JPH0725378Y2 - 外装材間の目地の構造 - Google Patents

外装材間の目地の構造

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JPH0725378Y2
JPH0725378Y2 JP5750389U JP5750389U JPH0725378Y2 JP H0725378 Y2 JPH0725378 Y2 JP H0725378Y2 JP 5750389 U JP5750389 U JP 5750389U JP 5750389 U JP5750389 U JP 5750389U JP H0725378 Y2 JPH0725378 Y2 JP H0725378Y2
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JP
Japan
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joint
exterior
exterior material
head
waterproof
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JP5750389U
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JPH02149040U (ja
Inventor
英郎 佐藤
重徳 濱
保彦 黒岩
博行 笹尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、外装材が並設されて生じる目地の構造に関
し、詳しくは湿式施工を回避して施工性を高めながら目
地の仕上げ精度を高め、外観を高めようとする技術に係
るものである。
[従来の技術] 従来、第8図に示すように、外装材1が並設されて生じ
る目地2の構造においては、目地2内にコーキング剤c
を充填する湿式工法にて行なわれたいた。ところで、外
装材1に上記目地2の長さ方向と略直交する方向に凹入
目地溝3が形成されているものにおいて、目地2の底の
レベルを外装材1の凹入目地溝3の溝底9に一致させる
ことにより、その外観を高めることが望まれている。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような湿式工法においては、湿式故、工
期がかかるとともに目地2を残してマスキングテープを
貼り、またこれを剥がすなどの煩わしい作業を要し、そ
れでいてコーキング剤cの面を外装材1の凹入目地溝3
の溝底9に一致させるようにするのに、コーキング剤c
をへらのようなもので掬い取るのであり、かかる作業が
一層煩わしいという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、湿式施工を回避して乾式施工
が行え、施工性を高めながらそのシール性を充分なもの
にすることができ、かつ目地の底を外装材の凹入目地溝
の溝底に一致させることが容易に行え、その外観を高め
ることができる外装材間の目地の構造を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 本考案の外装材間の目地の構造は、外装材1が並設され
て生じる目地2の構造であって、外装材1には上記目地
2の長さ方向と略直交する方向に凹入目地溝3が形成さ
れ、断面略凸型で弾性を有する防水目地材4が外装材1
の並設箇所の壁下地5に取付けられ、防水目地材4の頭
部6が並設される外装材1の目地2内に臨み、頭部6の
両側部が外装材1の目地2における外装材端面7に弾接
し、頭部6の頂部8を凹入目地溝3の溝底9のレベルに
略一致させて成ることを特徴とするものである。
[作用] このように、断面略凸型で弾性を有する防水目地材4が
外装材1の並設箇所の壁下地5に取付けられ、防水目地
材4の頭部6が並設される外装材1の目地2内に臨み、
頭部6の側部が外装材1の目地2における外装材端面7
に弾接することにより、乾式にて施工が行え、湿式施工
を回避して湿式施工の問題を回避し、加えて断面凸型の
防水目地材4の頭部6の頂部8を外装材1の凹入目地溝
3の溝底9のレベルに容易に一致させることができ、目
地2とは直交する方向に凹入目地溝3を有する目地2の
外観を高めるようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
外装材1の表面には凹入目地溝3が適宜の上下間隔を隔
てて複数本形成され、その上端には接続凸部10が形成さ
れ、下端には接続凸部10を挿合することができる接続凹
部11が形成されている。しかして柱や縦桟のような木製
の壁下地5に第3図に示すような略L字型の支持金具12
が釘のような取付具13にて取付けられ、支持金具12の支
持突部14に外装材1の下端の接続凹部11が挿合され、そ
して接続凹部11に下段の外装材1の接続凸部10が挿合さ
れて、外装材1が上下に接続されて施工される。かかる
場合、左右に並設される外装材1,1間には縦方向に目地
2が形成されているのであり、かかる目地2において乾
式工法にて防水処理がなされている。以下その防水構成
を詳述する。
第4図は防水目地材4を示していて、亜鉛鉄板のような
金属板を芯材15として、この芯材15の巾方向中央部を外
方に全長にわたって突曲し、芯材15を塩化ビニルのよう
な合成樹脂層16にて被覆し、左右の取付片17に夫々弾性
ひれ片18が全長にわたって延出され、端部には水返し22
