JPH07253722A - 現像剤装置 - Google Patents

現像剤装置

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JPH07253722A
JPH07253722A JP7014480A JP1448095A JPH07253722A JP H07253722 A JPH07253722 A JP H07253722A JP 7014480 A JP7014480 A JP 7014480A JP 1448095 A JP1448095 A JP 1448095A JP H07253722 A JPH07253722 A JP H07253722A
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    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液体トナーの滴り線を電子写真面から除去可
能な現像剤装置を提供する。 【構成】 現像剤装置10には、可動の光伝導体表面(12
A) 、現像剤ローラー(14)、スクイジーローラー(16)、
液体トナーカートリッジ(18,20,22,24) 、輸送機構(23,
27,35,37,39,41,43,45) が備えられる。スクイジーロー
ラー(16)は、光伝導体表面(12A) に接触して液体トナー
の滴り線がその間に形成される第1の位置と、光伝導体
表面(12A) から離れる第2の位置との間を移動可能に設
けられる。液体トナーカートリッジは、フォームローラ
ー(56)がスクイジーローラー(16)及び現像剤ローラー(1
4)と接触してそこから余分な液体トナーを除去する第1
の位置と、フォームローラー(56)が光伝導体表面及びス
クイジーローラーと接触してスクイジーローラー(16)の
下流で光伝導体表面及びスクイジーローラーから滴り線
を除去する第2の位置との間を、前記輸送機構により移
動可能に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真式プリンタの現
像剤装置に関し、更に詳しくは余分のトナーを除去する
多目的フォームローラーに関する。
【0002】
【従来の技術】液体トナーを使用する電子写真式プリン
タまたは複写機では、装置、更に詳しくは光伝導体表面
を、余分なトナーが全く無いようにしておくことは困難
である。理想的には、液体トナー分配現像システムは、
像が必要としない余分のトナーをシステムに戻す閉ルー
プシステムである。しかし、液体トナーの性質のため、
余分な液体トナーは滴りやすく理想的閉ループシステム
の範囲を超えて流れやすい。
【0003】余分な液体トナーに関連する問題は、或る
一つのカラー成分、たとえば、シアン、イエロー、マゼ
ンタ、または黒(CMYK)の余分な液体トナーが最終
像の色の質を悪くする可能性があるカラープリンタまた
は複写機では特に問題である。カラープリンタまたは複
写機において余分な液体トナーを制御することは、単一
の現像剤装置を使用する場合特に困難である。単一の現
像剤装置を使用すれば、個々のカラー成分が現像剤装置
に順次供給される。現像剤装置に残っている前のカラー
成分の残量が、もし有効に除去されていなければ、次の
カラー成分と混合する。
【0004】残留液体トナーの一つの源は、現像剤装置
で光伝導体とスクイジーローラーとの間に形成される
「滴り線」である。スクイジーローラーは、時に「搾り
取り」ローラーと言われ、現像剤ローラーの下流に光伝
導体表面に接触して設置され、余分の液体を光伝導体か
ら除去する。スクイジーローラーを使用する現像剤装置
の一図解例は、Mochizuki 氏他に対して発行された米国
特許第4,801,965 号に示されている。典型的に、スクイ
ジーローラーは光伝導体と同じ方向に回転してそれらの
間に剪断力を発生する。スクイジーローラーにより発生
された剪断力は余分な液体を光伝導体表面に沿って運ば
れる液体トナーから「搾り」出す。しかし、光伝導体と
スクイジーローラーとの間の「ニップ(間隙)」に液体
の表面張力により液体の蓄積が生ずる。この蓄積は、こ
こでは「滴り線」と言うが、トナー供給の停止後でさえ
残る可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】余分のトナーを除去す
る従来技術の主な方法は滴り線を扱っていない。たとえ
ば、Mochizuki 氏の米国特許に示されている主な清掃法
はスクイジーローラー下流にフォームローラーを使用し
ている。しかしながら、ここでの下流のフォームローラ
ーは、スクイジーローラーと同様なものであり、滴り線
が余分なトナーを除去する従来技術の方法ではなく、全
く滴り線を扱っていない。同様な方法は米国特許第4,90
5,047 号および第4,627,705 号にも示されている。した
がって、液体トナーの滴り線を電子写真面から除去する
方法の必要性が残っている。
