JP2004268962A - ワンピース口栓 - Google Patents
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Abstract
【課題】開封するときに、キャップをスパウトから容易に分離ができ、分離したキャップでスパウトを再封止したときに、破断バリによる密封性への影響がなく、破断バリで指を傷めることがなく、流通過程における商品のバージン性を確保するワンピース口栓を提供する。
【解決手段】スパウト100 の注出筒の上端面内周端に、垂直な環状薄肉脆弱部300 を介して、反転状態のキャップ200 の天板を接続するワンピース口栓10であり、スパウトは、フランジに、上方の外周径が下方の外周径よりも小さい二段の注出筒130 を立設し、上方の注出筒の外周面に雄ネジを形成し、キャップは、環状薄肉脆弱部より内側の中央天板220 を、環状薄肉脆弱部より高い段差を設けてスパウト内へ突設し、周壁の外周面に縦の細かいローレット目232 を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】スパウト100 の注出筒の上端面内周端に、垂直な環状薄肉脆弱部300 を介して、反転状態のキャップ200 の天板を接続するワンピース口栓10であり、スパウトは、フランジに、上方の外周径が下方の外周径よりも小さい二段の注出筒130 を立設し、上方の注出筒の外周面に雄ネジを形成し、キャップは、環状薄肉脆弱部より内側の中央天板220 を、環状薄肉脆弱部より高い段差を設けてスパウト内へ突設し、周壁の外周面に縦の細かいローレット目232 を形成する。
【選択図】図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体用紙容器などの容器の注出位置に突設し、キャップとスパウトとが開封するときに分離可能に一体となっているワンピース口栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワンピース口栓(10)としては、図11に示すように、スパウト(200)の注出筒(220)の上端に、キャップ(100)を反転状態で、接続部にV字状のカット溝(223)を形成して一体成形したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−229566号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来のワンピース口栓は、開封するためキャップをスパウトから分離しようとしたときに、接続部にV字状のカット溝が形成されているが肉厚のため切断しにくく、スパウトの注出筒の上端に残る破断バリがキャップの密封性を損なうことがあり、また、キャップの天板上面に残る破断バリで、キャップの取り扱い中に、指などを傷めることなどがあった。
【0005】
本発明は、上述の従来のワンピース口栓の問題を解決したものであり、開封するときに、キャップをスパウトから容易に分離ができ、分離したキャップでスパウトを再封止したときに、破断バリによる密封性への影響がなく、また、破断バリで指を傷めることがなく、そのうえ、流通過程における商品のバージン性を確保するワンピース口栓を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の第1の発明は、スパウトの注出筒の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部を介して、反転状態のキャップの天板を接続するワンピース口栓であって、前記スパウトは、フランジ上に、上方の注出筒の外周径が下方の注出筒の外周径よりも小さく、段差をもって接続する二段の注出筒を立設し、前記上方の注出筒の外周面に前記キャップとの雄ネジを形成し、前記キャップは、前記環状薄肉脆弱部より内側の中央天板を、前記環状薄肉脆弱部より高い段差を設けて前記スパウト内へ突設し、周壁の外周面に縦の細かいローレット目を形成したことを特徴とするワンピース口栓である。
【0007】
次に、本発明の第2の発明は、前記雄ネジが、多条ネジであることを特徴とする第1の発明に記載のワンピース口栓である。
【0008】
次に、本発明の第3の発明は、スパウトの注出筒の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部を介して、反転状態のキャップの天板を接続するワンピース口栓であって、前記スパウトは、フランジ上に、環状台座部を設け、この環状台座部に、外周面に前記キャップとの雄ネジを形成する注出筒を立設し、前記キャップは、前記環状薄肉脆弱部より内側の中央天板を、前記環状薄肉脆弱部より高い段差を設けて前記スパウト内へ突設し、周壁の外周面に縦の大きいローレット目を形成したことを特徴とするワンピース口栓である。
【0009】
