JPH06348141A - 電子写真プリンタ - Google Patents

電子写真プリンタ

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Publication number
JPH06348141A
JPH06348141A JP5133374A JP13337493A JPH06348141A JP H06348141 A JPH06348141 A JP H06348141A JP 5133374 A JP5133374 A JP 5133374A JP 13337493 A JP13337493 A JP 13337493A JP H06348141 A JPH06348141 A JP H06348141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
liquid
developing
electrostatic latent
intermediate transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP5133374A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetoshi Hara
英俊 原
Kazuyuki Nishino
和幸 西野
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
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Publication of JPH06348141A publication Critical patent/JPH06348141A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 トナー交換に際して、液体トナーの漏れによ
る汚損や液体キャリアに起因する気化ガスの外部への放
出を防止すると共に、トナーカートリッジの着脱が容易
で、誰でも簡単に交換することができる電子写真プリン
タを提供する。 【構成】 静電潜像担持体11上に色分解されたプリント
情報に基づく複数の静電潜像を順次形成する露光手段8
0、色分解されたプリント情報に対応する色相の液体ト
ナーをそれぞれ収容したトナーカートリッジ26が着脱自
在に装着された複数の現像ユニット21〜24、静電潜像担
持体上の静電潜像を色分解されたプリント情報に対応す
る色相の液体トナーにより順次現像してトナー像となす
現像手段20、静電潜像担持体上のトナー像が順次転写さ
れて多色トナー像が形成される中間転写媒体31上に形成
された多色トナー像が転写される記録媒体を中間転写媒
体に搬入,搬出する搬送手段70および転写定着手段を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真プリンタに関
し、さらに詳しくは中間転写媒体を備えた湿式タイプの
電子写真プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プリンタは、静電潜像担持体、
すなわち、感光ドラム上に形成された静電潜像をトナー
によって現像し、このトナー像を加熱ロール等の転写手
段により紙等の記録媒体に加熱・加圧して定着するもの
である。このような電子写真プリンタには、紙、プラス
チックフィルムあるいは金属薄板等の種々の記録媒体に
トナー像を転写できる利点を有するベルトやドラム等の
中間転写手段を備えたものがある。中間転写手段を備え
た電子写真プリンタとしては、例えば、特開昭50−2
3234号公報に掲載された転写定着装置や特公昭57
−20632号公報に掲載された電子写真用トナー転写
・融解装置が知られており、前者は液体トナーを使用す
る湿式タイプで、後者は乾式トナーを使用した乾式タイ
プである。また、後者は中間転写手段としてベルトを使
用しており、湿式で中間転写手段としてベルトを使用し
ているものには、特開昭63−34573号公報に掲載
された電子写真式印字機が知られている。
【0003】ここで、液体トナーを用いる湿式タイプの
電子写真プリンタは、サブミクロンオーダーの微細なト
ナー粒子が使用できることから、乾式タイプに比べ、解
像力が高くシャープな像が得られるという利点を有して
いる。この電子写真プリンタにおいて、カラー像を作成
する場合には、例えば、マゼンタの色相に対応する静電
潜像を感光ドラム上に形成し、この静電潜像をマゼンタ
の液体トナーで現像した後、感光ドラムに圧接されてい
る中間転写手段、例えば中間転写ドラムにマゼンタのト
ナー像を転写する。以下同様にして、シアン、イエロー
のトナー像を中間転写ドラムに順次積層転写して多色ト
ナー像を形成する。ついで、加熱ロールを中間転写ドラ
ムに圧接し、中間転写ドラムに積層転写した多色トナー
像を紙等の記録媒体に転写して定着させ、カラー像を作
成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カラー像を
作成する電子写真プリンタにおいては、トナー交換の容
易性を考慮して、各色相の液体トナーを収容したトナー
カートリッジをプリンタ装置に着脱自在としたものがあ
る。このようなカートリッジタイプの電子写真プリンタ
においては、トナー交換に際して、カートリッジとのジ
ョイント部において僅かながら液体トナーが漏れて周辺
が汚損されることがある。このような液体トナーの漏れ
が生じた場合、布や紙等で払拭すればよいのであるが、
液体トナーはトナー粒子が微細なため、完全に払拭でき
ないうえ、トナー粒子を分散させた液体キャリアに起因
する気化ガスが外部へ放出される等の不具合があった。
【0005】また、トナーカートリッジは、電子写真プ
リンタと液密的に接続する構成上、着脱操作に大きな力
が必要である等の種々の解決すべき問題があった。本発
明は上記問題点に鑑みてなされたもので、トナー交換に
際して、液体トナーの漏れによる汚損や液体キャリアに
起因する気化ガスの外部への放出を防止すると共に、ト
ナーカートリッジの着脱が容易で、誰でも簡単に交換す
ることができる電子写真プリンタを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の電子写真プリンタによれば、静電潜像担持体、
この静電潜像担持体上に色分解されたプリント情報に基
づく複数の静電潜像を順次形成する露光手段、色分解さ
れたプリント情報に対応する色相の液体トナーをそれぞ
れ収容したトナーカートリッジが着脱自在に装着された
複数の現像ユニットを有し、前記静電潜像担持体上の静
電潜像を色分解されたプリント情報に対応する色相の液
体トナーにより順次現像してトナー像となす現像手段、
前記静電潜像担持体上のトナー像が順次転写されて多色
