JPH07253865A - 操作ガイダンス装置 - Google Patents

操作ガイダンス装置

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JPH07253865A
JPH07253865A JP6045691A JP4569194A JPH07253865A JP H07253865 A JPH07253865 A JP H07253865A JP 6045691 A JP6045691 A JP 6045691A JP 4569194 A JP4569194 A JP 4569194A JP H07253865 A JPH07253865 A JP H07253865A
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JP
Japan
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guidance
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series
procedures
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Application number
JP6045691A
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English (en)
Inventor
Shogo Hamazaki
省吾 濱崎
Koji Sugishita
幸司 杉下
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 次に実行すべき手順を容易に判断でき、かつ
ユーザの判断が不要な手順は自動実行することで、ユー
ザの手間をを削減する。 【構成】 ユーザによる操作目的を入力する手段と、操
作対象の状態を獲得する手段と、操作目的を実現する一
連の操作手順を生成する手段と、ユーザに指定された操
作手順を、より詳細な一連の操作手順に展開する手段
と、それぞれの操作手順に対応した手順説明を選択する
手段と、ユーザに指定された操作手順についての補足説
明を選択する手段と、一連の操作手順、手順説明、補足
説明を編集してガイダンスを作成する手段と、操作対象
に対する操作が終了したことを検出する手段と、操作対
象に対して自動操作を実行する手段と、操作手順が自動
操作可能かどうか判定する手段と、次順の操作手順をハ
イライト処理する手段と、ユーザにガイダンスを提示す
る手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人間が操作を行なう機
械やシステムにおいて、ユーザの要求に応じた具体的な
操作手順についてのガイダンスを提示する操作ガイダン
ス装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、人間が操作を行なう機械やシステ
ムにおいては、その利用目的を達成するための支援機能
として具体的な操作手順を提示する操作ガイダンス機能
の必要性や有用性が認識され導入例が増加している。そ
れに伴い、ガイダンス情報の提示内容および提示方法が
重要な課題となっており、本願出願人も「特願平4−2
41613号」等を既に提案している。
【0003】従来の操作ガイダンス装置では、ユーザか
らガイダンス要求のあった操作目的に対して操作対象装
置の状態を検出することにより、現在の状態から操作目
的を達成するまでの一連の操作を提示していた。図10
は従来の操作ガイダンス装置の構成図である。
【0004】図10において、501は操作の目的を受
け付ける目的入力手段、502は操作対象装置の状態を
獲得する装置状態獲得手段、510は操作対象装置のす
べての状態遷移をフロー表記で保持している状態遷移フ
ロー保持手段、520は各操作手順についての説明を保
持している手順説明保持手段、503は操作目的、現在
の状態、状態遷移フロー情報から、操作目的を達成する
までの一連の操作手順を生成する操作手順生成手段、5
04は一連の操作手順のそれぞれについての説明を手順
説明保持手段520から選択する手順説明選択手段、5
05は手順説明選択手段504で選択した手順説明を編
