JPH07257612A - 樹脂製容器 - Google Patents
樹脂製容器Info
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- JPH07257612A JPH07257612A JP6056252A JP5625294A JPH07257612A JP H07257612 A JPH07257612 A JP H07257612A JP 6056252 A JP6056252 A JP 6056252A JP 5625294 A JP5625294 A JP 5625294A JP H07257612 A JPH07257612 A JP H07257612A
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- Japan
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- container
- mouth tube
- tip
- face
- sealing
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Abstract
の低下を防止する。 【構成】 口筒部11の先端面12とシール面17を環
状の凸曲面18によって接続する。凸曲面18は、曲率
半径Ra の第1曲面18aと、第1曲面18aとシール
面17とを結ぶ曲率半径Rb の第2曲面18bと、第1
曲面18aと先端面12とを結ぶ曲率半径Rc の第3曲
面18c、とからなる(Ra 》Rb >Rc)。第1曲面
18aは、その仮想延長面が先端面12及びシール面1
7の各仮想延長面と交差するように配す。第2曲面18
bはシール面17と第1曲面18aとに内接する円弧面
で形成する。第3曲面18cは先端面12と第1曲面1
8aとに内接する円弧面で形成する。
Description
の容器に関するものである。
の孔部に栓体を嵌入し、栓体の外周面を孔部の内周面に
密接させてシールする構造のものがある。
る前の空の状態において、多数の容器をばら積みして搬
送したり、箱にばら詰めしたりする場合がある。このよ
うな取り扱いをすると、容器同士がぶつかって、口筒部
が損傷することがある。
た状態を示しており、この図で(A)(B)(C)の順
に、両容器が直角に近い状態でぶつかる様子を表してい
る。このように、口筒部同士がぶつかると、一方の口筒
部の孔部の開口端に他方の口筒部の先端が衝突して、前
記孔部の開口端を押し潰す。
に示すように、口筒部50の先端面51とシール面52
とを、これら両面に内接する環状凸曲面53で接続して
いた。そのため、衝突により孔部54の開口端が押し潰
されると、図13から図15に示すように、その圧壊突
起55が孔部54のシール面52よりも内方に突出する
ことが多かった。尚、図13、図14、図15の順に、
両容器が直角に近い状態でぶつかる様子を表している。
と、その後、孔部54に栓体を嵌入した時に、圧壊突起
55によって栓体のシール部が傷付き、シール性能が低
下する場合があった。
鑑みてなされたものであり、口筒部の開口端が損傷して
もシール性能が低下しない樹脂製容器を提供することを
目的とする。
するために、以下の手段を採用した。
部(11)を有する樹脂製の容器であり、口筒部(11)の孔部
(16)に栓体(30)が嵌入可能になっていて、前記孔部(16)
の内周面の一部が栓体(30)に対するシール面(17)になっ
ている容器(10)である。そして、第1の発明では、口筒
部(11)の先端面(12)と前記シール面(17)とを、前記先端
面(12)に交差する環状凸曲面(18a)で連ねた。
部(11)を有する樹脂製の容器であり、口筒部(11)の孔部
(16)に栓体(30)が嵌入可能になっていて、前記孔部(16)
の内周面の一部が栓体(30)に対するシール面(17)になっ
ている容器(10)である。そして、第2の発明では、前記
孔部(16)の開口端に段部(20)を設け、この段部(20)の内
径を前記シール面(17)の内径よりも大きくした。
としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン
ナフタレート、ポリアクリロニトリル、環状ポリオレフ
ィン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチロー
ル、ポリカーボネート等を例示することができる。
を問わず有効である。
例えば、化粧品や薬品や食品等を収容する容器に好適で
ある。
孔部(16)の開口端が潰れて圧壊突起(40)が生じても、圧
壊突起(40)が孔部(16)のシール面(17)よりも内方に突出
する可能性が非常に少なくなる。したがって、圧壊突起
(40)が生じた後、口筒部(11)に栓体(30)を嵌入しても栓
体(30)のシール部(35)が損傷しなくなり、所期のシール
性能が発揮される。
器(10)では、孔部(16)の開口端が潰れて圧壊突起(40)が
生じても、圧壊突起(40)はほぼ段部(20)内に収まり、孔
部(16)のシール面よりも内方に突出する可能性が非常に
少なくなる。したがって、圧壊突起(40)が生じた後、口
筒部(11)に栓体(30)を嵌入しても栓体(30)のシール部が
損傷しなくなり、所期のシール性能が発揮される。
面に基いて説明する。
に係る容器の実施例を示すものである。図5は容器に栓
体を装着した状態を示す全体正面図であり、図6は容器
と栓体の嵌合部を拡大して示す縦断面図である。
製で略円筒状をなし、上端に口筒部11を備えている。
この口筒部11に、ポリエチレン製で円筒状のキャップ
(栓体)30が着脱可能になっている。
環状の係合凸部14が突出形成されている。又、口筒部
11の外周面であって前記係合突起14よりも上方に
は、周方向に180度隔てた位置に、三角形状に突出し