トナー像が形成される中間転写媒体、この中間転写媒体
上に形成された多色トナー像が転写される記録媒体をそ
の中間転写媒体に搬入,搬出する搬送手段および前記中
間転写媒体に前記記録媒体を介して圧接される転写定着
手段を備え、前記現像手段は、色分解されたプリント情
報に対応する色相の液体トナーがそれぞれ供給される液
槽と、該各液槽とトナーカートリッジとのジョイント部
とを有するハウジングを備え、該ハウジングには、前記
トナーカートリッジを外した際に前記ジョイント部から
滴下する液体トナーを受けるトナー受が配設されている
構成としたものである。
【0007】好ましくは、前記ハウジングには、前記各
現像ユニットに装着された前記トナーカートリッジを着
脱操作する操作レバーをそれぞれ設ける。
【0008】
【作用】各現像ユニットにトナーカートリッジが装着さ
れているときは、トナー受はジョイント部から離れた位
置に移動しており、トナーカートリッジを現像ユニット
から引き抜いて外すと、トナー受が移動し、前記ジョイ
ント部から滴下する液体トナーを受ける。
【0009】操作レバーは、各現像ユニットに装着され
るトナーカートリッジを、梃子の原理により着脱するた
め、小さな力で簡単に着脱でき、トナー交換が容易とな
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例として、記録媒体を
搬送する主搬送路と、記録媒体を反転させて前記主搬送
路へ戻すバイパス搬送路とを有する搬送装置を備えた電
子写真プリンタを添付図面に基づいて詳細に説明する。
先ず、本発明に係る電子写真プリンタの全体構成を図1
に基づいて説明すると、電子写真プリンタ1は、感光手
段10、現像手段20、中間転写手段30、クリーニン
グ手段40、転写手段50、補助スクイズローラ60、
記録媒体(転写紙P)の搬送装置70および矢印A方向
から露光用の光を照射する露光手段80を備えており、
感光手段10、中間転写手段30、クリーニング手段4
0および補助スクイズローラ60は、全体として一つの
プロセスユニットUP としてまとめられ、ガイドレール
5,5に沿って図1において手前側へと引き出される。
【0011】尚、図1に示す電子写真プリンタ1は、正
面から見た図であり、以下の説明においては、図示した
側を正面側、図面の裏側に相当する奥部側を背面側とい
う。また、図1に示した各矢印は、各部材の回転方向な
らびに記録媒体の搬送方向を示している。感光手段10
は、感光ドラム11、感光ドラム11の残留電荷を除去
する除電器12および感光ドラム11を一様に帯電させ
る帯電器13を有しており、残留電荷の除去に先立って
クリーニング手段40によって表面を清掃される。これ
らのクリーニング手段40、除電器12および帯電器1
3は、中間転写手段30と現像手段20との間に感光ド
ラム11の回転方向に沿って、この順序で配置されてい
る。
【0012】感光ドラム11は、円筒形のドラムの表面
に有機光電材料(OPC:organic phot-oconductor) からな
る感光層が形成されている。感光層の素材としては、O
PCの他に例えば、セレン(Se)系やアモルファスシリ
コン(α−Si)等も使用できる。除電器12は、LED
アレイや小形の白熱ランプで、感光ドラム11の表面に
光を照射して残留潜像を消去する。帯電器13は、コロ
ナ放電で発生させたイオンにより感光ドラム11を均一
に帯電させる。
【0013】現像手段20は、ハウジング210の上部
に形成される第一現像ユニット21〜第四現像ユニット
24と、感光ドラム11の接線方向となる図中矢印で示
す左右方向に、現像ユニット21〜24を一体に水平に
移動させる駆動手段25および各現像ユニット21〜2
4に配置され、現像ユニット21〜24のそれぞれに着
脱自在に装着されるトナーカートリッジ26を備えてい
る。駆動手段25は、ボールネジ25aおよび駆動モー
タ25bを有している。第一現像ユニット21は、ハウ
ジング210の上部に液体トナーの液槽211が形成さ
れると共に、下部に各色相の液体トナーを収容したトナ
ーカートリッジ26が収容され、液槽211にはそれぞ
れ現像ローラ212とスクイズローラ213とが所定の
間隔で平行に配置されている。
【0014】この現像手段20は、各現像ユニット21
〜24にイエロー、マゼンタ、シアンおよび黒の各液体
トナーを収容したトナーカートリッジ26がそれぞれ配
置され、現像開始前の初期位置においては、感光ドラム
11の右方に配置されている。そして、現像ユニット2
1〜24は、現像の際、駆動手段25によってこの順で
感光手段10側へと順次移動され、色分解されたプリン
ト情報に基づいて形成された各静電潜像が順次現像され
る。液体トナーは、液体キャリア中にそれぞれイエロ
ー、マゼンタ、シアン等のトナー粒子を分散させたもの
を使用する。
【0015】ここで、現像ユニット21の詳細は後述す
るが、各現像ユニット21〜24は、それぞれ同様に構
成されているので、他の現像ユニット22〜24につい
ては図中対応する部分に対応する符合を付して詳細な説
明を省略する。中間転写手段30は、中間転写ドラム3
1と、この中間転写ドラム31の回転方向に沿って配置
された帯電器32とを備えており、現像手段20の現像
ユニット21〜24で現像された各トナー像が中間転写
ドラム31上に順次積層転写される。
【0016】中間転写ドラム31は、円筒形の金属ドラ
ムの表面に絶縁性を有する薄いシリコーン樹脂層を形成
したもの、あるいは、導電性基板上にシリコーン樹脂層
を形成したものを金属ドラムに巻き付けたものを用い、
また、シリコーン樹脂層の下に適当なクッション層を設
けると良い転写性が得られる。中間転写ドラム31は、
感光ドラム11に圧接され、現像手段20で各色相のト
ナー像が現像される度に、各トナー像が順次積層転写さ
れる。
【0017】なお、中間転写ドラム31は、記録媒体の
大きさに応じて適宜の直径のものが使用可能で、記録媒
体が大きいときは、図1に示したように感光ドラム11
よりも直径が大きくなる。帯電器32は、感光手段10
の帯電器13と同様の原理で中間転写ドラム31に帯電
を施し、感光ドラム11から転写される色相の異なる次
のトナー像が転写され易いように、前のトナー像の影響
を打ち消すと同時に、すでに中間転写ドラム31上に転
写されたトナー像が感光ドラム11上に戻ることを防ぐ
ものである。
【0018】そして、中間転写手段30においては、感
光ドラム11に現像されたトナー像が、帯電器32によ
り帯電されながら中間転写ドラム31に順次積層転写さ
れる。この転写に際し、感光ドラム11には中間転写ド
ラム31に転写されなかった僅かなトナー像や液体トナ
ーが残るが、これらはクリーニング手段40により清掃
される。
【0019】このとき、前記イエロー(Y),マゼンタ
(M),シアン(C)および黒(Bk)の各液体トナー
