JPH0771078A - 建築用パネルの目地構造 - Google Patents
建築用パネルの目地構造Info
- Publication number
- JPH0771078A JPH0771078A JP21762493A JP21762493A JPH0771078A JP H0771078 A JPH0771078 A JP H0771078A JP 21762493 A JP21762493 A JP 21762493A JP 21762493 A JP21762493 A JP 21762493A JP H0771078 A JPH0771078 A JP H0771078A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- joint
- joint structure
- panel
- section
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 建築用パネル１、１間の目地構造であって、
ガスケット受け材４とガスケット７とを有し、ガスケッ
ト受け材４が目地に固定され、ガスケット受け材の鍔部
４２と建築用パネル１との間の乾式シ−ル材６が挿まれ
おり、ガスケット受け材４にはガスケット７が挿入され
ている。 【効果】 乾式シ−ル材６がガスケット受け材の鍔部４
１と建築用パネル１とによって圧縮されるため、高い防
水性を発現する。湿式シ−ル材を使わないので作業性が
良く、ガスケットによって外観もよい。
ガスケット受け材４とガスケット７とを有し、ガスケッ
ト受け材４が目地に固定され、ガスケット受け材の鍔部
４２と建築用パネル１との間の乾式シ−ル材６が挿まれ
おり、ガスケット受け材４にはガスケット７が挿入され
ている。 【効果】 乾式シ−ル材６がガスケット受け材の鍔部４
１と建築用パネル１とによって圧縮されるため、高い防
水性を発現する。湿式シ−ル材を使わないので作業性が
良く、ガスケットによって外観もよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は外壁パネル、内壁パネ
ル、屋根パネル、軒天パネル等の建築用パネル目地構造
に関する。
ル、屋根パネル、軒天パネル等の建築用パネル目地構造
に関する。
【０００２】
【従来の技術】建築用パネルの目地構造としては、外観
および防水性を考慮し、建築用パネル間の目地にパテを
打ち、その上から断面略コの字型のカバ−を挿入し、螺
子で固定した建築用パネルの目地構造が、実公昭５２−
２０１０２号公報にて提示されている。
および防水性を考慮し、建築用パネル間の目地にパテを
打ち、その上から断面略コの字型のカバ−を挿入し、螺
子で固定した建築用パネルの目地構造が、実公昭５２−
２０１０２号公報にて提示されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
造には下記のような問題点があった。第１にパテ材を用
いる湿式工法なので作業性が劣る。第２に表面にカバ−
を固定する螺子が露出し美観上、好ましくない。本発明
は上記問題点を鑑みてなされたものであり、防水性、作
業性、外観に優れた目地構造を提供することを目的とす
る。
造には下記のような問題点があった。第１にパテ材を用
いる湿式工法なので作業性が劣る。第２に表面にカバ−
を固定する螺子が露出し美観上、好ましくない。本発明
は上記問題点を鑑みてなされたものであり、防水性、作
業性、外観に優れた目地構造を提供することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の建築用パネルの
目地構造は係る目的を達成するために、目地にガスケッ
ト受け材およびガスケットが順次挿入されており、ガス
ケット受け材は断面略コの字型部とこれの開放面から左
右に延設された鍔部とを有し、該ガスケット受け材の断
面略コの字型部が目地に挿入されて支持材に固定具にて
固定されるとともに鍔部が乾式シ−ル材を介して建築用
パネル縁部表面に圧着され、ガスケット受け材の断面略
コの字型部にガスケットが挿入されてなることを特徴と
している。
目地構造は係る目的を達成するために、目地にガスケッ
ト受け材およびガスケットが順次挿入されており、ガス
ケット受け材は断面略コの字型部とこれの開放面から左
右に延設された鍔部とを有し、該ガスケット受け材の断
面略コの字型部が目地に挿入されて支持材に固定具にて
固定されるとともに鍔部が乾式シ−ル材を介して建築用
パネル縁部表面に圧着され、ガスケット受け材の断面略
コの字型部にガスケットが挿入されてなることを特徴と
している。
【０００５】ここでガスケット受け材はアルミ、塩化ビ
ニル被覆鋼板等からなり、押し出し成形や折り曲げ加工
により成形される。ここで言う乾式シ−ル材とは予め形