次に、本発明の第4の発明は、スパウトの注出筒の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部を介して、反転状態のキャップの天板を接続するワンピース口栓であって、前記スパウトは、フランジ上に、環状台座部を設け、この環状台座部に、外周面に前記キャップとの雄ネジを形成する注出筒を立設し、前記キャップは、前記環状薄肉脆弱部より内側の中央天板を、前記環状薄肉脆弱部より高い段差を設けて前記スパウト内へ突設し、周壁の外周面に、複数個の縦の回転用突起を周方向へ等間隔に突設したことを特徴とするワンピース口栓である。
【0010】
そして、本発明の第5の発明は、前記環状薄肉脆弱部のパーティングライン上の外側に、破断誘発突起を設けたことを特徴とする第1乃至第4の発明に記載のワンピース口栓である。
【0011】
【作用】
本発明のワンピース口栓(10)は、図1(a)、図4(a)及び図6(a)に示すように、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面内周側端に、反転状態のキャップ(200)の天板(210)を、垂直な環状薄肉脆弱部(300)を介して接続しているため、口栓を開封するときに、キャップの周壁(230)の外周面に形成されているローレット目(232)又は回転用突起(233)によりキャップを回転すると、キャップ(200)とスパウト(100)とを接続している環状薄肉脆弱部(300)が破断し、キャップをスパウトから容易に分離することができる。
【0012】
また、本発明のワンピース口栓は、キャップをスパウトから環状薄肉脆弱部を破断して分離したときに、図3に示すように、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面とキャップ(200)の天板(210)とに環状薄肉脆弱部の破断バリ(301と302)が発生するが、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面の破断バリ(301)は、注出筒上端面の内周側端に発生し、分離したキャップ(100)でスパウト(200)を再封止したときに、キャップのスパウトの注出筒(130)の上端面のほぼ中央位置で周方向に密着するコンタクト封止リング(211)とスパウトの注出筒の先端部内周面に密着するインナー封止リング(212)との間にあるため、キャップのスパウトへの密封性には影響を及ぼすことがない。また、キャップ(200)の天板(210)の破断バリ(302)は、突起する中央天板(220)の外周近接位置に発生し、中央天板(220)の高さが破断バリ(302)の高さより高いため、キャップの取り扱い中に、破断バリ(302)が指などに強く触れることがなく、指などを傷めることがない。
【0013】
また、図1(a)、図4(a)又は図6(a)に示す本発明のワンピース口栓(10)を口栓取付孔(21)に取り付けた液体用紙容器(20)に内容物を密封した商品は、反転状態のキャップ(200)の天板(210)が、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部(300)を介して接続されているため、流通過程における商品のバージン性を外観から目視により容易に確認することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のワンピース口栓の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
実施形態1のワンピース口栓(10)は、図1(a)及び図2(a)に示すように、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面内周側端に、反転状態のキャップ(200)の天板(210)を、キャップを回転したときに破断可能な厚みをもつ垂直な環状薄肉脆弱部(300)を介して接続するものである。スパウトは、フランジ(110)の内周側端上に、上方の注出筒(130a)の外周径が下方の注出筒(130b)の外周径よりも小さく、段差(131)をもって接続する二段の注出筒(130)を立設し、キャップを螺着する上方の注出筒(130a)の外周面上方に、スパウトとの雄ネジ(132)を一回転以下の二条ネジで形成し、下方の注出筒(130b)の外周面下方に、容器(20)の口栓取付孔(21)に取り付けるときに必要となる4個の仮止突起(133)を周方向へ等間隔に突設するものである。そして、反転状態のキャップは、天板(210)の外周側内面にスパウトの注出筒の先端面に密接するコンタクト封止リング(211)を設け、このコンタクト封止リングの内側にスパウトの注出筒の先端部内周面に密接するインナー封止リング(212)を設け、環状薄肉脆弱部(300)より内側の中央天板(220)を、環状薄肉脆弱部より高い段差を設けてスパウト内へ突設し、周壁(230)の内周面に、キャップとの雌ネジ(231)を一回転以下の二条ネジで形成し、周壁の外周面に、縦の細かいローレット目(232)を形成するものである。
【0015】
