JP2672119B2 - 外壁の目地部の構造 - Google Patents

外壁の目地部の構造

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JP2672119B2
JP2672119B2 JP63132456A JP13245688A JP2672119B2 JP 2672119 B2 JP2672119 B2 JP 2672119B2 JP 63132456 A JP63132456 A JP 63132456A JP 13245688 A JP13245688 A JP 13245688A JP 2672119 B2 JP2672119 B2 JP 2672119B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、目地の目立たない外壁の目地部の構造に
関するものである。
〔従来の技術〕
従来の外壁の目地部の構造は、特開昭61−98840号公
報に記載されているように、外壁パネルの間隙の目地に
目地材を挿入するものであった。建物躯体に外壁パネル
の複数枚を互いに間隙を設けて取付け、この間隙にゴム
等の目地材を挿入して防水を行うものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の外壁の目地部の構造では、
外壁パネル間の目地材が目立ち、外観のよいものではな
かった。また、狭い目地間隙に目地材を圧縮しながら挿
入するものであったから、目地材の圧縮率が小さく、防
水性能にも劣るものであった。
この発明の目的は上記の問題点を解消し、目地部が目
立たなくて外観がよく、しかも防水性能のよい外壁の目
地部の構造を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記課題を解決するためにその構成を、外
壁パネルの裏面の周縁よりも若干後退させて枠材を設
け、この一対の外壁パネルを近接させて設置し、この一
対の外壁パネルの枠材間に、枠材の厚さの範囲内に納ま
る目地材を圧縮挿入し、一対の外壁パネルの板材によっ
て上記目地材が略隠蔽されてなることを特徴とする外壁
の目地部の構造とした。
〔作用〕
この発明によれば、一対の外壁パネルの枠材間の間隙
は大きなものとなる。この大きな間隙に目地材を圧縮挿
入するから、目地材の圧縮率を高めることができる。目
地材の圧縮率が高いと目地材が枠材によく密着し、防水
性能がよくなる。また、外壁パネル同志は近接され、外
部から見える目地幅は小さいものとなり、目地材は略隠
蔽されるから、目地が目立たず外観のよいものになる。
〔実施例〕
次にこの発明の実施の一例を図面を参照しながら説明
する。
第1図において、1は建物躯体の柱であり、この柱1
に外壁パネル2、3が取付けられている。外壁パネル
2、3間には、目地材4が圧縮挿入されている。
外壁パネル2は、木片セメント板などからなる板材21
に、ブチルゴムシート、軟質塩化ビニルシートなどから
なる防水シート22を介してタイル23が貼ってある。板材
21の裏面にはその周縁から若干後退して綱製の枠材24が
取付けられている。防水シート22は板材21の表面だけで
なく側縁から裏面の枠材24まで延長されている。
外壁パネル3は、外壁パネル2と同様に、板材31に防
水シート32を介してタイル33が貼られ、裏面には枠材34
が取付けられている。
この外壁パネル2、3は、互いに近接して、建物躯体
の柱1に取付けられている。
目地材4は、ゴム、合成樹脂などのガスケット等から
なり、この近接設置された外壁パネル2、3の枠材24、
34間に、枠材の厚さの範囲内に納められ圧縮挿入され
て、一対の板材21、31によって略隠蔽されている。
5は、合成樹脂発泡体、ゴムなどからなる断熱防水シ
ートであり、柱1に接着剤、両面粘着テープなどで貼ら
れている。
次に、外壁パネル2、3の取付け手順を説明する。
建物躯体の柱1に、断熱防水シート5を貼る。次に、
外壁パネル2をリベットなどの取付具6で取付ける。こ
の取付けた外壁パネル2の枠材24に目地材4を両面粘着
テープなどで固定する。次いで、外壁パネル3を側方か
ら目地材4を圧縮するようにして押し付けながら、柱1
に固定具6で固定する。
このようにすると、外壁パネル2、3の枠材24、34の
間隙は大きく取れ、このため大きな目地材4を高圧縮率
で圧縮することができる。したがって、目地材4は枠材
24、34に押し付けられて、防水性能のよいものになる。
しかも、この実施例の場合は、防水シート22、32の部
分に目地材4を密着しているから、更に防水性能のよい
ものになっている。
また、外壁パネル2、3同志は、同図のように、表面
のタイル23、33が近接し、目地幅が狭く目地が目立たな
い外観のよいものになっている。
この発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があって
もこの発明に含まれる。例えば実施例では目地材4を、
外壁パネル2を取付けてから、枠材24に固定したが、最
初から枠材24に目地材4を固定しておいてもよい。又、
圧縮による変形で目地材が枠材24、34の厚さの範囲内よ
り板材21、31側へ若干はみ出していても本発明に含まれ
るものである。
〔発明の効果〕
この発明の外壁の目地部の構造は、上述の通りの構成
とされているので、一対の外壁パネルの枠材間の間隙は
大きなものとなり、この大きな間隙に目地材を圧縮挿入
するから、目地材の圧縮率を高めることができ、目地材
がよく密着し、防水性能がよくなる。
また、外壁パネル同志は近接され、外部から見える目
地幅は小さいものとなり、目地材は略隠蔽され、目地が
目立たない外観のよいものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の外壁の目地部の構造の実施例を示す
断面斜視図である。 1……柱、2……外壁パネル、24……枠材、3……外壁
パネル、34……枠材、4……目地材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−51547(JP,A) 実開 昭51−123315(JP,U) 実願 昭56−153584号(実開 昭58− 61821号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外壁パネルの板材の裏面の周縁よりも若干
    後退させて枠材を設け、この一対の外壁パネルを近接さ
    せて設置し、この一対の外壁パネルの枠材間に、枠材の
    厚さの範囲内に納まる目地材を圧縮挿入し、一対の外壁
    パネルの板材によって上記目地材が略隠蔽されてなるこ
    とを特徴とする外壁の目地部の構造。
  2. 【請求項2】目地材が予め一方の外壁パネルに取付られ
    たものである請求項1記載の外壁の目地部の構造。
JP63132456A 1988-05-30 1988-05-30 外壁の目地部の構造 Expired - Lifetime JP2672119B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5861821U (ja) * 1981-10-15 1983-04-26 ナショナル住宅産業株式会社 外壁パネル
JPS6327637A (ja) * 1986-07-18 1988-02-05 積水化学工業株式会社 ガスケツト
JPS6351547A (ja) * 1986-08-22 1988-03-04 積水化学工業株式会社 外壁パネルのシ−ル構造

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