JPH0725355U - リザーバタンクを平坦又は凸状のプレートで覆ったテンショナ - Google Patents

リザーバタンクを平坦又は凸状のプレートで覆ったテンショナ

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JPH0725355U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オイルを利用したテンショナにおいて、オイ
ル貯留スペースが従来より大きく、且つ加工性・組立性
を向上させたテンショナを提供すること。 【構成】 テンショナ10は、ボディ12から突出力を
付与されたプランジャ14と、ボディ12とプランジャ
14との間に形成された油室16と、ボディ12に形成
された外部開口型リザーバタンク18と、油室16とリ
ザーバタンク18とを連通する油路20と、リザーバタ
ンク18とボディ外部とを連通するオイル供給孔22と
を有してなる。オイル供給孔22とリザーバタンク18
とは、凹所28によって連通する。リザーバタンク18
の開口には平坦なプレート30が取付けられる。プレー
ト30はリザーバタンク18及び凹所28を覆う。ボデ
ィ12及びプレート30は貫通孔34,36を通じるボ
ルト38により、エンジンブロックに固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば、内燃機関のカム軸駆動装置のような巻掛伝動装置に用いら れるテンショナに関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は、内燃機関のカム軸駆動装置100を示している。カム軸駆動装置10 0は、クランクスプロケット102と、カムスプロケット104と、両スプロケ ット102,104に懸回された同期チェーン106を有してなる。ダブルオー バーヘッドカムシャフトエンジンにおいては、同図のように、カムスプロケット 108,110同士を懸回するさらなる同期チェーン112が使用される。そし て、バルブの開閉タイミングを適正に維持し、騒音を抑えるためには、これらの 同期チェーン106,112の弛みをなくす必要がある。
【0003】 同期チェーン106,112の緩みをなくすために使用されるのがテンショナ である。テンショナは通常オイルで作動する。オイルは、内燃機関の場合、エン ジンに連動するオイルポンプから供給される。
【0004】 図10は、従来のこの種のテンショナを示している。このテンショナ120は 、ボディ122から突出力を付与されたプランジャ124と、ボディ122とプ ランジャ124との間に形成された油室126と、ボディ122に形成された外 部開口型リザーバタンク128と、油室126とリザーバタンク128とを連通 する油路130と、リザーバタンク128とボディ外部とを連通するオイル供給 孔132とを有してなる。134は逆止弁であり、油室126内の油圧を高圧に 維持する。そして、リザーバタンク128の開口には、リザーバタンク内の油圧 を維持するために、椀型プラグ136が取付けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 このようなテンショナにおいては、リザーバタンク128の油量を多くできな いという欠点と、加工性・組立性が悪いという欠点がある。
【0006】 リザーバタンク128の油量が多ければ、テンショナの機能は向上する。すな わち、エンジン始動時の油不足によって、油室126内に空気が吸引されること がない。しかし、従来のテンショナでは、以下の理由により、リザーバタンク1 28の油量を多くできない。 (1) プラグ136は椀型である。そのため、ボディ122に取付けられたとき、 リザーバタンク128の容積が減少する。そして、オイル供給孔132は、プラ グ136の下面よりも底部側に設けられなければならない。そのため、エンジン 作動時においてリザーバタンク128にオイルが供給されているとき、油面の高 さはL20となる。エンジンが停止してリザーバタンク128にオイルが供給さ れなくなったとき、油面の高さはL21となる。従って、油量を多くでず、テン ショナの機能は劣る。 (2) プラグ136はリザーバタンク128の開口に圧入され、そして、抜け止め 防止のためにかしめられる。プラグ136を圧入するには、リザーバタンク12 8の内壁を研磨加工しなければならない。研磨加工するためには、その加工がし やすいように、リザーバタンク128の内壁を円形にしなければならない。従っ て、リザーバタンク128の形状が制約され、リザーバタンク128の容積を大 きくすることができない。