が全長に形成され、巾方向の中央部に硬質塩化ビニルの
ような硬質合成樹脂部19が全長にわたって立設され、こ
の硬質合成樹脂部19の上端の両側に全長にわたってウレ
タン塩化ビニルのような弾性を有する中空樹脂部20が形
成されて、防水目地材4の頭部6が形成されている。
しかして第1図に示すように、防水目地材4がその取付
片17において釘のような取付具13にて壁下地5に固定さ
れ、外装材1が中空樹脂部20を内方に曲げながら硬質合
成樹脂部19側に弾接され、また、外装材1の背面を防水
目地材4の弾性ひれ片18に弾接させながら取付片17に圧
接され、かかる外装材1が上述にような支持金具12を介
して上下に接続されて施工されるのである。
このように、断面略凸型で弾性を有する防水目地材4が
外装材1の並設箇所の壁下地5に取付けられ、防水目地
材4の頭部6が並設される外装材1の目地2内に臨み、
頭部6の側部が外装材1の目地2における外装材端面7
に弾接することで、乾式にて施工が行えるのであり、湿
式施工を回避して湿式施工の問題を回避するのである。
そして特に本考案においては、断面凸型の防水目地材4
の頭部6の頂部8の偏平な頂面を外装材1の凹入目地溝
3の溝底9のレベルに容易に一致させてあり、目地2と
は直交する方向に凹入目地溝3を有する目地2の外観を
高めている。
第5図は防水目地材4の他の実施例を示していて、頭部
6における中空樹脂部20を略円筒状に形成したものであ
る。第6図は支持金具12の他の例を示し、その支持突部
14を屋外側に離して構成し、このように屋外側に離した
支持突部14にて外装材1を壁下地5から屋外側に離して
支持することで、屋内側壁材(図示せず)と外装材1と
の間に隙間を構成でき、かかる隙間を通気路に利用して
外装材1の内面側及び屋内側壁材の外面における結露を
防止する等のことが行える。第7図は更に他の実施例を
示していて、壁下地5としてパネル21を利用したツーバ
イホー工法において実施されたものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、断面略凸型で弾性を有する防水
目地材が外装材の並設箇所の壁下地に取付けられ、防水
目地材の頭部が並設される外装材の目地内に臨み、頭部
の側部が外装材の目地における外装材端面に弾接するか
ら、乾式にて施工が行え、湿式施工を回避して湿式施工
の問題を回避し、充分なシール性を得ることができなが
ら、断面凸型の防水目地材の頭部の頂部を外装材の凹入
目地溝の溝底のレベルに一致させてあるから、目地とは
直交する方向に凹入目地溝を有する目地の外観を高める
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平断面図、第2図は同上の
縦断面図、第3図は同上の支持金具の斜視図、第4図は
同上の防水目地材の断面図、第5図は同上の防水目地材
の他の実施例の断面図、第6図は同上の支持金具の他の
実施例を使用した斜視図、第7図は同上の更に他の実施
例の平断面図、第8図は従来例の断面図であり、1は外
装材、2は目地、3は凹入目地溝、4は防水目地材、5
は壁下地、6は頭部、7は外装材端面、8は頂部、9は
溝底である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 黒岩 保彦 東京都千代田区有楽町1丁目1番2号 旭 化成工業株式会社内 (72)考案者 笹尾 博行 東京都千代田区有楽町1丁目1番2号 旭 化成工業株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外装材が並設されて生じる目地の構造であ
    って、外装材には上記目地の長さ方向と略直交する方向
    に凹入目地溝が形成され、断面略凸型で弾性を有する防
    水目地材が外装材の並設箇所の壁下地に取付けられ、防
    水目地材の頭部が並設される外装材の目地内に臨み、頭
    部の両側部が外装材の目地における外装材端面に弾接
    し、頭部の頂部を凹入目地溝の溝底のレベルに略一致さ
    せて成る外装材間の目地の構造。
JP5750389U 1989-05-18 1989-05-18 外装材間の目地の構造 Expired - Lifetime JPH0725378Y2 (ja)

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JP5750389U JPH0725378Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 外装材間の目地の構造

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JPH02149040U JPH02149040U (ja) 1990-12-18
JPH0725378Y2 true JPH0725378Y2 (ja) 1995-06-07

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JP2774406B2 (ja) * 1991-12-11 1998-07-09 株式会社かな和工業 壁体の取付具および壁体の取付構造

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JPH02149040U (ja) 1990-12-18

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