JPH09111622A - 編地と、その編成方法 - Google Patents

編地と、その編成方法

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JPH09111622A
JPH09111622A JP26734895A JP26734895A JPH09111622A JP H09111622 A JPH09111622 A JP H09111622A JP 26734895 A JP26734895 A JP 26734895A JP 26734895 A JP26734895 A JP 26734895A JP H09111622 A JPH09111622 A JP H09111622A
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JP
Japan
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knitting
pattern
partial
course
tuck
Prior art date
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Application number
JP26734895A
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English (en)
Inventor
Kenji Murata
賢志 村田
Yumi Miyamoto
由美 宮本
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Tsudakoma Corp
Original Assignee
Tsudakoma Corp
Tsudakoma Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規の実用的な編地デザインを提供する。 【解決手段】 タック編を介して、それぞれ異なる糸
1、2…によるジャカード柄を有する複数の模様領域A
i (i=1、2…)をコース方向に連結し、編地Aを形
成する。編地Aは、互いに独立に駆動可能な複数の給糸
口を有する横編機を用い、隣接する模様領域Ai 、Ai+
1 の一方の糸の全部について部分コースを正方向に編成
し、他方の糸の全部について部分コースを正方向、逆方
向に編成し、一方の糸の全部について逆方向に編成し
て、編成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ジャカード柄を
有する複数の模様領域をコース方向に連結し、模様領域
の境界にタック編による明瞭なインターシャ柄を形成す
ることができる編地と、その編成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】それぞれ異なる糸によるジャカード柄を
有する複数の模様領域Ai (i=1、2…n)をコース
方向に連結してなる編地Aが考えられる(図1)。ただ
し、ここでは、模様領域Ai の数n=4の場合を例示
し、各模様領域Ai には、3本の糸(3i−2)、(3
i−1)、3iによる任意のジャカード柄が表示されて
いるものとする。また、隣接する模様領域Aj (j=i
+1)、Ai の境界Ajiは、模様領域Aj 、Ai に使用
するすべての糸(3j−2)、(3j−1)、3j、
(3i−2)、(3i−1)、3iのタック編を介して
連結し、明瞭なインターシャ柄を形成するものとする。
【0003】しかしながら、かかる編地Aは、従来全く
知られていなかった。キャリッジを利用して給糸口を機
械的に駆動する旧来の横編機は、編地Aの全幅を一度に
編成しなければならないという制約があるために、多数
の糸1、2…3nを扱うことは、キャリッジの無駄な動
きが多くなり、生産性が著るしく低下し、実用性に欠け
るからである。なお、かかる事情は、模様領域Ai の数
nが多くなり、各模様領域Ai ごとに使用する糸の本数
が増大するとき、一層顕著に現われる。
【0004】一方、キャリッジを使用せず、互いに独立
に駆動可能な複数の給糸口を電気的に駆動制御する横編
機が実用化されている(たとえば、特公平1−1285
5号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明の目
的は、かかる従来技術の実情に鑑み、互いに独立に駆動
可能な複数の給糸口を有する横編機を使用することを前