のうち、感光ドラム11に最初に現像されるトナー像の
色相をイエロー(Y)とすると、転写紙P上では最上層
にイエローのトナー像が定着される。したがって、イエ
ローのトナーは、他の色相のトナーに比べて光透過性が
高いことから、得られるカラー像が鮮明となり画像品質
の向上が図られる。
【0020】しかも、イエローのトナー像は、中間転写
ドラム31上では転写積層される各トナー像の中で最下
層に位置し、転写紙P上に転写されずに中間転写ドラム
31上に残る可能性が最も高い。しかし、イエローのト
ナー像は、他の色相のトナー像に比べると余り目立たな
いので、中間転写ドラム31上に残留していたとしても
次にプリントされるカラー像への影響が小さくクリーニ
ングの必要がない。
【0021】クリーニング手段40は、カートリッジ4
1内に感光ドラム11に当接したクリーニングローラ4
2等が設けられている。このクリーニング手段40は、
中間転写ドラム31への転写後に感光ドラム11に残っ
たトナー像や液体トナーの残滓をクリーニングローラ4
2で静電的に吸着して集め、これをウレタンゴム等から
なるゴムブレード44でかき取ってトナー回収容器45
に回収する。なお、クリーニング手段40の具体的構成
は後述する。
【0022】転写手段50は、ヒータ(図示せず)を内
蔵した加熱ロール51と押圧機構とを有しており、加熱
ロール51は前記押圧機構により中間転写ドラム31に
圧接され、中間転写ドラム31に積層転写された多色ト
ナー像を加熱・加圧して転写紙P上に定着させる。ここ
で、前記押圧機構は、感光ドラム11から中間転写ドラ
ム31にトナー像を転写するときには、加熱ロール51
を中間転写ドラム31から離間させておく。そして、中
間転写ドラム31の4種類のトナー像うち最後のトナー
像が転写された部分が到達するまでに、押圧機構により
加熱ロール51が中間転写ドラム31に所定の押圧力で
押し付けられる。これにより、加熱ロール51は、中間
転写ドラム31に積層転写された多色トナー像を加圧・
加熱して搬送装置70によって搬送されてくる転写紙P
上に転写させて定着する。
【0023】補助スクイズローラ60は、感光ドラム1
1との間に、例えば、30μmの間隔を保持して現像手
段20と中間転写手段30との間に配置され、感光ドラ
ム11と同方向に回転して、トナー像が現像された感光
ドラム11からこの間隔を超える過剰の液体トナー、特
に液体キャリアを除去する。なお、補助スクイズローラ
60に代えて、帯電器を用いたスクイズコロナを使用し
ても同様の効果が得られる。
【0024】搬送装置70は、転写紙Pの両面プリント
を可能とするもので、上下2段に配置されたドロア
1,D2の一方から転写紙Pを引き出して中間転写ドラ
ム31へ搬送する主搬送路71と、転写紙Pを反転させ
て主搬送路71へ戻すバイパス搬送路72とを備えてい
る。主搬送路71は、転写紙Pの搬送手段として、ドロ
アD1,D2側に正逆回転自在な複数の可逆ローラ71a
が、また、中間転写ドラム31側から排出側にかけて複
数の正転ローラ71bがそれぞれ設けられている。ま
た、主搬送路71には、転写紙Pの搬送を案内するガイ
ド板71cが設けられている。
【0025】一方、バイパス搬送路72は、主搬送路7
1に並列配置され、中間転写ドラム31側に位置する入
り口側には、搬送される転写紙の搬送方向を切り替える
切替爪72a、中間には転写紙を搬送する複数の搬送ロ
ーラ72b、および主搬送路71と再合流する出口側に
は転写紙の搬送を案内する案内部材72cがそれぞれ設
けられている。
【0026】ここで、主搬送路71は、転写紙の搬送方
向において、各ドロアD1,D2からバイパス搬送路72
出口側の案内部材72cまでの長さが、少なくとも転写
紙の搬送方向における長さ以上となるように設定する。
これにより、両面プリントの際に、切替爪72aで反転
された転写紙が、バイパス搬送路72から再度主搬送路
71へ確実に搬送される。このとき、主搬送路71は、
転写紙がバイパス搬送路72から主搬送路71へ戻る前
に、可逆ローラ71aの搬送方向を逆転させる。これに
より、両面プリントの際に、転写紙の反転に伴うバイパ
ス搬送路72から主搬送路71への転写紙の搬送方向の
切替が円滑となる。
【0027】露光手段80は、色分解されたプリント情
報に基づく静電潜像を感光ドラム11の表面に形成する
レーザ光学系で、現像手段20の直下に配置され、レー
ザ光源、液晶シャッタ等を有している。露光手段80
は、カラー原稿の各色相に対応したプリント情報に基づ
いてレーザ光を矢印A方向から感光ドラム11上に照射
し、表面に各プリント情報に対応した静電潜像を形成す
る。また、プリント情報を感光ドラム11上に照射する
露光手段としては、LEDアレイを使用してもよい。
【0028】本発明の電子写真プリンタ1は、以上のよ
うに構成され、以下のようにしてカラー像を作成する。
まず、クリーニング手段40で清掃された感光ドラム1
1の表面から除電器12で残留電荷を除去し、帯電器1
3で一様に帯電させる。つぎに、図中矢印Aで示すよう
にレーザ光を照射し、色分解されたプリント情報に基づ
く静電潜像を感光ドラム11の表面に順次形成する。こ
のレーザ光の照射による静電潜像は、イエロー、マゼン
タ、シアンおよび黒の色相に対応して合計4回形成され
る。
【0029】ついで、ボールネジ25aが駆動モータ2
5bにより回転され、図中感光ドラム11の右方に配置
されていた現像手段20が感光ドラム11側へ水平に移
動され、第一現像ユニット21でイエローのトナー像
が、第二現像ユニット22でマゼンタのトナー像が、以
下同様にして、シアンおよび黒のトナー像が順次現像さ
れる。このようにして、各現像ユニットで現像されたト
ナー像は中間転写ドラム31へと順次転写され、中間転
写ドラム31には4色のトナー像を積層した多色トナー
像が形成される。
【0030】そして、第四現像ユニット24で現像され
たトナー像の中間転写ドラム31への転写と並行して、
あるいは、転写終了後に、前記押圧機構により加熱ロー
ル51が中間転写ドラム31に圧接される。これによ
り、中間転写ドラム31上に積層転写された多色トナー
像が、搬送装置70の主搬送路71を搬送されてくる転
写紙Pに加熱・加圧されて一括して定着され、転写紙P
の表面にカラー像を形成する1工程が終了する。
【0031】ここで、転写紙Pの裏面にもカラー像をプ
リントするときは、切替爪72aを上方へはね上げるこ
とにより、表面に多色トナー像が定着された転写紙P
を、バイパス搬送路72へ導いて表裏を反転させる。こ
れにより、表面にカラー像が形成された転写紙Pは、バ
イパス搬送路72を複数の搬送ローラ72bによって搬
送され、案内部材72cを通って再度主搬送路71へと
搬送される。
【0032】このとき、主搬送路71では、転写紙Pが
バイパス搬送路72から主搬送路71へ戻る前に、可逆
