1,第
2の針が挿入されている。袋体に畦編等を行なうとき
は、一のコースの編成時に一本おきに針を使用するので
あるから、上記の如く、所定ゲージに対応する針密度の
倍の針をシンカー間に挿入することにより所定ゲージの
ウエール数に対応するウエール数を持つ編地を編成でき
る。
【0011】
【実施例】本発明の実施の一例を図面と共に次に説明す
る。
【0012】図1にニードルベッド1の縦断面を図2に
一部切除した状態の拡大平面図を示す。本発明横編機に
あっては、ニードルベッド1は、垂直な仮想中心面Vを
中心に前後にフロントベッドFBとバックベッドBBの
2枚が山形に頭部を対向して設けられている。フロント
ベッドFBとバックベッドBBのニードルベッド1は同
一の構造を有しているので、以下フロントベッドFBの
ニードルベッド1についてその構造を説明する。
【0013】ニードルベッド1に複数の並行したニード
ルプレート溝2を切削し、該ニードルプレート溝2にニ
ードルプレート3を挿入し、ニードルプレート3の下面
に設けた斜の凹欠部4とニードルベット1の上面に設け
た斜の凹欠部5とを合わせ、同凹欠部内にワイヤ6を通
し、かつニードルプレート3とニードルベッド1の尾部
をかしめることにより両者を一体に固定している。ニー
ドルプレート3は厚味の大なるニードルプレート3aと
少なるニードルプレート3bとを交互に配置してある。
これにより、隣接するニードルプレート3,3間に針溝
7を構成し、針8及び、該針8を操作するためのニード
ルジャック9,セレクター10,セレクトジャック11
を摺動自在に挿入する。
【0014】上記針8は針溝7と交差する方向にニード
ルプレート3に嵌挿した帯金12により針溝7からの脱
落を防止されている。針8は目移し用部材13を設けた
目移し針を使用する。目移し用部材13を有する針8の
例を図3に示す。図3のAに示す針8aは、針本体の側
面に弓形の突出した羽根13aを有するもので、図3の
Bに示す針8bは針本体の側面に凹陥部13bを設けた
もの、図3のCに示すものは、針8c本体の上部に針本
体に対し摺動自在にスライダ13cを設けたものであ
る。図3のAに示す針8aの如く側面に羽根13aを突
出した針8aにあっては、その位置は針本体の右側面で
も左側面でもいずれでも差し支えない。ニードルプレー
ト3には、羽根13がニードルプレート3と当接しない
ように羽根収容溝14が切削され厚味の少なるニードル
プレート3bでは、その溝はニードルプレート3bの一
側から他側まで貫通している。
【0015】前記、羽根13の位置は、総ての針におい
て針本体の左或いは右側(図4のA)の同一側面に設け
る、図4のBに示す如く2枚のシンカープレート15間
の2本の針の互いに対面する側面に設ける(図4の
B)、図4のCに示す如く前記と反対側側面に設ける
(図4のC)の4通りとなる。図4の場合では、後述す
る第1の針と第2の針の装着用の溝は共通の1本の針溝
として構成することが可能で、その場合には、前記針間
にスペーサ等を設けることで針相互の干渉を防止させ、
個々の針の進退動作が隣接する針に対して何ら悪影響を
及ぼさないようにすることが必要となる。
【0016】ニードルベッド1の鋭角状先端の下面にシ
ンカープレート嵌合溝16を複数平行に設ける。該溝1
6には先端の方形部分17の一部をニードルベッド1に
係止してなる側面形状が、く字形に屈曲した板状体より
なるシンカープレート15を嵌合し、その基部のフック
18をニードルベッド1の下面に設けた凹欠部19に係
止し、シンカープレート15をニードルベッド1に固定
している。20,21はシンカープレート15に挿通し
たワイヤで、ワイヤ20は歯口部に垂下する編成された
編地のループを係止し、編目係止線として働き、ノック
オーバーのタイミングに関係する。
【0017】シンカープレートは上記の如く固定された
ものではなく、板状体ではあるが、ニードルベッド先端
部において歯口部に対し進退動或いは旋回動により進出
退去できる可動式のものであっても差支えないことは勿
論である。
【0018】シンカープレート15は図2に示す如く針
2本に対し、1枚の割で設けられる。2枚のシンカープ
レート15,15間に位置する2本の針を以後、第1の
針81 ,第2の針82 と称する。2.540mm とし図2に示
す例ではシンカープレート15の両側に位置している針
溝の間隔即ち針の間隔は、針溝同士即ち針同士に隣接し
ている部分の間隔1.693mm より間隔が大となっている
が、針溝の間隔はすべて等間隔とすることも出来る。
【0019】図4は6ゲージの編機を例にその針とシン
カーの配列について幾つかの例を示したものである。こ