が形成されており、建築現場で、もしくは部材工場でセ
ットすればよいシ−ル材であって、非加硫ゴム、合成樹
脂発泡体等が挙げられる。作業手順としては、この乾式
シ−ル材は建築用パネル側に固着させておいてもよい
し、ガスケット受け材側に固着させておいてもよい。
ニル被覆鋼板等からなり、押し出し成形や折り曲げ加工
により成形される。ここで言う乾式シ−ル材とは予め形
が形成されており、建築現場で、もしくは部材工場でセ
ットすればよいシ−ル材であって、非加硫ゴム、合成樹
脂発泡体等が挙げられる。作業手順としては、この乾式
シ−ル材は建築用パネル側に固着させておいてもよい
し、ガスケット受け材側に固着させておいてもよい。
【０００６】ガスケットは合成樹脂、合成ゴム等の成形
品であり、断面形状は円形、楔型など適宜選択される。
固定具は螺子、釘、リベット等から適宜選択されればよ
い。
品であり、断面形状は円形、楔型など適宜選択される。
固定具は螺子、釘、リベット等から適宜選択されればよ
い。
【０００７】
【作用】ガスケット受け材を目地底の支持材に固定具に
て固定することにより、ガスケット受け材の鍔部と建築
用パネル表面間に挿まれた乾式シ−ル材は圧縮され、高
い防水性を発現する。シ−ル材は乾式シ−ル材なのでパ
テやコ−キング材を用いた構造に比べ、扱い易く、また
現場で施工後乾燥硬化させたりする必要がなく、作業性
に優れる。更に、ガスケット受け材にガスケットが挿入
されるので、固定具が隠蔽され、外観およびこの部分の
防水性も確保される。
て固定することにより、ガスケット受け材の鍔部と建築
用パネル表面間に挿まれた乾式シ−ル材は圧縮され、高
い防水性を発現する。シ−ル材は乾式シ−ル材なのでパ
テやコ−キング材を用いた構造に比べ、扱い易く、また
現場で施工後乾燥硬化させたりする必要がなく、作業性
に優れる。更に、ガスケット受け材にガスケットが挿入
されるので、固定具が隠蔽され、外観およびこの部分の
防水性も確保される。
【０００８】
【実施例】図面を参照しながら、本発明の実施例を説明
する。図１は本発明の第１の実施例を示す建築用パネル
の目地構造の横断面図である。１は建築用パネルであ
る。建築用パネル１は木片セメント板の面材１１とその
縁部に設けられた断面形状ロの字型の鋼製補強桟１２か
らなる。面材１１と補強桟１２とは固定具または接着剤
もしくは両者の併用によって接合されている。２は支持
材で断面形状コの字型の鋼材からなる。建築用パネル１
の補強桟１２はリベット３によって裏側から支持材２に
固定されている。
する。図１は本発明の第１の実施例を示す建築用パネル
の目地構造の横断面図である。１は建築用パネルであ
る。建築用パネル１は木片セメント板の面材１１とその
縁部に設けられた断面形状ロの字型の鋼製補強桟１２か
らなる。面材１１と補強桟１２とは固定具または接着剤
もしくは両者の併用によって接合されている。２は支持
材で断面形状コの字型の鋼材からなる。建築用パネル１
の補強桟１２はリベット３によって裏側から支持材２に
固定されている。
【０００９】４はアルミ製のガスケット受け材であり、
その断面略コの字型部４１が目地内に挿入され、目地底
にあたる支持材に螺子５によって固定されている。ガス
ケット受け材の鍔部４２と建築用パネル１との間には未
加硫ゴムの乾式シ−ル材６が両者によって挟まれ圧縮さ
れている。７は合成樹脂製のガスケットで、ガスケット
受け材４の断面略コの字型部４１内に挿入され、横方向
に圧縮されている。
その断面略コの字型部４１が目地内に挿入され、目地底
にあたる支持材に螺子５によって固定されている。ガス
ケット受け材の鍔部４２と建築用パネル１との間には未
加硫ゴムの乾式シ−ル材６が両者によって挟まれ圧縮さ
れている。７は合成樹脂製のガスケットで、ガスケット
受け材４の断面略コの字型部４１内に挿入され、横方向
に圧縮されている。
【００１０】図２は本発明の第２の実施例を示す建築用
パネルの目地構造の横断面図である。建築用パネルの面
材１１の縁部に図の如く切り欠き１３が設けられ、この
部分にガスケット受け材４の鍔部４２が乾式シ−ル材６
を介して圧着されている。切り欠き１３の構成方法とし
ては、パネルの面材１１が金型成形されるものであれば
そのような型を用いて構成することができる。また、面
材１１の加工性がよければ、サンダ−等で切削加工して
もよい。その他の構成は第１の実施例と同じである。目
地部分が外方へ突出するような外観が好まれない場合は
本実施例を採用するとよい。
パネルの目地構造の横断面図である。建築用パネルの面
材１１の縁部に図の如く切り欠き１３が設けられ、この
部分にガスケット受け材４の鍔部４２が乾式シ−ル材６
を介して圧着されている。切り欠き１３の構成方法とし
ては、パネルの面材１１が金型成形されるものであれば