容器の注出位置に取り付けた実施形態1のワンピース口栓は、容器を開封するときに、キャップのローレット目に指を掛けてキャップを回転させて、キャップとスパウトを接続する環状薄肉脆弱部を破断して、キャップをスパウトから分離して容器を開封する。そして、内容物を注出したのち、図1(b)及び図2(b)に示すように、キャップ(200)をスパウト(100)の上方の注出筒(130a)に螺着させて、容器(20)を再封止するものである。キャップは、図1(b)に示すように、スパウトの上方の注出筒(130a)だけに螺着させるため、キャップの高さが比較的に低くなる。このため、キャップの雄ネジ(132)の上下方向の形成幅を小さくし、しかも、安定させて螺着するために、必要に応じて、多条ネジを用いるものである。また、キャップを回転するときに、指でしっかり掴むため、図2(b)に示すように、キャップ(200)の外周面に、縦の細かいローレット目(232)を形成するものである。
【0016】
実施形態2のワンピース口栓(10)は、図4(a)及び図5(a)に示すように、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面内周側端に、反転状態のキャップ(200)の天板(210)を、キャップを回転したときに破断可能な厚みをもつ垂直な環状薄肉脆弱部(300)を介して接続するものである。スパウトは、フランジ(110)の内周側端上に、容器(20)の口栓取付孔(21)に取り付けるときに必要となる4個の仮止突起(121)を上端外周面に周方向へ等間隔に突設する環状台座部(120)を設け、この環状台座部の内周側端上に、外周面にキャップとの雄ネジ(132)を一条ネジで上下方向の形成幅を大きく形成する注出筒(130)を立設するものである。そして、反転状態のキャップは、天板(210)の外周側内面にスパウトの注出筒の先端面に密接するコンタクト封止リング(211)を設け、このコンタクト封止リングの内側にスパウトの注出筒の先端部内周面に密接するインナー封止リング(212)を設け、環状薄肉脆弱部(300)より内側の中央天板(220)を、環状薄肉脆弱部より高い段差を設けてスパウト内へ突設し、周壁(230)の内周面に、キャップとの雌ネジ(231)を一条ネジで形成し、周壁の外周面に、縦の大きいローレット目(232)を形成するものである。
【0017】
容器の注出位置に取り付けた実施形態2のワンピース口栓は、容器を開封するときに、キャップのローレット目に指を掛けてキャップを回転させて、キャップとスパウトを接続する環状薄肉脆弱部を破断して、キャップをスパウトから分離して容器を開封する。そして、内容物を注出したのち、図4(b)及び図5(b)に示すように、キャップ(200)をスパウト(100)の注出筒(130)に螺着させて、容器(20)を再封止するものである。
【0018】
実施形態3のワンピース口栓(10)は、図6(a)及び図7(a)に示すように、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面内周側端に、反転状態のキャップ(200)の天板(210)を、キャップを回転したときに破断可能な厚みをもつ垂直な環状薄肉脆弱部(300)を介して接続するものである。スパウトは、スパウトは、フランジ(110)の内周側端上に、容器(20)の口栓取付孔(21)に取り付けるときに必要となる4個の仮止突起(121)を上端外周面に周方向へ等間隔に突設する環状台座部(120)を設け、この環状台座部の内周側端上に、外周面にキャップとの雄ネジ(132)を一条ネジで上下方向の形成幅を大きく形成する注出筒(130)を立設するものである。そして、反転状態のキャップは、天板(210)の外周側内面にスパウトの注出筒の先端面に密接するコンタクト封止リング(211)を設け、このコンタクト封止リングの内側にスパウトの注出筒の先端部内周面に密接するインナー封止リング(212)スパウトの注出筒の先端を設け、環状薄肉脆弱部(300)より内側の中央天板(220)を、環状薄肉脆弱部より高い段差を設けてスパウト内へ突設し、周壁(230)の内周面に、キャップとの雌ネジ(231)を一条ネジで形成し、周壁(230)の外周面に、図6(a)及び図8に示すように、4個の縦の回転用突起(233)を周方向へ等間隔に突設するものである。
【0019】
容器の注出位置に取り付けた実施形態3のワンピース口栓は、容器を開封するときに、キャップの回転用突起に指を掛けてキャップを回転させて、キャップとスパウトを接続する環状薄肉脆弱部を破断して、キャップをスパウトから分離して容器を開封する。そして、内容物を注出したのち、図6(b)及び図7(b)に示すように、キャップ(200)をスパウト(100)の注出筒(130)に螺着させて、容器(20)を再封止するものである。
【0020】
そして、実施形態4のワンピース口栓(10)は、図9(a)及び(b)に示すように、実施形態1のワンピース口栓の環状薄肉脆弱部のパーティングライン(PL)上の外側に、左右対向させて2個の小さな破断誘発突起(310,310)を設けるものである。
【0021】
