JPS603892Y2 - 建築用板 - Google Patents

建築用板

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Publication number
JPS603892Y2
JPS603892Y2 JP5257780U JP5257780U JPS603892Y2 JP S603892 Y2 JPS603892 Y2 JP S603892Y2 JP 5257780 U JP5257780 U JP 5257780U JP 5257780 U JP5257780 U JP 5257780U JP S603892 Y2 JPS603892 Y2 JP S603892Y2
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JP
Japan
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convex rib
side end
end surface
protrusion
construction board
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Expired
Application number
JP5257780U
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English (en)
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JPS56153540U (ja
Inventor
輝男 松村
Original Assignee
松下電工株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電工株式会社 filed Critical 松下電工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は壁板や天井板として用いられる建築用板に関す
るものであり、その目的とする所はこれらの建築用板を
柱等に打ち込む際に建築用板に亀裂が入ることを防止す
ると共に、該打ち込み用釘を外気から遮断し錆の発生を
防止するという点にある。
従来、浴室等の壁板や天井材においては断熱性を特に重
祝す・るために、第1図に示すような塩化ビニル製表面
材1の内部にウレタン等の発泡体2を充填した断熱性の
よい建築用板が広く用いられている。
しかしながらこのような塩化ビニルなどの表面材は釘打
ちする際に亀裂が入り易いという欠点があり、また寒冷
地において低温のため塩化ビニルがもろくなるので経年
変化によって表面材が破損しやすいという欠点があった
これを防止するために従来塩化ビニル製表面材に釘穴3
を設けることもあったが、下地建築材の位置が釘穴と一
致しない場合には釘打ち位置をずらす必要があり、この
場合には同上の問題が生ずるものである。
また、浴室等の湿気の多い環境においては建築用板相互
間の密閉防水構造が良くないと上記灯体に錆が生じ易い
という欠点があった。
本考案は従来例のこのような欠点を解消するためになさ
れたものである。
以下本考案の構成を実施例について説明すると、第2図
に示すように偏平溝形に形成した硬質合成樹脂よりなる
表面材1の溝内に発泡剤2を充填し発泡せしめてなる建
築用板4において、上記表面材1の一方の側端面5に係
合凸条部6を形成するとともに他方の側端面7に係合凹
溝部8を形成し、さらに上記他方の側端面7の背面側の
端縁9より該建築用板4の巾方向に軟質脅威樹脂よりな
る帯状突出部10を一体に突設し、該突出部10の端部
付近に凸リブ11を形成したものである。
ここに本実施例においては硬質脅威樹脂よりなる表面材
1ならびに軟質脅威樹脂よりなる帯状突出部10は塩化
ビニル樹脂にて一体押出し成型されており、該塩化ビニ
ル樹脂に対する可塑剤の配合比率を変えることにより硬
質部と軟質部とを形成しているものである。
また発泡材2としては断熱性が良く、強度も強いことか
らウレタンを使用しているが、この場合上記表面材3は
ウレタンを発泡させるための外枠板となるものである。
次に軟質合成樹脂よりなる帯状突出部10の端部付近に
は凸リブ11が一体押出し成型にて突設されており、建
築用板4の固定用鉛体12は該凸リブ11よりも内方に
て打ち込まれるものである。
以上のように本考案においては、建築用板4を軟質塩化
ビニルからなる帯状突出部10にて釘止めするものであ
るから、固定用鉛体12を打ち込む際に該打ち込み部分
に亀裂が生じるおそれが少なく、たとえ少々の亀裂が生
じたとしても凸リブ11を設けであるので該亀裂が端部
にまで広がることは防止することができるという効果が
ある。
次に第3図の実施例においては、上記凸リブ11よりも
内側に若干の間隔をおいて平行に第2の凸リブ13を形
成しているので、灯体12を打ち込んだ時に亀裂が内側
に向かって広がることをも防止することができるもので
ある。
また本実施例のように灯体打ち込み部の両側に凸リブ1
1,13を突設したものにあっては、第4図に示すよう
に建築用板4を多数枚連結固定した時に、第2の凸リブ
13が打ち込み用灯体12を浴室などの湿気から遮断す
ることができるので錆の発生を防止することができると
いう効果がある。
すなわち、硬質塩化ビニルからなる凸条部6の下面には
軟質塩化ビニルからなる凸リブ11,13の上端が当接
し、該軟質塩化ビニルは上記凸条部6の下面に沿って変
形するので、固定用鉛体12は凸リブ11.13にて完
全に外気から遮断され、湿気等により錆が発生すること
はない。
さらに本実施例に示すように互いに平行な凸リブ11,
13が突設してあれば、固定用鉛体12を打ち込む際に
該灯体のガイドになるという利点をも有するものである
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の斜視図、第2図aは本考案の一実施例
の斜視図、同図すは同上の要部拡大斜視図、第3図aは
本考案の他の実施例の斜視図、同図すは同上の要部拡大
斜視図、第4図は本考案の使用状態を示す断面図である
。 1は表面材、2は発泡材、3は釘穴、4は建築用板、5
は側端面、6は凸条部、7は他の側端面、8は凹溝部、
9は背面側端縁、10は帯状突出部、11は凸リブ、1
2は固定用鉛体、13は第2の凸リブ、14は柱体であ
る。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)偏平溝形に形成した硬質合成樹脂よりなる表面材
    の溝内に発泡材を充填し発泡せしめてなる建築用板にお
    いて、上記表面材の一方の側端面に係合凸条部を形成す
    るとともに他方の側端面に係合凹溝部を形成し、さらに
    上記他方の側端面の背面側の端縁より該建築用板の巾方
    向に軟質脅威樹脂よりなる帯状突出部を一体に突設し、
    該突出部の端部付近に凸リブを形成して成る建築用板。
  2. (2)実用新案登録請求の範囲第1項記載の建築用板に
    於いて、上記凸リブより内側に若干の間隔をおいて平行
    に第2の凸リブを形成して成るもの。
JP5257780U 1980-04-15 1980-04-15 建築用板 Expired JPS603892Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5257780U JPS603892Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15 建築用板

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JP5257780U JPS603892Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15 建築用板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56153540U JPS56153540U (ja) 1981-11-17
JPS603892Y2 true JPS603892Y2 (ja) 1985-02-02

Family

ID=29647435

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JP5257780U Expired JPS603892Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15 建築用板

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JPS56153540U (ja) 1981-11-17

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