の場合1インチ当り3本の針を使用することになり、実
質3ゲージの編機と同じ針間隔になってしまう。そこで
針密度を高めるために、6ゲージ相当の編機において1
2本の針を設けることも行われる。図4のAの場合、図
示されるように使用する針は6ゲージ用の針よりも薄い
ものであって、それに対応して例えば、第1,第2の針
間隔を15ゲージ(1.693mm )相当に、シンカーを挟ん
での第1,第2の針間隔を10ゲージ(2.540mm )相当
に、シンカー間は第1の針同士、第2の針同士の間隔と
同じ6ゲージピッチ(4.233mm )相当とするなどしてい
る。また、装着される針のフックサイズは例えば7ゲー
ジ用のものが使用されており、編成された編地のシンカ
ーループとニードルループのバランスが大きく崩れない
ようにされている。図4のAでは、2枚のシンカー間に
位置する2本の針の間隔と、1枚のシンカーを挟んで隣
接する2本の針の間隔比は1:1.5 としている。同様に
Bは1:1、Cは1:2.8 としている。
【0020】2枚のシンカー間に位置する2本の針の間
隔と、1枚のシンカーを挟んで隣接する2本の針の間隔
の比は1:1以上,1:2.8 以下とするのが望ましい。
即ち、1枚のシンカーを挟んで隣接する2本の針の間隔
が、2枚のシンカー間に位置する2本の針の間隔より狭
くなると、シンカーと針が接近し過ぎシンカーと接しシ
ンカー両側に位置する針にシンカーループが引かれたと
きに、シンカー端縁と針のフックとの間に生じるループ
の屈折が極めて強く糸切れ等の発生の原因ともなり、逆
に前記1枚のシンカーを挟んで隣接する2本の針の間隔
が、2枚のシンカー間に位置する2本の針の間隔より広
くなるとシンカーループの長さが長くなり過ぎ編み斑の
如き外見を生じ風合を損ねる事態となる。
【0021】本発明編機を使用した編地編成方法を次に
説明する。本発明の編機は、後述する如く、頭部を対向
した対のニードルベッドの対向する針に渡って編糸を係
止し編地を編成する際に、一方のニードルベッドの針に
係止したループを一時対向するニードルベッドの針に移
することにより、全ループを一方のニードルベッドの針
に係止する編成手段を講ずることがある。
【0022】図1,2,4のAに示すフロントベッドF
B側とバックベッドBB側のそれぞれの針81 と針82
をシンカー15,15間に配した本発明横編機によっ
て、例えば筒状の1×1リブ編を編成したとする。その
編成過程を図5に示す。筒状の編地であるから前側編地
FFと後側編地BFとをそれぞれ別途編成しなければな
らない。また、前側編地FFと後側編地BFとのそれぞ
れの編地において、表目と裏目を交互に編成しなければ
ならない。その編成手段を次に説明する。
【0023】筒状の1×1リブ編は表側編地FF,裏側
編地BF共に表目と裏目とが1ウエールごとに交互に発
現するために、1ウエールごとに、交互にフロントベッ
ドFBとバックベッドBBの針を用いて編目の形成をし
なければならない。今、表側編地FFがフロントベッド
の針81 F,81 f,81 F,81 f…に裏側編地BF
がバックベッドBBの針82 B,82 b,82 B,82
b…に係止され(図5の)前後の編地FF,BFはフ
ロントベッドFBとバックベッドBBとの間に筒状に垂
下されているとして、表側編地FFの編成から説明す
る。
【0024】表側編地FFの最新コースのループの内表
側編地FF側から見て裏目となる針81 fに係止してい
るループをバックベッドBBの針81 bに移す(図5の
)。そして、フロントベッドFBの第1の針81 Fと
バックベッドBBの第1の針81 bを用いて表側編地F
Fを編成し、上記バックベッドBBの針81 bに係止し
ているループをフロントベッドFBの第1の針81 fに
移し戻す(図5の)。次に裏側編地のBFの編成に移
る。裏側編地BF側から見て裏目となる針82bに係止
しているループをフロントベッドFBの針82 fに移し
(図5の)、フロントベッドFBの第2の針82 fと
バックベッドBBの第2の針82 Bとにより裏側編地B
Fを編成し、上記フロントベッドFBの針82 fに係止
しているループをバックベッドBBの第2の針82 bに
移し戻す(図5の)。以下、上記編成動作を繰り返
す。
【0025】上記編成の順序は、目移し,ニット,目移
しといった編成のシークエンスで編成が行なわれるの
で、例えば、図4のAに示すような針配置とすれば、3
つのカムロックを有するキャリッジを使用し、裏側編地
BFの編成後に第1のカムで図5のの位置から図5の
の位置への裏側編地BFの裏目の目移しと、図5の
の位置から図5のの位置への表側編地FFの裏目の目
