JPH0649815Y2 - 家屋の開口部の防水構造 - Google Patents

家屋の開口部の防水構造

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JPH0649815Y2
JPH0649815Y2 JP5750589U JP5750589U JPH0649815Y2 JP H0649815 Y2 JPH0649815 Y2 JP H0649815Y2 JP 5750589 U JP5750589 U JP 5750589U JP 5750589 U JP5750589 U JP 5750589U JP H0649815 Y2 JPH0649815 Y2 JP H0649815Y2
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JP
Japan
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joint groove
exterior material
opening
waterproof
house
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Application number
JP5750589U
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JPH02149087U (ja
Inventor
英郎 佐藤
重徳 濱
保彦 黒岩
博行 笹尾
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、開口下地に取付けられた開口枠に対して目地
溝を隔てて外装材が施工され、この外装材と開口枠間の
防水を図る家屋の開口部の防水構造に関し、詳しくは湿
式施工を回避して施工性を高めながらそのシール性を充
分なものにしようとする技術に係るものである。
[従来の技術] 従来、第3図に示すように、開口下地1に取付けられた
開口枠2に対して目地溝3を隔てて外装材4が施工さ
れ、この外装材4と開口枠2間の防水を図る家屋の開口
部の防水構造においては、目地溝3にコーキング剤cを
充填する湿式工法にて行なわれていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような湿式工法においては、湿式故、工
期がかかるとともに目地溝3を残してマスキングテープ
を貼り、またこれを剥がすなどの煩わしい作業を要し、
それでいて外装材4の目地溝3側の表面エッジが現れ、
セメント系で表面エッジが欠けやすい外装材4を使用し
難いという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、湿式施工を回避して乾式施工
が行え、施工性を高めながらそのシール性を充分なもの
にすることができ、かつ外装材の表面エッジを覆うこと
で、セメント系の外装材も容易に使用することができる
家屋の開口部の防水構造を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案の家屋の開口部の防水構造は、開口下地1に取付
けられた開口枠2に対して目地溝3を隔てて外装材4が
施工され、この外装材4と開口枠2間の防水を図る家屋
の開口部の防水構造であって、外装材4の端部裏面と開
口下地1間に介装される弾性シート状の防水フィン5の
先端部が開口枠2に弾接されて目地溝3の底部のシール
が図られ、目地溝3の底部における防水フィン5部分か
ら屋外側に延出された弾性受片6の目地溝3側とは反対
側の受面7に外装材4の端面8が弾接され、弾性受片6
の先端に目地溝3側とは反対側に延出された覆い片9に
て外装材4の外面側の端部が覆われて成ることを特徴と
するものである。
[作用] 外装材4の端部裏面と開口下地1間に弾性シール状の防
水フィン5を介装させ、この防水フィン5の先端部を開
口枠2に弾接させ、目地溝3の底部における防水フィン
5部分から屋外側に延出させたた弾性受片6の目地溝3
側とは反対側の受面7に外装材4の端面8を弾接させる
ことで、開口枠2に目地溝3を隔てて外装材4を施工す
るのに、乾式にて施工が行え、湿式施工を回避して湿式
施工の問題を回避し、加えて弾性受片6の先端に目地溝
3側とは反対側に延出された覆い片9にて外装材4の外
面側の端部が覆うことで、外装材4の外面側の端部に欠
けなどが生じていてもこれを隠し、外装材4の取り扱い
も容易にできるようにしたものである。
[実施例] 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
窓や出入り口となるような家屋の開口部において、開口
下地1となる縦桟10が内壁材11の端部に取付られ、この
縦桟10に開口枠2としての金属サッシ12が釘13等にて取
付けられ、金属サッシ12が開口に沿って略ロ字状に開口
下地1に取付けられている。
縦桟10の外面側には外装材4の端部が取付けられ、そし
て金属サッシ12と外装材4間に目地溝3が構成されるの
である。かかる目地溝3において乾式工法にて防水が図
られるのである。以下防水構成を説明する。
防水フィン5は軟質塩化ビニルやゴム系で折り曲げが自
在で防水性が高い弾性シート状体にて形成され、この防
水フィン5にはその一端部から弾性受片6が施工状態で
屋外側となる方向に延出されている。この弾性受片6の
先端には防水フィン5の他端側の方向に覆い片9が延出
されている。このような防水フィン5は薄金属板を芯材
として埋設していてもよく、また、単層構造のものでも
よい。そして防水フィン5は縦桟10に接着剤などにて取
付けられる。
しかして防水フィン5を縦桟10の屋外面に当接し、一端
部を金属サッシ12に弾接させる。かかる場合、金属サッ
シ12には一対の受片14が形成されていて、防水フィン5
の端部が受片14,14間に差し込まれていて、防水フィン
5の端部が曲がらないようにし、屋外側からの雨水の浸
入を強力に阻止するようにしてある。そして防水フィン
5の他端部を折り曲げて縦桟10に沿わせてある。次に外
装材4の端部を縦桟10に防水フィン5を介して当接させ