集してガイダンスを作成するガイダンス編集手段、50
6はガイダンスをユーザに提示するガイダンス出力手段
である。
【0005】図11は従来の操作ガイダンス装置の処理
概要を示すフローチャートである。以下図11に沿って
処理概要を説明する。
【0006】最初に目的入力手段501はユーザの操作
目的を受け付ける(ステップS51)。この時点での操
作対象装置の状態を装置状態獲得手段502で得る(ス
テップS52)。操作手順作成手段503は、操作目的
と操作対象装置の状態および事前に用意されている状態
遷移フロー保持手段510の内容である状態遷移フロー
を参照して、現在の状態から操作目的を達成するまでの
一連の操作手順を生成する(ステップS53)。手順説
明選択手段504は、一連の操作手順に対応した説明内
容を事前に用意されている手順説明保持手段520の内
容から取り出す(ステップS54)。次にガイダンス編
集手段505では、一連の操作手順とそれぞれに対応し
た手順説明文を編集してガイダンスを作成する(ステッ
プS55)。ガイダンス出力手段506でガイダンスを
ユーザに提示して動作を終了する(ステップS56)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例の構成では、提示された操作手順のうちユーザが介在
する必要がない操作手順、すなわち”準備ができたらボ
タンを押す”といったユーザの判断に依存する操作手順
だけでなく、”無条件にボタンAの次にボタンBを押
す”といったユーザの判断に依存しない単純な操作につ
いても、ユーザに操作を強要していた。
【0008】また、提示された操作手順について、より
詳細な操作手順や操作手順の説明をユーザが要求する場
合に対応できなかった。
【0009】さらに、提示された一連の操作手順のうち
次に操作すべき手順を容易に特定できないといった問題
点を有していた。
【0010】本発明は上記問題点に鑑み、ユーザから操
作目的を受け付け、操作対象装置の現在の状態から操作
目的を達成するための一連の操作手順を単に利用者に提
示するだけでなく、ユーザの判断を必要とせず自動実行
可能な操作手順については自動実行することによりユー
ザが行なう手順数を低減するとともに、提示された操作
手順だけではユーザが理解できない場合に、より詳細な
操作手順や操作手順に関する説明を提示し、また次にど
の操作手順を実行すべきなのかを明確にすることにより
ユーザに分かり易いガイダンスを提供することを目的と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の第1の手段は、ユーザの操作対象装置に対
する操作目的を受け付ける目的入力手段と、操作対象装
置の状態を獲得する装置状態獲得手段と、操作目的を達
成するための一連の操作手順を保持する操作手順保持手
段と、操作手順を説明する手順説明を保持する手順説明
保持手段と、操作対象装置に対して操作を入力する操作
入力手段と、操作対象装置に対する操作が終了したこと
を検出する操作終了検出手段と、前記装置状態獲得手段
から出力された操作対象装置の状態を取り込み、操作対
象装置の現在の状態から前記目的入力手段から入力され
た操作目的を達成するための一連の操作手順を前記操作
手順保持手段の内容から生成する操作手順生成手段と、
前記操作手順生成手段で生成された一連の操作手順のそ
れぞれの操作手順に対する手順説明を前記手順説明保持
手段の内容から選択する手順説明選択手段と、前記操作
手順生成手段で生成された一連の操作手順と前記手順説
明選択手段で選択された手順説明とを取り込み、ガイダ
ンスを編集するガイダンス編集手段と、前記操作手順生
成手段から出力された一連の操作手順と前記操作終了検
出手段から出力された操作終了情報を取り込み、次の操
作手順について自動操作可能か否かを判断し、自動操作
可能ならばその操作手順を前記操作入力手段に出力する
自動操作判定手段と、前記ガイダンス編集手段で編集し
たガイダンスを取り込み、操作手順のガイダンスをユー
ザに提示するガイダンス出力手段とを有する操作ガイダ
ンス装置である。
【0012】また、第2の手段は、1つの操作手順を達
成するための一連の詳細操作手順を保持する詳細操作手
順保持手段と、一つの操作手順を一連の詳細操作手順に
展開する要求を受け付ける詳細操作手順要求入力手段
と、操作手順生成手段によって生成された一連の操作手