移しとを同時に行ない、第2のカムで編目形成動作を、
第3のカムで図5のの位置から図5のの位置への表
側編地FFの裏目の目移しと、図5のの位置から図5
のの位置への裏側編地BFの裏目の目移しを行なえ
ば、キャリッジの1横行動で編目編成上の全ての処理が
完了できる。
【0026】本発明横編機では、2枚のシンカープレー
ト15,15間に第1,第2の2本の針81 ,82 が設
けられてはいるが、該針が編目形成動作をするのは第1
の針81 又は第2の針82 のいずれか一方の針であっ
て、編目形成動作をしている針のフックに係止した編糸
は、該針の両側に位置するシンカー15,15に接する
のみで、休止位置にある編目形成動作をしていない針に
は接しない。
【0027】上記の編成における針81 ,82 とシンカ
ー15と新、旧ループNL,OLとの関係を図2を用い
て説明する。図2に示すフロントベッドFBの第1の針
1Fに給糸され針81 Fが下がりフックに係止した編
糸を旧ループOLにくぐらせ新ループNLを作ったと
き、新ループNLは組になっている第1の針81 Fと第
2の針82 とを挟む2枚のシンカー15aと同15bと
に係止している。そのために従来の装置であれば図2に
一点鎖線で示す第1,第2の針81 F,82 F間に位置
したシンカー15cとシンカー15aとにより鋭角に屈
曲されたシンカーループを構成する編糸が、本発明横編
機ではその屈曲をなくし、シンカー15bと針81 Fと
の間に直線状に伸びシンカーループSLが過大な長さに
なるのを防いでいる。バックベッドの針81 Bでも同様
にシンカーループは大きくならない。
【0028】
【発明の効果】本発明横編機は以下に列挙する効果を有
する。
【0029】本発明横編機にあっては、第1,第2の針
2本に対しシンカープレート1枚の割合で針とシンカー
プレートを交互に設けてあるために、奇数番号針或いは
偶数番号針のみを使用して編成をし、針がニードルルー
プを引き込んだときに、編成動作中の隣接する針のニー
ドルループに連なるシンカーループは、従来の編機にあ
って、一本置きに針を作用し引き込んだとき隣接する作
用針間に連なるシンカーループは2枚のシンカープレー
トと接することになるのとは異なり、本発明横編機にあ
っては、1枚のシンカープレートとしか接することがな
いのでシンカーループの長さを短くすることが出来、ニ
ードルループとシンカーループとの大きさの比を崩すこ
とがない。また、シンカーループが作られるときに、シ
ンカーにより必要以上に引伸されることがないから編成
された編地も、弾性のある編地とすることが出来る。
【0030】隣接するシンカー間に設けた第1,第2の
針をそれぞれ固有の針溝に挿入することにより、第1,
第2の針のそれぞれが互いに干渉することなく適宜の間
隔のもとに設けることが出来る。
【0031】隣接するシンカー間に設けた第1,第2の
針を共通の針溝に挿入することにより、上記両針の間隔
を接近したものとすることが出来、針密度を高めること
が出来細ゲージの編機の製造に有利である。更に、第
1,第2の針を共に2枚のシンカープレート間の中央に
近ずけることが出来る。
【0032】1インチ当りの針数を表すゲージ値に通常
の針数の2倍の針を植えることにより、対向するニード
ルベッドへの目移し編成動作の関係上一側のニードルベ
ッドで1本おきの針を用いて編成しても、所定ゲージ値
に対する編地のウエール数を低下させることなく編地を
編成できる。
【0033】第1,第2の針のフックはそれぞれ同一の
大きさとし、且つ、針間の間隔に比して通常フックより
も大きいサイズとしたため、シンカーループとニードル
ループのバランスを良好に維持出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】A,Bは、本発明横編機のニードルベッドの断
面図である。
【図2】本発明横編機のニードルベッド頭部の拡大平面
図である。
【図3】本発明横編機に使用出来る針を示し、Aは羽根
を有する針、Bは凹陥部を有する針、Cはスライダを有
する針である。
【図4】シンカー間に挿入配置する針の羽根の位置を説
明するための、対向するニードルベッド頭部の概略図で
ある。
【図5】1×1リブ編の編成過程を示す針と編糸との関
係を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ニードルベッド 2 ニードルプレート溝 3 ニードルプレート 7 針溝 8 針 81 第1の針 82 第2の針 13 目移し部材 15 シンカープレート
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年2月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 横編機