【0006】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、滴り線を電子写真面から除去することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に改良された現像剤装置を備えている液体トナー電子写
真式プリンタについて説明する。現像剤装置は可動の光
伝導体表面を備えている。光伝導体はベルトまたは円筒
型光伝導体でよい。現像剤ローラーは光伝導体表面に密
接して設置され、液体トナーを所要像に対応する光伝導
体表面に選択的に移す。光伝導体が時計回り方向に回転
すると仮定すれば、現像剤ローラーは反対の、反時計回
り方向に回転することができる。スクイジーローラーは
現像剤ローラーの下流に設置されていて余分な液体トナ
ーを光伝導体表面から除去する。本発明の一局面によれ
ば、スクイジーローラーには、スクイジーローラーがス
クイジーローラーと現像剤ローラーとの間の、液体トナ
ーの滴り線が形成される光伝導体表面と接触する第1の
位置、およびスクイジーローラーが光伝導体表面から隔
たっていて滴り線をスクイジーローラーが通過すること
ができる第2の位置がある。スクイジーローラーは前記
第1の位置と第2の位置との間を移動するようにプリン
タに取付けられている。スクイジーローラーは好適に現
像剤ローラーの移動と同じ方向に回転することができ
る。
【0008】本発明の他の局面では、プリンタは一つ以
上の多位置に可動な液体トナーカートリッジを備えてい
る。液体トナーカートリッジは、枠、枠に取付けられた
液体トナー溜め、および該トナー溜めに結合されて液体
トナーを現像ローラーに供給するトナー供給手段を備え
ている。トナー供給手段は、好適実施例では、プレナム
およびトナー溜めに接続されて液体トナーをプレナムに
供給するトナーポンプを備えている。各カートリッジは
好適に別々のカラー成分、たとえば、CYMKを備えて
いる。
【0009】液体トナーカートリッジは更に枠に取付け
られて回転移動するフォームローラーを備えている。フ
ォームローラーは光伝導体表面が必要としない余分の液
体トナーを吸収するのに使用される。搾り器ローラーが
フォームローラーに接触して設置され、フォームローラ
ーに保持されている余分の液体トナーを除去する。フォ
ームローラーおよび搾り器ローラーはトナー溜め上方に
設置され、余分の液体トナーがトナー溜めに逆戻りする
ようになっている。フォームローラーは現像剤ローラー
と同方向に回転して現像剤ローラーを拭って元の感光状
態にする。
【0010】本発明の更に他の局面では、液体トナーカ
ートリッジを二つの位置のどちらか一方に移動させるカ
ートリッジ移動手段が設けられている。第1の位置で
は、フォームローラーはスクイジーローラーと現像剤ロ
ーラーとに接触してそこから余分の液体トナーを除去す
る。しかし、第2の位置では、フォームローラーは、ス
クイジーローラーの下流で、光伝導体表面およびスクイ
ジーローラーに接触して設置され、スクイジーローラー
が第2の離れた位置にある時、光伝導体表面およびスク
イジーローラーから滴り線を除去する。
【0011】位置ぎめ手段は、キャリッジおよび液体ト
ナーカートリッジを受けるようになっている複数のスタ
ンドを備えている。スタンドはキャリッジに滑動可能に
取付けられている。キャリッジはキャリッジに接続され
たモータ駆動送りねじにより直線運動で移動する。第1
のエアシリンダーはキャリッジと第1の位置との間で液
体トナーカートリッジを移動させ、第2のエアシリンダ
ーはキャリッジと第2の位置との間で液体トナーカート
リッジを移動させる。第2のエアシリンダーは更に、液
体トナーカートリッジをその第2の位置に移動させると
同時にスクイジーローラーをその第2の位置に移動させ
る腕を備えている。
【0012】本発明の長所は、カラープリンタまたは複
写機においてすべてのカラー成分に対して共通のスクイ
ジーローラーを備えることができるということである。
【0013】本発明の更に他の長所は、多目的フォーム
ローラーが取り替え可能な液体トナーカートリッジに入
れられて保護されていることである。
【0014】
【作用】作動部材が押し棒の上方に位置するように、キ
ャリッジが移動され、作動部材が押し棒と整列すると、
エアシリンダーが作動し、それによりカートリッジが移
動されて、フォームローラーがスクイジーローラーの下
流で光伝導体表面と接触する。エアシリンダーが作動す
ると、腕もまた取付け用ブラケットを押し、スクイジー
ローラーが光伝導体表面から隔てられるようになる。
【0015】光伝導体が回転し、それにより光伝導体と
スクイジーローラーとの間に形成された滴り線は、それ
に沿って通過してフォームローラーにより吸収されるこ
とになる。フォームローラーはまたスクイジーローラー
と接触し、余分なトナーをスクイジーローラーからも同
様に清掃する。フォームローラーにより吸収された余分
のトナーは搾り器ローラーにより搾り出され、トナー溜
めに戻って堆積する。光伝導体の回転の完了時、液体ト
ナーカートリッジはエアシリンダーによりキャリッジに
下ろし戻され、カートリッジに対するサイクルが完了す
る。本発明の上述のおよび他の目的、特徴、および長所
は付図を参照して進める本発明の好適な実施例における
下記詳細説明から容易に明らかになるであろう。