なお、上述の環状薄肉脆弱部のパーティングライン(PL)上の外側に破断誘発突起を設けると、容器を開封するときに、キャップのローレット目に指を掛けてキャップを回転させると、キャップの回転によって破断誘発突起が切断されることが環状薄肉脆弱部の破断のきっかけとなって、環状薄肉脆弱部の破断がし易くなる。図10のグラフに示すように、破断誘発突起のある口栓は、破断誘発突起のない口栓と比較すると、キャップの回転始め時のトルク値が高くなるが、それ以降のトルク値が急速に低下して環状薄肉脆弱部が破断し易くなる。つまり、環状薄肉脆弱部を破断するために必要な全エネルギー(トルク×回転角度)が少なくて済む。
【0022】
なお、上述した本発明のワンピース口栓は、環状薄肉脆弱部を破断しやすくするため、通常では、低密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により一体に作製するものである。また、本発明のワンピース口栓は、液体用紙容器、パウチ、チューブなどの注出位置に、熱融着法や接着剤法などにより接着して突設するものである。
【0023】
【発明の効果】
本発明のワンピース口栓は、スパウトの注出筒の上端面内周側端に、反転状態のキャップの天板を、環状薄肉脆弱部を介して接続した一体成形品であり、開封するときに、キャップを回転させると、環状薄肉脆弱部を破断して、キャップをスパウトから容易に分離して開封することができる。
【0024】
また、本発明のワンピース口栓は、環状薄肉脆弱部を破断して開封するため、スパウトとキャップに破断バリが残るが、分離したキャップをスパウトに螺着して再封止するきに、破断バリによる密封性への影響がなく、また、取り扱い中に、破断バリで指を傷めることもない。
【0025】
また、本発明のワンピース口栓は、反転状態のキャップがスパウトに接続しているものであり、流通過程における商品のバージン性が、外観から目視により容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、実施形態1のワンピース口栓の断面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの断面図である。
【図2】(a)は、実施形態1のワンピース口栓の正面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの正面図である。
【図3】図1(b)のA部分の拡大図である。
【図4】(a)は、実施形態2のワンピース口栓の断面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの断面図である。
【図5】(a)は、実施形態2のワンピース口栓の正面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの正面図である。
【図6】(a)は、実施形態3のワンピース口栓の正面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの正面図である。
【図7】(a)は、実施形態3のワンピース口栓の正面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの正面図である。
【図8】実施形態3のワンピース口栓の平面図である。
【図9】(a)は、環状薄肉脆弱部のパーティングライン上の外側に破断誘発突起を設けた実施形態1のワンピース口栓の断面図であり、(b)は、そのB−B’断面図である。
【図10】実施形態1のワンピース口栓の破断誘発突起の有無によるキャップを回転させて分離するときの回転角度に対するトルク値の違いを示すグラフである。
【図11】従来の一例のワンピース口栓の構造を示す一部を切欠いた正面図である。
【符号の説明】
10……口栓
20……容器
21……口栓取付孔
100……スパウト
110……フランジ
120……環状台座部
121,133……仮止め突起
130……注出筒
130a……上方の注出筒
130b……下方の注出筒
131……段差
132……雄ネジ
200……キャップ
210……天板
211……コンタクト封止リング
212……インナー封止リング
220……中央天板
230……周壁
231……雌ネジ
232……ローレット目
233……回転用突起
300……環状薄肉脆弱部
301,302……破断バリ
310……破断誘発突起
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体用紙容器などの容器の注出位置に突設し、キャップとスパウトとが開封するときに分離可能に一体となっているワンピース口栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ワンピース口栓(10)としては、図11に示すように、スパウト(200)の注出筒(220)の上端に、キャップ(100)を反転状態で、接続部にV字状のカット溝(223)を形成して一体成形したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−229566号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来のワンピース口栓は、開封するためキャップをスパウトから分離しようとしたときに、接続部にV字状のカット溝が形成されているが肉厚のため切断しにくく、スパウトの注出筒の上端に残る破断バリがキャップの密封性を損なうことがあり、また、キャップの天板上面に残る破断バリで、キャップの取り扱い中に、指などを傷めることなどがあった。
