JP2007131327A - ヒンジキャップ - Google Patents

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Abstract

【課題】容器とヒンジキャップとの分別に際して、ヒンジ切れを起こすことなく、容易に分別することができ、また内容物を使い切るまでキャップ本体と上蓋との間の密封性が損なわれることがなく、しかも成形性が良好なヒンジキャップを提供すること。
【解決手段】容器1上縁に突出する口部2外周に形成されたくびれ凹部3に係止する嵌合突条4を有する外周壁5と、注出口2を上部に形成した嵌合上壁6と、口部内周に係合する内周壁7とからなり、外周壁5と内周壁7との間に口部への嵌着部8を形成したキャップ本体9と、これとヒンジ10を介して開閉可能に連結され、閉鎖時に上記キャップ本体9の嵌合上壁6に係止し、天井面に設けられたインナーリング22によって注出口21を密封する上蓋20とを備え、上記外周壁5のヒンジの付け根10に対応する部分に深溝11を形成した合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、上記深溝の内面に変形防止用リブ23を形成する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ガラス製又は合成樹脂製などの容器の口部に装着される合成樹脂製のヒンジキャップに関するもので、さらに具体的には、使用後の分別回収が容易で、しかも容器使用時に破壊や液体漏れなどを生じないヒンジキャップに関するものである。
従来、この種のヒンジキャップとしては、例えば、容器の口部外周に形成されたくびれ凹部に係止する嵌合突条を有する外周壁と、注出口を上部に形成した嵌合上壁と、口部内周に沿って係合する内周壁とからなり、前記外周壁と嵌合上壁と内周壁との間に嵌着部を形成したキャップ本体と、前記キャップ本体とヒンジを介して開閉可能に連結され、閉鎖時に前記上壁に係止されて注出口を密封する上蓋とから構成される。
かかるヒンジキャップは、キャップ本体の頭頂部に設けたシール材を取り除き、上蓋を開けた状態で容器内容物を注出口から注ぎだすことにより使用されるが、使用後には、該ヒンジキャップは容器から分別して回収される。ヒンジキャップの分別回収に際しては、ヒンジキャップの上蓋を開けた状態で、上蓋を後方または下方に引くことにより、キャップ本体の外周壁におけるヒンジ付け根部分などに形成された弱化部から外周壁を切り裂くことでヒンジキャップを容器から分離回収する。
しかしながら、ヒンジキャップが例えばガラス瓶用として設計されている場合には、ヒンジキャップの嵌合上壁から外周壁に至る肩部が肉厚に形成されているので、切り裂きが困難でヒンジ切れを起こすため、ヒンジキャップ本体の分別回収が容易に行なわれない恐れがあった。
このような問題を解決するために、例えば、次の様な提案がなされている。ヒンジキャップ外周壁上端のヒンジに対応する部分に、半径方向が嵌合上壁の外周縁に至り、軸方向が嵌合突条に至る深溝を形成するとともに、深溝とヒンジの交差部の両隅部から竪方向に弱化線を形成したヒンジキャップ。(例えば、特許文献1、参照)
上記特許文献1に記載されたヒンジキャップでは、分別回収に際して、ヒンジの引っ張り力を受ける肩部の外周壁に深溝が形成されているので、この部分が必然的に薄肉化されており、かつ上記深溝とヒンジとの交差部の両隅部から竪方向に弱化線が形成されているので、回収に際して上蓋を引き下げたときに、ヒンジ切れを起こすことなく、ヒンジキャップを容易に容器から離脱させることができる。
特開2001−192053号公報