【0016】
【実施例】以下、本発明に係る現像剤装置の好適な実施
例を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明によ
る現像剤装置を備えた液体トナー電子写真式プリンタの
図である。図1を参照すると、液体トナー電子写真式プ
リンタ(現像剤装置)が全般に10で示されている。現像
剤装置は可動の光伝導体12を備えている。光伝導体12は
図1では円筒形ドラムとして示してあるが、ここに採用
している原理はベルト式光伝導体にも等しく適用され
る。光伝導体は従来の周知技術で動作し、静電潜像を受
ける。光伝導体上に静電潜像を発生する手段は電子写真
の分野では既知であり、したがって、ここでは説明しな
い。
【0017】現像剤装置10は、光伝導体表面12A に接触
状態で設置されて液体トナーを静電潜像に対応する光伝
導体表面12A に選択的に移す現像剤ローラー14を備えて
いる。好適には、現像剤ローラー14は光伝導体12から一
定距離「d」だけ約50乃至75ミクロン(0.002 〜0.003
インチ)だけ離れている。現像剤ローラー14は光伝導体
表面12A の移動の方向と反対の方向に回転することがで
きる。本実施例では、図1に示すように、光伝導体12は
時計回り方向に回転するが、現像剤ローラー14は反時計
回り方向に回転する。現像剤ローラー14の精密な回転速
度は光伝導体表面12A の回転速度より大きく、好適には
光伝導体表面12A の回転速度のほぼ3倍である。
【0018】現像剤ローラー14は、トナー粒子を光伝導
体表面12A に移すため電気的にバイアスされている。選
択されるバイアス機構は、トナーは勿論のこと光伝導体
の構成次第である。ここに記載した本発明はすべての液
体トナー電子写真式プリンタまたは複写機に適用される
ので、電子写真プロセスの詳細はここでは説明しない。
本実施例におけるバイアス手段および液体トナーの組成
は、共通に譲り渡された米国特許出願第07/904,798号、
LIQUID ELECTROPHOTOGRAPHIC PRINTER DEVELOPER、に記
載されているものである。この特許出願をここに引用し
て取り入れてある。
【0019】現像剤装置10は、更にスクイジーローラー
16を備えている。スクイジーローラー16はプリンタに取
付けられて、スクイジーローラー16が、図1に示すよう
に、光伝導体表面12A に接触している第1の位置と、ス
クイジーローラーが光伝導体表面12A から離れて、図4
に示すように、滴り線を通過することができる第2の位
置との間を旋回移動する。スクイジーローラー16はロー
ラーの反対端で一対の三角形状取付けブラケット17によ
りプリンタに取付けられている。スクイジーローラー16
は通常、ばねのような付勢手段(図示せず)により第1
の位置に、すなわち、光伝導体表面12A に向かって、付
勢されている。ばねを付勢手段として採用すれば、圧縮
ばねをブラケットに接続してスクイジーローラー16を光
伝導体表面12A に押して接触させることができる。
【0020】本実施例では、スクイジーローラー16は現
像剤ローラー14の移動の方向と同じ方向に回転すること
ができる。好適には、第1の位置で、スクイジーローラ
ー16は駆動されないが、代わりに光伝導体12の移動に支
えられて従動する。このようにして、スクイジーローラ
ー16は光伝導体上の静電潜像を汚すことがない。代わり
に、スクイジーローラー16をクラッチ機構により光伝導
体12と協同して駆動し、光伝導体12とスクイジーローラ
ー16とをほぼ同じ角速度で駆動することができる。
【0021】現像剤装置10は、4個の液体トナーカート
リッジ18,20,22,および24を備えている。各カートリ
ッジには液体トナーの供給源またはトナー溜め、フォー
ムローラー(発泡体製ローラー)、搾り器ローラー、お
よび液体トナーを現像剤ローラーに供給する手段が入っ
ている。ここで、カートリッジの好適な実施例を図2
(a),(b)を参照して説明する。この例では、4個
の液体トナーカートリッジ18,20,22, および24はイエロ
ー,マゼンタ,シアン,および黒の液体トナーをそれぞ
れ備えている。本発明のプロセスは、単色システムを含
むどんな数のカラー成分を有する電子写真システムにも
同等に適用される。
【0022】液体トナーカートリッジ18,20,22,およ
び24はそれぞれ対応するスタンド19,21,23,および25
に受けられている。スタンドは対応するカートリッジに
固定して受けられるようになっていて、カートリッジ
が、後に説明するように、現像剤ローラー14と係合した
とき、液体トナーをこぼすことがないようにしている。
スタンドは更に、液体トナー供給源がそこから空になっ
たとき、容易に取り替えることができるようになってい
る。スタンドは、当業者に既知であるように、カートリ
ッジと一体に形成することを含むどんな数の形態をも取
ることができ、したがって更に詳細には説明しない。本
発明の範囲はカートリッジを固定保持することができる
すべてのスタンドを含む。
【0023】各スタンド19,21,23,および25は、その
