JPS6220585Y2 - - Google Patents

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JPS6220585Y2
JPS6220585Y2 JP1982012033U JP1203382U JPS6220585Y2 JP S6220585 Y2 JPS6220585 Y2 JP S6220585Y2 JP 1982012033 U JP1982012033 U JP 1982012033U JP 1203382 U JP1203382 U JP 1203382U JP S6220585 Y2 JPS6220585 Y2 JP S6220585Y2
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inspection lid
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JP1982012033U
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JPS58115656U (ja
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は点検蓋を載置する天井点検蓋装置の改
良に関する。
従来技術及びその問題点 従来、此種の点検蓋装置は第5図に示す如く天
井点検口1内周面に取付け固定される化粧縁の蓋
載せ部2Aのみをただ単に形成しているにすぎな
い。
従つて点検蓋2をその蓋載せ部2Aに載置して
点検口1を開口してもドア開閉時等に点検蓋2が
ガタく不具合を有し最良ではない。
また点検蓋2のガタ付きを防止する構造として
ビス止め5構造も存在するが斯様なビス止め5構
造を採用すると点検蓋2の固定作業が甚々面倒と
なり点検蓋へのタツプ作業、蓋載せ部のバカ孔作
業も必要とする不具合を有している。
ちなみに、前記先行技術を改良したものとして
第6図,第7図に示すものがある。こ先行例は第
6図,第7図に示すように水平部100上に立上
り部200を設け、その上端に屈曲部300を形
成し、この上端にL形部300の隅角部を固設
し、立上り部200の一側に突条400を、L形
部300の水平辺600先端下面に係合条500
を夫々設け、これを弾性を有する材料で一体成形
したものである。
しかし、この先行例の場合、蓋体2を上から押
圧したり、下から蓋体2を引き下げる作業を行な
わなければ蓋体2で点検口1をの閉塞できない
(第7図)。
ところが、蓋体2を上から押圧するとなると天
井裏からその蓋体2を押圧する極めて困難な人為
的な手段を必要とし、作業性が悪く、蓋体2を室
内から引き下げるとなると蓋体2に治具を取付け
て対処しなければならず、後処理が面倒となる。
技術的課題 本考案の技術的課題は上から押圧したり、下か
ら治具を用いて引き下げる作業を必要とせずに点
検蓋で点検口を閉塞することである。
技術的課題を達成する為の手段 本考案の技術的課題を達成する為の手段は点検
口内周面に取付けた垂下枠部と、その垂下枠部よ
り点検口内へ突出状に設けた蓋載せ枠部と、上記
垂下枠部を構成する各辺から蓋載せ枠部側へ弓状
に突出形成された弾性材からなる押え片とで化粧
縁本体を形成し、該化粧縁本体の蓋載せ枠部上面
に、上面端部が上記押え片下端に当接する点検蓋
を載置し、該点検蓋を、点検口上方から載置した
際前記押え片を弾性的に折曲させて前記蓋載せ枠
部上面に案内される程度の重量に形成すると共
に、点検蓋端面と、前記蓋載せ枠部を構成する各
辺との間に点検蓋の移動用空間を設けたことであ
る。
実施例 まず、第1図乃至第3図に示す第1実施例の天
井点検蓋装置を説明する。
図中Aは化粧縁本体で、樹脂等にて一体に押出
成形された垂下枠部1Aとその垂下枠部1A下端
より水平状に連設する蓋載せ枠部2Aならびに弾
性材からなる押え片3Aとで構成する。
垂下枠部1Aと、蓋載せ枠部2Aはユニツトル
ーム等の天井Bに開口した点検口1縁一辺と略同
一長さに切截された4辺からなり、垂下枠部1A
背面には蓋載せ枠部2Aの一半部2A1と天井B
を挾持して化粧縁本体Aを点検口1内周面に添接
固定する挾持片部4Aを一体に突出形成してい
る。
蓋載せ枠部2Aは、一半部2A1と挾持片部4
Aとで天井Bを挾持して化粧縁本体Aを点検口1
内周面に添接且つ囲繞状に取付固定した状態にお
いて他半部2A2が点検口1側へ突出し、その他
半部2A2を実の点検蓋2載置部2A3となす。
押え片3Aは、塩ビ等の軟質樹脂にて成形され