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横編機に関する。
【0002】
【従来の技術】頭部を対向して設けた少なくとも一対の
ニードルベッドを用い、編成された編地のループを対向
するニードルベッド間に適宜移し換え、身頃,袖,その
他の部分を一体に編成した所謂無縫製被服を横編機を利
用して編成する方法が開示されている。(特公平3−7
5656号公報・英国特許第2183264号明細書・
特公平4−15301号公報)
【0003】上記特公平3−75656号公報・英国特
許第2183264号明細書には一般的によく知られた
タイプのV型横編機を使用してリブ組織、ガーター組
織、リンクス組織などを含む任意のリンクス柄の筒状編
地を編成するために、ニードルベッド上に並列して設け
られた針の中から例えば奇数番目の針を筒状編地の前側
部分の編成に、偶数番目の針を筒状編地の後側の編地の
編成に使用するように区分けしている。例えばワイドリ
ブからなる筒状編地の前側編地を編成する際には、前側
のニードルベッド上の針に係止された前側編地の編目の
内当該コースで裏目となる編目を柄パターンに従って後
側ニードルベッド上へ目移しするなど、前側編地の編成
のための準備を先ず完了させてから前側編地の当該コー
スの編成を行う。次に後側編地の編成に先立ち、前記後
側ニードルベッドで編まれた前側編地の編目を前側ニー
ドルベッド側へと移し戻すとともに、当該コースで後側
編地の裏目となる編目を前記前側編地の場合と同様パタ
ーンに従って前側ニードルベッドの針へと編目を移した
後に後側編地の編成を行うようにしている。前記した行
程を繰り返し行うことで筒状の編地を形成するようにし
ている。
【0004】特 公平4−15301号公報には、筒状編
地を編成するために2つの実施例が開示されており、そ
の一つは上部ベッドと下部ベッドを前後一対に設けた所
謂“4枚ベッド横編機”によるラグラン袖タイプのプル
オーバーの筒状のセーターの編成方法が開示されてお
り、もう一つの実施例として前後一対のニードルベッド
を有する横編機により針の区分けを行ってセットイン袖
タイプのプルオーバーの筒状セーターの編成方法が開示
されている。
【0005】上記編成方法の如き、前後に対に設けたニ
ードルベッドを有する横編機による編成では、ニードル
ベッド自体の構造を変更することなしに、対向するニー
ドルベッドのそれぞれの選ばれた針のみを使用して筒状
の編地を編成しているために、一つのニードルベッドに
あって隣接するニードルループの間隔は隣接するニード
ル間の間隔よりも大となり、編成された一つのシンカー
ループの大きさは、一つのニードルループの大きさより
も極端に大きくなり編地の風合いを損ねてしまうばかり
か、ニット編地の最大の特徴である伸縮性、特に横方向
の伸縮性を劣化させるという事態が生じた。例えば7ゲ
ージのニードルベッドであれば、隣接する針の間隔は、
3.628mmであるが、1本おきに針を使用すればその
間隔は7.257mmとなる。平編み組織を編成する場合
には隣接する編目間には2枚のシンカーが存在すること
になり、シンカーループの長さは更に長くなり編成の条
件はより悪くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑みて対向する対のニードルベッドを用いて、それぞれ
のニードルベッドを、単独に或いは同時に使用して休止
した針が存在する条件の元で編地を編成したとき、シン
カーループが長大とならず風合いに遜色のない高品位の
編地を編成することの可能な横編機を得ることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】対のニードルベッドをそ
の頭部を対向して設け、ニードルベッド頭部に複数のシ
ンカーを並設し、目移し用部材として羽根,切欠,スラ
イダー等を有する第1,第2の針を前記隣接するシンカ
ー間に設けた共通する或いは別個の針溝に摺動自在に設
けている。上記シンカーは所定のゲージ値に対応する間
隔で設ける。第1,第2の針は一のニードルベッドを通
じて等間隔に交互に設けるか、第1,第2の針それぞれ
は等間隔で設けるがシンカープレートの両側に位置する
2本の第1,第2の針の間隔は他と異ならせて設ける。
また、シンカープレート間に位置する第1,第2の針の
針溝の間隔と、シンカープレートを挟んで隣り合う第
1,第2の針の針溝との間隔の比が1:1乃至1:2.8
とし、第1,第2の針のフックはそれぞれ同一の大きさ
