JPH07257113A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

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JPH07257113A
JPH07257113A JP7038183A JP3818395A JPH07257113A JP H07257113 A JPH07257113 A JP H07257113A JP 7038183 A JP7038183 A JP 7038183A JP 3818395 A JP3818395 A JP 3818395A JP H07257113 A JPH07257113 A JP H07257113A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 空気入りタイヤ 【構成】 そのトレッドパターンが両側のタイヤショル
ダー領域内ではそれぞれ1つの円周方向にのびるブロッ
ク列を配置し、このトレッドパターンは非対称的に成形
されておりそして乗り物に関してトレッドパターン内側
セクションとトレッドパターン外側セクションとを含
む。トレッドパターン内側セクション内のショルダー部
ブロック列には円周方向に良好な開口性を有する複数の
サイプが配置されておりそしてトレッドパターン外側セ
クション内のショルダー部ブロック列には横方向応力下
で高い屈曲剛性を保証する複数のサイプが配置されてい
る。 【効果】 冬期走行条件下で使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、トレッドパターンを有し、その
トレッドパターンがパターン構造として場合によっては
リブ列と組み合わせられた複数のブロック列を包含し、
少なくとも両側のタイヤショルダー領域内にはそれぞれ
1つの円周方向にのびるブロック列が配置されておりそ
してパターン構造には多数のサイプ(細い刻み目)が刻
まれている乗り物用空気入りタイヤ、特に冬期走行条件
下で使用するための乗り物用空気入りタイヤに関する。
【0002】上記のごときトレッドパターンを有する乗
り物用空気入りタイヤは各種の実施態様が公知となって
おりそして近年では冬期走行条件下での使用において良
い評価を得てきている。トレッドパターン、特に薄層状
サイプを持つトレッドパターンの詳細な形状は多数の特
許および特許出願の対象となっている。たとえば、冒頭
に記載した種類の乗り物用空気入りタイヤはオーストリ
ア特許第390916号明細書から公知である。この明
細書に記載されているタイヤのトレッドパターンはタイ
ヤ中央領域に配置された少なくとも1つのリブ列と組み
合わされた多数のパターンブロックから構成されてい
る。それらのパターン構造には多数の薄層状サイプが刻
まれている。それらサイプは実質的にパターンを横切る
方向にのびておりそして各サイプの長さの大部分の範囲
では直線状にのびるサイプの形状となっている。この特
許明細書によってつくられたスノータイヤは”SEMPERIT
TOP-GRIP SLG"の商品名で数年来市場で大きな成功を収
めておりそして非常に優秀な冬期運転特性を有してい
る。
【0003】本発明は、冒頭に記載したタイプのタイヤ
を、凍結路または雪路における駆動力の伝達の最適化な
らびに乾燥路面および濡れた路面上での走行性の最適化
の点から、一層改良することを目的とするものである。
【0004】この目的は本発明によって次のようにして
達成される。すなわちトレッドパターンが非対称的に成
形されそして乗り物に関してトレッドパターン内側セク
ションとトレッドパターン外側セクションとを包含する
ものであり、ここでトレッドパターン内側セクション内