た一対の突出部15,15が形成されている。
る。口筒部11の孔部16の内周面は、口筒部11の先
端面12からA寸法離れた位置から下側がシール面17
になっていて、先端面12とシール面17は環状の凸曲
面18によって連なっている。
8aと、第1曲面18a とシール面17とを結ぶ曲率半
径Rb の第2曲面18bと、第1曲面18aと先端面1
2とを結ぶ曲率半径Rc の第3曲面18c、とからな
る。ここで、曲率半径Ra は曲率半径Rb 及び,曲率半
径Rc に比べて十分に大きく、曲率半径Rb は曲率半径
Rc よりも大きい(Ra 》Rb >Rc )。
面12及びシール面17の各仮想延長面と交差するよう
に配されている。第2曲面18bはシール面17と第1
曲面18aとに内接する円弧面で形成されている。第3
曲面18cは先端面12と第1曲面18aとに内接する
円弧面で形成されている。
垂直方向の寸法Aと、シール面17から第3曲面18c
の外縁までの水平方向の寸法Bと、口筒部11の先端部
の肉厚寸法tと、シール面17の内径dは、次のように
設定されている。
キャップ30の周壁部31の内側には、容器10の孔部
16に嵌入される有底の突出部32が形成されていて、
周壁部31と突出部32の間が、容器10の口筒部11
の先部が嵌入する環状の溝穴部33になっている。
のリブ34が環状に突出形成され、溝穴部33の突出部
32側の内周面に一対のシール用のリブ35,35が環
状に突出形成されている。リブ34は口筒部11の先端
面12に密接し、リブ35は孔部16のシール面17に
密接してシールする。尚、リブ35は1本でも構わな
い。
面には、容器10の鍔部13と係合凸部14との間に挿
入されて係合凸部14に掛止可能な3本の突起36が突
出形成されている。
180度隔てた位置に、逆三角形状に突出した一対の突
出部37,37が形成されている。このキャップ30
は、次のようにして容器10から取り外すことができ
る。口筒部11に嵌合した状態でキャップ30を回転す
ると、容器10の突出部15,15とキャップ30の突
出部37,37が当接摺動し、そのカム作用によってキ
ャップ30が上方に押し上げられ、キャップ30の突起
36が容器10の係合凸部14を乗り越えて、キャップ
30の嵌合状態が解除される。引き続きキャップ30を
持ち上げて突出部32を孔部16から引き抜くと、孔部
16が開放される。
10だけを空の状態で搬送等している時に、容器10の
口筒部11同士がぶつかるなどして、図2から図4に示
すように孔部16の開口端内縁が押し潰されて圧壊突起
40が生じることがある。
12とシール面17との間に第1曲面18aを有してい
るので、圧壊突起40がシール面17よりも内方に突出
することがない。
る容器10にキャップ30を装着する際に、圧壊突起4
0がキャップ30のシール用のリブ35,35を損傷す
ることがない。
口端が潰れて圧壊突起40が生じても、容器10のシー
ル面17とキャップ30の突出部32との間を確実にシ
ールすることができる。
を表しており、図2、図3、図4の順に、容器同士が直
角に近い状態でぶつかる様子を表している。
を参照して第2の発明に係る容器について説明する。こ
の実施例の容器10が前述第1実施例の容器10と相違
する点は、口筒部11の先部の形状にあり、それ以外の
構成は第1実施例のものと全く同じである。
る。口筒部11の孔部16には、その開口端側に円環状
の段部20が設けられている。段部20は口筒部11の
先端面12からH寸法までストレートに延びており、そ
の内径Dはシール部17の内径dよりも大きくされてい
る。
21によって連なっている。凸曲面21は、大きな曲率
半径Rd からなる第1曲面21aと、小さな曲率半径R
e からなる第2曲面21bで構成されている。
面11a及びシール面17の各仮想延長面と交差するよ
うに配されている。第2曲面21bはシール面17と第
1曲面21aとに内接する円弧面で形成されている。
垂直方向の寸法Aと、シール面17から段部20までの
水平方向の寸法Bと、段部20の垂直方向の奥行き寸法
Hと、口筒部11の先端部の肉厚寸法tと、シール面1
7の内径dは、次のように設定されている。
部11同士がぶつかるなどして、図8から図10に示す
ように孔部16の開口端内縁が押し潰され圧壊突起40
が生じることがある。しかしながら、この容器10の場
合には、生じた圧壊突起40がほぼ段部20内に収ま
り、シール面17よりも内方に突出することがない。
る容器10にキャップ30を装着する際に、圧壊突起4
0がキャップ30のシール用のリブ35,35を損傷す
ることがない。
口端が潰れて圧壊突起40が生じても、容器10のシー
ル面17とキャップ30の突出部32との間を確実にシ
ールすることができる。
を表しており、図6、図7、図8の順に、容器同士が直
角に近い状態でぶつかる様子を表している。
口筒部の先端面と孔部のシール面とを、前記先端面に交
差する環状凸曲面で連ねたことにより、あるいは、孔部
の開口端に、前記シール面の内径よりも大きい内径を有
する段部を設けたことによって、口筒部の開口端内縁が
潰れて圧壊突起が生じても、栓体のシール部を損傷させ
ずに済み、所期のシール性能を発揮することができると
いう優れた効果が奏される。
図であり、口筒部の先部の拡大縦断面図である。
れた状態を示す拡大縦断面図である。
れた状態を示す拡大縦断面図である。
れた状態を示す拡大縦断面図である。
示す全体正面図である。
縦断面図である。
図であり、口筒部の先部の拡大縦断面図である。
れた状態を示す拡大縦断面図である。
れた状態を示す拡大縦断面図である。
潰れた状態を示す拡大縦断面図である。
である。
る。
す縦断面図である。
す縦断面図である。
す縦断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 口筒部(11)を有し、この口筒部(11)の孔