ローラ71aの搬送方向が逆転され、表裏を反転された
転写紙Pは、これら可逆ローラ71aによって構成され
る転写紙搬送路へ一次的に収容される。次に、前記と同
様にして、色分解されたプリント情報に基づいて感光ド
ラム11上に形成された静電潜像が現像手段20で順次
現像され、中間転写ドラム31上に積層転写された多色
トナー像を転写紙Pの裏面に転写するときに、転写紙P
は、一次的に収容されている前記転写紙搬送路から、再
度、主搬送路71を通って中間転写ドラム31へ搬送さ
れ、加熱ロール51との間でニップされて裏面に多色ト
ナー像が定着される。
【0033】次いで、バイパス搬送路72の切替爪72
aが下方に切り替えられた後、多色トナー像が両面にプ
リントされた転写紙Pは、主搬送路71のガイド板71
cに案内されて、矢印で示すように電子写真プリンタ1
の外部へ排出され、排紙トレイ等に収容される。次に、
現像手段20の現像ユニット21、駆動手段25および
トナーカートリッジ26について図2ないし図10を参
照して説明する。
【0034】第一現像ユニット21は、図2、図3およ
び図5に示すように、液槽211が現像槽BD と排出槽
E とに仕切られ、中央長手方向に配設された支持部材
214、支持部材214に立設された仕切板215、側
壁211a、211b、211cによって画成される現
像槽BD に現像ローラ212が、側壁211a、211
d、211e、211fによって画成される排出槽BE
にスクイズローラ213が、それぞれ配置されている。
【0035】支持部材214は、図5に示すように、液
槽211の底壁に形成した凹部211gに固定され、排
出槽BE と連通する小孔(図示せず)が複数箇所に設け
られている。また、支持部材214は、上端を各ローラ
212、213に当接させて各ローラ上の液体トナーを
かきとるためのプラスチック製のフィルムFが両側面に
取付けられている。このフィルムFは、金属製でもよ
い。また、現像槽BD から仕切板215をオーバーフロ
ーした液体トナーは、支持部材214の前記小孔を通っ
て排出槽BE へ流入する。
【0036】また、図2および図3に示すように、各側
壁211e、211fには、上部を幅狭に形成した凹溝
211hがそれぞれ形成され、各凹溝211hには軸受
216がそれぞれ取付けられている。各軸受216は、
各ローラ212、213の回転軸212a、213aを
支持し、凹溝211hに僅かに上下動可能に保持されて
いる。そして、各軸受216と液槽211との間には、
ねじりコイルばね217がそれぞれ介装され、各軸受2
16を上方に付勢している。ここで、各軸受216は、
凹溝211hの上部が幅狭に形成されているため外れる
ことはない。
【0037】一方、各側壁211b、211cには、図
2および図3に示すように、同一の幅を有する凹溝21
1jが形成され、これらの凹溝211jに軸受218が
それぞれ上下動自在に取付けられている。各軸受218
は、液体トナーが現像槽BDから排出槽BE 側へ流出し
ないように、現像ローラ212の回転軸212aを液密
に支持している。
【0038】また、液槽211は、図3および図5に示
すように、排出槽BE の底面に、液体トナーをトナーカ
ートリッジ26へ排出する排出口211kが下方に突出
させて設けられ、下面の排出口211kに隣接する位置
には側壁211e側へテーパ状に延びるガイド211m
が形成されている。ガイド211mは、現像ユニット2
1に取り付けるトナーカートリッジ26を案内し、排出
口211kに対して位置決めする。さらに、現像ローラ
212の一方の側壁211f側に位置する回転軸212
aの直下には、トナーカートリッジ26から供給される
液体トナーの流入口211nが設けられている。
【0039】ここで、排出口211kは、トナーカート
リッジ26と接続されるジョイント部で、図5に示すよ
うに、排出口211kに設けた弁体211pが、付勢ば
ね211qにより常閉方向に押圧されており、現像ユニ
ット21にトナーカートリッジ26を取り付けることに
より、弁体211pが押し上げられて開く。また、液槽
211は、底面の排出口211kの近傍に、トナー受2
11rが回動自在に取り付けられている。トナー受21
1rは、現像ユニット21からトナーカートリッジ26
を引き抜き、弁体211pによって閉塞された排出口2
11kから液体トナーが滴下したときに受けるもので、
図6に示すように、扇形の板材に、取付孔を有する取付
ブラケットを一体に設けたもので、ボルトによって液槽
211の下面に回動自在に取り付けられ、ねじりコイル
ばね(図示せず)によって排出口211kの下部を覆う
方向に付勢されている。
【0040】そして、トナー受211rは、現像ユニッ
ト21にトナーカートリッジ26を取り付けたときに
は、背面側へ押圧されて前記ボルトを中心として回動
し、排出口211kの下部を開放する。一方、トナーカ
ートリッジ26を引き抜くと、トナー受211rは前記
ねじりコイルばねの付勢力によって回動し、排出口21
1kの下部を覆う。
【0041】これにより、電子写真プリンタ1において
は、トナー交換の際における液体トナーの漏れを排出口
211kを閉塞する弁体211pによって防ぎ、液体キ
ャリアに起因する気化ガスの外部への放出を抑えると共
に、排出口211kから滴下する僅かな液体トナーをト
ナー受211rで受け、ジョイント部となる排出口21
1kの周辺を汚損から防いでいる。
【0042】一方、現像ローラ212およびスクイズロ
ーラ213は、図2および図3に示すように、回転軸2
12aおよび回転軸213aの両端にそれぞれスペーサ
ローラ219が取付けられ、さらに各一端には、それぞ
れ後述する伝達部材(中間ギア)20aと噛合するギア
212b、213bが取付けられている。ここにおい
て、回転軸212aおよび回転軸213aは、図示のよ
うに、液槽211に固定され、各伝達部材20aを回転
自在に支持する支持軸20dと、それぞれリンクプレー
ト212c,213c(図4参照)を介して回動自在に
連結されている。
【0043】各スペーサローラ219は、ベアリング2
19aを介して各ローラ212、213の回転軸212
a、213aを支持し、外径が各ローラ212、213
の外径より僅かに大径に形成されている。これにより、
スペーサローラ219は、感光ドラム11の両端に摺接
したときに、現像ローラ212およびスクイズローラ2
13と感光ドラム11との間に所定の隙間を形成する。
本実施例の電子写真プリンタ1では、例えば、感光ドラ
ム11と現像ローラ212との隙間は 100μm、感光ド
ラム11とスクイズローラ213との隙間は50μmに
設定する。
【0044】さらに、両ローラ212、213は、図2
および図3に示すように、回転軸212a、213aの
側壁211e側の端面に電極板EP1、EP2の上端が圧接
され、電極板EP1、EP2の下端は、それぞれ電圧印加用