しかし、従来例には次の様な問題がある。特許文献1では、深溝の存在によって、容器使用時にヒンジを旋回開動したり、旋回閉動したりする際に、深溝の外側壁が薄いので径方向の内側に倒れ込んでヒンジの支点がずれるという問題を生ずる。このことは、ヒンジキャップの生産工程で、開蓋状態で成形された上蓋を閉じる後加工時に、上蓋の天井面に設けたインナーリングがプルトップリングや注出口と接触を起こし、変形を生じ不良の原因となる。また、消費者が内容物注出後、上蓋を閉じる際に、上蓋とキャップ本体との位置関係にずれ込みを生じ、注出口の密封性が悪くなり、保管時に液漏れを生じる等の問題があるので好ましくない。
本発明は、上記したような合成樹脂製のヒンジキャップにおける問題点を解決するためになされたものであって、生産性が改善され、容器の使用時にキャップ本体と上蓋との間の密封性が損なわれることのないヒンジキャップを提供することを課題とするものである。勿論、本発明のヒンジキャップは、ガラス瓶容器用のヒンジキャップに限定されるものでなく、PETボトル容器を含む容器全般に用いられる合成樹脂製ヒンジキャップを対象とするものである。
本発明は、容器上縁に突出する口部外周に形成されたくびれ凹部に係止する嵌合突条を有する外周壁と、注出口を上部に形成した嵌合上壁と、口部内周に係合する内周壁とからなり、外周壁と内周壁との間に口部への嵌着部を形成したキャップ本体と、これとヒンジを介して開閉可能に連結され、閉鎖時に上記キャップ本体の嵌合上壁に係止し、天井面に設けられたインナーリングによって注出口を密封する上蓋とを備え、上記外周壁のヒンジの付け根に対応する部分に深溝を形成した合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、上記深溝の内面に変形防止用リブを形成したことを特徴とするヒンジキャップである。
本発明において、深溝内面に形成する変形防止用リブは深溝のヒンジ側内面又は嵌合上壁側内面の少なくとも一部分から対向する内壁面に向けて突出させるか、または深溝の底部内面11bの少なくとも一部分から上方に向けて突出させるように形成する。
本発明におけるリブの形状は、平面断面が矩形形状、三角形形状、台形形状、多角形形状など任意の形状を取ることが出来、また側断面形状も同様に任意の形状をとることができる。また、リブを深溝の側面に形成する場合には、突出先端部が対向面に当接するか、又は対向面に僅かの間隙を有するようにして形成することが好ましい。またリブを深溝の底面に形成する場合には、先端部が深溝の上端縁か又はその近傍位置になるように形成し、その側部又は側部の一部が深溝の内側面又は外側面に当接するか、又は僅かの間隙を有するように形成することが好ましい。
本発明は、深溝の内面に変形防止用リブを設けたので、容器使用時に繰り返されるヒンジ回動による上蓋の開蓋あるいは閉蓋に際して、深溝外側壁の倒れ込みは該リブの存在によって規制され、ヒンジ支点のキャップ径方向へのずれが防止される。そのためヒンジキャップの生産工程における不良をなくすことができ、さらには、内容物注出後の閉蓋時における上蓋による注出口の密封性を確保することができる。
図1乃至図10は、深溝を形成したヒンジキャップにおいて、ヒンジ側内面又は嵌合上壁側内面から対向する面に向かって突出するか、深溝の底部内面から上方に向けて突出する1個乃至複数個のリブを設けたものを示す。このようなリブでは、リブの突出先端部又は側面が深溝の内外側壁面に当接する場合には、上蓋の開閉時に深溝外側壁の内方への倒れこみを完全に阻止することができるので、これに連接されるヒンジの支点位置にずれを生ぜず、またリブの突出先端部又は側面が深溝内外壁面に当接せず、その間に若干の空隙を有する場合であっても、深溝外壁の倒れこみの程度は該リブの存在によって軽減されるので、ヒンジの支点位置のずれが少なくて済む。従って、いずれにしても閉蓋時を閉鎖状態にしたときに上蓋とキャップ本体の間の係止状態に変化を生じないか、殆んど生ずることがないので、注出口の密封状態が維持され、瓶の内容物の液漏れ等の不都合を防止することができる。