【0005】
本発明は、上述の従来のワンピース口栓の問題を解決したものであり、開封するときに、キャップをスパウトから容易に分離ができ、分離したキャップでスパウトを再封止したときに、破断バリによる密封性への影響がなく、また、破断バリで指を傷めることがなく、そのうえ、流通過程における商品のバージン性を確保するワンピース口栓を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明の第1の発明は、スパウトの注出筒の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部を介して、反転状態のキャップの天板を接続するワンピース口栓であって、前記スパウトは、フランジ上に、上方の注出筒の外周径が下方の注出筒の外周径よりも小さく、段差をもって接続する二段の注出筒を立設し、前記上方の注出筒の外周面に前記キャップとの雄ネジを形成し、前記キャップは、前記環状薄肉脆弱部より内側の中央天板を、前記環状薄肉脆弱部より高い段差を設けて前記スパウト内へ突設し、周壁の外周面に縦の細かいローレット目を形成したことを特徴とするワンピース口栓である。
【0007】
次に、本発明の第2の発明は、前記雄ネジが、多条ネジであることを特徴とする第1の発明に記載のワンピース口栓である。
【0008】
次に、本発明の第3の発明は、スパウトの注出筒の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部を介して、反転状態のキャップの天板を接続するワンピース口栓であって、前記スパウトは、フランジ上に、環状台座部を設け、この環状台座部に、外周面に前記キャップとの雄ネジを形成する注出筒を立設し、前記キャップは、前記環状薄肉脆弱部より内側の中央天板を、前記環状薄肉脆弱部より高い段差を設けて前記スパウト内へ突設し、周壁の外周面に縦の大きいローレット目を形成したことを特徴とするワンピース口栓である。
【0009】
次に、本発明の第4の発明は、スパウトの注出筒の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部を介して、反転状態のキャップの天板を接続するワンピース口栓であって、前記スパウトは、フランジ上に、環状台座部を設け、この環状台座部に、外周面に前記キャップとの雄ネジを形成する注出筒を立設し、前記キャップは、前記環状薄肉脆弱部より内側の中央天板を、前記環状薄肉脆弱部より高い段差を設けて前記スパウト内へ突設し、周壁の外周面に、複数個の縦の回転用突起を周方向へ等間隔に突設したことを特徴とするワンピース口栓である。
【0010】
そして、本発明の第5の発明は、前記環状薄肉脆弱部のパーティングライン上の外側に、破断誘発突起を設けたことを特徴とする第1乃至第4の発明に記載のワンピース口栓である。
【0011】
【作用】
本発明のワンピース口栓(10)は、図1(a)、図4(a)及び図6(a)に示すように、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面内周側端に、反転状態のキャップ(200)の天板(210)を、垂直な環状薄肉脆弱部(300)を介して接続しているため、口栓を開封するときに、キャップの周壁(230)の外周面に形成されているローレット目(232)又は回転用突起(233)によりキャップを回転すると、キャップ(200)とスパウト(100)とを接続している環状薄肉脆弱部(300)が破断し、キャップをスパウトから容易に分離することができる。
【0012】
また、本発明のワンピース口栓は、キャップをスパウトから環状薄肉脆弱部を破断して分離したときに、図3に示すように、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面とキャップ(200)の天板(210)とに環状薄肉脆弱部の破断バリ(301と302)が発生するが、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面の破断バリ(301)は、注出筒上端面の内周側端に発生し、分離したキャップ(100)でスパウト(200)を再封止したときに、キャップのスパウトの注出筒(130)の上端面のほぼ中央位置で周方向に密着するコンタクト封止リング(211)とスパウトの注出筒の先端部内周面に密着するインナー封止リング(212)との間にあるため、キャップのスパウトへの密封性には影響を及ぼすことがない。また、キャップ(200)の天板(210)の破断バリ(302)は、突起する中央天板(220)の外周近接位置に発生し、中央天板(220)の高さが破断バリ(302)の高さより高いため、キャップの取り扱い中に、破断バリ(302)が指などに強く触れることがなく、指などを傷めることがない。
