JP2006251998A - 操作支援情報出力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、既知の障害を回避しつつセットアップ作業を行なうのに必要な操作支援情報を出力するための方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 利用者から操作の予定データの入力を受け付けるステップと、操作と該操作に関連する障害に関する情報とを関連付けて格納する障害情報テーブルを参照して、前記入力された予定データに対応付けられている各操作につき、該障害に関する情報を抽出するステップと、前記抽出した障害に関する情報を出力するステップとにより上記課題を解決する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の利用者が共同で利用するような施設の操作支援情報出力方法に関する。
コンピュータへのソフトウェアのインストールやセットアップなどの操作においては、所定の操作により障害が発生したり、セットアップ後のシステムの動作に影響が生じたりすることがある。従って、このような操作を行なう利用者は、事前に既知の障害情報を入手して障害を回避するための操作手順を考慮することが望ましい。
このような分野に関連し、パーソナルコンピュータ周辺機器のメンテナンス作業の手順を表すガイダンス情報を表示するための方法として、作業の進捗状況に応じて作業手順を表示したり、エラー動作を解消するためのガイダンスを表示したりする技術が存在する(例えば特許文献1参照)。
特開2003−177902号公報
しかし、上述の従来技術は、エラーが発生してからエラーを解消するためのガイダンスを表示するものであって、操作に先立って既知障害に関する情報を出力するものではない。従って、このような従来技術を用いても、利用者は、操作に先立って障害情報を入手することはできず、膨大な障害情報の中から自分の作業に関連するものを探し出す手間が生じている。また、障害情報を入手した後にも、さらに、障害を回避するための手順を考慮しながら実作業を行なう必要が生じている。
本発明は、このような状況に鑑み、既知の障害を回避しつつセットアップ作業を行なうのに必要な操作支援情報を出力するための方法を提供することを目的とする。
そこで上記課題を解決するために、本発明は、利用者から操作の予定データの入力を受け付けるステップと、操作と該操作に関連する障害に関する情報とを関連付けて格納する障害情報テーブルを参照して、前記入力された予定データに対応付けられている各操作につき、該障害に関する情報を抽出するステップと、前記抽出した障害に関する情報を出力するステップとを備える。
上述の通り、本発明の操作支援情報出力方法では、コンピュータに、これから利用者が予定している操作に関連する障害情報をもれなく出力させることができる。このように出力された情報によって、利用者はコンピュータシステムに対する操作を行なう前に、確実に既知の障害に関する情報を得ることができる。
また、本発明の操作支援情報出力方法では、コンピュータに、利用者のレベルに応じた障害情報のみを出力させることができる。従って、利用者は自分の操作レベルに応じた障害情報のみを容易に入手することが可能になる。
本発明を実施するための最良の形態を、以下の実施例に基づき説明する。なお、以下の実施例では本発明を実現するコンピュータの一例としてサーバと、利用者が利用するコンピュータとして利用者端末とを挙げ、これらのサーバや利用者端末はネットワークを介して接続されている。利用者端末は複数台存在してもよい。また、サーバが保持する各プログラムやデータを、ネットワークによってサーバと接続されている他のコンピュータに保持させ、サーバはそれら他のコンピュータからデータを読み出して処理を実施してもよい。
図1は、本発明による操作支援情報出力方法をコンピュータで実現させるための一実施例の構成図である。図1の操作支援情報出力システムは、本発明の処理を実施するサーバ1と、利用者が利用するコンピュータである利用者端末4と、サーバ1と利用者端末4とを互いに通信可能なように接続するネットワーク3から構成されている。
サーバ1はコンピュータであって、処理を実施するためのプログラムとして入出力プログラム11やテーブル管理プログラム12や手順生成プログラム13を、処理を実施する際に利用するデータファイルとして、利用者情報ファイル21や作業マスタ22や障害情報ファイル23をそれぞれ記憶手段に保持している。また、オペレータから直接操作を受け付けるための入力装置18や、情報を出力するための出力手段19を備えている。