以下本発明の実施例1を添付図面を参照して説明する。図1は、本発明のヒンジキャップの上蓋を開いた状態での側断面図を示すものであり、図2は、図1に示すヒンジキャップの平面図であり、図3は、図1に示すヒンジキャップの上蓋を閉じた状態でのヒンジ側から見た側面図である。図4は本発明のヒンジキャップの深溝形成部分の要部拡大断面図である。
本実施例においては、容器はガラス製または合成樹脂製などで形成されたものを、ヒンジキャップは合成樹脂の射出成形で作られたものを使用した。図1乃至図4において、1は容器、2は容器1の上縁部に形成された口部である。ヒンジキャップはキャップ本体9と上蓋20とからなり、その間をヒンジ10で連結している。キャップ本体9は、口部2の外周部に形成されたくびれ凹部3に係合する嵌合突条4を有する外周壁5と、注出口21を上部に形成した嵌合上壁6と、口部2の内周部に沿って係合する内周壁7とによって構成され、これらは同心円上に配設されている。前記上蓋20は閉蓋時に上記嵌合上壁6の固定筒9aに係合して天井面に設けられたインナーリング22によって前記注出口21を密封状態とする。
上記ヒンジ10としては、本実施例に示す三点式スナップヒンジ(中央にバネ要素、両側に一対のフィルムヒンジ)の他に、中央にフィルムヒンジ及び両側に一対の弾性バンドを備えた三点式スナップヒンジ、バネ要素の無いフィルムヒンジ等の任意の形式のヒンジが適宜選択できる。また例えばバタフライヒンジやバンドヒンジのようにバネ性の強いスナップヒンジの場合には、使用時に後述する深溝の外側壁が倒れこみ易いためにヒンジのずれを防止するという本発明の効果がより顕著に現れる。
11は外周壁5の上縁部付近に形成された断面台形状の深溝で、外周壁5上縁におけるヒンジ10の付け根両隅部12に対応する部分より、半径方向が上記嵌合上壁6の外周縁付近まで延び、軸方向が上記嵌合突条4の突出部に至るように形成される。13,14は上記深溝11と前記ヒンジ10の交差部の両隅部に当たる深溝下端両隅部付近の外周壁5に施された竪方向の弱化線である。また、深溝11の底面と外周壁5の内面との間には、弱化部が形成されている。この弱化部として、例えば、薄肉部15が採用されている。さらに、図示されないが、外周壁5のその他の箇所にも弱化部を設けることができる。なお、この深溝11の大きさや形状などは後述するように必要に応じて適宜選択される。
23は、深溝11の外側壁内面11aより深溝11の内方に向けて突出形成された変形防止用リブであり、該リブ23は平面断面が矩形形状で、その突出先端が対向面に僅かの空隙を隔てて位置するように形成されている。24は、キャップ本体9の嵌合上壁6上に形成されたプルトップ装置である。注出口21の内方の嵌合上壁には、内周面にスコア破断部26が施され、その内側にはプルトップリング25が設けられる。
この実施例において、上記したように構成されたヒンジキャップは、容器1の口部2に打栓装着されて用いられる。消費者は開封の際、上蓋20を開いてプルトップリング25を引っ張り、スコア破断部26を破断して、注出口を開口形成し、内容物を注出する。内容物を注出後、上蓋20をキャップ本体9側に回転させ、固定筒9aに係合させ閉蓋する。この時深溝11の外側壁11aは、ヒンジ10の力を受けて変形しようとするが、本実施例では、該リブ23は深溝11の外側壁内面11aから突出しているので、同側の側壁が強化され、外周壁の撓みを抑制するとともに、変形防止用リブ23によりその変形が規制されるので、上蓋20は設計通り回転する。そのため、芯ずれが発生しないので、注出口21とインナーリング22は完全に同心円状となって密着し、密封状態を維持する。
