JP2005059876A - 不正開封防止機能付キャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】使用中に、キャップ本体を誤って紛失したり、汚したり、手に持っていたり、他のキャップと取り違えることがなく、流通過程で誤って又は故意に開封されたことが外観から明確に判明可能で、使用後の廃棄処理時に分別回収がし易い不正開封防止機能付キャップを提供する。
【解決手段】キャップ本体110 の周壁下端に、周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジ130 を設けて封緘リング120 を接続し、キャップ本体の下端外周面の一側面位置と、このキャップ本体の側面位置と下方に対向する封緘リングの外周面の位置とを、所定長さの紐状連結帯140 を伸び可能に折り曲げた状態で連結する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液体内容物を充填したプラスチックボトルなどの口頸部に螺合させて装着するプラスチック製の不正開封防止機能付キャップに関するものである。
従来、飲料、調味料などの液体内容物を充填した例えばPETボトル(ポリエチレンテレフタレートを二軸延伸ブロー成形したボトル)などのプラスチックボトル(200)の口頸部(210)には、例えば図4(a)に示すように、流通過程におけるバージン性を確保するために、キャップ本体(110)の周壁(112)の下端に、周方向へ等間隔に設けられた切断可能な複数個の薄肉脆弱ブリッジ(130)を介して封緘リング(120)を接続する不正開封防止機能付キャップ(100)が装着されていた。封緘リングは、内周面下端に咬合リングが設けられており、この咬合リングが、ボトルの口頸部の下方に設けられている咬合リングに咬合して、ボトルの口頸部に取り付けられるものである。ボトルを開封するために、キャップ本体を螺脱方向へ回転させると、キャップ本体が上昇するが、封緘リングは、下端内周面の咬合リングがボトルの口頸部の咬合リングに咬合しているために、上昇しない。このため、キャップ本体と封緘リングとを接続する複数個の薄肉脆弱ブリッジが、キャップの回転につれて破断されて、キャップ本体とボトルの口頸部に取り付いている封緘リングとが分離する。さらに、キャップ本体を螺脱方向へ回転して、図4(b)に示すように、ボトル(200)の口頸部(210)からキャップ本体(110)を取り外して、ボトルを開封するものである。なお、ボトルから取り外したキャップ本体を、ボトル口頸部に再螺着させても、キャップ本体と封緘リングとを接続する薄肉脆弱ブリッジが切断されており、この薄肉脆弱ブリッジの切断は、外観からも容易に判別できるため、ボトルのバージン性を確認することができる。
しかしながら、上述の従来の不正開封防止機能付キャップは、ボトルを開封したときには、キャップ本体はボトルと分離しているため、ボトルを傾斜させて内容物を注出するときに、キャップ本体を他所に置いておくか、手に持っていなければならない。キャップ本体を他所に置いた場合には、キャップ本体を誤って紛失したり、汚したり、他のキャップと取り違えたりすることがあった。また、キャップ本体を手に持っている場合は、ボトルを傾斜して内容物を注出する作業がしずらかったり、キャップ本体の内面に付着している内容物により手を汚すことなどがあった。
本発明は、上述の従来の不正開封防止機能付キャップの問題点を解決したものであり、ボトルを開封して内容物を注出しているときに、キャップ本体を誤って紛失したり、汚したり、手に持っていたり、他のキャップと取り違えることがなく、流通過程で誤って又は故意に開封されたことが外観から明確に判明可能で、また、使用後の廃棄処理時に、分別回収がし易い不正開封防止機能付キャップを提供するものである。
すなわち、本発明の第1の発明は、キャップ本体の周壁下端に、周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジを設けて封緘リングを接続し、前記キャップ本体の下端外周面の一側面位置と、このキャップ本体の側面位置と下方に対向する前記封緘リングの外周面の位置とを、所定長さの紐状連結帯を伸び可能に折り曲げた状態で連結したことを特徴とする不正開封防止機能付キャップである。