順を取り込み、そのうち前記操作手順要求入力手段から
要求のあった操作手順のみを前記詳細操作手順保持手段
の内容から選択した一連の詳細操作手順に置換して、新
たに一連の操作手順として出力する詳細操作手順展開手
段とを有する操作ガイダンス装置である。
【0013】また、第3の手段は、手順説明に対する補
足説明を保持する補足説明保持手段と、一つの操作手順
についての補足説明の要求を受け付ける補足説明要求入
力手段と、詳細操作手順展開手段から出力された一連の
操作手順のうち、前記補足説明要求入力手段から要求が
あった操作手順に対する補足説明を、前記補足説明保持
手段の内容から選択して出力する補足説明選択手段とを
備え、ガイダンス編集手段は、操作手順生成手段もしく
は詳細操作手順展開手段の出力である一連の操作手順
と、手順説明選択手段で選択した手順説明と、前記補足
説明選択手段で選択した補足説明とを取り込み、ガイダ
ンスを編集することを特徴とする操作ガイダンス装置で
ある。
【0014】また、第4の手段は、ガイダンス出力手段
が、ガイダンス編集手段で編集したガイダンスと操作終
了検出手段から出力した操作終了情報を取り込み、次に
実行すべき操作ガイダンスのみを強調表現するハイライ
ト手段を有する操作ガイダンス装置である。
【0015】
【作用】上記構成により本発明では、ユーザの操作対象
装置に対する操作目的を受け付けると、装置の現在の状
態を獲得し、操作手順生成手段が操作手順保持手段の内
容を参照することにより現在の状態から操作目的を達成
するまでの一連の操作手順を生成し、手順説明選択手段
が手順説明保持手段からそれぞれの操作手順に対応した
手順説明を選択し、得られた一連の操作手順と手順説明
をガイダンス編集手段がガイダンスに編集し、ガイダン
ス出力手段によってユーザに提示するとともに、自動操
作判定手段によって自動操作可能な操作手順については
自動操作される。
【0016】また、提示した操作手順をユーザが理解で
きない場合に、詳細操作手順に展開する要求を詳細操作
手順要求入力手段で受け付け、詳細操作手順展開手段が
詳細操作手順保持手段の内容を参照して、操作手順生成
手段で生成した一連の操作手順のうち着目している操作
手順のみをより詳細な一連の操作手順に展開し、改めて
一連の操作手順として出力し、ガイダンスを再構築す
る。
【0017】さらに、ユーザが提示した操作手順をにつ
いての補足説明を得たい場合に、その旨を補足説明要求
入力手段で受け付け、補足説明選択手段が補足説明保持
手段の内容から着目している操作手順にていての補足説
明を選択し、操作手順や手順説明と共に編集し、ガイダ
ンスを再構築する。
【0018】また、次に実行すべき操作手順をユーザが
容易に把握できるように、ハイライト手段によって、次
に実行すべき操作手順をハイライト処理する。
【0019】
【実施例】以下は、本発明の一実施例の操作ガイダンス
装置について、図面を参照しながら説明する。図1は本
発明の操作ガイダンス装置の構成図である。
【0020】図1において、1はユーザの操作目的を受
け付ける目的入力手段、2は操作対象装置の状態を獲得
する装置状態獲得手段、101は操作目的を達成するた
めの一連の操作手順を受け付ける操作手順入力手段、1
02は操作手順入力手段101で受け付けた一連の操作
手順を保存しておく操作手順保持手段、111は操作手
順をより細かな操作手順に分解した一連の詳細操作手順
を受け付ける詳細操作手順入力手段、112は詳細操作
手順入力手段111で受け付けた一連の詳細操作手順を
保存しておく詳細操作手順保持手段、113はユーザが
提示された操作手順だけでは理解できないと判断した時
に、その操作手順を一連の詳細操作手順に展開するユー
ザの要求を受け付ける詳細操作手順要求入力手段、12
1は各操作手順についての説明を受け付ける手順説明入
力手段、122は手順説明入力手段121で受け付けた
操作手順についての説明を保存しておく手順説明入力手
段、131は各操作手順についての補足説明を受け付け
る補足説明入力手段、132は補足説明入力手段131
で受け付けた操作手順についての補足説明を保存してお
く補足説明保持手段、133ユーザが提示された操作手
順に関係する補足説明を必要と判断した時に、補足説明
を提示するユーザの要求を受け付ける補足説明要求入力
