JPS6344564Y2 - - Google Patents

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JPS6344564Y2
JPS6344564Y2 JP9618581U JP9618581U JPS6344564Y2 JP S6344564 Y2 JPS6344564 Y2 JP S6344564Y2 JP 9618581 U JP9618581 U JP 9618581U JP 9618581 U JP9618581 U JP 9618581U JP S6344564 Y2 JPS6344564 Y2 JP S6344564Y2
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JP
Japan
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suction cup
dish
magnetic plate
shaped base
magnet
Prior art date
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JP9618581U
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English (en)
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JPS582415U (ja
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Publication of JPS582415U publication Critical patent/JPS582415U/ja
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Publication of JPS6344564Y2 publication Critical patent/JPS6344564Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)
  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は定着機構の考案に係り、鉄系部材のよ
うな被定着部体に対し的確な吸着作用を得しめる
と共に磁石の吸引力上昇を図つて特別なビス止め
穿孔や接着剤の如きを用いることなしに安定且つ
強固に各種部体等を定着することのできる機構を
得ようとするものである。
各種の機器や壁面などに別の機器類ないし用具
等を定着することは従来から種々に実施されてお
り、例えば自動車などの内部又は外部にスピーカ
や照明燈などを定着して放送ないし作業せしめ、
又壁面に吊具を定着して各種物体を吊止せしめ、
或いは机上又はその側面に所要の物体を定着して
利用するようなことについては従来から種々に実
施されている。しかも今日においては鉄系部材が
普及し、即ちこの鉄系部材は強度的に卓越した性
能を有することから従来の木材質その他の部材に
よる機器ないし構造物分野にも広く利用されつつ
あり、前記した机類又は壁面形成材の如きにも広
範囲に採用されているが、このような部材に対し
て上記のような定着を図るには従来一般的にビス
止めの如きを必要とし、該部材が鉄系であるとこ
ろから特別な螺孔を穿設しておくことが必要で、
その工作が煩雑で部材面に疵を残すこととなる。
このため一部に吸着盤や磁石を用いて定着を図る
ことについてもそれなりに工夫がなされてはいる
が、その吸着盤又は磁石の何れにしても例えば走
行車体などに取付けるような場合において充分な
定着安定性が得られるに到つておらず、このため
特別な工作を更に加えることも行われてはいるが
それによつてもなお定着の安定性を確保できず、
徒らに構成を複雑化する。従つて実際の利用に当
つては更に接着剤を用いて車体面等に定着してい
ることは公知の通りであつて、このように接着剤
を用いた場合には折角の美装面を汚損し、特に取
外し時には塗装を剥離し、こびりついた接着剤の
除去に当つて光択仕上面を傷つけざるを得い等の
不利を伴う。
本考案は上記したような実情に鑑み検討を重ね
て考案されたものであつて、皿形基体1に吸着盤
2の中央部を収容し、該吸着盤2内に上記皿形基
体1と対向した磁性体板3を設け、該磁性体板3
に内装された磁石4をリング状とし、該リング状
磁石4の内孔14部分に上記磁性体板3と前記皿
形基体1を挾着する連結手段5,7を取付けたこ
とを特徴とする定着機構である。
本考案によるものの具体的な実施態様を添附図
面に示すものについて説明すると、本考案による
ものの具体的な利用状態に関する若干は第1図と
第2図に示すようにたとえばスピーカなどの機器
10又はフツク部材11を止着するための機構と
して前記したような鉄系部材による機器面、壁面
などに定着させるために皿形基体1を用い、該皿
形基体1に吸着盤2の中央部を収容するものであ
り、該吸着盤2はゴム質や適当な軟質性を有する
部材で形成されることは公知の通りである。前記
吸着盤2内には磁力を強めるためにカツプ状の如
きに形成された鉄系部材の如きによる磁性体板3
を上記皿形基体1と対向して設け、該磁性体板3
内に内装された磁石4をリング状として取付け、
前記吸着盤2は上記した磁性体板3と前記した皿
形基体1との間で螺子などの連結部材5とナツト
のような締着子7で挾着し、前記吸着盤2には上
記した磁性体板3の先端部および前記した皿形基
体1の周側より延出した環状可曲部2aが形成さ
れている。
前記した皿形基体1は、鉄、アルミその他の金
属材又は硬質樹脂成形体の如きでいずれで形成し
てもよい。吸着盤2は第3図に示したような吸着
状態にあつては充分に被定着部体6に対して密着
状態となることは図示の通りであるが、常態にお
いては破線で示すようなわん状に底面の凹入した
ものであることは一般に知られている通りであ
る。然して、磁性体板3は磁気を帯びる鉄系又は
ニツケルの如きで、磁石4の被定着部材6との接