次に、本発明の第2の発明は、キャップ本体の周壁下端に、周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジを設けて封緘リングを接続し、前記キャップ本体の下端外周面の一側面位置と、このキャップ本体の側面位置から所定長さ離れた前記封緘リングの外周面の位置とを、外周に沿った状態で紐状連結帯で連結したことを特徴とする不正開封防止機能付キャップである。
次に、本発明の第3の発明は、キャップ本体の周壁下端に、所定幅の接続帯で封緘リングを接続し、前記接続帯以外のキャップ本体の周壁と封緘リングとの間隙を周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジを設けて接続し、前記キャップ本体の周壁下端部に、前記接続帯の右側面に沿って上方にかつ下端面に沿って左側周方向へ連続する薄肉脆弱線を設けて紐状連結帯を形成したことを特徴とする不正開封防止機能付キャップである。
次に、本発明の第4の発明は、キャップ本体の周壁下端に、所定幅の接続帯で封緘リングを接続し、前記接続帯以外のキャップ本体の周壁と封緘リングとの間隙を周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジを設けて接続し、前記封緘リングの上端部に、前記接続帯の左側面に沿って下方にかつ上端面に沿って右側周方向へ連続する薄肉脆弱線を設けて紐状連結帯を形成したことを特徴とする不正開封防止機能付キャップである。
そして、本発明の第5の発明は、前記封緘リングの上端から下端に連続する薄肉脆弱線を設けたことを特徴とする第1乃至第4の発明に記載の不正開封防止機能付キャップである。
液体内容物を充填するボトルの口頸部に螺合して装着した本発明の不正開封防止機能付キャップは、キャップ本体を螺脱方向へ回転すると、キャップ本体とボトルの口頸部に取り付いている封緘リングとを接続している複数個の薄肉脆弱ブリッジが切断されて、キャップ本体が封緘リングから分離する。さらに、キャップ本体を螺脱方向へ回転すると、キャップ本体がボトルの口頸部から外れて、ボトルを開封することができる。このとき、キャップ本体は、ボトルの口頸部に取り付いている封緘リングと紐状連結帯で繋がっている。このため、ボトルを開封して内容物を注出しているときに、キャップ本体を誤って紛失したり、手に持っていたり、床に落として汚したり、また、ボトルを再封止するときに、他のキャップと取り違えて装着することがない。
また、本発明の不正開封防止機能付キャップは、開封されると必ずキャップ本体と封緘リングとを接続する複数個の薄肉脆弱ブリッジが切断され、この切断は、切断されたことが外観から明確に確認できる。このため、流通過程で誤って又は故意に開封されたことが判明する。
また、本発明の不正開封防止機能付キャップは、封緘リングの上端から下端に連続する薄肉脆弱線を設けて置くと、使用後に廃棄処理するときに、キャップ本体を引っ張ると、封緘リングはキャップ本体と紐状連結帯で繋がっているため、封緘リングに設けられている薄肉脆弱線が破断されて、キャップをボトルから取り外すことができる。このため、分別回収が容易である。
次に、本発明の不正開封防止機能付キャップの実施形態について、図を用いて詳細に説明する。
図1(a)は、実施形態1の不正開封防止機能付キャップを、ボトルの口頸部に装着したときの右側面図であり、図1(b)は、そのキャップを開封したときの右側面図である
。図2(a)は、実施形態2の不正開封防止機能付キャップを、ボトルの口頸部に装着したときの平面図であり、図2(b)は、その背面図である。図3(a)は、実施形態3の不正開封防止機能付キャップを、ボトルの口頸部に装着したときの背面図であり、図3(b)は、実施形態4の不正開封防止機能付キャップを、ボトルの口頸部に装着したときの背面図である。