容器1内の液体等の内容物を消費した後に、容器1からヒンジキャップを分別回収する場合には、上蓋20を開いた状態で掴み、注出口21の反対側に引っ張ると、上記深溝11と上記ヒンジ10との交差部の両端の隅部12に応力が集中し、一方の該隅部より下方に形成された弱化線13と他方の該隅部より下方に形成された弱化線14とが上端より切り裂かれ、次に、外下方に引っ張ることにより、深溝11の薄肉の外側壁11aに応力が集中して、深溝底面に形成された弱化部15が破断される。さらに上蓋を外方に引っ張ると、弱化線14に連続する外周壁5に形成された周方向弱化線16が切り裂かれ、上方に引き上げると、ヒンジキャップはヒンジ切れを生ずることなく容易に容器から外し取ることができる。
図4は、図1乃至図3に示した外周壁5に形成された深溝11にヒンジ側内面から対向する深溝内面に突出する変形防止用リブ23を突出形成したヒンジキャップの深溝部分の要部拡大断面図である。この場合、閉蓋時に該リブ23は、対向する深溝内面すなわち嵌合上壁側の深溝内面に当接するような厚みを持つものが示されているが、該リブ23の厚みは、開蓋状態でその先端がリブ対向面に当接するような厚みにすれば撓みを完全に防止することができ、より効果的である。
この発明の実施例2を図5により説明するが、図1〜図4と同一図面符号はその名称も機能も同一である。図5は、実施例1の深溝11において、ヒンジ側の内面から平面断面が矩形形状で側断面が矩形形状のリブ2個を、嵌合上壁6側の内面に向けて突出形成した場合の深溝部分の要部拡大平面断面図を示すものである。本実施例において変形防止用リブは周方向に間隔をあけて2個設けられているので、容器使用時における上蓋20の開閉に伴う深溝11の外側壁11aの内方への倒れこみを阻止する効果は一層高くなる。
この発明の実施例3を図6により説明するが、図1〜図4と同一図面符号はその名称も機能も同一である。図6は、実施例1の深溝11において、嵌合上壁6側の内面から平面断面が矩形で、側断面が深溝11の底面を底辺とし、頂点が深溝11のヒンジ側の側壁上縁に至る三角形であるような形状のリブを形成させた場合の深溝部分の要部拡大側断面を示すものである。本実施例においては、該リブ23は側断面が深溝底面を底辺とする三角形の形状であるので、構造的に安定しており、成形性に優れ、使用中に破壊欠落することなく、容器使用中安定的な液漏れ防止効果が発揮できる。なお、側断面の形状は三角形の代わりに台形形状としても良い。
この発明の実施例4を図7a及び図7bにより説明するが、図1〜図4と同一図面符号はその名称も機能も同一である。図7aは、実施例1の深溝11において、深溝11の底部内面11bから上方に向けて、平面断面が矩形形状で、側断面が矩形形状の変形防止用リブ23を深溝11の上縁部付近まで突出させた場合の深溝部分の要部拡大側断面図であり、図7bはその要部拡大平面図である。この場合においては、形成されたリブ23は比較的不安定であるので、深溝底面11bに沿って細長い矩形形状のリブ23を突出形成する必要がある。しかしながら深溝11の外側壁11aの内方への倒れこみを規制することは可能である。
この発明の実施例5を図8により説明するが、図1〜図4と同一図面符号はその名称も機能も同一である。図8は、実施例1の深溝11において、嵌合上壁6側の内面から平面断面が矩形形状で、側断面が矩形形状の変形防止用リブ23をヒンジ側の側壁面に向けて突出形成した場合の深溝部分の要部拡大側断面図を示すものである。
この発明の実施例6を図9及び図10により説明するが、図1〜図4と同一図面符号はその名称も機能も同一である。図9及び図10は、キャップ本体の嵌合上壁6の中央上方に突出する筒状突起25の先端部を鋏などで切り取って注出口を形成するタイプのヒンジキャップにおいて、外周壁5に実施例1と同様の深溝11を形成したものについて、深溝11のヒンジ側壁面の一部から対向面に向けて平面断面が三角形でその頂点が深溝の嵌合上壁側内面に当接し、側断面が矩形形状の変形防止用リブ23を形成した場合の側断面図及び平面図である。図に示されるように該リブ23の突出先端部を対向面に当接させた場合には、容器の使用に際して、上蓋20の開閉に伴う深溝11の外側壁11aの内方への倒れこみは完全に規制されるので、上蓋20のインナーリング22が筒状突起25に接触し、変形を生じることがないので、容器使用中に液漏れの恐れがない。しかも、該リブ23は単に対向面に当接するのみであるので、容器とキャップの分別に際しては、リブ23の存在によって影響されることがないので、分別を容易に行うことができる。