提にして、それぞれ異なる糸によるジャカード柄を有す
る複数の模様領域をコース方向に連結してなる新規の編
地と、その編成方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの出願に係る第1発明の構成は、それぞれ異なる
糸によるジャカード柄を有する複数の模様領域をコース
方向に連結してなり、隣接する模様領域は、タック編を
介して連結することをその要旨とする。
【0007】なお、隣接する模様領域は、その模様領域
に使用する全部または一部の糸のタック編を介して連結
することができる。
【0008】第2発明の構成は、互いに独立に駆動可能
な複数の給糸口を有する横編機によって編地を編成する
に際し、隣接する模様領域の一方の全部の糸について部
分コース(各模様領域を形成し、編地の全幅の一部を構
成するコースをいう、以下同じ)を正方向に編成し、他
方の全部の糸について部分コースを正方向に編成し、他
方の全部の糸について部分コースを逆方向に編成し、一
方の全部の糸について部分コースを逆方向に編成するこ
とをその要旨とする。
【0009】
【作用】かかる第1発明の構成によるときは、コース方
向に連結する複数の模様領域は、それぞれ異なる糸によ
るジャカード柄を有するから、全体は、ウェール方向に
各模様領域に対応する直線状の縦縞柄を形成し、しか
も、各模様領域の内部には、任意のジャカード柄を編成
することができる。なお、各模様領域の境界の位置を所
定の編目分だけ規則正しくコース方向に変化させれば、
斜め縞柄やダイヤ柄を形成することができ、滑らかに変
化させれば、流水状の縦縞柄を形成することができる。
一方、各模様領域の境界は、タック編を介して連結され
ており、明瞭なインターシャ柄が形成されている。
【0010】各模様領域の境界は、隣接する模様領域に
使用する全部の糸のタック編を介して連結することによ
り、連結強度を十分に高めることができ、一部の糸のタ
ック編を介して連結することにより、境界部分が分厚く
なり過ぎる欠点を排除することができる。
【0011】なお、かかる第1発明の編地は、互いに独
立して駆動可能な複数の給糸口を備える横編機によって
編成することを前提としている。
【0012】第2発明の構成によるときは、隣接する模
様領域の一方の全部の糸について部分コースを正方向に
編成し、他方について正方向、逆方向に編成し、一方に
ついて逆方向に編成することにより、給糸口の無駄な動
きを必要最少限に抑え、全体を最も能率よく編成するこ
とができる。ただし、このとき、さらに隣接する他の模
様領域が存在するときは、双方の正方向の編成工程と逆
方向の編成工程との間に、当該他の模様領域の正方向、
逆方向の編成工程を介在させるものとする。また、各模
様領域に使用する全部または一部の糸のタック編を介し
て模様領域を連結するために、隣接する模様領域の境界
部分には、各模様領域の部分コースに先行して、また
は、各模様領域の部分コースに継続して、必要なタック
編を付加させるものとする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0014】編地Aは、複数の模様領域Ai (i=1、
2…n)をコース方向に連結してなる(図1)。なお、
ここでは、模様領域Ai の数n=4であり、各模様領域
Aiは、各模様領域Ai ごとに互いに異なる3本の糸
(3i−2)、(3i−1)、3iにより、任意のジャ
カード柄に編成されている。また、隣接する模様領域A
j (j=i+1)、Ai の境界Ajiは、タック編を介し
て連結されている。
【0015】かかる編地Aは、各模様領域Aj 、Ai に
使用する全部の糸(3j−2)、(3j−1)、3j、
(3i−2)、(3i−1)、3iについて、各部分コ
ースCxyを正方向、正方向、逆方向、逆方向に編成する
ことにより、円滑に編成することができる(図2)。た
だし、このとき使用する編機は、互いに独立に駆動可能
な複数の給糸口を有し、前ベッド、後ベッドを備える横
編機であるものとする。
【0016】図2において、各部分コースCxyの添字x
=1、2…は、複数の部分コースCxyをコース方向に連
結して編地Aの全幅を形成する仮想の全幅コースを想定
するとき、ウェール方向に付した全幅コースの順序番号
を示しており、部分コースCxyが編地Aの全幅コースの
何番目を構成するかを示す指標である。また、添字y=
1、2…4は、各部分コースCxyが模様領域Ai のいず
れに属するかを示す指標である。たとえば、部分コース
C21は、編地A全体の第2コースの一部を構成し、模様