のショルダー部ブロック列には円周方向に良好な開き性
能を有する複数のサイプを配置しそしてトレッドパター
ン外側セクション内のショルダー部ブロック列には横方
向応力下で高いブロック剛性を保証する複数のサイプを
配置するのである。
【0005】誠に驚くべきことに、本発明による内側シ
ョルダー部ブロック列内に設けらたエッジが路面をつか
むことで良く開くことのできる複数のサイプと、外側シ
ョルダー部ブロック列内に設けられた対応する支持効果
をもたらす複数のサイプとの組み合わせによって格別の
利点が得られることが今回見いだされた。本発明にかか
わる研究とタイヤを用いた試験によって、タイヤの外側
ショルダー領域内においては横方向応力下でパターン剛
性が高いことが良好な走行性と操縦性のためにきわめて
重要であり、他方、タイヤ内側領域ではできるだけ多く
の路面をつかむエッジを提供することが牽引力の伝達の
ためになによりも重要であることが確認及び実証され
た。
【0006】本発明の好ましい実施態様によれば、内側
のショルダー部ブロック列内に配置されるサイプは、平
面図で見て、階段状または鋸歯状に形成されそして交番
的に連続する長いサイプ部分と短いサイプ部分とから構
成される。この構成によって、牽引応力下でサイプが開
いて路面をつかむエッジが形成されるという上記の効果
が非常に良好に達成される。
【0007】上記実施態様に関連して、短いサイプ部分
が少なくとも実質的にタイヤ円周方向にのびそして長い
サイプ部分が少なくとも実質的にパターン横方向にのび
ていると一層有利である。この場合、短いサイプ部分が
長いサイプ部分の長さの15乃至40%、特に約30%
の長さを有するのが格別に好ましいことが判明した。
【0008】外側のショルダー部ブロック列内には複数
の波状またはジグザグ状のサイプが配置され、そのサイ
プはそれだけを見ると少なくとも実質的に対称形である
複数の波形構造またはジグザグ構造の連続により構成さ
れる。このようなサイプを持たせることにより、横方向
応力下でのブロック剛性を獲得するための上記した支持
効果が特に良好に達成される。この場合、該波状または
ジグザグ状に形成されたサイプが少なくとも実質的にタ
イヤ横方向にのびていればさらに有利である。
【0009】本発明の特に好ましい実施態様において
は、トレッドパターンは両方のショルダー部ブロック列
の間に3つの中央ブロック列を有し、そのうちの1つは
乗り物タイヤの中央線(赤道線)に沿って配置されてお
り、このブロック(2’)列ならびにこのブロック列と
内側ショルダー部ブロック列との間に配置されたブロッ
ク列(2)は階段状または鋸歯状に形成されたサイプを
有しておりそして3番目のブロック列(2”)には波形
状またはジグザグ形状のサイプが設けられている。トレ
ッドパターンの中央領域内においても駆動力の良好な伝
達を保証することが重要である。この意味から、この領
域に階段形状または鋸歯形状サイプを配置することが好
ましい。
【0010】以下、本発明のその他の特徴、利点および
細部構成を実施例を示した図面を参照しながらさらに詳
細に説明する。なお、添付図面の図1は本発明に従って
構成された乗用車用タイヤの正面図そして図2はそのト
レッドパターンの部分展開平面図である。2つの図面に
見られるように、本発明によるタイヤは赤道線M−Mに
関し非対称のトレッドパターンを有している。トレッド
パターンは5つのブロック列、すなわち2つのショルダ
ー部ブロック列1、1’および3つの中央部ブロック列
2、2’、2”から構成されている。これらのブロック
列は周溝5によって相互に分離されている。ショルダー
部のブロック列1、1’は一部がタイヤの接地面領域の
外部にある(図2のトレッド幅B=E.T.R.T.