とし、且つ、針間の間隔に比して通常フックよりも大き
いサイズとし、編成された編地のシンカーループがニー
ドルループとほぼ同じ大きさか、或いは極端に大きくな
らないようにする。
【0008】
【作用】ニードルベッド頭部に複数並設したシンカーの
間に針がそれぞれ2本宛設けられている。筒状の編地で
あってリンクス柄等の編地を編成するとき、表目の組織
は前側ニードルベッドで、裏目は後側ニードルベッドで
それぞれ編成するが、そのために1つのウェールのルー
プが、前後のニードルベッド間で目移しされる。しか
も、表側地と裏側地とを対のニードルベッドで編成する
ためには1つのニードルベッドで表側地を編成する針と
裏側地を編成する針とを使い分けなければならず、結果
的に、表又は裏側地のいずれかの編成時に使用出来る針
は1本おきに第1の針か第2の針を使用することにな
り、使用しない針は休止位置をとることになる。
【0009】編成時、作動状態にある第1又は第2の針
が編糸をフックし前コースのニードルループに引き込
み、新ニードルループを作ったとき新ニードルループに
連なるシンカーループは当該針の両側に位置するシンカ
ーに当接するが、当該針と共にシンカー間に位置する第
2又は第1の針との間にはシンカーが設けられていない
ので、作動針直近のシンカーによる編糸の突き出しがな
く、その分シンカーループの形状が大きくなるのを防止
している。上記シンカーループとニードルループの大き
さの差は、第1,第2の針のフックを大きくすることに
よるニードルループの大きさが大となることによっても
少なくなる。
【0010】ニードルベッドに設けたシンカーは所定ゲ
ージ値に対応する間隔を有しており、その間に第1,第
2の針が挿入されている。袋体に畦編等を行なうとき
は、一のコースの編成時に一本おきに針を使用するので
あるから、上記の如く、所定ゲージに対応する針密度の
倍の針をシンカー間に挿入することにより所定ゲージの
ウエール数に対応するウエール数を持つ編地を編成でき
る。
【0011】
【実施例】本発明の実施の一例を図面と共に次に説明す
る。
【0012】 図1にニードルベッド1の縦断面を図2
に一部切除した状態の拡大平面図を示す。本発明横編機
にあっては、ニードルベッド1は、垂直な仮想中心面V
を中心に前後にフロントベッドFBとバックベッドBB
の2枚が山形に頭部を対向して設けられている。フロン
トベッドFBとバックベッドBBのニードルベッド1は
同一の構造を有しているので、以下フロントベッドFB
のニードルベッド1についてその構造を説明する。
【0013】ニードルベッド1に複数の並行したニード
ルプレート溝2を切削し、該ニードルプレート溝2にニ
ードルプレート3を挿入し、ニードルプレート3の下面
に設けた斜の凹欠部4とニードルベット1の上面に設け
た斜の凹欠部5とを合わせ、同凹欠部内にワイヤ6を通
し、かつニードルプレート3とニードルベッド1の尾部
をかしめることにより両者を一体に固定している。ニー
ドルプレート3は厚味の大なるニードルプレート3aと
少なるニードルプレート3bとを交互に配置してある。
これにより、隣接するニードルプレート3,3間に針溝
7を構成し、針8及び、該針8を操作するためのニード
ルジャック9,セレクター10,セレクトジャック11
を摺動自在に挿入する。
【0014】 上記針8は針溝7と交差する方向にニード
ルプレート3に嵌挿した帯金12により針溝7からの脱
落を防止されている。針8は目移し用部材13を設けた
目移し針を使用する。目移し用部材13を有する針8の
例を図3に示す。図3のAに示す針8aは、針本体の側
面に弓形の突出した羽根13aを有するもので、図3の
Bに示す針8bは針本体の側面に凹陥部13bを設けた
もの、図3のCに示すものは、針8c本体の上部に針本
体に対し摺動自在にスライダ13cを設けたものであ
る。図3のAに示す針8aの如く側面に羽根13aを突
出した針8aにあっては、その位置は針本体の右側面で
も左側面でもいずれでも差し支えない。ニードルプレー
ト3には、羽根13がニードルプレート3と当接しな
いように羽根収容溝14が切削され厚味の少なニード
ルプレート3bでは、その溝はニードルプレート3bの
一側から他側まで貫通している。
【0015】 前記、羽根13の位置は、総ての針にお
いて針本体の左或いは右側(図4のA)の同一側面に設
ける、図4のBに示す如く2枚のシンカープレート15
間の2本の針の互いに対面する側面に設ける(図4の
B)、図4のCに示す如く前記と反対側側面に設ける
(図4のC)の4通りとなる。図4の場合では、後述す
る第1の針と第2の針の装着用の溝は共通の1本の針溝
として構成することが可能で、その場合には、前記針間