領域A1 に属している。また、部分コースC63は、編地
A全体の第6コースの一部を構成し、模様領域A3 に属
している。
【0017】なお、図2において、時間軸tは、下から
上に表わされている。したがって、各部分コースCxy
は、下に表示されているものが時間的に先きに編成さ
れ、上に表示されているものが後に編成されるものとす
る。また、各部分コースCxyを示す直線の先端の矢印
は、部分コースCxyの編成方向を示し、後端の小さい三
角形は、部分コースCxyの編成開始位置を示している。
さらに、各部分コースCxyを示す直線の中間部に付記す
る数字は、部分コースCxyを編成する際に使用する糸を
示している。
【0018】そこで、図2による編地Aの編成手順は、
次のように解読することができる。
【0019】まず、糸1、2、3を使用して、模様領域
A1 に属する部分コースC11、C21、C31をこの順に正
方向に編成する。なお、このとき、各部分コースC11、
C21、C31は、編成開始位置を境界A21より左側の模様
領域A2 内に定め、境界A21の左側において1目のタッ
ク編Tを先行して付加するものとする。ただし、部分コ
ースC11、C21、C31の各タック編Tは、次に編成する
模様領域A2 の部分コースC12、C22、C32の糸4、
5、6のうち、境界A21に接して表目を形成するものに
対応するものを前タック(前ベッドの針によって形成す
る表目のタック編をいう、以下同じ)とし、裏目を形成
するものに対応するものを後タック(後ベッドの針によ
って形成する裏目のタック編をいう、以下同じ)として
編成するものとする。
【0020】たとえば、部分コースC12の糸4が境界A
21に接して表目を形成するときは、対応する部分コース
C11のタック編Tを前タックとし、他の部分コースC2
1、C31のタック編T、Tを後タックとする。なお、こ
のとき、後タックとする部分コースC21、C31のタック
編T、Tは、後ベッド上において、同一の針を使用して
もよいが、1ピッチ異なる針を使用することが一層好ま
しい。タック編T、Tによる裏目がウェール方向に長く
なることがなく、編組織が局部的に変形するおそれがな
いからである。部分コースC22の糸5が境界A21に接し
て表目を形成するとき、部分コースC32の糸6が境界A
21に接して表目を形成するときは、それぞれ、対応する
部分コースC21、C31のタック編Tを前タックとすれば
よい。
【0021】なお、最初の部分コースC11の編成を開始
するに当り、後続する部分コースC21、C31を編成する
ために糸2、3を導糸する各給糸口は、境界A21の十分
左側に退避させておくものとする。部分コースC21を編
成開始するとき、後続する部分コースC31に対応する給
糸口も、同様に左側に退避させるものとする。
【0022】このようにして、模様領域A1 に属する部
分コースC11、C21、C31の編成工程が完了したら、全
く同様にして、模様領域A2 に属する部分コースC12、
C22、C32をこの順に正方向に編成する。なお、このと
き、部分コースC12、C22、C32に先行して付加するタ
ック編T、T…も、先きの部分コースC11、C21、C31
に付加するタック編T、T…に準じて、前タック、後タ
ックの別を選択すればよい。すなわち、次に編成する模
様領域A3 に属する部分コースC13、C23、C33に使用
する糸7、8、9のいずれが境界A32に接して表目を形
成するかにより、対応するものを前タックに選択し、対
応しないものを後タックに選択すればよい。
【0023】つづいて、同様にして、模様領域A3 に属
する部分コースC13、C23、C33を正方向に編成し、さ
らに、模様領域A4 に属する部分コースC14、C24、C
34を正方向に編成する。ただし、部分コースC14、C2
4、C34の編成開始位置の左側には、他の模様領域が存
在しないから、部分コースC14、C24、C34は、タック
編を先行させる必要がない。
【0024】次いで、模様領域A4 に属する部分コース
C44、C54、C64をこの順に逆方向に編成するが、この
ときの編成開始位置は、境界A43の右側の模様領域A3
内において、タック編T、T…を先行させる。以下、同
様にして、模様領域A3 に属する部分コースC43、C5
3、C63、模様領域A2 に属する部分コースC42、C5
2、C62、模様領域A1 に属する部分コースC41、C5
1、C61をこの順に逆方向に編成し、全体の編成工程を
一順させることができる。すなわち、以下、同様の編成