の電源コントローラEC に接続されている。一方の電極
板EP1は、現像ローラ212に現像バイアス電圧を印加
し、感光ドラム11の静電潜像を現像する現像ユニット
を切替える際には、バイアス電圧を白地エリア側から印
字エリア側に増加させる。すなわち、現像ローラ212
には、通常、現像バイアス電圧(約−300 〜−500 V)
が印加され、白地エリアの感光ドラム表面電位が約−5
00〜−700V、印字エリアの感光ドラム表面電位が
約−100 Vとなるように設定されている。このとき、現
像ユニットの切替に際して現像ローラ212に印加する
バイアス電圧を白地エリア側から印字エリア側にプラス
方向に増加させるのである。これにより、感光ドラム1
1は、表面から過剰の液体トナーが除去され、液体トナ
ーのスクイズ性が向上し、中間転写ドラム31へ過剰の
液体トナー、特に液体キャリアが付着するのが防止され
る。
【0045】そして、図7に示すように、両ローラ21
2、213に取付けた各ギア212b、213bには、
電子写真プリンタ1の背面側に設けた他の現像ユニット
22〜24の各ギアと共に、中間ギアやタイミングプー
リからなる複数の伝達部材20aに掛け回したタイミン
グベルト20bにより駆動モータ20cの回転が伝達さ
れる。これにより、現像ユニット21〜24において
は、図5に矢印で示すように、現像ローラ212はその
周速方向が感光ドラム11の周速方向と同方向に、スク
イズローラ213はその周速方向が感光ドラム11の周
速方向と逆方向になるように、それぞれ回転される。
【0046】このとき、各現像ユニットの現像ローラお
よびスクイズローラの周速度は、複数の伝達部材20a
の歯数の調節により、例えば、現像ローラが感光ドラム
11と等速、スクイズローラが感光ドラム11の2.5倍
となるように設定する。各ローラの周速度をこのように
設定すると、感光ドラム11への液体トナーの供給と、
感光ドラム11に塗布された液体トナーのスクイズとの
バランスが良好となり、静電潜像の最適な現像性が達成
される。
【0047】したがって、第一現像ユニット21では、
感光ドラム11に形成された静電潜像が、現像ローラ2
12によって感光ドラム11に供給された液体トナーで
現像され、スクイズローラ213により感光ドラム11
に過剰に付着している液体トナーがスクイズされ、現像
されたトナー像が中間転写ドラム31へと転写される。
この状況は、他の現像ユニット22〜24においても同
様である。
【0048】このとき液槽211内では、トナーカート
リッジ26から送られてくる液体トナーが、流入口21
1nから現像槽BD に供給され、仕切板215をオーバ
ーフローした液体トナーおよびスクイズローラ213に
当接しているフィルムFを流下してくる液体トナーは、
支持部材214に設けた小孔を通って排出槽BE へ流入
し、排出口211kからトナーカートリッジ26へと還
流する。
【0049】つぎに、現像ユニット21〜24を左右方
向に一体に移動させる駆動手段25を図8を参照して説
明する。駆動手段25は、ボールネジ25aと、このボ
ールネジ25aを回転させる駆動モータ25bとを備え
ており、ボールネジ25aは、両端が支持ブラケット2
5c、25cに回転自在に支持され、ハウジング210
の下部に設けられたナットを兼ねる複数の支持部材21
0aと螺合している。そして、ボールネジ25aは、一
端に取付けられたプーリ25dと駆動モータ25bのプ
ーリ25eとの間に巻き掛けられたベルト28で回転駆
動される。これにより、現像手段20の現像ユニット2
1〜24が左右方向に一体に移動される。
【0050】ここで、現像ユニット21〜24が左方向
に移動すると、先ず最初に第一現像ユニット21が感光
ドラム11に当接する。このとき、現像ローラ212お
よびスクイズローラ213は、図2および図3に示した
ように、液槽211の各凹溝211hに僅かに上下動自
在に保持された軸受216に支持され、各軸受216は
ねじりコイルばね217によって上方へ付勢され、さら
にスペーサローラ219が回転軸212a、213aに
取付けられている。
【0051】したがって、現像ローラ212についてみ
ると、まず、回転軸212aに取付けた各スペーサロー
ラ219が感光ドラム11の両端に摺接する。この状態
から第一現像ユニット21がさらに左方に移動すると、
各スペーサローラ219を介して現像ローラ212に下
方へ押圧する押圧力が作用する。すると、現像ローラ2
12の回転軸212aを支持している軸受216が凹溝
211h内を僅かに下方へ移動するが、回転軸212a
はリンクプレート212cを介して液槽211に固定さ
れた支持軸20dと連結されている。このため、現像ロ
ーラ212は、回転軸212aが支持軸20dを中心と
して円弧状に上下動し、スペーサローラ219によって
感光ドラム11との間に所定の隙間を維持した状態で感
光ドラム11をかわす。
【0052】これにより、第一現像ユニット21は、現
像ローラ212とスクイズローラ213との間に感光ド
ラム11が位置する現像位置まで移動される。この感光
ドラム11をかわす際の、支持軸20dを中心とした現
像ローラ212における円弧状の上下動は、スクイズロ
ーラ213に関しても同様である。また、現像ユニット
を他の現像ユニットに切替えるときには、現像ローラの
回転を停止させた後、駆動手段25により現像ユニット
21〜24を左方向に一体に移動させる。
【0053】このようにすると、感光ドラム11上に静
電潜像を現像した現像ユニット21を、次の現像ユニッ
ト22に切替えるときに、現像ローラ212が停止し、
液体トナーが感光ドラム11に供給されないので、感光
ドラム11に必要以上に過剰な液体トナーが供給される
ことがない。したがって、現像ローラ212に引き続い
て接近してくるスクイズローラ213による液体トナー
のスクイズ効果もあるが、感光ドラム11に過剰の液体
トナーが付着することがなく、感光ドラム11から液体
トナーを除去するスクイズ性が一層向上し、中間転写ド
ラム31に過剰の液体トナーが付着することがないとと
もに、隣接する現像ユニット相互間で液体トナーが混入
せず、液体トナー相互間の汚染が防止される。
【0054】しかも、各現像ユニット21〜24におい
て、現像ローラ及びスクイズローラのそれぞれの回転軸
を、各伝達部材20aを回転自在に支持する支持軸20
dと前記リンクプレートを介して回動自在に連結してい
るため、現像ユニットの切替に際して現像ローラやスク
イズローラが支持軸20dを中心として円弧状に上下動
して感光ドラム11をかわしてゆく。
【0055】このため、感光ドラム11と各現像ユニッ
トとの間の相対位置とは無関係に、伝達部材(中間ギ
ア)20aと噛合する現像ローラやスクイズローラのギ
アとの間の軸間距離が一定に保たれ、現像ユニット21
〜24における現像ローラ及びスクイズローラの安定し