【0007】 次に、以下の理由により、テンショナの加工性・組立性が悪い。 (1) プラグ136を圧入するために、リザーバタンク128の内壁を研磨加工す る必要がある。また、プラグ136のかしめも必要である。 (2) プラグ136の下面よりも底部側において、オイル供給孔132をリザーバ タンク128内に連通させる必要がある。そのため、オイル供給孔132の経路 が複雑になる。
【0008】 本考案の目的は、オイル貯留スペースを拡張するとともに、加工性・組立性に 優れたテンショナを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、第1に、ボディから突出力を付与されたプランジャと、前記ボディ と前記プランジャとの間に形成された油室と、前記ボディに形成された外部開口 型リザーバタンクと、前記油室と前記リザーバタンクとを連通する油路と、前記 リザーバタンクと前記ボディ外部とを連通するオイル供給孔とを有してなるテン ショナにおいて、前記ボディ外面に固着された平坦なプレートにより、前記リザ ーバタンクが覆われるという構成により前記課題を解決した。
【0010】 本考案は、第2に、ボディから突出力を付与されたプランジャと、前記ボディ と前記プランジャとの間に形成された油室と、前記ボディに形成された外部開口 型リザーバタンクと、前記油室と前記リザーバタンクとを連通する油路と、前記 リザーバタンクと前記ボディ外部とを連通するオイル供給孔とを有してなるテン ショナにおいて、前記ボディ外面に固着された凸状のプレートにより、前記リザ ーバタンクが覆われるという構成により前記課題を解決した。
【0011】
【作用】
第1の考案の作用について説明する。オイルはオイル供給孔からリザーバタン クに供給される。リザーバタンクは平坦なプレートで覆われており、リザーバタ ンク及び油室内には油圧が発生する。プランジャはこの油圧と突出力によりボデ ィから突出し、チェーン等に張力を付与する。プレートはボディ外面に固着され ており、リザーバタンクの容積はボディが刳貫かれた容積に等しい。従って、リ ザーバタンクは、従来に比べて多くの油量を貯留することができる。
【0012】 また、ボディにはリザーバタンクが開口する側と同じ側に凹所を形成し、オイ ル供給孔及びリザーバタンクを凹所と連通させ、プレートで凹所を覆うようにす ると、オイルは凹所を通じてリザーバタンク内に供給されることになる。その結 果、リザーバタンクに貯留される油量が従来より多くなるとともに、オイル供給 孔の加工が容易になる。
【0013】 プレートに、リザーバタンク内とテンショナ外部とを連通する小孔を設けると 、リザーバタンクから空気が容易に排出される。
【0014】 また、プレートが溝を有し、プレートがボディに取付けられたとき、溝によっ てリザーバタンクとボディ外部とが連通するようにすると、同様に、リザーバタ ンクから空気が容易に排出される。 そして、プレート及びボディの表面粗さによって生じる隙間から空気を逃がす こともできる。この場合、プレートに小孔や溝を設ける必要がない。
【0015】 次に、第2の考案の作用について説明する。オイルはオイル供給孔からリザー バタンクに供給される。リザーバタンクは凸状のプレートで覆われており、リザ ーバタンク、プレートの突出部分及び油室内には油圧が発生する。プランジャは この油圧と突出力によりボディから突出し、チェーン等に張力を付与する。プレ ートはボディ外面に固着されており、リザーバタンクの容積はボディが刳貫かれ た容積とプレートの突出部分の容積の和となる。従って、従来に比べてより多く のオイルをリザーバタンク及びプレートの突出部分内に貯留することができる。
【0016】 また、前記ボディには前記リザーバタンクが開口する側と同じ側に凹所を形成 し、前記オイル供給孔及び前記リザーバタンクを前記凹所と連通させ、前記プレ ートで前記凹所を覆うようにすると、オイルは凹所を通じてリザーバタンク内に 供給されることになる。その結果、オイル供給孔の加工が容易になる。
【0017】 プレートに、オイル供給孔の開口とプレートの突出部分とを連通する油路を形 成すると、オイル供給孔の加工が容易になる。
【0018】 プレートの突出部分上端に、プレートの内部と外部とを連通する小孔を設ける と、リザーバタンク及びプレート内に貯留するオイルから空気が容易に排出され る。
【0019】 プレートがボルトによってボディに固着されており、ボディからのプレートの 突出部分の突出量をボディからのボルトの頭部の突出量より小さくすることが好 ましい。通常、ボルトはボディから突出している。突出している周辺の空間はデ ッドスペースとなる。このデッドスペース内にプレートを納めておけば、周辺機 器のレイアウトに制約を生じることがない。