入出力プログラム11は、ネットワーク3を介してサーバ1が他の端末とデータを送受信するためのプログラムである。入出力プログラム11によって、サーバ1は、利用者端末4から予定データを受け付けたり、結果データとして障害に関する情報などを送信したりすることができる。
テーブル管理プログラム12は、サーバ1が受け付けたり処理を行なったりした結果のデータに応じて、利用者情報ファイル21や作業マスタ22や障害情報23を更新したり、検索したりするためのプログラムである。
手順生成プログラム13は、利用者端末4から送信されてきた予定データを元に、作業マスタ22や障害情報ファイル23を参照して、各操作の詳細情報や、各操作に関連する障害情報を抽出したり、各利用者に付与されているレベルと各障害に付与されているレベルとを参照し、予定データを入力した利用者のレベル以上のレベルを持つ障害情報のみを出力したりするためのプログラムである。
利用者情報ファイル21は、利用者に関する情報を管理するためのデータファイルである。
作業マスタ22は、本システムが支援対象とするソフトウェアの各作業につき、操作手順の内容や、該操作に関連する障害に関する情報をそれぞれ対応付けて管理するためのデータファイルである。
障害情報ファイル23は、作業マスタ22で記憶している障害に関する情報につき、障害の内容などをそれぞれ対応付けて管理するためのデータファイルである。
ネットワーク3は、インターネットや無線などの通信網であって、サーバ1と端末とを互いに通信が可能なように接続している。ネットワーク3は接続されたコンピュータ同士が互いに通信可能であれば、どのような形態のネットワークであっても良い。
利用者端末4は、該利用者端末4を操作する利用者から入力された予定データをサーバ1へ送信したり、サーバ1から返信されてきた結果データである、操作手順の詳細情報や操作に関連する障害に関する情報を受信して出力したりするコンピュータである。また、オペレータから直接操作を受け付けるための入力装置48や、情報を出力するための出力手段49を備えている。
手順チェックプログラム41は、利用者から入力された操作と、結果データに含まれる操作手順の詳細情報や障害情報とを比較し、前記障害に関する情報が存在する操作が実行される前に、アラームを出力するためのプログラムである。
なお、サーバ1や利用者端末4は、図示しない以下のようなハードウェア構成を備えている。すなわち、それぞれバスで相互に接続されている入力装置や、出力装置や、ドライブ装置や、補助記憶装置や、メモリ装置や、演算処理装置や、インターフェース装置を有するように構成されている。なお、これらコンピュータを構成する各種デバイスは、1つの筐体に収容してもよいし複数の筐体に分散して収容されていてもよい。
入力装置は例えばキーボードやマウスなどで構成され、様々な操作指示をコンピュータに入力するために用いられる。出力装置は例えばディスプレイやプリンタなどで構成され、操作に必要な各種ウインドウやデータ等を出力する。インターフェース装置は、ネットワーク3に接続する為のインターフェースであり、例えばモデムやルータ等で構成される。
これらコンピュータを制御するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体によって提供されることもできる。プログラムを記録した記録媒体は、ドライブ装置にセットされ、プログラムがドライブ装置を介して補助記憶装置にインストールされる。プログラムを記録した記録媒体としては、例えばCD−ROMやフレキシブルディスクや光磁気ディスク(MO)等の様に情報を光学的、電気的或いは磁気的に記録する記録媒体、又はROMやフラッシュメモリ等の様に情報を電気的に記録する半導体メモリ等、様々なタイプの記録媒体を用いることが可能である。
また、プログラムはインターフェース装置を介して接続される他のコンピュータの記録媒体等に記録されているものも含まれる。他のコンピュータの記録媒体等に記録されているプログラムは、インターフェース装置を介してダウンロードされて補助記憶装置にインストールされる。補助記憶装置は、インストールされたプログラムと、そのプログラムの処理に必要な各種ファイル等を格納する。メモリ装置は、起動時に補助記憶装置からプログラムを読み出して格納する。演算処理装置は、メモリ装置に格納されたプログラムに従って、サーバ1が実施すべき処理を各種プロセスで実現する。
次に、図2を用いて、サーバ1が保持しているデータファイルについて説明する。図2(A)は利用者情報ファイル21のデータ例である。利用者情報ファイル21は、利用者を一意に識別するための利用者IDと、利用者の氏名と、利用者の操作の習熟度に関するレベルと、メールアドレスなどをそれぞれ対応付けて管理している。例えば1行目のデータは、利用者IDが「U001」の利用者は、「山田」という名前で、操作レベルは「A」であることを示している。このようなデータにより、サーバ1の手順生成プログラム13は、利用者のレベルを判別することが可能になる。