た回転が実現される。このように、現像手段20におい
ては、各現像ユニット21〜24の切替や初期位置への
復帰に際して、現像ユニット全体を左右方向の一方向へ
移動させるだけであることから、感光ドラム11をかわ
すために現像ユニット全体を上下方向にも移動させる等
の複雑な動きをさせる必要がなく、駆動手段25の構造
を簡単にすることができるという利点がある。
【0056】つぎに、トナーカートリッジ26を図9お
よび図10を参照して説明する。トナーカートリッジ2
6は、長方体形状の槽体260内部の上側にコンクトナ
ーを収容するコンクトナー槽が、下側に現像用の液体ト
ナーを収容する液体トナー槽が形成され、各現像ユニッ
トに着脱自在な使捨てタイプのカートリッジである。な
お、両槽の間は、通常、図示しない弁で閉塞されてお
り、この弁は後述する開弁レバー260eの操作により
開かれる。
【0057】槽体260は、図9に示すように、前面に
把手260aが設けられ、槽内の下部には、ハウジング
210の対向する位置に設置された駆動部27によって
回転駆動される磁気回転子(図示せず)が三箇所に設け
られている。この駆動部27は、印加される交流電流に
より回転磁界を発生して前記磁気回転子を回転させ、液
体トナー槽内の液体トナーを攪拌する。
【0058】また、槽体260は、背面側下部に液体ト
ナーを上方の液槽211に送出する送出口260bが設
けられている。この送出口260bは、トナーカートリ
ッジ26をハウジング210の各現像ユニット21〜2
4に装着したときに、ハウジング210側に形成された
受け口(図示せず)と液密的に嵌合し、液体トナーを後
述するポンプ29に送出する。さらに、槽体260は、
正面側の下面に凹部260cと、凹部260c近傍の正
面下部に押圧突起260dが設けられている。
【0059】ここで、液体トナーは、電子写真プリンタ
1を使用する場合だけ、各トナーカートリッジ26から
それぞれの現像ユニットに供給され、通常は、各現像ユ
ニットの液槽内には液体トナーは入っていない。また、
前記磁気回転子は、たとえば、電子写真プリンタ1に電
源を投入した立上げ時等に駆動部27により回転されて
液体トナーを撹拌し、沈降しているトナー粒子を液体キ
ャリア中に均一に分散させる。
【0060】したがって、ハウジング210の所定位置
にセットされるトナーカートリッジ26は、図10に示
すように、液体トナー槽内の液体トナーがポンプ29に
よって送出口260bから上方に位置する液槽211に
送られ、流入口211nから液槽211内に供給され
る。そして、各現像ユニットで現像を終えて濃度が低下
した液体トナーは、液槽211の排出口211kから液
体トナー槽に還流する。
【0061】このとき、液槽211内に供給される液体
トナーは、中間に配置したトナー濃度検知器Sで濃度が
検出され、濃度が薄い場合には、制御装置(ECU)C
U から指令が発信される。この指令信号により、短時間
通電されて電磁ソレノイドS EMが通電中だけ作動し、ト
ナーカートリッジ26に設けた開弁レバー260eを押
圧する。
【0062】これにより、前記コンクトナー槽内の高濃
度のコンクトナーが液体トナー槽内に流出し、現像ユニ
ット21に供給されている液体トナーの濃度が上昇す
る。このコンクトナーの供給動作は、現像ユニット21
に供給される液体トナーの濃度が所定値まで上昇するま
で繰り返される。トナーカートリッジ26からは、この
ようにして所定濃度の液体トナーが各現像ユニットに供
給される。そして、コンクトナー槽内のコンクトナーを
消費してしまったときは、トナーカートリッジ26をハ
ウジング210から引き抜いて廃棄し、新たなトナーカ
ートリッジ26に交換する。
【0063】このトナーカートリッジ26の交換に伴う
着脱操作は、ハウジング210側の各現像ユニット21
〜24のそれぞれに設けた着脱レバー6で行う。着脱レ
バー6は、支点6aでハウジング210側に支持され、
図9に示すように、トナーカートリッジ260の下面に
形成した凹部260cと係合する係合突起6bが先端
に、また、支点6aの近傍には凹部6cがそれぞれ設け
られており、基端側の操作部6dを図中矢印で示す上下
方向に回動操作することにより、梃子の原理によりトナ
ーカートリッジ26をハウジング210から着脱する。
【0064】ここで、着脱レバー6は、操作部6dを下
方に回動すると、係合突起6bが凹部260cと係合
し、回動力が梃子の原理によって増幅される。この結
果、ハウジング210側と液密的に嵌合している送出口
260bが、前記受け口からより大きな力で引き抜か
れ、トナーカートリッジ26をハウジング210から容
易に引き抜くことができる。
【0065】一方、新たなトナーカートリッジ26をハ
ウジング210に装着するときは、トナーカートリッジ
26を、送出口260bが、ハウジング210の前記受
け口に当接するまで押し込んだ後、操作部6dを上方に
回動する。すると、凹部6cが押圧突起260dと係合
してトナーカートリッジ26を背面側へ押圧し、梃子の
原理で増幅された回動力によって、送出口260bが前
記受け口と液密的に嵌合して、新たなトナーカートリッ
ジ26がハウジング210に簡単に装着される。
【0066】このように、トナーカートリッジ26は、
ハウジング210側に形成された受け口(図示せず)と
液密的に嵌合し、着脱操作に大きな力を要するが、着脱
レバー6を使用することにより、小さな力でも簡単にト
ナーカートリッジ26を着脱して、トナー交換をするこ
とができる。ついで、クリーニング手段40の具体的な
構成を図1および図11を参照して説明する。なお、図
11においては、カートリッジ41は省略され、図示さ
れていない。
【0067】クリニング手段40は、カートリッジ41
内に、クリーニングローラ42、回収ローラ43、クリ
ーニングローラ42に先端を押圧させたゴムブレード4
4および回収容器45を設けたものである。クリーニン
グローラ42は、平均径50μmのマイクロホールを有
し、体積抵抗106 〜1010Ω・cm、JIS K63
01に基づくゴム硬度が15゜〜25゜のゴムローラで
ある。このローラ42は、カートリッジ41内に配設し
た図示しない駆動手段により、図11に矢印で示すよう
に、感光ドラム11と同方向に、例えば、感光ドラム1
1の1/4の周速度で回転し、中間転写ドラム31へ転
写されずに感光ドラム11上に残ったトナー像の残滓を
静電的、かつ、物理的に吸着する。
【0068】また、回収ローラ43は、クリーニングロ
ーラ42が吸着したトナー像の残滓を回収するアルミニ
ウム製のローラで、クリーニングローラ42の左上方に
当接させて配置され、クリーニングローラ42と逆方向
に回転する。そして、ゴムブレード44は、回収ローラ
43の左上部に下端を当接させて配置され、回収ローラ
43が回収した前記トナー像の残滓を下部に設けた回収