にスペーサ等を設けることで針相互の干渉を防止させ、
個々の針の進退動作が隣接する針に対して何ら悪影響を
及ぼさないようにすることが必要となる。
【0016】 ニードルベッド1の鋭角状先端の下面にシ
ンカープレート嵌合溝16を複数平行に設ける。該溝1
6には先端の方形部分17の一部をニードルベッド1に
係止してなる側面形状がく字形に屈曲した板状体より
なるシンカープレート15を嵌合し、その基部のフック
18をニードルベッド1の下面に設けた凹欠部19に係
止し、シンカープレート15をニードルベッド1に固定
している。20,21はシンカープレート15に挿通し
たワイヤで、ワイヤ20は歯口部に垂下する編成された
編地のループを係止し、編目係止線として働き、ノック
オーバーのタイミングに関係する。
【0017】シンカープレートは上記の如く固定された
ものではなく、板状体ではあるが、ニードルベッド先端
部において歯口部に対し進退動或いは旋回動により進出
退去できる可動式のものであっても差支えないことは勿
論である。
【0018】 シンカープレート15は図2に示す如く針
2本に対し、1枚の割で設けられる。2枚のシンカープ
レート15,15間に位置する2本の針を以後、第1の
針81 ,第2の針82 と称する。図2に示す例ではシン
カープレート15の両側に位置している針溝の間隔即ち
針の間隔は、2.540mm とし針溝同士即ち針同士隣接して
いる部分の間隔1.693mm より間隔が大となっているが、
針溝の間隔はすべて等間隔とすることも出来る。
【0019】図4は6ゲージの編機を例にその針とシン
カーの配列について幾つかの例を示したものである。こ
の場合1インチ当り3本の針を使用することになり、実
質3ゲージの編機と同じ針間隔になってしまう。そこで
針密度を高めるために、6ゲージ相当の編機において1
2本の針を設けることも行われる。図4のAの場合、図
示されるように使用する針は6ゲージ用の針よりも薄い
ものであって、それに対応して例えば、第1,第2の針
間隔を15ゲージ(1.693mm )相当に、シンカーを挟ん
での第1,第2の針間隔を10ゲージ(2.540mm )相当
に、シンカー間は第1の針同士、第2の針同士の間隔と
同じ6ゲージピッチ(4.233mm )相当とするなどしてい
る。また、装着される針のフックサイズは例えば7ゲー
ジ用のものが使用されており、編成された編地のシンカ
ーループとニードルループのバランスが大きく崩れない
ようにされている。図4のAでは、2枚のシンカー間に
位置する2本の針の間隔と、1枚のシンカーを挟んで隣
接する2本の針の間隔比は1:1.5 としている。同様に
Bは1:1、Cは1:2.8 としている。
【0020】2枚のシンカー間に位置する2本の針の間
隔と、1枚のシンカーを挟んで隣接する2本の針の間隔
の比は1:1以上,1:2.8 以下とするのが望ましい。
即ち、1枚のシンカーを挟んで隣接する2本の針の間隔
が、2枚のシンカー間に位置する2本の針の間隔より狭
くなると、シンカーと針が接近し過ぎシンカーと接しシ
ンカー両側に位置する針にシンカーループが引かれたと
きに、シンカー端縁と針のフックとの間に生じるループ
の屈折が極めて強く糸切れ等の発生の原因ともなり、逆
に前記1枚のシンカーを挟んで隣接する2本の針の間隔
が、2枚のシンカー間に位置する2本の針の間隔より広
くなるとシンカーループの長さが長くなり過ぎ編み斑の
如き外見を生じ風合を損ねる事態となる。
【0021】 本発明編機を使用した編地編成方法を次に
説明する。本発明の編機は、後述する如く、頭部を対向
した対のニードルベッドの対向する針に渡って編糸を係
止し編地を編成する際に、一方のニードルベッドの針に
係止したループを一時対向するニードルベッドの針に移
すことにより、全ループを一方のニードルベッドの針に
係止する編成手段を講ずることがある。
【0022】図2 ,4のAに示すフロントベッドFB側
とバックベッドBB側のそれぞれの針81 と針82 をシ
ンカー15,15間に配した本発明横編機によって、例
えば筒状の1×1リブ編を編成したとする。その編成過
程を図5に示す。筒状の編地であるから前側編地FFと
後側編地BFとをそれぞれ別途編成しなければならな
い。また、前側編地FFと後側編地BFとのそれぞれの
編地において、表目と裏目を交互に編成しなければなら
ない。その編成手段を次に説明する。
【0023】 筒状の1×1リブ編は表側編地FF,裏側
編地BF共に表目と裏目とが1ウエールごとに交互に発
現するために、1ウエールごとに、交互にフロントベッ
ドFBとバックベッドBBの針を用いて編目の形成をし
