JPH0725386B2 - キヤリア−テ−プ - Google Patents

キヤリア−テ−プ

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JPH0725386B2
JPH0725386B2 JP61087312A JP8731286A JPH0725386B2 JP H0725386 B2 JPH0725386 B2 JP H0725386B2 JP 61087312 A JP61087312 A JP 61087312A JP 8731286 A JP8731286 A JP 8731286A JP H0725386 B2 JPH0725386 B2 JP H0725386B2
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JP
Japan
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carrier tape
tape
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pin hole
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誠 横関
秀郎 中島
茂芳 岩元
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、キャリアーテープに関するものであり、さら
に詳しく言えば、電子部品や薬剤などの小形物品を収納
するエンボスタイプのキャリアーテープに関するもので
ある。
従来の技術 従来のこの種のエンボスタイプのキャリアーテープを用
いて電子部品などをテーピングする場合には、第4図,
第5図に示すように、キャップ状のエンボス1とピン孔
3を等間隔に複数固有するキャリアーテープ2に物品5
を収納し、シールテープ4を圧着して完成品としてい
た。
一方、電子部品をプリント基板に装着する産業分野にお
いては、実装作業の自動化,高速化が急速に進歩してい
るため、いわゆる自動挿入機をより長時間に亘って運転
して稼動率を向上させる傾向が強くなっている。
これに伴って、より長尺化したエンボスタイプのキャリ
アーテープの開発が切望されている。
発明が解決しようとする問題点 従来のこのようなエンボスタイプのキャリアーテープに
おいては、物品を収納し、シールテープを圧着して完成
品とする以前に、エンボス1に外力が加わってエンボス
1が内側に変形し、物品収納が不可能になったり、また
キャリアーテープ2が破損したりして、一連の長尺テー
プとして使用できない事故が、度々生じていた。
このような場合、従来の技術では第6図に示したよう
に、異なるキャリアーテープの終端と始端のエンボス2
個分を相互に重ね合わせて長尺化をしていた。この場
合、エンボス1の内側は、変形した状態であるため、物
品の収納は不可能である。更に、第7図に示したよう
に、ピン孔3が相互に重なるため、ずれが生じていた。
この場合、キャリアーテープ2の送りに、孔づまりのた
めの支障が生じ、自動挿入機の連続運転が不可能とな
り、実装作業の効率化の阻外要因となっていた。
本発明は、このような問題点を解決するためのものであ
り、キャリアーテープに自動挿入機を長時間に亘って連
続運転させるものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、帯状のテープ基
材に物品を収納するエンボスを等間隔に複数個連続的に
形成するとともに送り用のピン孔をエンボスの一側に設
け、終端のエンボスを切除するとともにこの終端のエン
ボスに対応する範囲のピン孔部を切除した構成としたも
のである。
作用 上記構成とすることによって、異なるキャリアーテープ
を接続するには、一方のキャリアーテープの終端のエン
ボスを切除した部分に、他方のキャリアーテープの始端
の物品を収納したエンボスを圧入結合することで両キャ
リアーテープの接続が図れ、自動挿入機を長時間に亘っ
て連続運転させることができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図面第1図〜第3図を用いて説
明する。
6は紙またはポリプロピレンなどのフィルムからなる帯
状のテープ基材で、このテープ基材6には一方向に突出
するエンボス7が複数個等間隔にしかも連続的に加工さ
れている。また、このテープ基材6のエンボス7を設け
た部分の一側には送り用のピン孔8が連続的に形成され
ている。
そして、このテープ基材6の終端に位置するエンボス7
は切除されて切除部9が形成されており、かつ、この切
除されたエンボス7に対応する範囲のピン孔部も切除さ
れて切欠部10が形成されている。そして、このエンボス
7に電子部品などの物品を収納し、エンボス7の開口面
にポリエステルなどのシールテープ11を貼付けてキャリ
アーテープを構成している。
このような構成のキャリアーテープを自動挿入機にかけ
てプリント基板に電子部品を実装する場合には、第2
図,第3図に示すように一方のキャリアーテープの終端
のエンボス7の切除した切除部9に他方のキャリアーテ
ープの始端のエンボス7をはめこみ、両キャリアーテー
プを接続する。この切除部9にエンボス7をはめこむだ
けで十分な接続強度が得られない場合には、接合面に接
着剤を施して接着熱融着,超音波融着してもよい。
また、送り用のピン孔8を設けた部分は一方のキャリア
ーテープの終端の切欠部10に他方のキャリアーテープの
始端のピン孔8部が位置して連続化されることになる。
このようにすれば、第3図に示すように接続部における
エンボス7にも物品12が収続でき、接続部における物品
12の歯抜けも無くすことができる。
発明の効果 以上のように本発明のキャリアーテープは、終端のエン
ボスを切除し、この切除したエンボスに対応する範囲の
ピン孔部を切除したことにより、次々へとキャリアーテ
ープの接続が行えて、しかも、その接続部におけるエン
ボスにも物品を収納することができて、電子部品の自動
挿入機における部品実装においても部品の歯抜けを無く
し、しかも、送り用のピン孔も接続部で孔づまりを生じ
ることもなく送りをスムースに行うことができ、作業の
途中停止といったことも無くなって稼動率の低下を防止
できるなどの利点をもち、工業的価値の大なるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のキャリアーテープの一実施例を示す斜
視図、第2図は同キャリアーテープの接続状態を示す斜
視図、第3図は同断面図、第4図は従来のキャリアーテ
ープの一部切欠斜視図、第5図は同要部の斜視図、第6
図は同キャリアーテープの接続部の断面図、第7図は同
要部の斜視図である。 6……テープ基材、7……エンボス、8……ピン孔、9
……切除部、10……切欠部、11……シールテープ、12…
…物品。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状のテープ基材に物品を収納するエンボ
    スを等間隔に複数個連続的に形成するとともに送り用の
    ピン孔をエンボスの一側に設け、終端のエンボスを切除
    するとともにこの終端のエンボスに対応する範囲のピン
    孔部を切除してなるキャリアーテープ。
JP61087312A 1986-04-16 1986-04-16 キヤリア−テ−プ Expired - Fee Related JPH0725386B2 (ja)

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