容器45内へかき落とすウレタンゴム製のブレードであ
る。
【0069】なお、図11に示すように、感光ドラム1
1の上部には、クリーニング手段40によるクリーニン
グに先立って感光ドラム11の表面を帯電させる帯電器
14が設けられている。クリーニング手段40は、感光
ドラム11のクリーニングにあたり、帯電器14により
感光ドラム11の表面電位を −200〜−1000Vに帯電さ
せると共に、感光ドラム11上に残留したトナー像の残
滓をマイナスに帯電させる。一方、クリーニングローラ
42および回収ローラ43は、例えば、クリーニングロ
ーラ42がグランド、回収ローラ43が +300Vとなる
ように、それぞれ電圧を印加する。
【0070】これにより、感光ドラム11上に残留した
トナー像の残滓は、先ず、クリーニングローラ42によ
って静電的、かつ、物理的に吸着された後、回収ローラ
43へ電気的に吸着され、ゴムブレード44によってか
き落とされて回収容器45に回収される。したがって、
クリーニング手段40においては、中間転写ドラム31
へ転写されずに感光ドラム11上に残ったトナー像の残
滓が静電的、かつ、物理的に吸着されて効果的にクリー
ニングされる。
【0071】しかも、クリーニングブレード等を感光ド
ラム上に押圧して物理的にクリーニングする場合に比べ
ると、感光ドラム11の寿命が延びると共に、感光ドラ
ム11の回転が円滑となりうえブレードの押圧に伴うび
びり振動の発生がなく、この電子写真プリンタ1によっ
て得られる画像品質が向上する。また、補助スクイズロ
ーラ60は、前記のように、感光ドラム11から過剰な
液体トナーを除去するが、除去した液体トナーは、以下
のようにして回収される。
【0072】すなわち、補助スクイズローラ60は、図
12に示すように、下部にスクレーパ61が先端を当接
させて設けられ、スクレーパ61の下部には、液ガイド
62,63が配置されている。液ガイド62,63は、
補助スクイズローラ60の下部に、背面側が低くなるよ
うに並行させると共に、上下方向に僅かな間隔をおいて
配置されたチャンネル状の扁平な部材である。液ガイド
62は、ガイドレール5,5に沿って正面側に引き出さ
れるプロセスユニットUP 側に設けられ、液ガイド62
の奥部側下部には、除去した液体トナーを液ガイド63
に排出する排出口62aが設けられている。このため、
液ガイド62は、プロセスユニットUP と共に、図13
に矢印で示すように移動する。一方、液ガイド63は、
水平方向に移動する現像手段20と干渉しないように、
プロセスユニットUP と現像手段20との間に配置さ
れ、奥部側下部には、液ガイド62から排出された液体
トナーを回収タンク(図示せず)に導くガイドパイプ6
3aが取り付けられている。
【0073】したがって、補助スクイズローラ60が感
光ドラム11から除去した過剰な液体トナーは、スクレ
ーパ61によってこのローラ60の表面からかき取られ
て液ガイド62に入ると、プリンタ1の背面側へと流れ
て排出口62aから液ガイド63に流出し、ガイドパイ
プ63aを通って前記回収タンクに回収される。このと
き、プロセスユニットUP は、ガイドレール5,5に沿
って正面側に引き出すことができるが、液ガイド62は
液ガイド63の直上に位置している。したがって、ユニ
ットUP を電子写真プリンタ1から引き出しても、排出
口62aから排出する液体トナーは、液ガイド63内に
流入し、周辺を汚損するようなことはない。
【0074】ここにおいて、感光ドラム11、中間転写
ドラム31および加熱ロール51は、感光ドラム11お
よび中間転写ドラム31の回転軸の中心を通る軸線と、
中間転写ドラム31および加熱ロール51の回転軸の中
心を通る軸線とが実質的に直交するように配置する。こ
のように配置すると、前記押圧機構によって加熱ロール
51を中間転写ドラム31に圧接したとき、加熱ロール
51の回転軸中心から中間転写ドラム31の回転軸中心
方向に作用する押圧力の、中間転写ドラム31の回転軸
中心から感光ドラム11の回転軸中心方向の分力がゼロ
となる。
【0075】したがって、加熱ロール51の圧接によっ
て、感光ドラム11に圧接されている中間転写ドラム3
1の押圧力を変化させる応力が、中間転写ドラム31に
作用することはない。このため、中間転写ドラム31
は、感光ドラム11に対して常に一定の押圧力で圧接さ
れ、感光ドラム11に現像されたトナー像の中間転写ド
ラム31への転写には何ら悪影響を及ぼすことはない。
【0076】さらに、本発明で使用する帯電器は、以下
のように構成する。すなわち、例えば、感光手段10の
帯電器13を、その左半側を示す図14および図15に
基づいて説明すると、帯電器13は、感光ドラム11の
長さに対応する長手状の部材で、チャンネル形状のシー
ルドケース13aの両端にブロック13b,13b(一
方は図示せず)が配置され、ブロック13b,13b間
に高圧線13cが張設されている。
【0077】各ブロック13bには、一側上部に細い溝
を多数平行に形成した支持駒13dが載置され、支持駒
13d,13d(一方のみ図示)間には、前記溝のそれ
ぞれに沿わせて多数のグリッド線13eが掛け渡されて
いる。多数のグリッド線13eは、両端が固定ねじ13
fによって支持駒13dの端部にそれぞれ固定され、シ
ールドケース13aの上部に鈎状に設けた係止部13
g,13gに係止される押え板13hによって張力が付
与されている。そして、帯電器13は、高圧線13cに
−4〜−5KVの電圧が印加され、多数のグリッド線13
eはバリスタ(図示せず)を介して接地される。
【0078】このように、多数のグリッド線13eを支
持駒13d,13d間に張った後、押え板13hによっ
て張力を付与する構成にすると、帯電器13を組み立て
る際に、グリッド線13eを大きな張力で張る必要がな
く、帯電器13の組立性が向上する。尚、電子写真プリ
ンタ1は、バイパス搬送路72を有する転写紙搬送装置
70を備えているため、同一種類の両面プリントを複数
プリントするときに、転写紙1枚毎に表面および裏面を
コピーしてもよいし、予め必要枚数分の転写紙の表面に
多色トナー像を形成した後、これら片面プリントをした
転写紙を、再度いずれか一方のドロアD1,D2に戻して
裏面にプリントをし、両面プリントとすることも可能で
ある。
【0079】また、電子写真プリンタ1においては、プ
リント情報をカラー原稿からの反射光とすれば、カラー
複写機として使用することができることは言うまでもな
く、さらにカラー像の作成のみならず単一色の像の作成
も可能である。さらに、上記実施例では記録媒体として
紙を使用したが、他の、例えば、プラスチックフィル
ム、金属板および缶等、種々の記録媒体に対しても転写
可能である。
【0080】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、トナー交換に際して、液体トナーの漏れによる