面以外をカバーするように形成されたものであつ
て、このように磁石4の被定着部材6との接面以
外を磁性体板3でカバーすることにより磁石4の
磁力線方向を被定着部材6面上に集中せしめ、吸
着面における磁力吸着を大きく増大させる。
なおこのような磁性体板3と前記した皿形基体
1とを上記のような連結手段5,7で連結緊締す
ることによつてそれなりに柔軟性を有する吸着盤
2を剛性部材たる磁性体板3と皿形基体1とで内
外から挾圧しそれらの全般を剛体化し、吸着盤2
の中央部上面を套被した皿形基体1と磁性体板3
をも含めた安定且つ広大な取付部とすると共に吸
着盤2の周側における柔軟性を利用した環状可曲
部2aの吸着作用を生かすことができ、止着部周
囲からの荷重又は一方向からの荷重に対して安定
した作用を得しめ、前記したような機器10又は
部材11の定着状態を安定化する。
即ち磁性体板3の先端部および皿形基体1の周
側から延出した吸着盤2の環状部分を可曲部2a
とされているので圧着時において皿形基体1の周
側がリング状に吸着盤2から延出した可曲部2a
の基端側を押圧し、被定着部体6と密着状とな
し、可曲部2a内の空気を完全状態に排出して緊
密な接着を得しめ外部大気圧と吸着盤2の可曲部
2aとの間に充分な圧力差を形成し、すなわち吸
着盤2内全体が真空状態を形成して的確な定着を
図るものであり、しかも磁性体板3に内装された
磁石4が被定着部材6への吸着力が常時作用して
いるものであるから前記吸着盤2の弾性復元作用
に原因した吸着力低減化作用を充分阻止すること
ができる。磁性体板3によつてリング状磁石4の
磁力性方向を被定着部材6方向に整合させ磁力線
を強力なものとすることにより強力な吸着状態を
得しめ、単なる磁石だけの数倍の作用を維持する
こととなり頗る力な吸着状態が形成される。従つ
て全体の構成を頗るコンパクト化することが可能
となる。磁性体板3の先端縁3eと吸着盤2の可
曲部内側縁2eを第3図のように接合合致させて
おくことにより上述したような吸着盤2の圧着で
内部空気を有効に排出し、この圧着解放で完全気
密状態の吸着が得られ、安定した吸着関係を形成
するが、又吸着盤2の可曲部2aにおける一部を
引さ剥がすことで前記真空状態を破り該吸着盤に
よる吸着力は解消し、容易に取外し得る。
上記したような本考案によるときは、磁性体板
3に取付けたリング状磁石4による吸着力と吸着
盤2を圧接して得られる真空度を利用した吸着力
とが併用されて定着効果を発揮することは明かで
あるが、皿形基体1が磁性体板3を内装した吸着
盤2の中央部上面に添着され、しかもこの吸着盤
2の中央部は磁性体板3と皿形基体1とをリング
状とされた磁石4の内孔14を利用してを連結手
段5,7によつて挾着連結するものであるから柔
軟な吸着盤2の中央部は磁性体板3と皿形基体1
の挾圧によつて剛体化されることとなり機器10
又は部材11の定着部分が安定し、その取付状態
を安定的確化し得ることとなり、その機器などの
取付けを含めた製作組立も螺子とナツトのような
連結手段5,7で簡易且つ的確に達成できるなど
の作用効果を有しており、実用上その効果の大き
い考案である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を示すものであつて、
第1図と第2図は夫々本考案によるものの利用状
態の若干例を示した説明図、第3図は本考案によ
るものの吸着状態を示す断面図である。 然してこれらの図面において、1は皿形基体、
2は吸着盤、3は磁石の磁力線方向を規制集中す
る磁性体板、4はリング状磁石、5,7は連結手
段、6は鉄系部材の如き被吸着部材、10および
11は定着されるべき機器ないし部体、14はリ
ング状磁石の内孔を示すものである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 皿形基体1に吸着盤2の中央部を収容し、該吸
    着盤2内に上記皿形基体1と対向した磁性体板3
    を設け、該磁性体板3に内装した磁石4をリング
    状とし、該リング状磁石4の内孔14部分に上記
    磁性体板3と前記皿形基体1を挾着する連結手段
    5,7を取付けたことを特徴とする定着機構。
JP9618581U 1981-06-30 1981-06-30 定着機構 Granted JPS582415U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9618581U JPS582415U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 定着機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9618581U JPS582415U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 定着機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS582415U JPS582415U (ja) 1983-01-08
JPS6344564Y2 true JPS6344564Y2 (ja) 1988-11-18

Family

ID=29891066

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9618581U Granted JPS582415U (ja) 1981-06-30 1981-06-30 定着機構

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JP (1) JPS582415U (ja)

Families Citing this family (6)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS582415U (ja) 1983-01-08

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