図2(B)は作業マスタ22のデータ例である。作業マスタ22は本システムが支援対象としているソフトウェア(即ち、利用者からセットアップ作業を行なう対象として入力される可能性のあるソフトウェア)と、そのソフトウェアに対して行なわれる作業の番号や内容と、各作業を構成する操作手順の番号や内容や具体的な操作を表すデータに関する情報と、各操作手順に関連する障害に関する情報とをそれぞれ対応付けて管理している。例えば1行目のデータは、「ソフトA」というソフトウェアの作業番号「1」は「インストール」作業であって、インストール作業を構成する操作手順のうち操作手順番号「1−1」は「ログイン」操作であって、ログイン操作に関連して発生する既知の障害が存在し、その障害を示す障害番号は「E1−1」であることを示している。
このようなデータにより、サーバ1の手順生成プログラム13は、利用者から入力された予定データを元に、該予定データに示されるソフトウェアの作業にはどのような操作手順があり、また各操作手順に関連して発生する障害があるかどうか、障害が存在する場合には、障害番号は何番かを判別することが可能になる。
図2(C)は障害情報ファイル23のデータ例である。障害情報ファイル23は、作業マスタ22に記録されている各障害番号と対応付けて、該障害に関連する利用者のレベルと、障害の具体的な内容や対応策や注意事項を示す情報などを管理している。例えば1行目のデータは、障害番号「E1−1」の障害は、関連する利用者のレベルは「A」であり、「必ず管理者権限でログインすること」という注意事項があることを示している。このようなデータにより、サーバ1の手順生成プログラム13は、利用者から入力された予定データを元に判別した障害番号につき、出力すべき情報を得たり、利用者のレベルに応じた障害情報のみを得たりすることができる。
図2(A)の利用者情報ファイル21及び図2(C)の障害情報ファイル23に示すデータ例では、レベルの情報にA、B、Cの3種類があり、この例では操作の習熟度につきAが初心者レベル、Bが中級者レベル、Cが上級者レベルを意味している。利用者情報ファイル21で利用者と対応付けて格納されているレベルの情報は、該利用者の操作の習熟度のレベルを表しており、障害情報ファイル23で障害番号と対応付けて格納されているレベルの情報は、どのレベル以下の利用者が注意すべき障害情報かを意味している。なお、どのような習熟度を何れのレベルに設定するか、またレベルの種類をいくつにするかは、本システムの運用者が適宜設定することができる。
なお、本発明の操作支援情報出力方法をコンピュータで動作させるに先立って、利用者に関する情報が利用者情報ファイル21へ、各対象製品や作業内容や作業を構成する操作に関する情報などが作業マスタ22へ、各操作に関連して発生したことのある障害に関する情報が障害情報ファイル23へ、予め登録されているものとする。
次に、本発明の操作支援情報出力方法について、図を参照しつつ説明していく。
図3は、図1のサーバ1が行なう処理を説明するためのフローチャートである。まずステップS11で、サーバ1の入出力プログラム11は、利用者が操作する利用者端末4からネットワーク3を介して、予定データと利用者を特定するための情報の入力を受け付ける。
予定データのデータ例を図5(A)に示す。予定データには、対象製品を識別するための情報と、該対象製品に対し、利用者が予定している作業を示す情報とが含まれている。なお、図5(A)は1つのデータから構成された例となっているが、もちろんこれに限るものではなく、複数の対象製品及び複数の作業内容を含んだデータであってよい。
ステップS12では、テーブル管理プログラム12が、ステップS11で受け付けた利用者を特定するための情報を元に利用者情報ファイル21を参照し、該利用者のレベルに関する情報を得る。
次にステップS13で、テーブル管理プログラム12は、予定データに含まれる対象製品及び作業内容に関する情報を元に、作業マスタ22を参照し、該当する作業の操作手順などに関するデータを得る。またステップS14で、ステップS13で抽出した操作手順に対応して障害番号が登録されていた場合には、その障害番号をキーとして障害情報ファイル23を参照し、該障害番号に対応する障害の情報を参照する。