下側から突出する作動部材19A ,21A ,23A ,および25
A を備えている。作動部材の長さはカートリッジを光伝
導体12に係合させるのに必要な垂直走行量によって決ま
る。最小でも、作動部材の長さは、作動部材をその全走
行を通じてキャリッジ27に保持しておくために、カート
リッジの走行量とキャリッジ27の厚さの合計より大きく
なければならない。スタンドは、スタンドの作動部材を
受けるキャリッジに形成されたスロット(図示せず)の
中でキャリッジ27に滑動可能に取付けられている。
【0024】キャリッジ27は、該キャリッジ27を直線移
動させるための車輪29および31を備えている。キャリッ
ジ27は更にその遠端に設置されて送りねじ35と螺合する
ナット23を備えている。送りねじ35はモータ37により駆
動され、順逆両方向に回転される。一旦送りねじ35がナ
ット23に螺合されると、キャリッジ27は送りねじ35の回
転に応答して送りねじ35の軸に沿って直線的に移動す
る。キャリッジ27の方向、すなわち、モータに向かうか
モータから離れるかは送りねじ35の回転の方向によって
決まる。
【0025】現像剤装置10は、更にスクイジーローラー
16をそれぞれの前記第1の位置と前記第2の位置との間
で移動させる手段であるエアシリンダー39および41を備
えている。第1のエアシリンダーであるエアシリンダー
39は押し棒43を備え、第2のエアシリンダーであるエア
シリンダー41は押し棒45を備えている。押し棒45は、更
にブラケット17と係合してスクイジーローラー16を、以
下に説明するように、その第1の位置と第2の位置との
間で移動させる細長い腕47を備えている。エアシリンダ
ー39は、押し棒43の直上の位置にあるとき、対応するカ
ートリッジを現像剤ローラー14と係合させるようにスタ
ンドと係合する。エアシリンダー41は、フォームローラ
ー56を光伝導体表面12A に接触させると同時に、スクイ
ジーローラー16を光伝導体表面12A から離して滴り線を
通過することができるようにするという二重の目的を持
っている。なお、適切なリンク機構を二つの別々のエア
シリンダーの代わりにし、単一シリンダーまたは他の同
等の持ち上げ手段を使用することができる。エアシリン
ダーの精密な動作はプリンタの動作を以下に説明すると
き一層明らかになるであろう。
【0026】次に、図2(a),(b) を参照すると、液体ト
ナーカートリッジ18が詳細に示されている。カートリッ
ジ20,22,および24は液体トナーカートリッジ18と実質
上同じであり、したがってここでは説明しない。カート
リッジ間の唯一の差異はその中に入っているトナーの特
定の色である。液体トナーカートリッジ18は、垂直支持
部材26,28およびそれに取付けられた水平横部材30,32
から成る枠55を備えている。枠55は液体トナーカートリ
ッジ18へ構造的完全さを与える手段の他に、対応するカ
ートリッジスタンドに対する係合の手段ともなる。
【0027】枠55に取付けられているのはその中に液体
トナーを貯蔵するトナー溜め34である。液体トナー供給
源であるトナー溜め34の最上部には、以下に更に説明す
るように、余分のトナーを受ける開口がある。細長いプ
レナム36が垂直滑り部材38,40により枠55に滑動可能に
接続されている。垂直滑り部材38は、該滑り部材38のス
ロット42,44に受けられている小ねじまたはスタッド
(図示せず)により垂直支持部材26に滑動可能に取付け
られている。同様に、垂直滑り部材40は、スロット46,
48に受けられている小ねじまたはスタッド(図示せず)
により垂直支持部材28に滑動可能に取付けられる。スロ
ット42,44,46,および48の長さは実質上等しく、プレ
ナム36の垂直走行量を決定する。
【0028】プレナム36は、垂直滑り部材38と垂直支持
部材26との間に接続されている圧縮ばね57により上向き
に付勢されている。なお、第2の圧縮ばね(図示せず)
を垂直滑り部材40に接続すれば、一様な上向き力をプレ
ナム36に与えることができる。圧縮ばね57は、カートリ
ッジが現像剤ローラー14と係合しているときプレナム36
を現像剤ローラー14の近くに押しつける。当業者に明ら
かであるように、プレナムを上方に押しつける他の手段
としては、たとえば引っ張りばねが可能であり、したが
ってこれらの構成は本発明の範囲内に入る。
【0029】プレナム36は、更に以下に説明するよう
に、液体トナーカートリッジ18が現像剤ローラー14と係
合しているとき液体トナーを現像剤ローラー14に供給す
る樋である。したがって、現像剤装置10の場合、プレナ
ム36の長さは所要像の幅に等しいかまたは大きくなけれ
ばならない。液体トナーは、トナーポンプ50によりプレ
ナム36に結合されている導管52を経由して供給される。
トナーポンプ50はトナー溜め34の基底にある出口(図示
せず)でトナー溜め34に接続されている。ポンプモータ
54は従来の周知技術でトナーポンプ50に結合されて動作
し、液体トナーをプレナム36に供給するに十分な圧力を
発生する。本実施例では、カートリッジが現像剤装置と
係合しているとき実質上充満状態に維持され、トナーを