上記載置部2A3に点検蓋2を載置した状態にお
いて先端がその蓋2上面端部に当接するように蓋
2上側の垂下枠部1Aから蓋載せ枠部2A側へ弓
状に突出形成する。
また、押え片3Aは垂下枠部1Aと同様に周設
状又は適宜間隔をおいて形成されており、周設状
に形成した場合には押え片3Aより下方を完全な
密封室となすことができ、点検蓋2と載置部2
A3との間より蒸気,湿気等が漏気しても外部へ
の漏気を阻止できる著効を有する。
点検蓋2は第1図に示すように蓋載せ枠部2A
上に載置した際4辺からなる前記垂下枠部1Aの
内面,即ち蓋対向面4面との間に5mm程度の移動
用空間6を形成するような平面積を有する方形状
に形成され、且つ点検口1上方から載置した際、
押え片3Aを弾性的に折曲させて蓋載せ枠部2A
上面に自動的に案内される3Kg程度の重量に形成
されている(第2図)。
移動用空間6は第3図に示すように点検蓋2を
蓋載せ枠部2A上に載置させた際、その点検蓋2
端面と垂下枠部1Aの各辺とで挾持状態にある各
押え片3A……の先端部分を元の状態に復元させ
る働きをもつ。
この移動用空間6を用いて各押え片3A……を
元の復元状態に戻す場合には、蓋載せ枠部2A上
に載置された点検蓋2と垂下枠部1Aで挾持され
ている対向関係にある一方の押え片3Aを更に圧
潰するように点検蓋2を移動用空間6分人為的に
室内から手で移動させる。その時対向関係にある
他方の押え片3A側の移動用空間6は8〜9mmに
拡開し、その拡開空間6′を利用してその押え片
3Aは元の復元状態に自己の復元力で復元する。
この点検蓋2の前後、左右移動を人為的に繰り返
し全ての押え片3Aを元の状態に復元させる(第
3図)。ちなみに最終的には点検蓋2を、若干の
人為的な持ち上げ作業を行ないながら上面端部上
に各押え片3Aが当接しているかどうか前後、左
右に人為的に微動させて確認する。
次に第4図に示す第2実施例の化粧縁について
説明する。
この実施例は第1実施例に示す押え片3Aと、
蓋載せ枠部2Aの載置部2A3上に一体に形成し
た弾性ヒレ片4とを併用したものである。
即ち塩ビ等の軟質樹脂にて成形した弾性ヒレ片
3を、載置部2A3上面突端部分より垂下枠部1
A側へ傾斜状で且つ囲繞状に突出形成して点検蓋
2と載置部2A3との間を密封するようになして
押え片3A部分より下位にて漏気を遮断する構造
としたものである。
斯様な弾性ヒレ片3を利用すると、押え片3A
を囲繞状に周設形成した第1実施例の効果に加え
て二重の密封構造となして漏気を完全に遮断する
著効を具有する。
尚、弾性ヒレ片3を設けた結果、あえて押え片
3Aを周設形成する必要はなく適宜間隔をおいて
設けてコストの低廉化を図つても任意である。
又第1,第2実施例共に垂下枠部1Aと、蓋載
せ枠部2Aと、押え片3Aを一体形成しているも
1A,2A,3Aの全部又は一部を別途に成形し
て1A,2A,3A3者をビス止め,接着,掛止
爪と掛止受部と掛止等により一体化を図るように
構成すること勿論任意である。
考案の作用効果 本考案は以上のように点検口内周面に取付けた
垂下枠部と、その垂下枠部より点検口内へ突出状
に設けた蓋載せ枠部と、上記垂下枠部を構成する
各辺から蓋載せ枠部側へ弓状に突出形成された弾
性材からなる押え片とで化粧縁本体を形成し、該
化粧縁本体の蓋載せ枠部上面に、上面端部が上記
押え片下端に当接する点検蓋を載置し、該点検蓋
を、点検口上方から載置した際前記押え片を弾性
的に折曲させて前記蓋載せ枠部上面に案内される
程度の重量に形成すると共に、点検蓋端面と、前
記蓋載せ枠部を構成する各辺との間に点検蓋の移
動用空間を設けたので下記の作用効果がある。
点検蓋は、点検口上方から載置した際、点検口
内周面に取付けられた垂下枠部から蓋載せ枠部側
へ弓状に突出する押え片を、弾性的に折曲させて
蓋載せ枠部上面に当接するように案内される。
その際、押え片各辺先端は、点検蓋端面と、垂
下枠部とで挾持されてはいるものの、移動用空間
を利用して一方の押え片を圧潰するように点検蓋
を室内から手で前後或は左右方向の4方向に人為
的に移動させ対向関係にある他方の押え片側の移
動用空間を拡げる。これにより、他方の押え片は
拡開空間を利用して元の復元状態に復帰する。こ
の点検蓋の移動作業を、前記の通り前後,左右の
4方向に行ない全ての押え片を先端が点検蓋上面
端部に当接するように復元させる。
従つて点検蓋が点検口上方から載置した際、押
え片を弾性的に折曲させて蓋載せ枠部上面に案内
される程度の重量物であり且つその上端に押え片
先端が当接している為、人力によつて強制的に持
ち上げなければ容易には、取り外せない程度の安
