JPH0650597Y2 - 外壁間の化粧帯材の取付け構造 - Google Patents
外壁間の化粧帯材の取付け構造Info
- Publication number
- JPH0650597Y2 JPH0650597Y2 JP1989126292U JP12629289U JPH0650597Y2 JP H0650597 Y2 JPH0650597 Y2 JP H0650597Y2 JP 1989126292 U JP1989126292 U JP 1989126292U JP 12629289 U JP12629289 U JP 12629289U JP H0650597 Y2 JPH0650597 Y2 JP H0650597Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative strip
- mounting base
- base body
- outer walls
- locked
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、外壁間の化粧帯材の取付け構造に関し、詳し
くは外観を高めるとともに充分なシール性をもって化粧
帯材の取付けを行えるようにしようとする技術に係るも
のである。
くは外観を高めるとともに充分なシール性をもって化粧
帯材の取付けを行えるようにしようとする技術に係るも
のである。
［従来の技術］ 従来、第４図に示すように、上下の外壁2,2間の接続部
Ｊの仕舞いを行うのに、接続部Ｊの全長を覆うように化
粧帯材２を配し、この化粧帯材２を釘のような固定具ａ
で打ち込み固定し、化粧帯材２の上部と外壁１間にシー
ル剤６を充填塗布するものであった。
Ｊの仕舞いを行うのに、接続部Ｊの全長を覆うように化
粧帯材２を配し、この化粧帯材２を釘のような固定具ａ
で打ち込み固定し、化粧帯材２の上部と外壁１間にシー
ル剤６を充填塗布するものであった。
［考案が解決しようとする課題］ ところが、このような構成においては、化粧帯材２に釘
のような固定具ａを打ち込むのであり、かかる固定具ａ
が現れて外観が低下するとともに、化粧帯材２の上部と
外壁１間にシール剤６を充填するのに、充分なシール性
を得難いという問題があった。
のような固定具ａを打ち込むのであり、かかる固定具ａ
が現れて外観が低下するとともに、化粧帯材２の上部と
外壁１間にシール剤６を充填するのに、充分なシール性
を得難いという問題があった。
本考案はこのような問題に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、固定具にて化粧帯材を固定す
るのを回避して、外観を高め、かつ充分なシール性も得
ることができる化粧帯材の取付け構造を提供することに
ある。
その目的とするところは、固定具にて化粧帯材を固定す
るのを回避して、外観を高め、かつ充分なシール性も得
ることができる化粧帯材の取付け構造を提供することに
ある。
［課題を解決するための手段］ 本考案の化粧帯材の取付け構造は、上下の外壁1,1間の
接続部Ｊを全長にわたって覆う化粧帯材２の取付け構造
であって、長尺の取付け下地体３が外壁1,1の接続部Ｊ
近傍に取付けられ、取付け下地体３の上面に上係止部４
が形成され、取付け下地体３に下係止板14が取付けら
れ、下係止板14には下係止５が形成され、化粧帯材２の
上部が上係止部４に係止されるとともに化粧帯材２の下
部が下係止部５に係止され、取付け下地体３の上面に塗
布されたシール剤６に化粧帯材２の上部が接して成るこ
とを特徴とするものである。
接続部Ｊを全長にわたって覆う化粧帯材２の取付け構造
であって、長尺の取付け下地体３が外壁1,1の接続部Ｊ
近傍に取付けられ、取付け下地体３の上面に上係止部４
が形成され、取付け下地体３に下係止板14が取付けら
れ、下係止板14には下係止５が形成され、化粧帯材２の
上部が上係止部４に係止されるとともに化粧帯材２の下
部が下係止部５に係止され、取付け下地体３の上面に塗
布されたシール剤６に化粧帯材２の上部が接して成るこ
とを特徴とするものである。
［作用］ このように、長尺の取付け下地体３が外壁1,1の接続部
Ｊ近傍に取付けられ、取付け下地体３の上面に上係止部
４が形成され、取付け下地体３から下係止部５が延出さ
れ、化粧帯材２の上部が上係止部４に係止されるととも
に化粧帯材２の下部が下係止部５に係止されることによ
って、化粧帯材２を釘のような固定具で固定するのを回
避し、これら固定具が表面に現れることにより外観が低
下するのを回避し、かつ、取付け下地体３の上面に塗布
されたシール剤６に化粧帯材２の上部が接することで、
シール剤６は長尺の取付け下地体３の上面にて受けられ
ていて、充分なシール効果を長期にわたって維持できる
ようにしたものである。
Ｊ近傍に取付けられ、取付け下地体３の上面に上係止部
４が形成され、取付け下地体３から下係止部５が延出さ
れ、化粧帯材２の上部が上係止部４に係止されるととも
に化粧帯材２の下部が下係止部５に係止されることによ
って、化粧帯材２を釘のような固定具で固定するのを回
避し、これら固定具が表面に現れることにより外観が低
下するのを回避し、かつ、取付け下地体３の上面に塗布
されたシール剤６に化粧帯材２の上部が接することで、