実施形態1の不正開封防止機能付キャップ(100)は、図1(a)に示すように、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのプラスチック製ボトル(200)の口頸部(210)に螺合させて装着するキャップである。その構造は、図1(a)に示すように、キャップ本体(110)の周壁(112)下端に、周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジ(130)を設けて封緘リング(120)を接続し、キャップ本体の下端外周面の一側面位置と、このキャップ本体の側面位置と下方に対向する封緘リングの外周面の位置とを、紐状連結帯(140)を伸び可能に折り曲げた状態で連結するものである。紐状連結帯の長さは、キャップ本体をボトルの口頸部から螺脱可能な長さにするものである。なお、キャップ本体の天板(111)下面には、通常、ボトルの口頸部の口部を封止するためのインナー封止リング(外周面をボトルの口部内周面に密接)やコンタクト封止リング(先端をボトルの口部の上面に密接)などの封止リングを垂設するものである。また、周壁内周面には、図1(b)に示すボトル(200)の口頸部(210)の雄ネジ(211)と螺合する雌ネジを設け、周壁下端内周面には、図1(b)に示すボトル(20)の咬合リング(212)と咬合する咬合リングを設けるものである。また、必要に応じては、封緘リングの上端から下端に連続する薄肉脆弱線を設けるものである。そして、本実施形態の不正開封防止機能付キャップは、薄肉脆弱ブリッジや薄肉脆弱線が破断可能な材質、例えば低密度ポリエチレ、直鎖低密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により作製するものである。
上述の実施形態1の不正開封防止機能付キャップを口頸部に螺合により装着したボトルは、キャップ本体を螺脱方向へ回転させると、キャップ本体が上昇し、キャップ本体と封緘リングとを接続する複数個の薄肉脆弱ブリッジが、キャップの回転につれて破断されて、キャップ本体がボトルの口頸部に取り付いている封緘リングから分離する。さらに、キャップ本体を螺脱方向へ回転して、ボトルの口頸部からキャップ本体を取り外して、ボトルを開封するものである。このとき、図1(b)に示すように、キャップ本体(110)は、ボトル(200)の口頸部(210)に取り付いている封緘リング(120)に紐状連結帯(140)で繋がっている。なお、キャップ本体を螺脱方向へ回転するときに、封緘リングは、紐状連結帯でキャップ本体と繋がっているため、内周面下端に設ける咬合リングをボトル口頸部の咬合リングに咬合させながら、キャップ本体の回転につれて摺動回転するものである。
実施形態2の不正開封防止機能付キャップ(100)は、図2(b)に示すように、プラスチック製のボトル(200)の口頸部(210)に螺合させて装着するキャップである。その構造は、図2(a)及び(b)に示すように、キャップ本体(110)の周壁(112)下端に、周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジ(130)を設けて封緘リング(120)を接続し、キャップ本体の下端外周面の一側面位置と、このキャップ本体の側面位置から所定長さ離れた封緘リングの外周面の位置とを、外周に沿った状態で紐状連結帯(140)で連結するものである。そして、実施形態1の不正開封防止機能付キャップと同様に、紐状連結帯の長さは、キャップ本体をボトルの口頸部から螺脱可能な長さにするものである。また、キャップ本体の天板(111)下面には、ボトルの口頸部の口部を封止するためのインナー封止リングやコンタクト封止リングなどの封止リングを垂設するものである。また、周壁内周面には、ボトルの口頸部の雄ネジと螺合する雌ネジを設け、周壁下端内周面には、ボトルの咬合リングと咬合する咬合リングを設けるものである。また、必要に応じては、封緘リングの上端から下端に連続する薄肉脆弱線を設ける
ものである。本実施形態の不正開封防止機能付キャップは、薄肉脆弱ブリッジや薄肉脆弱線が破断可能な材質、例えば低密度ポリエチレ、直鎖低密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により作製するものである。
上述の実施形態2の不正開封防止機能付キャップを口頸部に螺合により装着したボトルの開封状態は、実施形態1の不正開封防止機能付キャップと同様であり、開封したときに、キャップ本体は、ボトルの口頸部に取り付いている封緘リングに紐状連結帯で繋がっている。