O.規格による接地面の幅)。
【0011】ショルダー部ブロック列1と2つの中央部
ブロック列2、2’内の各ブロックは横溝3a、3b、
3cによって互いに円周方向に分離されておりそしてシ
ョルダー部ブロック列1’と中央部ブロック列2”内の
各ブロックは横溝4a、4bによってそれぞれ分離され
ている。
【0012】一方では、ブロック列1、2および2’の
ブロックは円周方向に同じくり返しピッチで配置されて
おり、他方ではブロック列2”と1’は同じくり返しピ
ッチで配置されている。図示した実施例では、一方の同
じピッチのグループと他方の同じピッチのグループとを
分離する分離線L−Lはブロック列2’をブロック列
2”から分離している周溝5の内部でのびている。この
分離線L−Lは円周方向中央線(赤道線)M−Mに対し
て特に幅Bの約5乃至15%だけ外側ショルダー部の方
にずれている。このタイヤは乗り物に、ブロック列1、
2、2’を含むトレッドパターンの部分(トレッドパタ
ーン内側セクションIとして図示)が乗り物縦軸の方
(乗り物の内側)に面しそしてブロック列1’と2”を
含むトレッドパターンの部分(トレッドパターン外側セ
クションAとして図示)が乗り物の外側に面するように
装着される。
【0013】タイヤ/路面間の騒音の支配的周波数を低
減しかつ周波数スペクトルの幅の拡大を達成するため、
すでに以前からトレッドパターンの形成の際にピッチ変
化の方法を採用するのが通例である。ここでピッチとい
う言葉はタイヤ円周方向に同じようにくり返される1つ
のパターン構成要素と理解されるべきであり、その構成
要素のタイヤ円周方向の長さがピッチ長さと呼ばれる。
一般にそして従来技術においてすでに以前から行われて
いるように、タイヤ円周上でのピッチの配置において、
ピッチ長さに変化がつけられる、特に、ピッチが少なく
とも2つ、好ましくは3乃至5つの異なる長さから選択
されるように変化がつけられ、そしてタイヤ円周上のそ
れらピッチの順序ならびに配置が適当な計算プログラム
によって求められあるいは最適化される。
【0014】図示した実施例では、タイヤ円周全体での
ピッチの総数はトレッドパターン内側セクションIにお
いて66個そしてトレッドパターン外側セクションAに
おいて57個である。乗用車用タイヤの場合、ピッチ総
数は一般に40乃至80個であり、このような場合、図
示したタイヤではトレッドパターン内側セクションI内
の全ピッチ数がトレッドパターン外側セクションA内の
全ピッチ数よりも15乃至30%多くなるよう選択され
る。この場合、トレッドパターン内側セクションI内と
トレッドパターン外側セクションAとにおいて、少なく
とも2つの異なるピッチ長さを有する一連のピッチが選
択される。たとえば、図2を見ると、トレッドパターン
内側セクションIには付属するピッチ境界と共に長さP
a のピッチが、そしてトレッドパターン外側セクション
Aには同じく長さP'aのピッチが存在する。トレッドパ
ターン内側セクションI及びトレッドパターン外側セク
ションA内のピッチとのピッチ組み合わせ方は本願発明
の対象ではない。これは、たとえば、公知方法のいずれ
かにより計算機を使用して求め、最適化しそして順次決
定される。
【0015】ブロック列1、2、2’、2”、1’の各
個全部のブロックにはある本数のサイプ10、12、1
2’、12”、10’が刻まれている。ここでサイプと
は幅が0.3乃至0.8mm、特に約0.5mmの非常
に狭い溝と理解される。特に冬期の走行条件下での使用
に適すべきタイヤに多数のサイプを設け、雪路または凍
結路に対する良好な路面つかみ特性を保証しかつまたこ
のような路面での十分な牽引力と制動性を確保すること
は通常行われていることであり従来技術に属する。
【0016】これに関し、本発明の範囲において、少な
くとも両方のショルダー部ブロック列1、1’内に異な
るタイプのサイプ10、10’を形成するのが有利であ
ることが見出された。そこで、トレッドパターン内側セ
クションIの中に存在するショルダー部ブロック列1の
中の各ブロックには階段形または鋸歯形のサイプ10が
刻まれている。すなわち、各サイプ10は交番的に長い
部分10aと短い部分10bを有し、全体として階段形
または鋸歯形を呈している。この場合、サイプの長い部
分10aはそれぞれ少なくとも実質的にパターン横方向
(軸方向)にのびておりそして短い部分10bは円周方
向または少なくとも実質的に円周方向にのびている。短
い部分10bの長さは長い部分10aの長さの15乃至
40%、特に約30%である。1つのブロックにつき少
なくとも2本のサイプ10が刻まれる。そして好ましく
はこれらサイプは隣接周溝5の中に開口しそして各ブロ