【0013】
また、図1(a)、図4(a)又は図6(a)に示す本発明のワンピース口栓(10)を口栓取付孔(21)に取り付けた液体用紙容器(20)に内容物を密封した商品は、反転状態のキャップ(200)の天板(210)が、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部(300)を介して接続されているため、流通過程における商品のバージン性を外観から目視により容易に確認することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のワンピース口栓の実施の形態について、図を用いて詳細に説明する。
実施形態1のワンピース口栓(10)は、図1(a)及び図2(a)に示すように、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面内周側端に、反転状態のキャップ(200)の天板(210)を、キャップを回転したときに破断可能な厚みをもつ垂直な環状薄肉脆弱部(300)を介して接続するものである。スパウトは、フランジ(110)の内周側端上に、上方の注出筒(130a)の外周径が下方の注出筒(130b)の外周径よりも小さく、段差(131)をもって接続する二段の注出筒(130)を立設し、キャップを螺着する上方の注出筒(130a)の外周面上方に、スパウトとの雄ネジ(132)を一回転以下の二条ネジで形成し、下方の注出筒(130b)の外周面下方に、容器(20)の口栓取付孔(21)に取り付けるときに必要となる4個の仮止突起(133)を周方向へ等間隔に突設するものである。そして、反転状態のキャップは、天板(210)の外周側内面にスパウトの注出筒の先端面に密接するコンタクト封止リング(211)を設け、このコンタクト封止リングの内側にスパウトの注出筒の先端部内周面に密接するインナー封止リング(212)を設け、環状薄肉脆弱部(300)より内側の中央天板(220)を、環状薄肉脆弱部より高い段差を設けてスパウト内へ突設し、周壁(230)の内周面に、キャップとの雌ネジ(231)を一回転以下の二条ネジで形成し、周壁の外周面に、縦の細かいローレット目(232)を形成するものである。
【0015】
容器の注出位置に取り付けた実施形態1のワンピース口栓は、容器を開封するときに、キャップのローレット目に指を掛けてキャップを回転させて、キャップとスパウトを接続する環状薄肉脆弱部を破断して、キャップをスパウトから分離して容器を開封する。そして、内容物を注出したのち、図1(b)及び図2(b)に示すように、キャップ(200)をスパウト(100)の上方の注出筒(130a)に螺着させて、容器(20)を再封止するものである。キャップは、図1(b)に示すように、スパウトの上方の注出筒(130a)だけに螺着させるため、キャップの高さが比較的に低くなる。このため、キャップの雄ネジ(132)の上下方向の形成幅を小さくし、しかも、安定させて螺着するために、必要に応じて、多条ネジを用いるものである。また、キャップを回転するときに、指でしっかり掴むため、図2(b)に示すように、キャップ(200)の外周面に、縦の細かいローレット目(232)を形成するものである。
【0016】
実施形態2のワンピース口栓(10)は、図4(a)及び図5(a)に示すように、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面内周側端に、反転状態のキャップ(200)の天板(210)を、キャップを回転したときに破断可能な厚みをもつ垂直な環状薄肉脆弱部(300)を介して接続するものである。スパウトは、フランジ(110)の内周側端上に、容器(20)の口栓取付孔(21)に取り付けるときに必要となる4個の仮止突起(121)を上端外周面に周方向へ等間隔に突設する環状台座部(120)を設け、この環状台座部の内周側端上に、外周面にキャップとの雄ネジ(132)を一条ネジで上下方向の形成幅を大きく形成する注出筒(130)を立設するものである。そして、反転状態のキャップは、天板(210)の外周側内面にスパウトの注出筒の先端面に密接するコンタクト封止リング(211)を設け、このコンタクト封止リングの内側にスパウトの注出筒の先端部内周面に密接するインナー封止リング(212)を設け、環状薄肉脆弱部(300)より内側の中央天板(220)を、環状薄肉脆弱部より高い段差を設けてスパウト内へ突設し、周壁(230)の内周面に、キャップとの雌ネジ(231)を一条ネジで形成し、周壁の外周面に、縦の大きいローレット目(232)を形成するものである。
【0017】