実施形態3の不正開封防止機能付キャップ(100)は、図3(a)に示すように、プラスチック製のボトル(200)の口頸部(210)に螺合させて装着するキャップである。その構造は、図3(a)に示すように、キャップ本体(110)の周壁(112)下端に、所定幅の接続帯(150)で封緘リング(120)を接続し、接続帯以外のキャップ本体の周壁と封緘リングとの間隙を周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジ(130)を設けて接続し、キャップ本体の周壁下端部に、接続帯の右側面に沿って上方にかつ下端面に沿って左側周方向へ連続する薄肉脆弱線(160)を設けて紐状連結帯(140)を形成するものである。そして、紐状連結帯の長さは、キャップ本体をボトルの口頸部から螺脱可能な長さにするものである。また、キャップ本体の天板(111)下面には、ボトルの口頸部の口部を封止するためのインナー封止リングやコンタクト封止リングなどの封止リングを垂設するものである。また、周壁内周面には、ボトルの口頸部の雄ネジと螺合する雌ネジを設け、周壁下端内周面には、ボトルの咬合リングと咬合する咬合リングを設けるものである。また、必要に応じては、封緘リングの上端から下端に連続する薄肉脆弱線を設けるものである。本実施形態の不正開封防止機能付キャップは、薄肉脆弱ブリッジや薄肉脆弱線が破断可能な材質、例えば低密度ポリエチレ、直鎖低密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により作製するものである。
上述の実施形態3の不正開封防止機能付キャップを口頸部に螺合により装着したボトルは、キャップ本体を螺脱方向へ回転させると、キャップ本体が上昇し、キャップ本体と封緘リングとを接続する複数個の薄肉脆弱ブリッジが、キャップの回転につれて破断されて、キャップ本体とボトルの口頸部に取り付いている封緘リングとが分離し、同時に、キャップ本体の周壁下端部に設けた接続帯の右側面に沿って上方にかつ下端面に沿って左側周方向へ連続する薄肉脆弱線が破断されて紐状連結帯が形成される。 さらに、キャップ本体を螺脱方向へ回転して、ボトルの口頸部からキャップ本体を取り外して、ボトルを開封するものである。このとき、キャップ本体は、ボトルの口頸部に取り付いている封緘リングに紐状連結帯で繋がっている。なお、キャップ本体を螺脱方向へ回転するときに、封緘リングは、紐状連結帯でキャップ本体と繋がっているため、内周面下端に設ける咬合リングをボトル口頸部の咬合リングに咬合させながら、キャップ本体の回転につれて摺動回転するものである。
実施形態4の不正開封防止機能付キャップ(100)は、図3(b)に示すように、プラスチック製のボトル(200)の口頸部(210)に螺合させて装着するキャップである。その構造は、図3(b)に示すように、キャップ本体(110)の周壁(112)下端に、所定幅の接続帯(150)で封緘リングを接続し、接続帯以外のキャップ本体の周壁と封緘リングとの間隙を周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジ(130)を設けて接続し、封緘リングの上端部に、接続帯の左側面に沿って下方にかつ上端面に沿って右側周方向へ連続する薄肉脆弱線(140)を設けて紐状連結帯を形成するものである。そして、紐状連結帯の長さは、キャップ本体をボトルの口頸部から螺脱可能な長さにするものである。また、キャップ本体の天板(111)下面には、ボトルの口頸部の口部を封止するためのインナー封止リングやコンタクト封止リングなどの封止リングを垂設するものである。また、周壁内周面には、ボトルの口頸部の雄ネジと螺合する雌ネジを設け、
周壁下端内周面には、ボトルの咬合リングと咬合する咬合リングを設けるものである。また、必要に応じては、封緘リングの上端から下端に連続する薄肉脆弱線を設けるものである。本実施形態の不正開封防止機能付キャップは、薄肉脆弱ブリッジや薄肉脆弱線が破断可能な材質、例えば低密度ポリエチレ、直鎖低密度ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を用いて、射出成形法により作製するものである。