ックの配向と同様に実質的にタイヤ横方向にのびる。鋸
歯形状または階段形状はこれらサイプ10が牽引応力の
もとできわめて良好に開くことができ、したがって路面
をつかむエッジが役立つという格別の利点を有する。こ
れについて、誠に驚くべきことであるが、このような効
果を達成することはとりわけ乗り物側に面しているタイ
ヤのパターン領域において重要であることが確認され
た。
【0017】他方、トレッドパターン外側セクションA
内に存在するショルダー部ブロック列1’の各ブロック
に刻まれているサイプ10’は波状またはジグザク状を
呈している。したがって、サイプ10’はそれ自体を見
ると少なくとも実質的に対称形の波構造またはジグザグ
構造の連続からなる。これらジグザグ形または波形によ
って支持効果が得られ、それゆえに特に横方向応力のも
とでブロックの高い屈曲剛性が保証される。これは特に
カーブを走る時の運転および操縦性にとって重要であ
る。なお、このような支持効果はとりわけトレッドパタ
ーン外側セクションAにおいて重要な意味を持つことが
確認された。
【0018】ショルダー部ブロック列1’に隣接してい
るトレッドパターン外側セクションA内に存在する中央
ブロック列2”は上記の理由から同じく波形サイプ1
2”を有している。サイプ12”とサイプ10’は好ま
しくは同様に少なくとも実質的にタイヤ横方向に向けて
配置される。図示実施例では、これら2つのブロック列
内のサイプの配向は各ブロックの横の配向と大体におい
て一致している。
【0019】中央ブロック列2、2’においては好まし
くは階段状または鋸歯状のサイプ12、12’が刻ま
れ、これらのサイプの大部分は各ブロックを完全に横切
りそして両側でそれぞれ周溝5の中に開口している。騒
音の理由から、さらにサイプを特別な細い溝を通じて排
気するのが有利である。図示実施例ではこのような排気
溝15がブロック列1、2、2’に設けられている。こ
れら排気溝15はブロックを実質的に円周方向に貫通す
る溝として形成されそして約2mmの深さを有する。も
ちろん、このような排気溝をさらに他の2つのブロック
列に設けることも可能であるし、また、1つのブロック
に1つ以上の排気溝を設けることも可能である。
【0020】さらに、全トレッドパターンの剛性を平均
化するために、各ブロック内の隣り合うサイプの間隔を
できるだけ同じまたはほぼ同じになるよう選択するのが
好ましい。さらにタイヤ周中央線すなわち赤道線M−M
に関してタイヤの右半分と左半分が同じ又はほぼ同じ接
地面積割合であるとき、高度なかつきわめて良好な操縦
性がしかも全ての項目で得られることが確認された。こ
の場合、接地面積割合(路面と接触するトレッドパター
ンの全面積の割合)を60乃至68%の範囲、特に約6
5%に選択するのが好ましい。タイヤ左半分と右半分の
接地面積割合の差は2%を超えるべきではない。
【0021】さらに、中央ブロック列2、2’内のブロ
ックはほぼ平行四辺形の形でありそしてその平行四辺形
の一方の2つの対辺が赤道線M−Mに対してわずかの角
度、好ましくは5乃至10°傾斜しそして他方の2つの
対辺が赤道線M−Mに対して60乃至80°の角度をな
すように配置されている。この場合、傾斜の向きは、こ
のタイヤのようにトレッドパターンが車の走行方向を拘
束するものでない場合には、大した問題ではない。中央
ブロック列2、2’におけるこのような特別なブロック
の配置は雪路上での牽引力に対して好ましい働きをす
る。この傾斜配置のいま1つの利点は、特にこれらブロ
ック列内で前記したようにサイプ間隔が均一に保持され
かつ横溝3b、3cを限界するブロック辺に対してサイ
プ12、12’が対角に配向されていることによって両
側のショルダー部ブロック列におけるよりも数多くのサ
イプを刻むことができることである。たとえば、中央ブ
ロック列2、2’内のサイプ12、12’の総数は、ト
レッドパターン外側セクションA内のショルダー部ブロ
ック列1’内のサイプの総数よりも少なくとも20%、
特に50%までは多くすることができる。この実施態様
により冬期走行条件下での、特に発車時および加速時に
おけるタイヤの路面をつかむ特性が向上する。
【0022】本発明は図示した実施例に限定されるもの
ではない。すなわち、トレッドパターンをパターン全幅
にわたるピッチから構成されるように成形することも可
能である。また、特にタイヤ中央領域では、ブロック列
の代わりに、リブ列を配置することができる。このリブ
列はたとえば、袋状の終端溝を設けることもでき、ある
いはまた対応する数と形状のサイプを設けて少なくとも