容器の注出位置に取り付けた実施形態2のワンピース口栓は、容器を開封するときに、キャップのローレット目に指を掛けてキャップを回転させて、キャップとスパウトを接続する環状薄肉脆弱部を破断して、キャップをスパウトから分離して容器を開封する。そして、内容物を注出したのち、図4(b)及び図5(b)に示すように、キャップ(200)をスパウト(100)の注出筒(130)に螺着させて、容器(20)を再封止するものである。
【0018】
実施形態3のワンピース口栓(10)は、図6(a)及び図7(a)に示すように、スパウト(100)の注出筒(130)の上端面内周側端に、反転状態のキャップ(200)の天板(210)を、キャップを回転したときに破断可能な厚みをもつ垂直な環状薄肉脆弱部(300)を介して接続するものである。スパウトは、スパウトは、フランジ(110)の内周側端上に、容器(20)の口栓取付孔(21)に取り付けるときに必要となる4個の仮止突起(121)を上端外周面に周方向へ等間隔に突設する環状台座部(120)を設け、この環状台座部の内周側端上に、外周面にキャップとの雄ネジ(132)を一条ネジで上下方向の形成幅を大きく形成する注出筒(130)を立設するものである。そして、反転状態のキャップは、天板(210)の外周側内面にスパウトの注出筒の先端面に密接するコンタクト封止リング(211)を設け、このコンタクト封止リングの内側にスパウトの注出筒の先端部内周面に密接するインナー封止リング(212)スパウトの注出筒の先端を設け、環状薄肉脆弱部(300)より内側の中央天板(220)を、環状薄肉脆弱部より高い段差を設けてスパウト内へ突設し、周壁(230)の内周面に、キャップとの雌ネジ(231)を一条ネジで形成し、周壁(230)の外周面に、図6(a)及び図8に示すように、4個の縦の回転用突起(233)を周方向へ等間隔に突設するものである。
【0019】
容器の注出位置に取り付けた実施形態3のワンピース口栓は、容器を開封するときに、キャップの回転用突起に指を掛けてキャップを回転させて、キャップとスパウトを接続する環状薄肉脆弱部を破断して、キャップをスパウトから分離して容器を開封する。そして、内容物を注出したのち、図6(b)及び図7(b)に示すように、キャップ(200)をスパウト(100)の注出筒(130)に螺着させて、容器(20)を再封止するものである。
【0020】
そして、実施形態4のワンピース口栓(10)は、図9(a)及び(b)に示すように、実施形態1のワンピース口栓の環状薄肉脆弱部のパーティングライン(PL)上の外側に、左右対向させて2個の小さな破断誘発突起(310,310)を設けるものである。
【0021】
なお、上述の環状薄肉脆弱部のパーティングライン(PL)上の外側に破断誘発突起を設けると、容器を開封するときに、キャップのローレット目に指を掛けてキャップを回転させると、キャップの回転によって破断誘発突起が切断されることが環状薄肉脆弱部の破断のきっかけとなって、環状薄肉脆弱部の破断がし易くなる。図10のグラフに示すように、破断誘発突起のある口栓は、破断誘発突起のない口栓と比較すると、キャップの回転始め時のトルク値が高くなるが、それ以降のトルク値が急速に低下して環状薄肉脆弱部が破断し易くなる。つまり、環状薄肉脆弱部を破断するために必要な全エネルギー(トルク×回転角度)が少なくて済む。
【0022】
なお、上述した本発明のワンピース口栓は、環状薄肉脆弱部を破断しやすくするため、通常では、低密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により一体に作製するものである。また、本発明のワンピース口栓は、液体用紙容器、パウチ、チューブなどの注出位置に、熱融着法や接着剤法などにより接着して突設するものである。
【0023】
【発明の効果】
本発明のワンピース口栓は、スパウトの注出筒の上端面内周側端に、反転状態のキャップの天板を、環状薄肉脆弱部を介して接続した一体成形品であり、開封するときに、キャップを回転させると、環状薄肉脆弱部を破断して、キャップをスパウトから容易に分離して開封することができる。
【0024】
また、本発明のワンピース口栓は、環状薄肉脆弱部を破断して開封するため、スパウトとキャップに破断バリが残るが、分離したキャップをスパウトに螺着して再封止するきに、破断バリによる密封性への影響がなく、また、取り扱い中に、破断バリで指を傷めることもない。
【0025】
また、本発明のワンピース口栓は、反転状態のキャップがスパウトに接続しているものであり、流通過程における商品のバージン性が、外観から目視により容易に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、実施形態1のワンピース口栓の断面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの断面図である。
【図2】(a)は、実施形態1のワンピース口栓の正面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの正面図である。