例えば、ステップS11で図5(A)に示す予定データと、利用者IDとして「U001」の入力を受け付けた場合、ステップS12では、「U001」を元に利用者情報ファイル21を参照し、利用者IDがU001である利用者のレベルは「A」であるという情報を得る。そしてステップS13では、予定データの対象製品「ソフトA」と作業内容「インストール」を元に作業マスタ22を参照し、ソフトAのインストール作業を構成する操作手順として、作業番号がインストールを示す「1」である行につき操作手順番号と操作手順内容とのデータとして、例えば操作手順の1番目として「ログイン」や2番目として「CDを起動」などの情報を得る。
続いてステップS14で、作業番号がインストールを示す「1」である行につき障害番号を参照し、例えば、「ログイン」という操作手順に関連する障害の障害番号として「E1−1」を、3番目の操作手順である「インストール先を指定」という操作手順に関連する障害の障害番号として「E1−3」を得る。そして、障害番号を元に障害情報ファイル23を参照し、障害番号E1−1に対応する障害情報として、「必ず管理者権限でログインすること」という情報を得る。また、E1−3に対応する障害情報として、「XX機能は標準モードではインストール不可。カスタマイズインストールを行なうこと」という情報を得る。
ステップS15では、手順生成プログラム13が、ステップS14で抽出した障害情報のうち、該障害情報のレベルが、ステップS12で得た利用者のレベル以上のものを抽出する。例えば、ステップS12で参照した情報により、利用者IDがU001である利用者のレベルは「A」であることが分かるので、レベルがA以上、すなわちAとBとCのレベルに該当する障害情報を抽出する。この事例では、ステップS14で得たE1−1のレベルは「A」、E1−3のレベルは「B」なので、E1−1とE1−3の両方を抽出する。もし、ステップS12で参照した利用者のレベルがBであればE1−3のみを抽出し、利用者のレベルがCであれば、E1−1とE1−3の何れも抽出しないことになる。
そして、ステップS16では、手順生成プログラム13が、ステップS15までに抽出した操作手順に関する情報と障害に関する情報とを結果データにまとめて、ステップS11で予定データを送信してきた利用者端末4へ送信する。
結果データの例を図5(B)に示す。手順生成プログラム13が生成する結果データは、予定データとして受け付けた対象製品及び作業内容のデータに加えて、操作手順番号や操作手順や操作データや障害番号やレベルや障害内容に関するデータを含んでいる。このような情報を返信された利用者端末4は、この情報を元に、利用者の作業を支援するための情報を画面出力することができる。
図6は結果データを元にして利用者端末4が出力する画面の例である。この出力画面60では、対象となる製品「ソフトA」および作業内容「インストール作業」の表示とともに、この作業内容に含まれる操作手順を操作手順番号の小さい順にプルダウン表示できる領域61や、プルダウン領域61で選択された操作手順につき、障害情報がある場合にその内容を表示する領域62を備えている。このような表示領域61及び62により提示される操作支援情報により、セットアップ作業を行なう利用者に、実際に操作を行なうに先立って、予定している操作に関連する障害に関する情報を提供することが可能になる。なお、画面60内の領域63は後に説明する図4のフローの処理に関連する表示領域である。
なお、図1のフローでは、ステップS12及びステップS15の処理を抜かして処理を行なうことも可能である。ステップS12及びS15の処理によって、利用者のレベルに応じた障害情報を抽出しているので、これらの処理ステップを飛ばした場合には、ステップS16において、利用者のレベルには関係なく、入力された予定データに関連する全ての障害情報を出力することになる。
以上のように、図3のフローに示す処理によって、サーバ1は、利用者から入力される予定データに対応する障害の情報、もしくは、予定データと利用者のレベルとに対応する障害の情報を抽出し出力する。
次に、利用者端末4の手順チェックプログラム41が行なう処理を図4を用いて説明する。この処理は、利用者端末4上で、利用者があるソフトウェアのセットアップ作業を行なっている最中に行なわれる処理で、予め、作業を実施する予定の予定データをサーバ1へ送信し、それに対して返信されてきた結果データに基づき、利用者がセットアップのために入力手段48を介して利用者端末4へ入力したコマンドの入力や処理の選択指示等の操作を監視し、該入力された操作について結果データと比較することで、操作に関連する障害の情報を出力する処理である。従って、利用者端末4上では、手順チェックプログラム41と、ソフトウェアのセットアップに関する処理とが同時に処理されることになる。
まずステップS21において、手順チェックプログラム41は、利用者から入力される操作を参照する。そしてステップS22において、予めサーバ1から返信されている結果データの操作データの中から、入力された操作に関するデータに該当する操作データを特定する。