実質的に一貫するリブ列として構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された乗用車用タイヤの正
面図である。
【図2】タイヤのトレッドパターンの一部を展開して示
す平面図である。
【符号の説明】
1、2、2’、2”、1’ ブロック列 3a、3b、3c、4a、4b 横溝 L−L 分離線 M−M 赤道線(タイ
ヤ周中央線) 5 周溝 B トレッド幅 I トレッドパタ
ーン内側セクション A トレッドパタ
ーン外側セクション 10、12、12’、12”、10’ サイプ 15 排気溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッドパターン構造として場合によっ
    てはリブ列と組み合わせた複数のブロック列を包含し、
    少なくとも両側のタイヤショルダー領域内にはそれぞれ
    1つの円周方向にのびるブロック列が配置されておりそ
    してパターン構造には多数のサイプが刻まれている乗り
    物用空気入りタイヤ、特に冬期走行条件下で使用するた
    めの乗り物用空気入りタイヤにおいて、トレッドパター
    ンが非対称的に成形されておりそして乗り物に関して内
    側のトレッドパターン内側セクション(I)とトレッド
    パターン外側セクション(A)とを含み、トレッドパタ
    ーン内側セクション(I)内のショルダー部ブロック列
    (1)には円周方向に良好な開口性を有する複数のサイ
    プ(10)が配置されておりそしてトレッドパターン外
    側セクション(A)内のショルダー部ブロック列
    (1’)には横方向応力下で高いブロック剛性を保証す
    る複数のサイプ(10’)が配置されていることを特徴
    とする乗り物用空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 該内側のショルダー部ブロック列(1)
    内に配置されたサイプ(10)が上面図で見て階段状ま
    たは鋸歯状に形成されておりそして交番的に連続する長
    いサイプ部分(10a)と短いサイプ部分(10b)と
    から構成されていることを特徴とする請求項1記載の乗
    り物用空気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 短いサイプ部分(10b)は少なくとも
    実質的にタイヤ円周方向にのびておりそして長いサイプ
    部分(10a)は少なくとも実質的にパターン横方向に
    のびていることを特徴とする請求項2記載の乗り物用空
    気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 外側のショルダー部ブロック列(1’)
    内には複数の波状またはジグザグ状のサイプ(10’)
    が配置されており、そのサイプはそれだけを見ると少な
    くとも実質的に対称形である複数の波形構造またはジグ
    ザグ構造の連続により構成されていることを特徴とする
    請求項1記載の乗り物用空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 該波状またはジグザグ状に形成されたサ
    イプ(10’)が少なくとも実質的にタイヤ横方向にの
    びていることを特徴とする請求項4記載の乗り物用空気
    入りタイヤ。
  6. 【請求項6】 両方のショルダー部ブロック列(1、
    1’)の間に3つの中央ブロック列(2、2’、2”)
    が存在し、そのうちの1つは乗り物用タイヤの中央線
    (赤道線)に沿って配置されており、このブロック列
    (2’)ならびにこのブロック列と内側ショルダー部ブ
    ロック列(1)との間に配置されたブロック列(2)は
    階段状または鋸歯状に形成されたサイプ(12、1
    2”)を有しておりそして3番目のブロック列(2”)
    には波形状またはジグザグ形状のサイプが設けられてい
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    乗り物用空気入りタイヤ。
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AT391/94 1994-02-25

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JPH07257113A true JPH07257113A (ja) 1995-10-09
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