工程を繰り返すことにより、編地Aを編成することがで
きる。
【0025】なお、各模様領域Ai において任意のジャ
カード柄を編成するために、各部分コースCxyは、模様
領域Ai 内のそれぞれの編成工程において、その全部ま
たは一部の所定の編目位置に表目を編成すればよい。
【0026】また、各部分コースCxyは、前ベッド、後
ベッド上の各針が針ごとに設けるアクチュエータを介し
て独立に駆動可能であるとき、それぞれの針の運動パタ
ーンが互いに干渉せず、各部分コースCxyの編成順序が
乱れない限り、時間的に並行してそれぞれの編成工程を
実行してもよい。たとえば、部分工程C11の編成を開始
したら、その完了を待たずに次の部分工程C21の編成を
開始してもよく、さらに、その完了を待たずに次の部分
工程C31の編成を開始してもよい。また、模様領域A1
に属する部分コースC11、C21、C31の編成工程がすべ
て完了するのを待たずに、次の模様領域A2 に属する部
分コースC12、C22、C32の編成工程を順に開始しても
よく、以下同様にして、後続の部分コースCxyの編成開
始時期を順に前倒しすることができる。
【0027】このようにして編成する編地Aは、隣接す
る模様領域Aj 、Ai に着目するとき、一方の模様領域
i の全部の糸(3i−2)、(3i−1)、3iについ
て部分コースCxyを正方向に編成し、他方の模様領域A
j の全部の糸(3j−2)、(3j−1)、3jについ
て部分コースCxyを正方向、逆方向に編成し、さらに、
一方の模様領域Ai の全部の糸(3i−2)、(3i−
1)、3iについて部分コースCxyを逆方向に編成する
ことにより、全体の編成工程が組み立てられている。た
だし、模様領域Aj のさらに逆方向側に他の模様領域A
j+1 が存在するときは、双方の模様領域Aj 、Ai を正
方向、逆方向に編成する各編成工程の中間工程として、
他の模様領域Aj+1 の正方向、逆方向の編成工程が介在
されている。
【0028】また、編地Aの隣接する模様領域Aj 、A
i の境界Ajiにおいて、双方の模様領域Aj 、Ai に使
用する全部の糸(3j−2)、(3j−1)、3j、
(3i−2)、(3i−1)、3iのタック編T、T…
を介して模様領域Aj 、Ai が連結されている。そこ
で、隣接する模様領域Aj 、Ai は、境界Ajiの部分に
おいて、明瞭なインターシャ柄を形成するとともに、強
力に連結することができる。また、編地Aを編成するに
当り、各糸(3i−2)、(3i−1)、3iを導糸す
る各給糸口は、無駄な動きを最少限に抑え、全体として
の編成能率を最大に高めることができる。
【0029】
【他の実施の形態】隣接する模様領域Aj 、Ai は、境
界Ajiにおいて、模様領域Aj 、Ai に使用する糸(3
j−2)、(3j−1)、3j、(3i−2)、(3i
−1)、3iの一部のタック編T、T…を介して連結す
ることができる(図3)。
【0030】たとえば、図3において、模様領域A2 、
A1 は、境界A21において、模様領域A1 の部分コース
C11、C21に使用する糸1、2、模様領域A2 の部分コ
ースC42、C62に使用する糸4、6のタック編T、T…
を介して連結されており、模様領域A3 、A2 は、境界
A32において、模様領域A2 の部分コースC12、C22に
使用する糸4、5、模様領域A3 の部分コースC43、C
63に使用する糸7、9のタック編T、T…を介して連結
されている。なお、このようにして模様領域Aj 、Ai
の連結に使用するタック編T、T…は、前タックを使用
せず、後タックのみを使用することが好ましい。タック
編Tの糸が表目として模様領域Aj 、Ai 内に存在する
と、インターシャ柄の色調を害することがあり得るから
である。ただし、図3において、タック編Tは、各3本
の糸(3j−2)、(3j−1)、3j、(3i−
2)、(3i−1)、3iのうちの各2本に先行して付
加させるに代えて、各1本のみに付加させてもよい。
【0031】模様領域Aj 、Ai を連結するためのタッ
ク編T、T…は、各部分コースCxyに先行して付加する
に代えて、各部分コースCxyに継続して付加してもよい
(図4)。ただし、このときの各タック編Tは、対応す
る先行の部分コースCxyの糸が境界Ajiに接して表目を
形成するか否かにより、前タック、後タックの別を選択
するものとする。たとえば、図4において、部分コース
C12に付加するタック編Tは、対応する先行の部分コー
スC11の糸1が境界A21に接して表目を形成するとき、