続いてステップS23で、結果データにつき、ステップS22で特定した操作手順以降を参照し、ステップS21で入力された操作または該操作の後続の操作につき、障害に関する情報が存在するかどうかを判断する。そしてステップS24で、判断の結果、障害に関する情報が存在すれば、障害に関するアラーム情報を出力する。アラーム情報の出力例を図6に示す。
図6の出力画面例のうち、領域63がこの処理に関連する出力部分である。領域63は、利用者が実際にセットアップ作業に際し行なっている操作、もしくは該操作の後続の操作に関連して障害情報があるか否かをガイド表示する領域である。この例では、信号機のように障害情報の存在状況を青、黄、赤のアイコンで表示しており、現在入力している操作及び以降の操作に関し、障害情報が存在しない場合は青いアイコンを、現在入力している操作の2つ以上後の操作に関し障害情報が存在する場合は黄色いアイコンを、現在入力している操作の次の操作に関し障害情報が存在する場合は赤いアイコンを、それぞれ他のアイコンと識別可能な形式で表示している。また、これらの識別可能な形式で表示されているアイコンが利用者により選択入力された場合には、対応する障害情報を結果データから参照して、表示領域62などに出力してもよい。
このような表示領域63の情報により、セットアップ作業を行なう利用者に、現在行なっている操作の後続の操作(即ち、今後行なう予定の操作)に関連する障害情報の有無を表示して注意を喚起することが可能になる。
情報を出力した後は、ステップS25で、ステップS21で入力された操作が最後の操作手順であるかどうかにつき、ステップS22で特定した操作手順以降に操作手順があるか否かにより、以降に操作手順がある場合は最後の手順まで終わっていないと判断し、再びステップS21で次の操作入力を受け付ける。ステップS25で、最後の手順まで終わったと判断した場合には、本処理を終了する。
なお、ステップS21で入力された操作を、手順チェックプログラム41がインターラプトして保持し、ステップS24でアラーム情報を出力した後に該入力された操作を実際に処理することも可能である。
また、ステップS22で結果データの中から該当する操作手順を特定する際に、先に処理を行なった操作と今回入力された操作とが結果データに示される操作手順番号の順に正しく行なわれているかどうかを確認する処理を付け加えることも可能である。
以上のように、図4のフローに示す処理によって、手順チェックプログラム41は、利用者から入力された操作、もしくは、後続の操作に関連する障害に関する情報を出力する。
図1に示した構成は一例であって、実際のプログラムモジュールの構成に合致しない場合もある。例えば、図4の処理を行なう手順チェックプログラム41は、予め利用者端末4にインストールされていても良いし、図4の処理に先立って行なわれる図3の処理において、サーバ1から利用者端末4へ返信される結果データと合わせて送信されてきても良い。結果データと合わせて送信されてくる場合には、サーバ1は図示外の領域に手順チェックプログラム41を格納しておく領域を備え、該領域から手順チェックプログラム41を読み出して結果データとともに利用者端末4へ送信することになる。
また、手順チェックプログラム41はサーバ1上で動作しても構わない。手順チェックプログラム41がサーバ1上で動作する場合には、利用者端末4は、利用者から入力された操作を受け付けると、該操作の内容をサーバ1へ送信し、サーバ1は利用者端末4から送信されてきた操作の内容をもとに、上述の図4の処理を行なうことになる。
また、ソフトウェアのインストール作業と、上述の図3及び図4の処理とが同一のコンピュータ上で行なわれても構わない。
さらに、図2および図5に示したデータの保持の仕方についても、同様のデータを管理可能な限りにおいて他の方式を用いても構わない。また、図6に示す出力画面についても、同様の主旨の情報を出力する限りにおいて他の方式を用いても構わない。
本発明は、以下に記載する付記のような構成が考えられる。
(付記1)
コンピュータに、操作支援情報を出力させるための方法であって、
利用者から操作の予定データの入力を受け付けるステップと、
操作と該操作に関連する障害に関する情報とを関連付けて格納する障害情報テーブルを参照して、前記入力された予定データに対応付けられている各操作につき、該障害に関する情報を抽出するステップと、
前記抽出した障害に関する情報を出力するステップと
を備えたことを特徴とする操作支援情報出力方法。
(付記2)
前記出力するステップは、前記受け付けた予定データのうち関連する障害に関する情報が存在した操作と、該障害に関する情報とを関連付けて出力することを特徴とする付記1記載の操作支援情報出力方法。
