JPH07256581A - シール部材の把持装置 - Google Patents

シール部材の把持装置

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Publication number
JPH07256581A
JPH07256581A JP4883694A JP4883694A JPH07256581A JP H07256581 A JPH07256581 A JP H07256581A JP 4883694 A JP4883694 A JP 4883694A JP 4883694 A JP4883694 A JP 4883694A JP H07256581 A JPH07256581 A JP H07256581A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seal member
suction
side walls
suction surface
suction holes
Prior art date
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Pending
Application number
JP4883694A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Abe
高士 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP4883694A priority Critical patent/JPH07256581A/ja
Publication of JPH07256581A publication Critical patent/JPH07256581A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 供給する部材の位置だけでなく部材の方向も
正確にして供給し、他の部材の取付けに支障が生じた
り、製品精度を低下させることのないシール部材等の把
持装置を提供する。 【構成】 ロボットのアーム5先端のハンド部6に把持
部1が取着されてなる。把持部1は吸着孔21、21が
設けられて吸着面2となされ、該吸着面2と、該吸着面
2周辺の隣接する側壁3、4内側にも吸着孔31、41
が設けられてなる。吸着面2の吸着孔21、21はハン
ド部6を介してアーム5内に配置された吸気管(図示
略)に、又、側壁3、4内側に設けられた吸着孔31、
41は側壁3、4内及びハンド部6を通じてアーム5内
に配置された吸気管に接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車や電気部品等の
組立て作業においてシール用の部材を所定の位置へ正確
に供給するためのシール部材の把持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車や電気部品等の自動組立て作業に
おいて、シール用の部材はロボットのハンドにより供給
され取付けられている。例えば、特開平4−11278
9号公報により、吸着面の中央部から突出するようにロ
ケートピンが設けられ、該ロケートピンがワークに設け
られた孔に嵌入して吸着面と平行な方向に係合するよう
になされた、負圧によってワークを吸着する吸着装置が
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4は上記公報記載の
吸着装置の使用例を示し、シール部材7の裏面にある吸
着パッド8の吸着面81に、シール部材7を吸着した状
態を示す正面図であり、ロケートピン82がシール部材
7の孔7cに嵌入して係合されているのでシール部材7
を正確な位置に供給することはできる。
【0004】しかし、例えば正方形や図4に示すような
縦横の方向性を有する長方形のシール部材7の場合で
は、本来あるべきシール部材70の姿勢にならず、その
辺7a、7bが斜めになって供給され、そのまゝ取付け
られることがある。そのため他の部品の取付けに支障が
生じたり、製品精度が悪くなるという問題があった。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解消し、供給
する部材の位置だけでなく部材の方向、即ち姿勢も正確
な状態にして供給し、他の部材の取付けに支障が生じた
り、製品精度を低下させることのないシール部材の把持
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明シール部材の把持
装置は、ロボットのハンドを用いてシール部材を供給す
るための把持装置であって、吸着面と、該吸着面周辺の
隣接する二側壁内側とに吸着孔が設けられた把持部が吸
着面を外向きにしてハンド部先端に設けられ、吸着孔が
吸気管に接続されてなることを特徴とするものである。
【0007】本発明におけるロボットのハンド部は、取
り扱う部品を負圧により吸着して把持し、運搬し、所定
の位置に供給した後、吸着から開放するものである。把
持部は吸着面と、該吸着面周辺の隣接する2つの側壁内
側に吸着孔が設けられており、この3つの面に設けられ
た吸着孔から空気を吸引することにより吸着面の部材を
3方向から吸着し、吸着面と吸着孔が設けられた二側壁
内側とに密着させる。
【0008】吸着面の大きさと形状は、取り扱う部材の
大きさと形状により種々選択される。部材が正方形、長
方形、三角等のような縦横の向きが異なる板状の場合に
は、その形状に対応する形状とすることにより、それら