シール剤６は長尺の取付け下地体３の上面にて受けられ
ていて、充分なシール効果を長期にわたって維持できる
ようにしたものである。
［実施例］ 以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述する。
本考案の化粧帯材２は上階と下階との間で、上階側の外
壁1aと下階側の外壁1bとの突き合わせ接続部Ｊを全長に
わたって覆うものである。上階の外壁1aは左右及び上下
の金属製のフレーム７が略ロ字状に枠組みされ、このよ
うなフレーム枠８の両面に面板９が張られている。そし
て上階の外壁1aの下部に突き合わされる下階の外壁1bは
幕板1cであり、この幕板1cの下部には外壁1aが施工され
る。11は上階の床パネルである。幕板1cと外壁1a間には
全長にわたってシーラント10が充填されている。
壁1aと下階側の外壁1bとの突き合わせ接続部Ｊを全長に
わたって覆うものである。上階の外壁1aは左右及び上下
の金属製のフレーム７が略ロ字状に枠組みされ、このよ
うなフレーム枠８の両面に面板９が張られている。そし
て上階の外壁1aの下部に突き合わされる下階の外壁1bは
幕板1cであり、この幕板1cの下部には外壁1aが施工され
る。11は上階の床パネルである。幕板1cと外壁1a間には
全長にわたってシーラント10が充填されている。
木製の長尺の取付け下地体３が外壁1a,1bの接続部Ｊよ
りも上方にタッピングネジ12にて取付けられている。取
付け下地体３の上面に上係止部４が凹入されて形成され
ている。取付け下地体３には小片で短い金属板製の下係
止板14がタッピングネジ13が取付けられ、この下係止板
14には下係止部５が形成されている。化粧帯材２は断面
略コ字状に形成され、化粧帯材２の上部には上被係止部
16が形成され、化粧帯材２の下部には下被係止部17が形
成されている。この化粧帯材２は例えば窯業系のものが
考えられる。
りも上方にタッピングネジ12にて取付けられている。取
付け下地体３の上面に上係止部４が凹入されて形成され
ている。取付け下地体３には小片で短い金属板製の下係
止板14がタッピングネジ13が取付けられ、この下係止板
14には下係止部５が形成されている。化粧帯材２は断面
略コ字状に形成され、化粧帯材２の上部には上被係止部
16が形成され、化粧帯材２の下部には下被係止部17が形
成されている。この化粧帯材２は例えば窯業系のものが
考えられる。
しかして、取付け下地体３の上面全長にわたってシール
剤６が容器15から吐出され、そして化粧帯材２の上部の
上被係止部16が取付け下地体３の上係止部４に係止さ
れ、又、化粧帯材２の下部の下被係止部17が下係止板14
の下係止部５に下係止板14のばね性にて弾性的に係止さ
れ、取付け下地体３の上面に塗布されたシール剤６に化
粧帯材２の上部が接するのである。
剤６が容器15から吐出され、そして化粧帯材２の上部の
上被係止部16が取付け下地体３の上係止部４に係止さ
れ、又、化粧帯材２の下部の下被係止部17が下係止板14
の下係止部５に下係止板14のばね性にて弾性的に係止さ
れ、取付け下地体３の上面に塗布されたシール剤６に化
粧帯材２の上部が接するのである。
このように、長尺の取付け下地体３が外壁1,1の接続部
Ｊよりも上方に取付けられ、取付け下地体３の上面に上
係止部４が形成され、取付け下地体３に下係止板14が取
付けられ、下係止板14には下係止部５が形成され、化粧
帯材２の上部が上係止部４に係止されるとともに化粧帯
材２の下部が下係止部５に係止されることで、化粧帯材
２を釘のような固定具で固定するのを回避し、これら固
定具が表面に現れることにより外観が低下するのを回避
するのである。そして、取付け下地体３の上面に塗布さ
れたシール剤６に化粧帯材２の上部が接することで、シ
ール剤６は長尺の取付け下地体３の上面にて受けられて
いて、充分なシール効果を長期にわたって維持するので
ある。
Ｊよりも上方に取付けられ、取付け下地体３の上面に上
係止部４が形成され、取付け下地体３に下係止板14が取
付けられ、下係止板14には下係止部５が形成され、化粧
帯材２の上部が上係止部４に係止されるとともに化粧帯
材２の下部が下係止部５に係止されることで、化粧帯材
２を釘のような固定具で固定するのを回避し、これら固
定具が表面に現れることにより外観が低下するのを回避
するのである。そして、取付け下地体３の上面に塗布さ
れたシール剤６に化粧帯材２の上部が接することで、シ
ール剤６は長尺の取付け下地体３の上面にて受けられて
いて、充分なシール効果を長期にわたって維持するので
ある。
第３図は化粧帯材2,2を接続するジョイント25の施工を
示していて、化粧帯材2,2の端部に跨がって、ビス26に
ていずれかの化粧帯材２に取付けられるものであり、縦
断面が化粧帯材２と略等しい形状のもの、断面が略Ｌ字
型のものがあり、直線部分、出隅部分及び入隅部分に使
用されるものである。
示していて、化粧帯材2,2の端部に跨がって、ビス26に
ていずれかの化粧帯材２に取付けられるものであり、縦
断面が化粧帯材２と略等しい形状のもの、断面が略Ｌ字
型のものがあり、直線部分、出隅部分及び入隅部分に使
用されるものである。
尚、取付け下地体３と下係止板14とを１本のタッピング
ネジにて外壁１に取付けるようにしてもよいものであ