(付記3)
前記操作支援情報出力方法はさらに、
前記利用者と操作の習熟度に関するランクとを対応づけて格納する利用者情報テーブルを参照して、前記予定データを入力した利用者のランクを判別するステップを備え、
前記抽出するステップは、前記障害情報テーブルに前記各障害と対応付けて格納されているランク情報を参照して、前記判別した利用者のランクに応じた障害情報を抽出することを特徴とする付記1記載の操作支援情報出力方法。
(付記4)
前記操作支援情報出力方法はさらに、
前記利用者から入力される各操作の入力と、前記予定データに対応付けられている各操作に対応付けられている障害に関する情報とを参照し、該利用者から入力された操作の後続の操作に、前記障害に関する情報が存在すると判別した場合に、アラームを出力することを特徴とする付記1記載の操作支援情報出力方法。
(付記5)
操作支援情報出力装置において、
操作と該操作に関連する障害に関する情報とを関連付けて格納する障害情報テーブルと、
利用者から操作の予定データの入力を受け付ける手段と、
前記障害情報テーブルを参照して、前記入力された予定データに対応付けられている各操作につき、前記障害に関する情報を抽出する手段と、
前記抽出した障害に関する情報を出力する手段と
を備えたことを特徴とする操作支援情報出力装置。
(付記6)
前記操作支援情報出力装置はさらに、
前記利用者と操作の習熟度に関するランクとを対応づけて格納する利用者情報テーブルと、
前記予定データを入力した利用者のランクを判別する手段とを備え、
前記障害情報テーブルは、前記各障害と対応付けて格納されているランク情報をさらに格納し、
前記抽出する手段は、前記障害情報テーブルと前記判別した利用者のランクとを参照し、前記判別した利用者のランクに応じた障害情報を抽出することを特徴とする付記5記載の操作支援情報出力方法。
(付記7)
操作支援情報出力装置において、
利用者から入力された予定データを他のコンピュータへ送信する手段と、
前記他のコンピュータより前記予定データに関連する操作と、該操作に関連する障害に関する情報との返信を受ける手段と、
利用者から入力される操作を受け付ける手段と、
前記返信された前記予定データに関連する操作と、該操作に関連する障害に関する情報と、前記受け付けた操作の入力とを参照し、前記受け付けた操作の後続の操作に、前記障害に関する情報が存在すると判別した場合に、アラームを出力する手段と
を備えたことを特徴とする操作支援情報出力装置。
本発明による操作支援情報出力システムの一実施例の構成図である。 本発明のデータファイルのデータ例である。 本発明の処理フローである。 本発明の手順チェック処理のフローチャートである。 本発明の入出力データ例である。 本発明による操作支援情報の画面出力例である。
符号の説明
1 サーバ
3 ネットワーク
4 利用者端末
11 入出力プログラム
12 テーブル管理プログラム
13 手順生成プログラム
18 入力手段
19 出力手段
21 利用者情報ファイル
22 作業マスタ
23 障害情報ファイル
41 手順チェックプログラム

Claims (3)

  1. コンピュータに、操作支援情報を出力させるための方法であって、
    利用者から操作の予定データの入力を受け付けるステップと、
    操作と該操作に関連する障害に関する情報とを関連付けて格納する障害情報テーブルを参照して、前記入力された予定データに対応付けられている各操作につき、該障害に関する情報を抽出するステップと、
    前記抽出した障害に関する情報を出力するステップと
    を備えたことを特徴とする操作支援情報出力方法。
  2. 前記操作支援情報出力方法はさらに、
    前記利用者と操作の習熟度に関するランクとを対応づけて格納する利用者情報テーブルを参照して、前記予定データを入力した利用者のランクを判別するステップを備え、
    前記抽出するステップは、前記障害情報テーブルに前記各障害と対応付けて格納されているランク情報を参照して、前記判別した利用者のランクに応じた障害情報を抽出することを特徴とする請求項1記載の操作支援情報出力方法。
  3. 前記操作支援情報出力方法はさらに、
    前記利用者から入力される各操作の入力と、前記予定データに対応付けられている各操作に対応付けられている障害に関する情報とを参照し、該利用者から入力された操作の後続の操作に、前記障害に関する情報が存在すると判別した場合に、アラームを出力することを特徴とする請求項1記載の操作支援情報出力方法。
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