現像剤ローラーに確実に一定に供給する。
【0030】液体トナーカートリッジ18は、更にフォー
ムローラー56および枠55に取付けられた搾り器ローラー
58を備えている。フォームローラー56は垂直滑り部材6
0,62により枠55に滑動可能に取付けられている。垂直
滑り部材60,62は,それぞれ垂直支持部材26,28に滑動
可能に接続されている。垂直滑り部材60は,その中に長
手方向に形成されたスロット64,66に受けられている小
ねじまたはスタッドにより垂直支持部材26に滑動可能に
取付けられ接続されている。垂直滑り部材38のスロット
42,44の場合のように、スロット64,66は垂直滑り部材
60を介してのフォームローラー56の垂直走行量を制限す
る。垂直滑り部材62は,垂直滑り部材60と実質上同じ仕
方で、すなわち、長手方向スロット68,70に受けられて
いる小ねじまたはスタッドにより、垂直支持部材28に滑
動可能に取付けられている。プレナム36の場合のよう
に、フォームローラー56は垂直滑り部材60と垂直支持部
材26との間に接続された圧縮ばね59により上向きに付勢
されている。
【0031】フォームローラー56は、垂直滑り部材60に
回転可能に取付けられている。フォームローラー56は、
垂直滑り部材60,62に形成された軸受け穴に支持されて
いるフォームローラーの長手方向の軸72により垂直滑り
部材60,62に取付けられている。フォームローラーの軸
72は、垂直部材60,62の穴を貫通するようフォームロー
ラーから充分に突出されている。
【0032】本実施例では、フォームローラー56は多孔
度がインチあたり約100 孔のポリウレタン材から作られ
ている。ポリウレタンフォームローラーは、以下に説明
するように、現像剤ローラー14およびスクイジーローラ
ー16と係合しているとき、電気的バイアスを加えて現像
剤ローラー14およびスクイジーローラー16から余分の液
体トナーを除去する際の補助を行なうことができる。好
適には、電気的バイアスは、液体トナーを両ローラーか
ら引き付けまたは移転して除去されたトナーをトナー溜
め34に再分散するために現像剤ローラー14およびスクイ
ジーローラー16より低いレベルにする。
【0033】除去された液体トナーをトナー溜めに戻す
手段である搾り器ローラー58は、フォームローラー56の
表面に平行になるように垂直支持部材26,28に回転可能
に取付けられている。搾り器ローラー58は、垂直支持部
材に形成されて搾り器ローラー軸を受ける軸受けスロッ
トまたは穴により垂直支持部材26,28に接続されてい
る。搾り器ローラー58は、フォームローラー56が搾り器
ローラー58と接触するとき、搾り器ローラー58がフォー
ムローラー56を圧縮してそこに保持されている余分のト
ナーを除去するように、フォームローラー56に平行に設
置されている。搾り器ローラー58は、搾り器ローラー58
がフォームローラーに沿う同じ位置に長時間置かれてい
る場合にフォームローラー56に永久的凹みが生じないよ
うに、フォームローラー56に永久的に接触しておかれる
ことはない。なお、代わりに、搾り器ローラー58は、フ
ォームローラー56および搾り器ローラー58が垂直支持部
材60、62の移動に応答して一体で移動するように、フォ
ームローラー56に実質上平行に且つそれに接触して垂直
支持部材60,62に取付けることができる。
【0034】歯車74および76が枠55に取付けられてフォ
ームローラー56を駆動する。第1の歯車74は、搾りロー
ラー軸(図示せず)に接続されてそれとともに回転移動
する。第2の歯車76は、垂直支持部材26に取付けられた
モータ78のシャフトに接続されている。第2の歯車76
は、第1の歯車74と噛み合っている。それ故モータ78が
作動すると歯車76が駆動され、したがって搾り器ローラ
ー58が回転する。搾り器ローラー58が回転すると、フォ
ームローラー56が搾り器ローラー58と接触しているとき
はフォームローラー56が回転する。なお、モータ78は、
搾り器ローラー58が駆動されているフォームローラー56
に応答して回転するように、フォームローラー56を駆動
すべく接続することもできる。しかし、搾り器ローラー
58を駆動することにすれば、トルクの小さいモータを使
用することができる。当業者に明らかなように、他の歯
車系が可能であり、それは主としてフォームローラー56
の所要回転速度によって決まる。
【0035】以上のように構成された現像剤装置10の動
作を説明する。使用中、プリンタは印刷ジョブの受領に
応じて次のステップを通して進行する。次の説明は四つ
のカラー成分の各々が印刷ジョブに必要であると仮定し
ている。しかし、カラー成分のサブセットだけが必要な
場合もある。そのような場合には、印刷ジョブに必要な
カラー成分が入っているカートリッジだけが現像剤ロー
ラー14と係合される。しかし、説明の完全を期するた
め、次の説明は四つのカラー成分すべてに関係してい
る。
【0036】図3および図4を参照すると、フォームロ
ーラー56の動作が図示されている。図3および図4のカ
ラーカートリッジは、図1の場合のように、フォームロ
ーラー56の動作に重点を置くように概略的に図示してあ