なければならない。今、図5のに示すように表側編地
FFがフロントベッドの針81 F,81 f,81 F,8
1 f…に裏側編地BFがバックベッドBBの針8
2 B,82 b,82 B,8 2 b…に係止され前後の編地
FF,BFはフロントベッドFBとバックベッドBBと
の間に筒状に垂下されているとして、表側編地FFの編
成から説明する。
【0024】 表側編地FFの最新コースのループの内
表側編地FF側から見て裏目となる針81 fに係止して
いるループをバックベッドBBの針81 bに移す(図5
の)。そして、フロントベッドFBの第1の針81
とバックベッドBBの第1の針81 bを用いて表側編地
FFを編成し、上記バックベッドBBの針81 bに係止
しているループをフロントベッドFBの第1の針81
に移し戻す(図5の)。次に裏側編地のBFの編成に
移る。裏側編地BF側から見て裏目となる針82 bに係
止しているループをフロントベッドFBの針82 fに移
し(図5の)、フロントベッドFBの第2の針82
とバックベッドBBの第2の針82 Bとにより裏側編地
BFを編成し、上記フロントベッドFBの針82 fに係
止しているループをバックベッドBBの第2の針82
に移し戻す(図5の)。以下、上記編成動作を繰り返
す。
【0025】上記編成の順序は、目移し,ニット,目移
しといった編成のシークエンスで編成が行なわれるの
で、例えば、図4のAに示すような針配置とすれば、3
つのカムロックを有するキャリッジを使用し、裏側編地
BFの編成後に第1のカムで図5のの位置から図5の
の位置への裏側編地BFの裏目の目移しと、図5の
の位置から図5のの位置への表側編地FFの裏目の目
移しとを同時に行ない、第2のカムで編目形成動作を、
第3のカムで図5のの位置から図5のの位置への表
側編地FFの裏目の目移しと、図5のの位置から図5
のの位置への裏側編地BFの裏目の目移しを行なえ
ば、キャリッジの1横行動で編目編成上の全ての処理が
完了できる。
【0026】本発明横編機では、2枚のシンカープレー
ト15,15間に第1,第2の2本の針81 ,82 が設
けられてはいるが、該針が編目形成動作をするのは第1
の針81 又は第2の針82 のいずれか一方の針であっ
て、編目形成動作をしている針のフックに係止した編糸
は、該針の両側に位置するシンカー15,15に接する
のみで、休止位置にある編目形成動作をしていない針に
は接しない。
【0027】上記の編成における針81 ,82 とシンカ
ー15と新、旧ループNL,OLとの関係を図2を用い
て説明する。図2に示すフロントベッドFBの第1の針
1Fに給糸され針81 Fが下がりフックに係止した編
糸を旧ループOLにくぐらせ新ループNLを作ったと
き、新ループNLは組になっている第1の針81 Fと第
2の針82 とを挟む2枚のシンカー15aと同15bと
に係止している。そのために従来の装置であれば図2に
一点鎖線で示す第1,第2の針81 F,82 F間に位置
したシンカー15cとシンカー15aとにより鋭角に屈
曲されたシンカーループを構成する編糸が、本発明横編
機ではその屈曲をなくし、シンカー15bと針81 Fと
の間に直線状に伸びシンカーループSLが過大な長さに
なるのを防いでいる。バックベッドの針81 Bでも同様
にシンカーループは大きくならない。
【0028】
【発明の効果】本発明横編機は以下に列挙する効果を有
する。
【0029】本発明横編機にあっては、第1,第2の針
2本に対しシンカープレート1枚の割合で針とシンカー
プレートを交互に設けてあるために、奇数番号針或いは
偶数番号針のみを使用して編成をし、針がニードルルー
プを引き込んだときに、編成動作中の隣接する針のニー
ドルループに連なるシンカーループは、従来の編機にあ
って、一本置きに針を作用し引き込んだとき隣接する作
用針間に連なるシンカーループは2枚のシンカープレー
トと接することになるのとは異なり、本発明横編機にあ
っては、1枚のシンカープレートとしか接することがな
いのでシンカーループの長さを短くすることが出来、ニ
ードルループとシンカーループとの大きさの比を崩すこ
とがない。また、シンカーループが作られるときに、シ
ンカーにより必要以上に引伸されることがないから編成
された編地も、弾性のある編地とすることが出来る。
【0030】隣接するシンカー間に設けた第1,第2の
針をそれぞれ固有の針溝に挿入することにより、第1,
第2の針のそれぞれが互いに干渉することなく適宜の間
隔のもとに設けることが出来る。
【0031】隣接するシンカー間に設けた第1,第2の
針を共通の針溝に挿入することにより、上記両針の間隔
を接近したものとすることが出来、針密度を高めること