前タックに選択し、それが裏目を形成するとき、後タッ
クに選択するものとする。
【0032】なお、図4の形態は、図3にならって、模
様領域Aj 、Ai に使用する糸(3j−2)、(3j−
1)、3j、(3i−2)、(3i−1)、3iの各一
部のタック編T、T…を介して連結することができる
(図5)。また、以上の各形態を適宜混合して適用する
ことにより、境界Ajiの両側の模様領域Aj 、Ai の双
方に使用する各一部の糸のタック編T、T…を介して連
結してもよい(図6)。
【0033】以上の説明において、編地Aを形成する模
様領域Ai の数nは、2以上の任意にとることができ
る。また、各模様領域Ai に使用する糸の数も、2以上
の任意に定めることができ、しかも、模様領域Ai ごと
に、使用する糸の数が異なっていてもよい。このとき、
隣接する他の模様領域Aj に対応する部分コースCxyを
見出すことができない部分コースは、模様領域Aj 、A
i の連結に使用しないでおけばよい。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この出願に係る第
1発明によれば、タック編を介して複数の模様領域をコ
ース方向に連結することによって、各模様領域は、それ
ぞれ異なる糸による任意のジャカード柄を編成すること
ができ、しかも、編地全体が不当に分厚くなることがな
い上、各模様領域の境界は、各模様領域がタック編を介
して連結されていることにより、明瞭なインターシャ柄
を形成することができるから、極めて多様性に富む新規
の実用的な編地デザインを提供することができるという
優れた効果がある。
【0035】第2発明によれば、隣接する模様領域の一
方の全部の糸について部分コースを正方向に編成し、他
方の全部の糸について部分コースを正方向、逆方向に編
成し、一方の全部の糸について部分コースを逆方向に編
成することによって、各給糸口の無駄な動きを必要最少
限に抑えることができるから、第1発明に係る編地を能
率よく編成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成説明図
【図2】 編成工程説明図(1)
【図3】 編成工程説明図(2)
【図4】 編成工程説明図(3)
【図5】 編成工程説明図(4)
【図6】 編成工程説明図(5)
【符号の説明】
A…編地 Ai (i=1、2…)、Aj (j=i+1)…模様領域 Aji(j=1、2…、i=1、2…)…境界 T…タック編 3i−2、3i−1、3i(i=1、2…)…糸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ異なる糸によるジャカード柄を
    有する複数の模様領域をコース方向に連結してなり、隣
    接する前記模様領域は、タック編を介して連結すること
    を特徴とする編地。
  2. 【請求項2】 隣接する前記模様領域は、該模様領域に
    使用する全部の糸のタック編を介して連結することを特
    徴とする請求項1記載の編地。
  3. 【請求項3】 隣接する前記模様領域は、該模様領域に
    使用する一部の糸のタック編を介して連結することを特
    徴とする請求項1記載の編地。
  4. 【請求項4】 互いに独立に駆動可能な複数の給糸口を
    有する横編機によって編地を編成するに際し、隣接する
    模様領域の一方の全部の糸について部分コースを正方向
    に編成し、他方の全部の糸について部分コースを正方向
    に編成し、他方の全部の糸について部分コースを逆方向
    に編成し、一方の全部の糸について部分コースを逆方向
    に編成することを特徴とする編地の編成方法。
JP26734895A 1995-10-16 1995-10-16 編地と、その編成方法 Pending JPH09111622A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000063475A1 (fr) * 1999-04-20 2000-10-26 Shima Seiki Mfg., Ltd. Tissu tricote et son procede de tricotage
WO2008081578A1 (ja) * 2006-12-27 2008-07-10 Shima Seiki Mfg., Ltd. 経糸挿入可能な横編機での編地編成方法およびデザイン装置

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