そのような型を用いて構成することができる。また、面
材１１の加工性がよければ、サンダ−等で切削加工して
もよい。その他の構成は第１の実施例と同じである。目
地部分が外方へ突出するような外観が好まれない場合は
本実施例を採用するとよい。
【００１１】
【発明の効果】以上、詳細に述べてきたように本発明の
建築用パネルの目地構造においては、ガスケット受け材
を支持材に固定具にて固定することにより、ガスケット
受け材の鍔部と建築用パネル表面間に挿まれた乾式シ−
ル材は圧着され、高い防水性を発現する。シ−ル材は乾
式シ−ル材なのでパテやコ−キング材を用いた構造に比
べ、作業性に優れる。更に、ガスケット受け材にガスケ
ットが挿入されるので、固定具が隠蔽され、外観および
この部分の防水性も確保される。
建築用パネルの目地構造においては、ガスケット受け材
を支持材に固定具にて固定することにより、ガスケット
受け材の鍔部と建築用パネル表面間に挿まれた乾式シ−
ル材は圧着され、高い防水性を発現する。シ−ル材は乾
式シ−ル材なのでパテやコ−キング材を用いた構造に比
べ、作業性に優れる。更に、ガスケット受け材にガスケ
ットが挿入されるので、固定具が隠蔽され、外観および
この部分の防水性も確保される。
【図１】本発明の第１の実施例を示す建築用パネルの目
地構造の横断面図である。
地構造の横断面図である。
【図２】本発明の第２の実施例を示す建築用パネルの目
地構造の横断面図である。
地構造の横断面図である。
【符号の説明】 １ 建築用パネル ２ 支持材 ３ リベット ４ ガスケット受け材 ４１ 断面略コの字型部 ４２ 鍔部 ５ 螺子（固定具） ６ 乾式シ−ル材 ７ ガスケット
Claims (1)
- 【請求項１】 相隣接する建築用パネルの双方が目地に
隙間空間を残した状態で裏の支持材に固定されている建
築用パネルの目地構造であって、この目地にガスケット
受け材およびガスケットが順次挿入されており、ガスケ
ット受け材は断面略コの字型部とこれの開放面から左右
に延設された鍔部とを有し、該ガスケット受け材の断面
略コの字型部が目地に挿入されて支持材に固定具にて固
定されるとともに鍔部が乾式シ−ル材を介して建築用パ
ネル縁部表面に圧着され、ガスケット受け材の断面略コ
の字型部にガスケットが挿入されてなることを特徴とす
る建築用パネルの目地構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21762493A JPH0771078A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 建築用パネルの目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21762493A JPH0771078A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 建築用パネルの目地構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0771078A true JPH0771078A (ja) | 1995-03-14 |
Family
ID=16707206
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21762493A Pending JPH0771078A (ja) | 1993-09-01 | 1993-09-01 | 建築用パネルの目地構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771078A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014051804A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Asahi Rubber Kk | サイディング材の目地の防水材、同防水材を備えた防水構造、同防水構造を備えた建築物、並びに、同防水材を使用した防水方法 |
-
1993
- 1993-09-01 JP JP21762493A patent/JPH0771078A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014051804A (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-20 | Asahi Rubber Kk | サイディング材の目地の防水材、同防水材を備えた防水構造、同防水構造を備えた建築物、並びに、同防水材を使用した防水方法 |
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