手段、3は操作目的を達成するための一連の操作手順を
操作手順保持手段102の内容から生成する操作手順生
成手段、4は一連の操作手順のうち詳細操作手順要求手
段113でユーザから要求を受け付けた操作手順につい
てのみ、その操作手順に対応する一連の詳細操作手順を
詳細操作手順保持手段112の内容に基づいて展開し、
新たに一連の操作手順として出力する詳細操作手順展開
手段、5は一連の操作手順のそれぞれについての説明を
手順説明保持手段122の内容から選択する手順説明選
択手段、6はそれぞれの操作手順のうち補足説明要求手
段123でユーザから要求を受け付けた操作手順につい
てのみ、その操作手順に関する補足説明を補足説明保持
手段132の内容から選択する補足説明選択手段、7は
詳細手順展開手段4、手順説明選択手段5、補足説明選
択手段6からそれぞれ出力された、一連の操作手順、手
順説明、補足説明を編集して1つのガイダンスを作成す
るガイダンス編集手段、8は操作対象装置に対する操作
が終了したことを検出する操作終了検出手段、9は操作
対象装置に対する操作を入力する操作入力手段、10は
操作終了検出手段8から出力された操作終了情報を確認
すると、詳細操作手順展開手段4から得た一連の操作手
順のうち次に実行するべき操作手順について自動操作可
能か否かを判断し、自動操作可能ならば次の操作手順を
操作入力手段9に出力する自動操作判定手段、11は操
作終了検出手段8から出力された操作終了情報を確認す
ると、次の操作手順についてのガイダンスのみを強調表
現するハイライト手段、12はハイライト手段11から
出力されたガイダンスをユーザに提示するガイダンス出
力手段である。
【0021】本実施例の操作対象装置においては、電源
投入時などの装置初期化時には常に同じ初期状態である
基本モードにあるものとする。また、一つの状態遷移が
起きるたびに、装置状態識別子が操作対象装置の内部に
ある一時記憶Sに格納される。この装置状態識別子は操
作対象装置の取り得る全ての状態に割り当てられた各状
態固有の番号である。さらに、操作状況を表す操作状況
識別子が操作対象装置の内部にある一時記憶Tに格納さ
れる。この操作状況識別子は、操作対象装置に操作が入
力されて処理中であることを示すものと、操作が終了し
て操作完了を示すものとがある。これらの一時記憶Sお
よび一時記憶Tは、操作ガイダンス装置から常時参照す
ることが可能とする。
【0022】操作手順は、操作の順番を表す手順番号
と、操作名と、各操作手順を行なう際のユーザの意志介
入の必要性の有無を示すユーザ介入フラグから構成され
る。一連の操作手順は、複数の操作手順の配列で構成さ
れる。操作手順情報および詳細操作手順情報は、操作開
始直前の装置の状態、操作目的、一連の操作手順、一連
の操作手順の手順数から構成される。ここで一連の操作
手順における手順番号は、対応する操作名を手順番号の
昇順に実行することを示している。手順説明情報は、操
作名および操作名に対応した手順説明文から構成され
る。補足説明情報は、操作名および操作名に対応した補
足説明文から構成される。
【0023】操作対象装置の基本モードからガイダンス
すべき全ての操作目的をそれぞれ達成するまでの操作手
順情報と、操作対象装置の取り得る全ての状態から基本
モードにそれぞれ移行するための操作手順情報は、操作
手順入力手段101で受け付けられ、操作手順保持手段
102に登録されている。詳細に展開する操作手順を操
作目的として、その操作目的を達成するための詳細操作
手順情報は、詳細操作手順入力手段111で受け付けら
れ、詳細操作手順保持手段112に登録されている。操
作手順および詳細操作手順に含まれる全ての操作名につ
いての手順説明情報は、手順説明入力手段121で受け
付けられ、手順説明保持手段122に登録されている。
操作手順および詳細操作手順に含まれる全ての操作名に
ついての補足説明情報は、補足説明入力手段131が受
け付け、補足説明保持手段132に登録されている。
【0024】操作ガイダンス装置の内部では、操作対象
装置の装置状態を格納する一時記憶ssと、操作対象装
置の操作状況を格納する一時記憶sjと、操作目的を格
納する一時記憶tgと、一連の操作手順を格納する一時
記憶stと、手順説明を格納する一時記憶tsと、補足
説明を格納する一時記憶hsと、ガイダンスを格納する
一時記憶guと、一連の操作手順の総手順数を格納する