汚損や液体キャリアに起因する気化ガスの外部への放出
を防止すると共に、トナーカートリッジの着脱が容易
で、誰でも簡単に交換することができる電子写真プリン
タが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子写真プリンタの一実施例を示すも
ので、電子写真プリンタを正面から見たときの全体構成
図である。
【図2】現像手段に配置された現像ローラとスクイズロ
ーラを示す平面図である。
【図3】図2の現像手段をIII−III線に沿って切断した
断面図である。
【図4】現像ローラやスクイズローラの回転軸と中間ギ
アを回転自在に支持する支持軸との間を連結するリンク
プレートの斜視図である。
【図5】図2の現像手段をV−V線に沿って切断した断
面図である。
【図6】ジョイント部の近傍に配設するトナー受の斜視
図である。
【図7】図1の電子写真プリンタにおける現像手段の背
面図である。
【図8】図1の電子写真プリンタの現像ユニットを一体
に移動させる駆動手段を示す正面図である。
【図9】トナーカートリッジとトナーカートリッジをハ
ウジングから着脱する着脱レバーとの関係を示す側面図
である。
【図10】トナーカートリッジから現像ユニットに圧送
される液体トナーの濃度調節の機構を示すブロック図で
ある。
【図11】クリーニング手段の要部を感光ドラムと共に
示した正面図である。
【図12】補助スクイズローラが感光ドラムから除去し
た液体トナーを回収するスクレーパ及び二つの液ガイド
の配置を示す正面図である。
【図13】図12に示す二つの液ガイドの側面図であ
る。
【図14】帯電器の一例を示すもので、帯電器の左半側
の斜視図である。
【図15】図14に示す帯電器を長手方向に切断した断
面図である。
【符号の説明】
1 電子写真プリンタ 5 ガイドレール 6 着脱レバー 6a 支点 6b 係合突起 6c 凹部 6d 操作部 10 感光手段 11 感光ドラム(静電潜像担持
体) 12 除電器 13 帯電器 13a シールドケース 13b ブロック 13c 高圧線 13d 支持駒 13e グリッド線 13f 固定ねじ 13g 係止部 13h 押え板 14 帯電器 20 現像手段 20a 伝達部材(中間ギア,タイミ
ングプーリ) 20b タイミングベルト 20c 駆動モータ 20d 支持軸 21〜24 現像ユニット 25 駆動手段 25a ボールネジ 25b 駆動モータ 25c 支持ブラケット 25d,25e プーリ 26 トナーカートリッジ 27 駆動部 28 ベルト 29 ポンプ 210 ハウジング 210a 支持部材 211 液槽 211a 側壁 211b 側壁 211c 側壁 211d 側壁 211e 側壁 211f 側壁 211g 凹部 211h 凹溝 211j 凹溝 211k 排出口(ジョイント部) 211m ガイド 211n 流入口 211p 弁体 211q 付勢ばね 211r トナー受 212 現像ローラ 212a 回転軸 212b ギア 212c リンクプレート 213 スクイズローラ 213a 回転軸 213b ギア 213c リンクプレート 214 支持部材 215 仕切板 216 軸受 217 ねじりコイルばね 218 軸受 219 スペーサローラ 219a ベアリング 260 槽体 260a 把手 260b 送出口 260c 凹部 260d 押圧突起 30 中間転写手段 31 中間転写ドラム(中間転写媒
体) 32 帯電器 40 クリーニング手段 41 カートリッジ 42 クリーニングローラ 43 回収ローラ 44 ゴムブレード 45 回収容器 50 転写手段(転写定着手段) 51 加熱ロール 60 補助スクイズローラ 61 スクレーパ 62 液ガイド 62a 排出口 63 液ガイド 63a ガイドパイプ 70 搬送装置 71 主搬送路 71a 可逆ローラ 71b 搬送ローラ 71c ガイド板 72 バイパス搬送路 72a 切替爪 72b 搬送ローラ 72c 案内部材 80 露光手段 P 転写紙(記録媒体) BD 現像槽(液槽) BE 排出槽 F フィルム EP1, EP2 電極板 EC 電源コントローラ S トナー濃度検地器 CU 制御装置 SEM 電磁ソレノイド UP プロセスユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像担持体、 この静電潜像担持体上に色分解されたプリント情報に基
    づく複数の静電潜像を順次形成する露光手段、 色分解されたプリント情報に対応する色相の液体トナー
    をそれぞれ収容したトナーカートリッジが着脱自在に装
    着された複数の現像ユニットを有し、前記静電潜像担持
    体上の静電潜像を色分解されたプリント情報に対応する
    色相の液体トナーにより順次現像してトナー像となす現
    像手段、 前記静電潜像担持体上のトナー像が順次転写されて多色
    トナー像が形成される中間転写媒体、 この中間転写媒体上に形成された多色トナー像が転写さ
    れる記録媒体をその中間転写媒体に搬入,搬出する搬送
    手段および前記中間転写媒体に前記記録媒体を介して圧
    接される転写定着手段を備え、 前記現像手段は、色分解されたプリント情報に対応する
    色相の液体トナーがそれぞれ供給される液槽と、該各液
    槽とトナーカートリッジとのジョイント部とを有するハ
    ウジングを備え、該ハウジングには、前記トナーカート
    リッジを外した際に前記ジョイント部から滴下する液体
    トナーを受けるトナー受が配設されていることを特徴と
    する電子写真プリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは、前記各現像ユニット
    に装着された前記トナーカートリッジを着脱操作する操
    作レバーがそれぞれ設けられている、請求項1の電子写
    真プリンタ。
JP5133374A 1993-06-03 1993-06-03 電子写真プリンタ Pending JPH06348141A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003098787A (ja) * 2001-09-21 2003-04-04 Toshiba Mach Co Ltd 印刷機の現像装置およびその装置を備えた印刷機
JP2006003714A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2007249165A (ja) * 2006-02-20 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

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