る。図1に示すデフォルト(待機)位置から、プロセス
の第1ステップは作動部材19A を押し棒43の直上に位置
決めすることである。一旦作動部材19A が押し棒43と整
列すれば、エアシリンダー39が作動され、それにより押
し棒43が液体トナーカートリッジ18を現像剤ローラー14
の方向に移動させる。液体トナーカートリッジ18は、フ
ォームローラー56が現像剤ローラー14およびスクイジー
ローラー16と十分接触するまで押し上げられる。結果と
して得られるカートリッジの位置を図3に示してある。
一旦所定位置になれば、対応するトナーを光伝導体12に
通常の仕方で移すことができる。トナーが移されると、
液体トナーカートリッジ18はエアシリンダー39によりキ
ャリッジ27に下ろし戻される。次に、キャリッジ27は、
図4に示すように、作動部材19A が押し棒45の上方に位
置するように移動する。作動部材19A が押し棒45と整列
すれば、エアシリンダー41が作動し、それにより液体ト
ナーカートリッジ18を移動させてフォームローラー56を
スクイジーローラー16の下流で光伝導体表面12A と接触
させる。エアシリンダー41が作動すると、腕47もまた取
付け用ブラケット17を押し、スクイジーローラー16が光
伝導体表面12A から隔てられるようになる。プレナム36
も、液体トナーカートリッジ18が光伝導体12に接触する
につれて垂直滑り部材38と接触する止め(図示せず)に
より通常の付勢位置に維持される。止めは、垂直滑り部
材38および40をその通常付勢位置に到達しないように制
限する。この位置を図4に示してある。
【0037】図4に示す位置で、光伝導体12は回転し、
それにより光伝導体12とスクイジーローラー16との間に
形成された滴り線がそれに沿って通過してフォームロー
ラー56により吸収されることになる。フォームローラー
56はまたスクイジーローラー16と接触し、余分なトナー
をスクイジーローラー16からも同様に清掃する。フォー
ムローラー56により吸収された余分のトナーは搾り器ロ
ーラー58により搾り出され、トナー溜めに戻って堆積す
る。
【0038】光伝導体12の回転の完了時、液体トナーカ
ートリッジ18はエアシリンダー41によりキャリッジ27に
下ろし戻される。これで液体トナーカートリッジ18に対
するサイクルが完了する。その後上述のステップが各カ
ートリッジ20,22,および24に関して繰り返される。各
カートリッジが上述のステップを通して進み終わってか
ら、キャリッジは図1に示すデフォルト位置に戻り、次
の印刷ジョブを待つ。上述の方法は四つのカラー成分を
含んでいたが、この方法は、白黒印刷ジョブでのよう
な、カートリッジのサブセットだけを使用する場合にも
等しく適用される。
【0039】本発明の原理をその好適な実施例に関して
説明し図解してきたが、本発明を構成および細目につい
てその原理から逸脱することなく修正することができる
のは明かである。特許請求の範囲に入るすべての修正案
および変形について権利を主張するものである。
【0040】本発明の請求の範囲に入る発明の構成例と
して、以下のものを列挙する。 〔構成例1〕 静電潜像が形成される光伝導体表面(12
A) を有する液体トナー電子写真式プリンタ用の現像剤
装置において、該現像剤装置が、前記光伝導体表面に形
成されている静電潜像に対応させて液体トナーを光伝導
体表面に移すとともに前記光伝導体表面に対して反対回
転方向に回転する現像剤ローラー(14)と、現像剤ローラ
ーからの液体トナーの移転が完了してから光伝導体表面
に残っている余分な液体トナーを除去し、液体トナーの
滴り線が形成されている光伝導体表面と接触する第1の
位置に移動することができるとともに、光伝導体表面か
ら間隙を隔てて置かれる第2の位置に移動することがで
き、現像剤ローラーと同一方向に回転し得るスクイジー
ローラー(16)と、該スクイジーローラーをそれぞれの前
記第1の位置と前記第2の位置との間で移動させるスク
イジーローラー移動手段(41,45) と、液体トナーの供給
源(34)および回転可能なフォームローラー(56)を備えて
いる液体トナーカートリッジ(18)と、フォームローラー
がスクイジーローラーおよび現像剤ローラーに接触して
そこから余分な液体トナーを除去する第1の位置と、フ
ォームローラーが光伝導体表面およびスクイジーローラ
ーと接触しており、スクイジーローラーが第2の位置に
あり且つ光伝導体表面がフォームローラーに向かって移
動しているとき滴り線を除去して滴り線をフォームロー
ラーにより吸収させる第2の位置との間で液体トナーカ
ートリッジを移動させるカートリッジ移動手段(37,35,2
7,43,39,41,45,) と、から構成されていることを特徴と
する現像剤装置。
【0041】〔構成例2〕 前記液体トナーカートリッ
ジが更に、フォームローラー(56)を現像剤ローラーと同
じ方向に回転移動させるように取付けている枠(55)と、
該枠(55)に固定設置された液体トナーの供給源である液
体トナー溜め(34)と、該トナー溜め(34)に結合されて液
体トナーを現像剤ローラーに供給するトナー供給手段(3