ntと、次に実行すべき操作手順の手順番号である次順
番号を格納する一時記憶cnとを使用する。
【0025】次に操作ガイダンス装置の動作概要につい
て、図2および図3に示すフローチャートを用いて説明
する。図3(a)〜(d)は、それぞれ図2のステップ
S1,S3,S4,S6の詳細な動作を説明するもので
ある。
【0026】目的入力手段1はユーザからガイダンス要
求を受け付け、その操作目的を一時記憶tgに格納す
る。(ステップS1―1)。さらに目的入力手段1は、
次順番号として1を一時記憶cnに格納することによっ
て初期化する(ステップS1―2)。装置状態獲得手段
2は、操作対象装置内部の一時記憶Sから状態識別子を
取り出し、一時記憶ssに格納することによって現在の
操作対象装置の状態を得る。(ステップS2)。
【0027】操作手順生成手段3は、ステップ2で得た
状態識別子が示す装置の状態から基本モードに移行する
ための操作手順情報を、操作手順保持手段102の内容
から取り出す(ステップS3―1)。次に、基本モード
から一時記憶tgに格納されている操作目的を達成する
ための操作手順情報を、同じく操作手順保持手段102
の内容から取り出す(ステップS3―2)。さらに、ス
テップS3―1で取り出した一連の操作手順の後部に、
ステップS3―2で取り出した一連の操作手順を連結し
手順番号を再振り分けすることにより、操作対象装置の
現在の状態から操作目的を達成するための一連の操作手
順を生成して、その結果を一時記憶stに格納する。
(ステップS3―3)。また、生成した一連の操作手順
の総手順数を一時記憶ntに格納する(ステップS3―
4)。
【0028】詳細操作手順展開手段4は、詳細操作手順
展開要求を受けた場合には一時記憶cnから次順番号を
取り出し、一時記憶stから取り出した一連の操作手順
のうち、次順番号に対応した操作手順が持つ操作名と一
致する一連の詳細操作手順を詳細操作手順保持手段11
2の内容から取り出す(ステップS4―1)。さらに次
順番号が示す操作手順をこの一連の詳細操作手順に置き
換えて、新たに一連の操作手順として一時記憶stに格
納する(ステップS4―2)。また、新たな総手順数を
一時記憶ntに格納する(ステップS4―3)。
【0029】手順説明選択手段5は、一時記憶stから
一連の操作手順を取り出し、この一連の操作手順が持つ
各操作名に対応した手順説明文を手順説明保持手段12
2の内容から取り出して、一時記憶操tsに順次格納す
る(ステップS5)。
【0030】補足説明選択手段6は、補足説明要求を受
けた場合には一時記憶cnから次順番号を取り出し、一
時記憶stから取り出した一連の操作手順のうち、次順
番号に対応する操作手順が持つ操作名に対応した補足説
明を補足説明保持手段132の内容から取り出す(ステ
ップS6―1)。この補足説明を一時記憶hsに追加格
納して更新する(ステップS6―2)。
【0031】ガイダンス編集手段7は、一時記憶st、
一時記憶ts、一時記憶hsの内容を取り出し、編集し
てガイダンスを作成して、一時記憶guに格納する(ス
テップS7)。ハイライト手段11では、一時記憶gu
からガイダンスを取り出し、一時記憶cnから次順番号
を取り出し、次順番号の示す操作手順のみをハイライト
処理して一時記憶guに再度格納する(ステップS
8)。ガイダンス出力手段12は、一時記憶guからガ
イダンスを取り出しユーザに提示する(ステップS
9)。
【0032】自動操作判定手段10は、一時記憶cnか
ら次順番号を取り出し、一時記憶stに格納されている
一連の操作手順から次順番号の示す操作手順のみを取り
出し、その操作手順のユーザ介入フラグからその操作手
順が自動操作可能か否かを判定する(ステップS1
0)。自動操作可能な操作手順は、その内容にしたがっ
て操作入力手段9で操作する(ステップS11)。自動
操作不可能な操作手順については、説明出力手段12に
よって提示されたガイダンスを参考にしてユーザが手動
で操作する。このとき、ユーザが操作手順を十分理解で
きずに実行できない場合には、その操作手順を一連の詳
細操作手順に展開するユーザの要求を、詳細操作手順要
求入力手段113が受け付けて、ステップS4に移行す
る(ステップS12)。または、操作手順についての補
足説明を必要とする時は、補足説明要求を補足説明要求