るとともに外装材4の端面8を防水フィン5から延出さ
れた弾性受片6に弾接させ、そして外装材4の外面側の
端縁部(端部エッジ)15を弾性受片6の先端の覆い片9
にて覆うのである。かかる場合、弾性受片6と端部側の
防水フィン5部分と金属サッシ12部分とで目地溝3が形
成される。かかる目地溝3の奥に押さえビート16が弾入
され、外装材4の表面よりも凹入した底目地が形成され
る。
このように、外装材4の端部裏面と開口下地1間に弾性
シール状の防水フィン5を介装させ、この防水フィン5
の先端部を開口枠2に弾接させ、目地溝3の底部におけ
る防水フィン5部分から屋外側に延出させたた弾性受片
6の目地溝3側とは反対側の受面7に外装材4の端面8
を弾接させることで、乾式にて施工が行え、湿式施工を
回避して湿式施工の問題を回避できるのである。かかる
場合、弾性受片6の先端に目地溝3側とは反対側に延出
された覆い片9にて外装材4の外面側の端縁部15が覆わ
れることで、外装材4の外面側の端縁部15に欠けなどが
生じていてもこれを隠し、外装材4の取り扱いも容易に
できるのである。
尚、実施例においては、開口下地1としての縦桟10に開
口枠2としての金属サッシ12を取付け、この縦桟10の前
方の目地溝桟3おける防水構造を説明したが、開口部の
上縁及び下縁において水平横方向においても同様に目地
溝が形成され、かかる目地溝においても同様な防水構造
が施工されるものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案は、外装材の端部裏面と開口下地間
に介装される弾性シート状の防水フィンの先端部が開口
枠に弾接されて目地溝の底部のシールが図られ、目地溝
の底部における防水フィン部分から屋外側に延出された
弾性受片の目地溝側とは反対側の受面に外装材の端面が
弾接され、弾性受片の先端に目地溝側とは反対側に延出
された覆い片にて外装材の外面側の端部が覆われるか
ら、外装材の端部裏面と開口下地間に弾性シール状の防
水フィンを介装させ、この防水フィンの先端部を開口枠
に弾接させ、目地溝の底部における防水フィン部分から
屋外側に延出させたた弾性受片の目地溝側とは反対側の
受面に外装材の端面を弾接させることで、乾式にて施工
を行うことができ、湿式施工を回避して湿式施工の問題
を回避でき、加えて弾性受片の先端に目地溝側とは反対
側に延出された覆い片にて外装材の外面側の端部が覆う
から、外装材の外面側の端部に欠けなどが生じていても
これを隠すことができ、外装材の取り扱いも容易になす
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の水平断面図、第2図は防水
フィンの部分斜視図、第3図は従来例の断面図であり、
1は開口下地、2は開口枠、3は目地溝、4は外装材、
5は防水フィン、6は弾性受片、7は受面、8は端面、
9は覆い片である。
フロントページの続き (72)考案者 黒岩 保彦 東京都千代田区有楽町1丁目1番2号 旭 化成工業株式会社内 (72)考案者 笹尾 博行 東京都千代田区有楽町1丁目1番2号 旭 化成工業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−154587(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口下地に取付けられた開口枠に対して目
    地溝を隔てて外装材が施工され、この外装材と開口枠間
    の防水を図る家屋の開口部の防水構造であって、外装材
    の端部裏面と開口下地間に介装される弾性シート状の防
    水フィンの先端部が開口枠に弾接されて目地溝の底部の
    シールが図られ、目地溝の底部における防水フィン部分
    から屋外側に延出された弾性受片の目地溝側とは反対側
    の受面に外装材の端面が弾接され、弾性受片の先端に目
    地溝側とは反対側に延出された覆い片にて外装材の外面
    側の端部が覆われて成る家屋の開口部の防水構造。
JP5750589U 1989-05-18 1989-05-18 家屋の開口部の防水構造 Expired - Lifetime JPH0649815Y2 (ja)

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JP5750589U JPH0649815Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 家屋の開口部の防水構造

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JP5750589U JPH0649815Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 家屋の開口部の防水構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02149087U JPH02149087U (ja) 1990-12-18
JPH0649815Y2 true JPH0649815Y2 (ja) 1994-12-14

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JP5750589U Expired - Lifetime JPH0649815Y2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 家屋の開口部の防水構造

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JP7291576B2 (ja) * 2019-08-27 2023-06-15 旭トステム外装株式会社 外壁パネルとサッシ窓の取合部構造

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JPH02149087U (ja) 1990-12-18

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