6,50,52,54) と、前記フォームローラー(56)に保持され
ている余分な液体トナーを除去し、除去された液体トナ
ーをトナー溜めに戻す手段(58)と、前記フォームローラ
ーを回転させる手段(74,76,78)と、を備えている前記構
成例1に記載の現像剤装置。
【0042】〔構成例3〕 前記液体トナー溜めが、そ
の最上面に細長い開口および供給出口を有し、細長い開
口がフォームローラー(56)に実質上平行で且つその下に
広がって除去手段により除去された余分のトナーを受け
る浴槽(34)を備えている前記構成例2に記載の現像剤装
置。
【0043】〔構成例4〕 前記トナー供給手段が、枠
に滑動可能に接続され、細長い開口が現像剤ローラーに
近接して配置されて液体トナーをプレナムの長い開口か
ら現像剤ローラーまで伝える第1の位置とプレナムが現
像剤ローラーから遠くに隔てられている第2の位置との
間で移動する細長いプレナムであって、液体トナーを受
ける入り口開口および液体トナーを現像剤ローラーに供
給する長い開口を備えている細長いプレナム(36)と、浴
槽の供給出口に結合されているトナーポンプ(50)と、ト
ナーポンプとプレナムの出口開口との間に結合して液体
トナーをプレナムに供給する導管(52)と、トナーポンプ
に動作可能に結合されているポンプモータ(54)と、から
構成されている前記構成例3に記載の現像剤装置。
【0044】〔構成例5〕 前記トナー供給手段が更
に、プレナムの第1の遠端に結合され、基準スロットが
形成されている第1の垂直滑り部材(38)と、プレナムの
第2の遠端に結合され、基準スロットが形成されている
第2の垂直滑り部材(40)と、垂直滑り部材を枠に滑動可
能に接続する手段(46,48) と、プレナムが第1の位置と
第2の位置との間で移動する垂直滑り部材を直線的に移
動させる手段(57)と、を備えている前記構成例4に記載
の現像剤装置。
【0045】〔構成例6〕 余分な液体トナーを除去す
る手段は、フォームローラーが第1の位置にあるときフ
ォームローラーに実質上平行で且つフォームローラーに
接触して枠に取付けられている搾り器ローラー(58)を備
えている前記構成例2に記載の現像剤装置。
【0046】〔構成例7〕 前記フォームローラーを第
1の位置と第2の位置との間で移動させる手段が、フォ
ームローラーの第1の遠端に結合され、基準スロットが
形成されている第1の垂直滑り部材(60)と、フォームロ
ーラーの第2の遠端に結合され、基準スロットが形成さ
れている第2の垂直滑り部材(62)と、垂直滑り部材を枠
に滑動可能に接続する手段(68,70) と、垂直滑り部材を
直線的に移動させる手段(59)と、を備えている前記構成
例2に記載の現像剤装置。
【0047】〔構成例8〕 前記現像剤ローラー(14)に
より光伝導体表面に液体トナー像を形成している間に光
伝導体表面と光伝導体表面に接触しているスクイジーロ
ーラー(16)との間に形成される液体トナーの滴り線を可
動の光伝導体表面(12A) から取り除く方法であって、ス
クイジーローラー(16)を光伝導体表面から分離するステ
ップ、フォームローラー(56)を備えた液体トナーカート
リッジ(18)をフォームローラーがスクイジーローラー(1
6)および現像剤ローラー(14)に接触してそこから余分な
液体トナーを除去する第1の位置からフォームローラー
が光伝導表面(12A) およびスクイジーローラーに接触し
て滴り線を光伝導表面から除去する第2の位置まで移動
させるステップ、及びフォームローラーにより滴り線を
除去するのに十分なだけ光伝導体(12)を回転させるステ
ップ、から構成されている可動の光伝導体表面から液体
トナーの滴り線を取り除く方法。
【0048】〔構成例9〕 フォームローラーを圧縮す
るステップは、搾り器ローラー(58)を使用中のフォーム
ローラーに押しつけ、搾り器ローラーの圧縮力が余分な
液体トナーを搾り取るステップを含み、更に、使用して
いないとき、永久的凹みがそこに形成されないように絞
り器ローラー(58)をフォームローラーから分離するス
テップ、を含む前記構成例8に記載の可動の光伝導体表
面から液体トナーの滴り線を取り除く方法。
【0049】〔構成例10〕 可動の光伝導体(12)、ス
クイジーローラー(16)、現像剤ローラー(14)、および液
体トナー供給源(34)およびフォームローラー(56)を有す
る液体トナーカートリッジ(18)を備えている電子写真式
プリンタを準備するステップ、液体トナーカートリッジ
(18)をフォームローラー(56)がスクイジーローラー(16)
および現像剤ローラー(14)と接触する第1の位置に移動
するステップ、光伝導体表面(12A) に静電潜像を形成す
るステップ、液体トナーを現像剤ローラー(14)からその
上に形成されている像に対応する光伝導体表面に移すス
テップ、液体トナーを現像剤ローラー(14)から移し終わ
った後、光伝導体表面(12A) に残っている余分の液体ト
ナーをスクイジーローラー(16)により除去するステッ
プ、スクイジーローラー(16)を、液体トナーの滴り線が
その間に形成されている光伝導体表面と接触している第