定力を付与でき、ドア開閉時等の微力な風圧では
上下へのガタ付きはない。
故に、上方から狭い空間を利用して点検蓋を押
し下げる必要はなく、また、下から引き下げたり
することを要しないため、引下器具等を必要とす
ることがなく、点検蓋で閉塞でき、点検口閉口に
際する作業性の向上が期待できる。
依つて、所期の目的を達成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案天井点検蓋装置において点検蓋
を載置した状態を示す正面中央縦断面図、第2図
は化粧縁本体に点検蓋を載置する状態を示す部分
断面図、第3図は押え片を元の状態に復元させる
状態を示す部分断面図、第4図は第2実施例の化
粧縁本体に点検蓋を載置する状態を示す部分断面
図、第5図は従来の化粧縁に点検蓋を載置した状
態を示す部分断面、第6図、第7図は更に他の従
来例の部分拡大断面図である。 尚、図中、A:化粧縁本体、1:点検口、1
A:垂下枠部、2A:蓋載せ枠部、2:点検蓋、
3A:押え片、B:天井、6:移動用空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 点検口内周面に取付けた垂下枠部と、その垂下
    枠部より点検口内へ突出状に設けた蓋載せ枠部
    と、上記垂下枠部を構成する各辺から蓋載せ枠部
    側へ弓状に突出形成された弾性材からなる押え片
    とで化粧縁本体を形成し、該化粧縁本体の蓋載せ
    枠部上面に、上面端部が上記押え片下端に当接す
    る点検蓋を載置し、該点検蓋を、点検口上方から
    載置した際前記押え片を弾性的に折曲させて前記
    蓋載せ枠部上面に案内される程度の重量に形成す
    ると共に、点検蓋端面と、前記蓋載せ枠部を構成
    する各辺との間に点検蓋の移動用空間を設けたこ
    とを特徴とする天井点検蓋装置。
JP1203382U 1982-01-30 1982-01-30 天井点検蓋装置 Granted JPS58115656U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1203382U JPS58115656U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 天井点検蓋装置

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JP1203382U JPS58115656U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 天井点検蓋装置

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Publication Number Publication Date
JPS58115656U JPS58115656U (ja) 1983-08-06
JPS6220585Y2 true JPS6220585Y2 (ja) 1987-05-26

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ID=30024621

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JP1203382U Granted JPS58115656U (ja) 1982-01-30 1982-01-30 天井点検蓋装置

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4455748B2 (ja) * 2000-04-25 2010-04-21 耕一 和田 化粧枠
JP5485046B2 (ja) * 2010-06-28 2014-05-07 住友林業株式会社 点検口装置
JP6576670B2 (ja) * 2014-09-18 2019-09-18 フクビ化学工業株式会社 点検口装置
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5819229Y2 (ja) * 1978-02-27 1983-04-20 バンボ−工業株式会社 目地材

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JPS58115656U (ja) 1983-08-06

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