入力手段133が受け付けて、ステップS6へ移行する
(ステップS13)。ステップS12、S13に示す要
求を受けつけながら、一時記憶Tの内容を監視してユー
ザが操作を入力して処理中であることを示す識別子を検
出するまで待機する(ステップS14)。
【0033】操作終了検出手段8は、一時記憶Tの内容
を監視し、自動実行またはユーザによる手動実行のどち
らの場合でも、操作対象装置に対して入力された操作の
処理が完了したことを示す識別子を検出するまで待機す
る(ステップS15)。
【0034】1つの操作手順が終了すると、一時記憶n
tから取り出した一連の操作手順の総手順数と一時記憶
cnから取り出した次順番号を比較して、両者が等しく
ない場合、つまり一連の操作手順のすべての操作手順が
操作完了していない場合は、次順番号を1増加し一時記
憶cnを更新し、ステップS8以降を繰り返す。一方、
両者が等しい場合には、一連の操作手順のすべての操作
手順が完了したことになり、操作ガイダンスを終了す
る。
【0035】次に、本発明の具体的な動作を具体例に即
して述べる。操作対象装置を”文章作成装置”とし、ユ
ーザが文章中に含まれる表の位置を変更中に、文章の印
刷を実行するためのガイダンス要求を行なったものとす
る。
【0036】ユーザは、例えばメニュー上に表示してあ
るすべての操作目的から操作目的である”文章印刷”の
項目をマウスなどのポインティングデバイスで選択す
る。目的入力手段1はガイダンス要求を受け付け、次順
番号を1に初期化する。装置状態獲得手段2は、文章作
成装置の現在の状態が”表移動中”状態であることを得
る。
【0037】操作手順生成手段3は、図4に例を示す操
作手順保持手段102の内容から、現在の状態から操作
目的を達成するまでの一連の操作手順を生成する。その
生成結果を図8(a)に示す。また、この場合の総手順
数は7である。
【0038】詳細手順展開手段4は、ユーザから詳細操
作手順展開要求があれば、図5に例を示す詳細操作手順
保持手段112の内容から、その操作手順に対応する一
連の詳細操作手順を取り出し、展開して新たに一連の操
作手順とする。これに伴って、総手順数も変更する。
【0039】手順説明選択手段5は、一連の操作手順の
それぞれの手順名に対応する手順説明文を図6に例を示
す手順説明保持手段122の内容から取り出す。
【0040】補足説明選択手段6は、ユーザから補足説
明要求があれば、その操作手順に対応する補足説明を図
7に例を示す補足説明保持手段132の内容から取り出
す。
【0041】ガイダンス編集手段7は一連の操作手順と
手順説明と補足説明を編集してガイダンスを作成する。
作成結果の一例を図9(a)に示す。
【0042】ハイライト手段11は、次順番号の操作手
順のみをハイライト処理する。ハイライト処理の具体的
な例としては、書体の変更、文字の大きさの変更、文字
色の変更などがある。ガイダンス出力手段12は、ハイ
ライト処理を行なったガイダンスをユーザに提示する。
【0043】自動操作判定手段10は、一連の操作手順
のうち次順番号に対応する操作手順が自動操作可能であ
るか否かを判断する。具体的には、図8(a)に示す一
連の操作手順の手順番号1、3、4のように自動操作が
可能な操作手順は、操作入力手段9に対して操作を入力
する。例えば、手順番号3の操作手順”メニュー呼び出
し”では、『メニュー』ボタンを押す操作と同じ状態を
文章作成装置内部のキーバッファに発生させる、または
『メニュー』ボタンと電気的に並列に接続されたリレー
スイッチを動作させることによって自動操作を実行す
る。一方、図8(a)に示す一連の操作手順の手順番号
2、5、6、7のように、自動操作が不可能な操作手順
については、ユーザによる操作を待つ。この時、ユーザ
は詳細操作手順展開要求もしくは補足説明要求を出すこ
とも可能である。例えば、手順番号5の”印刷条件設
定”では、用紙の種類、書体の指定などをユーザが選択
するか、詳細操作手順展開要求もしくは補足説明要求を
受けるまで待機する。ここで、例えば図8(a)に示さ
れている一連の操作手順の手順番号6の”用紙セット”
を実行する段階で詳細操作手順に展開する要求を受けた
とすると、詳細操作手順展開手段4は詳細操作手順保持
手段112の内容から図4に示す詳細手順情報を得る。
図8(a)の手順番号6の”用紙セット”を図4に示す