る。
ネジにて外壁１に取付けるようにしてもよいものであ
る。
［考案の効果］ 以上要するに本考案は、長尺の取付け下地体が外壁の接
続部近傍に取付けられ、取付け下地体の上面に上係止部
が形成され、取付け下地体に下係止板が取付けられ、下
係止板には下係止部が形成され、化粧帯材の上部が上係
止部に係止されるとともに化粧帯材の下部が下係止部に
係止されるから、化粧帯材を釘のような固定具で固定す
るのを回避し、これら固定具が表面に現れることにより
外観が低下するのを回避し、外観を高めることができ、
かつ、取付け下地体の上面に塗布されたシール剤に化粧
帯材の上部が接するから、シール剤は長尺の取付け下地
体の上面にて受けられていて、充分なシール効果を長期
にわたって維持できるという利点がある。
続部近傍に取付けられ、取付け下地体の上面に上係止部
が形成され、取付け下地体に下係止板が取付けられ、下
係止板には下係止部が形成され、化粧帯材の上部が上係
止部に係止されるとともに化粧帯材の下部が下係止部に
係止されるから、化粧帯材を釘のような固定具で固定す
るのを回避し、これら固定具が表面に現れることにより
外観が低下するのを回避し、外観を高めることができ、
かつ、取付け下地体の上面に塗布されたシール剤に化粧
帯材の上部が接するから、シール剤は長尺の取付け下地
体の上面にて受けられていて、充分なシール効果を長期
にわたって維持できるという利点がある。
第１図は本考案の一実施例の断面図、第２図（ａ）
（ｂ）（ｃ）は同上の施工工程を示す斜視図、第２図
（ｄ）は同上の施工工程を示す側断面図、第３図（ａ）
（ｂ）は同上の化粧帯材の接続具の施工工程を示す斜視
図、側断面図、第４図は従来例の断面図であり、１は外
壁、２は化粧帯材、３は取付け下地体、４は上係止部、
５は下係止部、６はシール剤である。
（ｂ）（ｃ）は同上の施工工程を示す斜視図、第２図
（ｄ）は同上の施工工程を示す側断面図、第３図（ａ）
（ｂ）は同上の化粧帯材の接続具の施工工程を示す斜視
図、側断面図、第４図は従来例の断面図であり、１は外
壁、２は化粧帯材、３は取付け下地体、４は上係止部、
５は下係止部、６はシール剤である。
Claims (1)
- 【請求項１】上下の外壁間の接続部を全長にわたって覆
う化粧帯材の取付け構造であって、長尺の取付け下地体
が外壁の接続部近傍に取付けられ、取付け下地体の上面
に上係止部が形成され、取付け下地体に下係止板が取付
けられ、下係止板には下係止部が形成され、化粧帯材の
上部が上係止部に係止されるともに化粧帯材の下部が下
係止部に係止され、取付け下地体の上面に塗布されたシ
ール剤に化粧帯材の上部が接して成る外壁間の化粧帯材
の取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989126292U JPH0650597Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 外壁間の化粧帯材の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989126292U JPH0650597Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 外壁間の化粧帯材の取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0363643U JPH0363643U (ja) | 1991-06-21 |
| JPH0650597Y2 true JPH0650597Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31674110
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989126292U Expired - Lifetime JPH0650597Y2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 外壁間の化粧帯材の取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650597Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007230447A (ja) * | 2006-03-02 | 2007-09-13 | Jtekt Corp | 衝撃吸収式ステアリング装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6087943U (ja) * | 1983-11-25 | 1985-06-17 | ナショナル住宅産業株式会社 | 玄関ポ−チ屋根と外壁との間の化粧構造 |
-
1989
- 1989-10-27 JP JP1989126292U patent/JPH0650597Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0363643U (ja) | 1991-06-21 |
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