の一面及び隣接する2辺の側面が把持部に吸着されるの
で、シール部材を常に正しい姿勢で製品に取り付けるこ
とができ効果が大である。
【0009】
【作用】吸着面と、該吸着面周辺の隣接する2つの側壁
に設けられた吸着孔から空気を吸引することにより、吸
着面の部材を吸着面と、隣接する2つの側壁内側との3
面に吸着、密着して把持する。従って、部材を常に正し
い姿勢で製品に取り付けることができる。
【0010】
【実施例】次に本発明シール部材の把持装置の実施例を
図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例を示す
斜め下方から見た斜視図であり、ロボットのアーム5先
端のハンド部6に把持部1が取着されてなる。把持部1
には吸着孔21、21が設けられて吸着面2となされ、
該吸着面2と、該吸着面2周辺の隣接する側壁3、4内
側にも吸着孔31、41が設けられてなる。
【0011】吸着面2の吸着孔21、21はハンド部6
を介してアーム5内に配置された吸気管(図示略)に、
又、側壁3、4内側に設けられた吸着孔31、41は側
壁3、4内及びハンド部6を通じてアーム5内に配置さ
れた吸気管に接続されている。該吸気管を通じて吸着面
2の空気は真空ポンプ(図示略)で排気され、シール部
材を吸着する負圧を発生する。
【0012】図2は上記把持装置により把持されるシー
ル部材の一例を示す斜視図であり、シール部材7は長方
形の合成樹脂発泡体71の片面に両面粘着テープ72が
貼り付けられたものである。尚、図示しないがこの両面
粘着テープ72の粘着面73には把持装置で吸着するま
で剥離紙が貼り合わされているものである。両面粘着テ
ープ72と反対側の発泡体71面が図1の吸着面2に密
着される。
【0013】把持部1が吸着面2及び隣接する側壁3、
4内側の吸着孔31、41から空気を吸引しながら剥離
紙に貼り合わされたシール部材7に近づくと、シール部
材7の粘着面73が剥離紙から離れ、発泡体71面が把
持部1の吸着面2に吸着される。同時にシール部材7の
隣接する2つの側面は側壁3、4内側に吸着される。
【0014】図3はシール部材7が吸着、把持された状
態を示す正面図であり、図3に示すようにシール部材7
の2側面は側壁3、4内側に密着されて正しい姿勢で把
持され、この状態で所定箇所へ運ばれ、押し付けて接着
される。
【0015】
【発明の効果】本発明シール部材の把持装置は以上の構
成であり、吸着面と、該吸着面周辺の隣接する2つの側
壁内側に設けられた吸着孔から空気を吸引することによ
り吸着面のシール部材を3方の面に吸着、密着させるの
で、供給するシール部材の位置だけでなく姿勢も正確に
して供給し、他の部材の取付けに支障が生じたり、製品
精度を低下させることがない。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシール部材の把持装置の実施例を示す
斜視図。
【図2】本発明で使用するシール部材の一例を示す斜視
図。
【図3】シール部材を吸着、把持した状態を示す正面
図。
【図4】従来の把持装置の使用状態を示す正面図。
【符号の説明】
1 :把持部 2 :吸着面 3,4:側壁 5 :アーム 6 :ハンド部 7 :シール部材 21,31,41:吸着孔 71:発泡体 72:両面粘着テープ 73:粘着面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットのハンドを用いてシール部材を
    供給するための把持装置であって、吸着面と、該吸着面
    周辺の隣接する二側壁内側とに吸着孔が設けられた把持
    部が吸着面を外向きにしてハンド部先端に設けられ、吸
    着孔が吸気管に接続されてなることを特徴とするシール
    部材の把持装置。
JP4883694A 1994-03-18 1994-03-18 シール部材の把持装置 Pending JPH07256581A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4883694A JPH07256581A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 シール部材の把持装置

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JP4883694A JPH07256581A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 シール部材の把持装置

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JPH07256581A true JPH07256581A (ja) 1995-10-09

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JP4883694A Pending JPH07256581A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 シール部材の把持装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108748242A (zh) * 2018-08-20 2018-11-06 无锡奥特维智能装备有限公司 连接条夹爪装置和连接条抓取方法
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