部(16)に栓体(30)が嵌入可能になっていて、前記孔部(1
6)の内周面の一部が栓体(30)に対するシール面(17)にな
っている樹脂製の容器において、前記口筒部(11)の先端
面(12)と前記シール面(17)とを、前記先端面(12)に交差
する環状凸曲面(18a)で連ねたことを特徴とする樹脂製
容器(10)。 - 【請求項2】 口筒部(11)を有し、この口筒部(11)の孔
部(16)に栓体(30)が嵌入可能になっていて、前記孔部(1
6)の内周面の一部が栓体(30)に対するシール面(17)にな
っている樹脂製の容器において、前記孔部(16)の開口端
に、前記シール面(17)の内径よりも大きい内径を有する
段部(20)を設けたことを特徴とする樹脂製容器(10)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06056252A JP3113488B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 樹脂製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06056252A JP3113488B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 樹脂製容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257612A true JPH07257612A (ja) | 1995-10-09 |
JP3113488B2 JP3113488B2 (ja) | 2000-11-27 |
Family
ID=13021900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06056252A Expired - Fee Related JP3113488B2 (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 樹脂製容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113488B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170409A (ja) * | 2003-12-09 | 2005-06-30 | Toppan Printing Co Ltd | 包装容器 |
JP2015131666A (ja) * | 2014-01-14 | 2015-07-23 | 大日本印刷株式会社 | プリフォームおよびプラスチックボトル |
WO2015181978A1 (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-03 | サントリーホールディングス株式会社 | 容器口部 |
WO2018235604A1 (ja) * | 2017-06-23 | 2018-12-27 | サントリーホールディングス株式会社 | 容器口部、容器口部を備える樹脂製容器、及び容器口部を備えるプリフォーム |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP06056252A patent/JP3113488B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018235604A1 (ja) * | 2017-06-23 | 2018-12-27 | サントリーホールディングス株式会社 | 容器口部、容器口部を備える樹脂製容器、及び容器口部を備えるプリフォーム |
JP2019006448A (ja) * | 2017-06-23 | 2019-01-17 | サントリーホールディングス株式会社 | 容器口部、容器口部を備える樹脂製容器、及び容器口部を備えるプリフォーム |
CN110740940A (zh) * | 2017-06-23 | 2020-01-31 | 三得利控股株式会社 | 容器口部、具备容器口部的树脂制容器、及具备容器口部的预成形件 |
EP3643632A4 (en) * | 2017-06-23 | 2021-04-21 | Suntory Holdings Limited | CONTAINER MOUTH, RESIN CONTAINER WITH CONTAINER MOUTHING AND PREFORM WITH CONTAINER MOUTHING |
US11518570B2 (en) | 2017-06-23 | 2022-12-06 | Suntorv Holdings Limited | Container spout portion, resin made container having the container spout portion and preform having the container spout portion |
AU2018288101B2 (en) * | 2017-06-23 | 2023-12-07 | Suntory Holdings Limited | Container spout portion, resin made container having the container spout portion and preform having the container spout portion |
Also Published As
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---|---|
JP3113488B2 (ja) | 2000-11-27 |
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