本発明の実施例1を示すヒンジキャップの側断面図である。 図1に示すヒンジキャップの平面図である。 図1に示すヒンジキャップのヒンジ側側面図である。 図1に示すヒンジキャップの深溝部分の要部拡大断面図である。 本発明の実施例2を示す平面図である。 本発明の実施例3を示す側断面図である。 本発明の実施例4を示す側断面図である。 本発明の実施例4を示す図で、図7aの平面図である。 本発明の実施例5を示す側断面図である。 本発明の実施例6を示す断面図である。 本発明の実施例6を示す図で、図9の平面図である。
符号の説明
1.容器
2.口部
・ くびれ凹部
4.嵌合突条
5.外周壁
6.嵌合上壁
7.内周壁
8.嵌着部
9.キャップ本体
9a. 固定筒
10.ヒンジ
11.深溝
20.上蓋
21.注出口
22.インナーリング
23.変形防止用リブ

Claims (9)

  1. 容器(1)の上縁に突出する口部(2)の外周に形成されたくびれ凹部(3)に係止する嵌合突条(4)を有する外周壁(5)と、注出口(21)を上部に形成した嵌合上壁(6)と、口部(2)の内周に係合する内周壁(7)とからなり、前記外周壁(5)と嵌合上壁(6)と内周壁(7)との間に前記口部(2)への嵌着部(8)を形成したキャップ本体(9)と、前記キャップ本体(9)とヒンジ(10)を介して開閉可能に連結され、閉鎖時に前記キャップ本体の上壁(6)に係合し、天井面に設けたインナーリング(22)によって注出口(21)を密封する上蓋(20)を備え、前記外周壁(5)のヒンジ(10)の付け根に対応する部分に深溝(11)を形成した合成樹脂製ヒンジキャップにおいて、前記深溝(11)の内面に変形防止用リブ(23)を突出形成したことを特徴とするヒンジキャップ。
  2. 前記リブ(23)は、前記深溝(11)のヒンジ側内面又は嵌合上壁(6)側内面からそれぞれの対向面に向けて突出させることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
  3. 前記リブ(23)は、前記深溝(11)の底部内面11bから上方に向けて突出させることを特徴とする請求項1に記載のヒンジキャップ。
  4. 前記変形防止用リブ(23)は、平面断面が矩形形状であることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のヒンジキャップ。
  5. 前記変形防止用リブ(23)は、平面断面が三角形形状である請求項1,2、又は3に記載のヒンジキャップ。
  6. 前記変形防止用リブ(23)は、平面断面が多角形形状である請求項1、2、又は3に記載のヒンジキャップ。
  7. 前記変形防止用リブ(23)は、平面断面が円形形状である請求項1,2又は3に記載のヒンジキャップ。
  8. 前記変形防止用リブ(23)は、側断面が深溝(11)の底部を底面とする三角形形状又は台形形状である請求項4,5,6又は7に記載のヒンジキャップ。
  9. 前記変形防止用リブ(23)は、単数又は複数個形成することを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7又は8に記載のヒンジキャップ。
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