が出来細ゲージの編機の製造に有利である。更に、第
1,第2の針を共に2枚のシンカープレート間の中央に
近ずけることが出来る。
【0032】1インチ当りの針数を表すゲージ値に通常
の針数の2倍の針を植えることにより、対向するニード
ルベッドへの目移し編成動作の関係上一側のニードルベ
ッドで1本おきの針を用いて編成しても、所定ゲージ値
に対する編地のウエール数を低下させることなく編地を
編成できる。
【0033】第1,第2の針のフックはそれぞれ同一の
大きさとし、且つ、針間の間隔に比して通常フックより
も大きいサイズとしたため、シンカーループとニードル
ループのバランスを良好に維持出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】A,Bは、本発明横編機のニードルベッドの断
面図である。
【図2】本発明横編機のニードルベッド頭部の拡大平面
図である。
【図3】本発明横編機に使用出来る針を示し、Aは羽根
を有する針、Bは凹陥部を有する針、Cはスライダを有
する針である。
【図4】シンカー間に挿入配置する針の羽根の位置を説
明するための、対向するニードルベッド頭部の概略図で
ある。
【図5】1×1リブ編の編成過程を示す針と編糸との関
係を示す平面図である。
【符号の説明】 1 ニードルベッド 2 ニードルプレート溝 3 ニードルプレート 7 針溝 8 針 81 第1の針 82 第2の針 13 目移し部材 15 シンカープレート

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対のニードルベッドをその頭部を対向し
    て設けた横編機であって、ニードルベッド頭部に複数の
    シンカーを並設し、前記隣接するシンカー間に、目移し
    用部材を有する第1,第2の針を摺動自在に設けたこと
    を特徴とする横編機。
  2. 【請求項2】 隣接するシンカー間に設けた第1,第2
    の針はそれぞれれ固有の針溝に挿入されていることを特
    徴とする請求項1記載の横編機。
  3. 【請求項3】 隣接するシンカー間に設けた第1,第2
    の針は共通の1本の針溝に挿入されていることを特徴と
    する請求項1記載の横編機。
  4. 【請求項4】 対のニードルベッドをその頭部を対向し
    て設けた横編機であって、ニードルベッド頭部に1イン
    チ当たりの針数を表わす所定ゲージ値に対応する間隔で
    複数のシンカーを並設し、該シンカー間に目移し用部材
    を有する第1,第2の針を摺動自在に設けたことを特徴
    とする請求項1記載の横編機。
  5. 【請求項5】 第1,第2の針は、交互に設けられ、か
    つ、第1,第2の針の間隔を等しくしていることを特徴
    とする請求項1乃至請求項4記載の横編機。
  6. 【請求項6】 第1の針及び第2の針はそれぞれ共に等
    間隔で並列されており、かつ、シンカープレート間に位
    置する第1,第2の針の間隔は、シンカープレートを挟
    んで隣接する第1,第2の針の間隔と異ならせたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項4記載の横編機。
  7. 【請求項7】 シンカープレート間に位置する第1,第
    2の針の針溝の間隔と、シンカープレートを挟んで隣り
    合う第1,第2の針の針溝との間隔の比が1:1乃至
    1:2.8 であることを特徴とする請求項4記載の横編
    機。
  8. 【請求項8】 目移し用部材として針本体一側部に羽根
    を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項7記載の
    横編機。
  9. 【請求項9】 第1,第2の針に目移し用部材としての
    羽根を針本体の同一側に設けたことを特徴とする請求項
    8記載の横編機。
  10. 【請求項10】 目移し用部材としての羽根を第1,第2
    の針が互いに針本体の異なる側に設けていることを特徴
    とする請求項8記載の横編機。
  11. 【請求項11】 第1,第2の針のフックはそれぞれ同一
    の大きさとし、且つ、針間の間隔に比して通常フックよ
    りも大きいサイズとし、編成された編地のシンカールー
    プがニードルループとほぼ同じ大きさか、或いは極端に
    大きくならないようにされていることを特徴とする請求
    項1乃至請求項10記載の横編機。
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