一連の詳細操作手順に置き換えて、一連の操作手順を再
構築する。この再構築結果を図7(b)に示す。また、
このときの総手順数は11に変更となる。また、図7
(a)に示されている一連の操作手順の手順番号5の”
印刷条件設定”を実行する段階で補足説明の要求を受け
たとすると、補足説明選択手段6によって補足説明保持
手段122の内容である図7から補足説明文”プリンタ
の種類は『プリンタ設定』機能で設定します。”を取り
出す。
【0044】このように、詳細操作手順展開要求もしく
は補足説明要求を受けると一連の操作手順、手順説明、
補足説明を更新し、ガイダンスを再編集して要求を反映
したガイダンスをユーザに提示する。ガイダンスを再編
集した結果の例を図9(b)に示す。
【0045】操作終了検出手段8は、自動操作もしくは
ユーザによる操作の処理が終了するまで待機する。一つ
の操作手順の処理が終了すると、次順番号を1つ増加
し、次の操作手順をハイライト表示し自動操作判定手段
10に制御を移す。以上の処理を一連の操作手順が終了
するまで繰り返す。
【0046】なお、本実施例では文字のみでガイダンス
を構成したが、イラストやアニメーションなどの画像を
併用することで、よりユーザが理解し易いガイダンスを
提供することが可能となる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現在の状態から操作目的を達成するまでの一連の操作手
順を単にユーザに提示するだけでなく、次にどの操作手
順を実行すべきなのかをハイライト処理で明確にすると
ともに、ユーザの意志の介在が必要ない操作手順につい
ては自動的に操作でき、ユーザが行なう手順数が減少
し、ユーザの負荷を軽減することができる効果ある操作
ガイダンス装置が提供できる。
【0048】また、提示されたガイダンスに対して、ユ
ーザの要求により一つの操作手順をより詳細な一連の詳
細操作手順に展開してガイダンスを再構築できるため、
ユーザの習熟度に適応した操作ガイダンス装置を提供す
ることが可能となる。
【0049】さらに、提示されたガイダンスに対して、
ユーザの要求により操作手順についての関連知識を補足
説明として操作手順や手順説明と共にガイダンスを再構
築できるため、ユーザがより理解を深めることができる
操作ガイダンス装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における操作ガイダンス装置
の構成図
【図2】本発明の一実施例における操作ガイダンス装置
の動作を説明するフローチャート
【図3】本発明の一実施例における操作ガイダンス装置
の主要ステップの詳細な動作を説明するフローチャート
【図4】本発明の一実施例における操作ガイダンス装置
の操作手順保持手段に保持している操作手順情報の説明
【図5】本発明の一実施例における操作ガイダンス装置
の詳細操作手順保持手段に保持している詳細操作手順情
報の説明図
【図6】本発明の一実施例における操作ガイダンス装置
の手順説明保持手段に保持している手順説明情報の説明
【図7】本発明の一実施例における操作ガイダンス装置
の補足説明保持手段に保持している補足説明情報の説明
【図8】本発明の一実施例における操作ガイダンス装置
によって生成された一連の操作手順の説明図
【図9】本発明の一実施例における操作ガイダンス装置
によって生成されたガイダンスの説明図
【図10】従来の操作ガイダンス装置の構成図
【図11】従来の操作ガイダンス装置の動作を説明する
フローチャート
【符号の説明】
1 目的入力手段 2 装置状態獲得手段 3 操作生成手段 4 詳細操作手順展開手段 5 手順説明選択手段 6 補足説明選択手段 7 ガイダンス編集手段 8 動作終了検出手段 9 操作入力手段 10 自動操作判定手段 11 ハイライト手段 12 ガイダンス出力手段 101 操作手順入力手段 102 操作手順保持手段 111 詳細操作手順入力手段 112 詳細操作手順保持手段 113 詳細操作手順要求入力手段 121 手順説明入力手段 122 手順説明保持手段 131 補足説明入力手段 132 補足説明保持手段 133 補足説明要求入力手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ユーザの操作対象装置に対する操作目的を
    受け付ける目的入力手段と、操作対象装置の状態を獲得