1の位置からスクイジーローラー(16)が光伝導体表面か
ら隔たっている第2の位置まで移動させるステップ、液
体トナーカートリッジ(18)をフォームローラー(56)が光
伝導体表面およびスクイジーローラー(16)と接触する第
2の位置に移動するステップ、光伝導体表面(12A) をフ
ォームローラー(56)の方に移動させ、該フォームローラ
ー(56)が滴り線を吸収するようにするステップ、から構
成される印刷方法。
【0050】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る現像剤装置によれば、スクイジーローラーを、光伝導
体表面に接触して液体トナーの滴り線がその間に形成さ
れる第1の位置と、光伝導体表面から離れる第2の位置
との間で移動可能に設けるとともに、カートリッジを、
フォームローラーがスクイジーローラーおよび現像剤ロ
ーラーと接触してそこから余分の液体トナーを除去する
第1の位置と、フォームローラーが光伝導体表面および
スクイジーローラーと接触して光伝導体表面およびスク
イジーローラーから滴り線を除去する第2の位置との間
で移動可能に設けたので、液体トナーカートリッジが二
つの位置のどちらか一方に移動されることで、第1の位
置では、フォームローラーがスクイジーローラーと現像
剤ローラーとに接触してそこから余分の液体トナーを除
去し、第2の位置では、フォームローラーがスクイジー
ローラーの下流で、光伝導体表面およびスクイジーロー
ラーから滴り線を除去することができ、液体トナーの滴
り線を電子写真面から確実に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による現像剤装置を備えた液体トナー電
子写真式プリンタの概略図である。
【図2】本発明による液体トナーカートリッジの斜視図
であり、(a)は液体トナーカートリッジの一方の面側
から見た図、(b)は液体トナーカートリッジの他方の
面側から見た図である。
【図3】図1に示したプリンタで、第1の液体トナーカ
ートリッジが現像剤ローラーと係合しており、対応する
フォームローラーが第1の位置にある図である。
【図4】図1に示したプリンタで、第1の液体トナーカ
ートリッジのフォームローラーが光伝導体およびスクイ
ジーローラーと係合してそれらの間に形成されている滴
り線を除去している図である。
【符号の説明】
10 現像剤装置 12A 光伝導体表面 14 現像剤ローラー 16 スクイジーローラー 18 液体トナーカートリッジ 26 垂直支持部材 27 キャリッジ 28 垂直支持部材 32 水平横部材 34 トナー溜め 35 送りねじ 36 プレナム 37 モータ 39 エアシリンダー 40 垂直支持部材 41 エアシリンダー 42 スロット 43 押し棒 45 押し棒 46 スロット 48 スロット 50 トナーポンプ 52 導管 54 ポンプモータ 56 フォームローラー 57 圧縮ばね 58 搾り器ローラー 59 圧縮ばね 60 垂直滑り部材 62 垂直滑り部材 68 スロット 70 スロット 74 歯車 76 歯車 78 モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像が形成される光伝導体表面(12
    A) を有する液体トナー電子写真式プリンタ用の現像剤
    装置において、 該現像剤装置が、 前記光伝導体表面に形成されている静電潜像に対応させ
    て液体トナーを光伝導体表面に移すとともに前記光伝導
    体表面に対して反対回転方向に回転する現像剤ローラー
    (14)と、 現像剤ローラーからの液体トナーの移転が完了してから
    光伝導体表面に残っている余分な液体トナーを除去し、
    液体トナーの滴り線が形成されている光伝導体表面と接
    触する第1の位置に移動することができるとともに、光
    伝導体表面から間隙を隔てて置かれる第2の位置に移動
    することができ、現像剤ローラーと同一方向に回転し得
    るスクイジーローラー(16)と、 該スクイジーローラーをそれぞれの前記第1の位置と前
    記第2の位置との間で移動させるスクイジーローラー移
    動手段(41,45)と、 液体トナーの供給源(34)および回転可能なフォームロ
    ーラー(56)を備えている液体トナーカートリッジ(1
    8) と、 フォームローラーがスクイジーローラーおよび現像剤ロ
    ーラーに接触してそこから余分な液体トナーを除去する
    第1の位置と、フォームローラーが光伝導体表面および
    スクイジーローラーと接触しており、スクイジーローラ
    ーが第2の位置にあり且つ光伝導体表面がフォームロー
    ラーに向かって移動しているとき滴り線を除去して滴り
    線をフォームローラーにより吸収させる第2の位置との
    間で液体トナーカートリッジを移動させるカートリッジ
    移動手段(37,35,27,43,39,41,45)と、から構成
    されていることを特徴とする現像剤装置。
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