【図3】図1(b)のA部分の拡大図である。
【図4】(a)は、実施形態2のワンピース口栓の断面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの断面図である。
【図5】(a)は、実施形態2のワンピース口栓の正面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの正面図である。
【図6】(a)は、実施形態3のワンピース口栓の正面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの正面図である。
【図7】(a)は、実施形態3のワンピース口栓の正面図であり、(b)は、分離したキャップをスパウトに螺着したときの正面図である。
【図8】実施形態3のワンピース口栓の平面図である。
【図9】(a)は、環状薄肉脆弱部のパーティングライン上の外側に破断誘発突起を設けた実施形態1のワンピース口栓の断面図であり、(b)は、そのB−B’断面図である。
【図10】実施形態1のワンピース口栓の破断誘発突起の有無によるキャップを回転させて分離するときの回転角度に対するトルク値の違いを示すグラフである。
【図11】従来の一例のワンピース口栓の構造を示す一部を切欠いた正面図である。
【符号の説明】
10……口栓
20……容器
21……口栓取付孔
100……スパウト
110……フランジ
120……環状台座部
121,133……仮止め突起
130……注出筒
130a……上方の注出筒
130b……下方の注出筒
131……段差
132……雄ネジ
200……キャップ
210……天板
211……コンタクト封止リング
212……インナー封止リング
220……中央天板
230……周壁
231……雌ネジ
232……ローレット目
233……回転用突起
300……環状薄肉脆弱部
301,302……破断バリ
310……破断誘発突起
Claims (5)
- スパウトの注出筒の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部を介して、反転状態のキャップの天板を接続するワンピース口栓であって、前記スパウトは、フランジ上に、上方の注出筒の外周径が下方の注出筒の外周径よりも小さく、段差をもって接続する二段の注出筒を立設し、前記上方の注出筒の外周面に前記キャップとの雄ネジを形成し、前記キャップは、前記環状薄肉脆弱部より内側の中央天板を、前記環状薄肉脆弱部より高い段差を設けて前記スパウト内へ突設し、周壁の外周面に縦の細かいローレット目を形成したことを特徴とするワンピース口栓。
- 前記雄ネジが、多条ネジであることを特徴とする請求項1記載のワンピース口栓。
- スパウトの注出筒の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部を介して、反転状態のキャップの天板を接続するワンピース口栓であって、前記スパウトは、フランジ上に、環状台座部を設け、該環状台座部に、外周面に前記キャップとの雄ネジを形成する注出筒を立設し、前記キャップは、前記環状薄肉脆弱部より内側の中央天板を、前記環状薄肉脆弱部より高い段差を設けて前記スパウト内へ突設し、周壁の外周面に縦の大きいローレット目を形成したことを特徴とするワンピース口栓。
- スパウトの注出筒の上端面内周側端に、垂直な環状薄肉脆弱部を介して、反転状態のキャップの天板を接続するワンピース口栓であって、前記スパウトは、フランジ上に、環状台座部を設け、該環状台座部に、外周面に前記キャップとの雄ネジを形成する注出筒を立設し、前記キャップは、前記環状薄肉脆弱部より内側の中央天板を、前記環状薄肉脆弱部より高い段差を設けて前記スパウト内へ突設し、周壁の外周面に、複数個の縦の回転用突起を周方向へ等間隔に突設したことを特徴とするワンピース口栓。
- 前記環状薄肉脆弱部のパーティングライン上の外側に、破断誘発突起を設けたことを特徴とする請求項1乃至4記載のワンピース口栓。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010507534A (ja) * | 2006-10-23 | 2010-03-11 | デルトナ、イノベイションズ、アクチエンゲゼルシャフト | 開封装置を製造するための半完成品 |
KR20180062608A (ko) * | 2016-12-01 | 2018-06-11 | 김 다니엘 | 다용도 밀폐용기 |
CN108639549A (zh) * | 2018-03-29 | 2018-10-12 | 中山市华宝勒生活用品实业有限公司 | 一种容器盖 |
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2003
- 2003-03-07 JP JP2003061087A patent/JP2004268962A/ja active Pending
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