    する装置状態獲得手段と、操作目的を達成するための一
    連の操作手順を保持する操作手順保持手段と、操作手順
    を説明する手順説明を保持する手順説明保持手段と、操
    作対象装置に対して操作を入力する操作入力手段と、操
    作対象装置に対する操作が終了したことを検出する操作
    終了検出手段と、前記装置状態獲得手段で検出した操作
    対象装置の状態を取り込み、操作対象装置の現在の状態
    から前記目的入力手段で受け付けた操作目的を達成する
    ための一連の操作手順を、前記操作手順保持手段の内容
    から生成する操作手順生成手段と、前記操作手順生成手
    段で生成された一連の操作手順のそれぞれの操作手順に
    対する手順説明を前記手順説明保持手段の内容から選択
    する手順説明選択手段と、前記操作手順生成手段で生成
    された一連の操作手順と前記手順説明選択手段で選択し
    た手順説明とを取り込み、ガイダンスを編集するガイダ
    ンス編集手段と、前記操作手順生成手段から出力した一
    連の操作手順と前記操作終了検出手段から出力した操作
    終了情報を取り込み、次の操作手順について自動操作可
    能か否かを判断し、自動操作可能ならばその操作手順を
    前記操作入力手段に出力する自動操作判定手段と、前記
    ガイダンス編集手段で編集したガイダンスを取り込み、
    操作手順のガイダンスをユーザに提示するガイダンス出
    力手段とを備えたことを特徴とする操作ガイダンス装
    置。
  2. 【請求項2】一つの操作手順を達成するための一連の詳
    細操作手順を保持する詳細操作手順保持手段と、一つの
    操作手順を一連の詳細操作手順に展開する要求を受け付
    ける詳細操作手順要求入力手段と、操作手順生成手段に
    よって生成した一連の操作手順を取り込み、そのうち前
    記操作手順要求入力手段から要求のあった操作手順のみ
    を前記詳細操作手順保持手段の内容から選択した一連の
    詳細操作手順に置換して、新たに一連の操作手順として
    出力する詳細操作手順展開手段とを備えた請求項1記載
    の操作ガイダンス装置。
  3. 【請求項3】手順説明に対する補足説明を保持する補足
    説明保持手段と、一つの操作手順についての補足説明の
    要求を受け付ける補足説明要求入力手段と、詳細操作手
    順展開手段から出力した一連の操作手順のうち、前記補
    足説明要求入力手段から要求があった操作手順に対する
    補足説明を、前記補足説明保持手段の内容から選択して
    出力する補足説明選択手段とを備え、ガイダンス編集手
    段は、操作手順生成手段もしくは詳細操作手順展開手段
    の出力である一連の操作手順と、手順説明選択手段で選
    択した手順説明と、前記補足説明選択手段で選択した補
    足説明とを取り込み、ガイダンスを編集することを特徴
    とする請求項1または2記載の操作ガイダンス装置。
  4. 【請求項4】ガイダンス出力手段は、ガイダンス編集手
    段で編集したガイダンスに加え、操作終了検出手段から
    出力した操作終了情報を取り込み、かつ次に実行すべき
    操作手順のガイダンスのみを強調表現するハイライト手
    段を有することを特徴とする請求項1〜3何れかに記載
    の操作ガイダンス装置。
JP6045691A 1994-03-16 1994-03-16 操作ガイダンス装置 Pending JPH07253865A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6184880B1 (en) 1997-01-08 2001-02-06 Nec Corporation Automatic GUI system operation device and operation macro execution device
JP2006251998A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Fujitsu Ltd 操作支援情報出力方法
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