上述の実施形態4の不正開封防止機能付キャップを口頸部に螺合により装着したボトルは、キャップ本体を螺脱方向へ回転させると、キャップ本体と封緘リングとを接続する複数個の薄肉脆弱ブリッジが破断され、キャップ本体がボトルの口頸部に取り付いている封緘リングから分離し、同時に、封緘リングの上端部に設けた接続帯の左側面に沿って下方にかつ上端面に沿って右側周方向へ連続する薄肉脆弱線が破断されて紐状連結帯が形成される。さらに、キャップ本体を螺脱方向へ回転して、ボトルの口頸部からキャップ本体を取り外して、ボトルを開封するものである。このとき、キャップ本体は、ボトルの口頸部に取り付いている封緘リングに紐状連結帯で繋がっている。なお、キャップ本体を螺脱方向へ回転するときに、封緘リングは、紐状連結帯でキャップ本体と繋がっているため、内周面下端に設ける咬合リングをボトル口頸部の咬合リングに咬合させながら、キャップ本体の回転につれて摺動回転するものである。
本発明の不正開封防止機能付キャップは、上述したプラスチックボトルに限ることなく、ガラス瓶の口部や液体用紙容器の注出位置に突設するスパウトの注出筒口部に螺合させて使用することも可能である。
(a)は、本発明の実施形態1の不正開封防止機能付キャップを、ボトルの口頸部に装着したときの右側面図であり、(b)は、その不正開封防止機能付キャップを開封したときの右側面図である。 (a)は、本発明の実施形態2の不正開封防止機能付キャップを、ボトルの口頸部に装着したときの平面図であり、(b)は、その背面図である。 (a)は、本発明の実施形態3の不正開封防止機能付キャップを、ボトルの口頸部に装着したときの背面図であり、(b)は、本発明の実施形態4の不正開封防止機能付キャップを、ボトルの口頸部に装着したときの背面図である。 (a)は、従来の一例の不正開封防止機能付キャップを、ボトルの口頸部に装着したときの正面図であり、(b)は、その不正開封防止機能付キャップを開封したときの正面図である。
符号の説明
100……不正開封防止機能付キャップ
110……キャップ本体
111……天板
112……周壁
120……封緘リング
130……薄肉脆弱ブリッジ
140……紐状連結帯
150……接続帯
160……薄肉脆弱線
200……ボトル
210……口頸部
211……雄ネジ
212……咬合リング

Claims (5)

  1. キャップ本体の周壁下端に、周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジを設けて封緘リングを接続し、前記キャップ本体の下端外周面の一側面位置と、該キャップ本体の側面位置と下方に対向する前記封緘リングの外周面の位置とを、所定長さの紐状連結帯を伸び可能に折り曲げた状態で連結したことを特徴とする不正開封防止機能付キャップ。
  2. キャップ本体の周壁下端に、周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジを設けて封緘リングを接続し、前記キャップ本体の下端外周面の一側面位置と、該キャップ本体の側面位置から所定長さ離れた前記封緘リングの外周面の位置とを、外周に沿った状態で紐状連結帯で連結したことを特徴とする不正開封防止機能付キャップ。
  3. キャップ本体の周壁下端に、所定幅の接続帯で封緘リングを接続し、前記接続帯以外のキャップ本体の周壁と封緘リングとの間隙を周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジを設けて接続し、前記キャップ本体の周壁下端部に、前記接続帯の右側面に沿って上方にかつ下端面に沿って左側周方向へ連続する薄肉脆弱線を設けて紐状連結帯を形成したことを特徴とする不正開封防止機能付キャップ。
  4. キャップ本体の周壁下端に、所定幅の接続帯で封緘リングを接続し、前記接続帯以外のキャップ本体の周壁と封緘リングとの間隙を周方向へほぼ等間隔で複数個の薄肉脆弱ブリッジを設けて接続し、前記封緘リングの上端部に、前記接続帯の左側面に沿って下方にかつ上端面に沿って右側周方向へ連続する薄肉脆弱線を設けて紐状連結帯を形成したことを特徴とする不正開封防止機能付キャップ。
  5. 前記封緘リングの上端から下端に連続する薄肉脆弱線を設けたことを特徴とする請求項1乃至4記載の不正開封防止機能付キャップ。
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