【0020】
【実施例】
図1乃至図3に示される第1実施例のテンショナは、プランジャが上方向に突 出するタイプであり、図4に示される第2実施例のテンショナは、プランジャが 下方向に突出するタイプである。また、図面には示されていないが、プランジャ が水平方向に突出するようにテンショナを構成することも、勿論、可能である。 さらに、図5乃至図8に示される第3乃至第5実施例のテンショナは、プレート を凸状に形成したものであり、こうすることにより、油量をさらに多くすること ができる。
【0021】 図1乃至図3を参照して、本考案によるテンショナの第1実施例を説明する。 テンショナ10は、ボディ12から突出力を付与されたプランジャ14と、ボデ ィ12とプランジャ14との間に形成された油室16と、ボディ12に形成され た外部開口型リザーバタンク18と、油室16とリザーバタンク18とを連通す る油路20と、リザーバタンク18とボディ外部とを連通するオイル供給孔22 とを有している。24は逆止弁である。
【0022】 リザーバタンク18は、図1に示されるように、開口付近ではボディの輪郭に 倣って非円形に形成されている。そして、図2に示されるように、底部に向かっ て油室方向に拡張する形状をしている。ボディ12は通常鋳造により製造される 。プランジャ14が摺動する部分は研磨加工されるが、リザーバタンク18は研 磨不要である。
【0023】 オイル供給孔22は、ボディ12の表裏を貫通して延びる。エンジンブロック 側開口及びリザーバタンクの開口にはそれぞれ凹所26,28が形成されている 。オイル供給孔22とリザーバタンク18とは、凹所28によって連通する。
【0024】 リザーバタンク18の開口側において、ボディ12には平坦なプレート30が 取付けられる。プレート30はリザーバタンク18及び凹所28を覆う。プレー ト30はリザーバタンク18に対応する位置において小孔32を有する。小孔3 2はリザーバタンク18内の空気を排出するためのものである。
【0025】 ボディ12及びプレート30は互いに整列する貫通孔34,36を有する。テ ンショナ10は、この貫通孔34,36を通じる2本のボルト38,38(図3 参照)により、エンジンブロックに固定される。
【0026】 本実施例のテンショナ10におけるリザーバタンク18の油量は、従来のテン ショナに比べて多くなる。リザーバタンク18の形状に制約がないことと、油面 の高さを高くできることによる。リザーバタンク18の形状に制約がないことは 、前述のように、ボディ12が鋳造されたままでよいこと、リザーバタンク18 の内周を研磨加工する必要がないことによる。油面の高さを高くできることは、 プレート30をボディ12の外側に取付けたことによる。
【0027】 図2に示されるように、エンジン作動時においてリザーバタンク18にオイル が供給されているとき、油面の高さはL0となる。エンジンの停止時には、油面 の高さはL1となる。図10の従来のテンショナと比較すれば、油面が高くなる ことは明らかである。
【0028】 図4は本考案による第2実施例のテンショナ40を示している。異なる構成は 、プランジャ44の突出する方向と、それに伴う周辺の構造と、リザーバタンク 48の形状と、リザーバタンク48と油室46とを連通する油路50等である。 なお、小孔の替りににプレートの裏面に溝52が設けられている。溝52によっ て、プレート54とボディ42との間に空気排出路が形成される。その他の構成 は、第1実施例と実質的に同じである。
【0029】 図5及び図6は本考案による第3実施例のテンショナ60を示している。第1 実施例のテンショナと異なる構成は、プレートの形状と、それに伴う周辺の構造 等である。本実施例のプレート61は、ボディ62から外側に突出する凸状であ る。プレート61はボディを刳り貫かれたリザーバタンク68とオイル供給孔6 3の開口を覆っている。リザーバタンク68とプレート61の突出部分にオイル が貯留する。オイル供給孔63の開口には、第1及び第2実施例のような凹所は ない。64は空気排出用の小孔である。
【0030】 プレート61はボルト65によってボディ62に固着される。プレート61が ボディ62から突出する寸法は、ボルト65がボディ62から突出する寸法より 小さい。ボルト65が突出している空間はデッドスペースである。エンジンの周 辺機器のこのスペースに配置することはできない。プレート61の突出部分をデ ーッドスペース内に収納しておけば、周辺機器のレイアウトに制約が生ずること もない。
【0031】 同実施例のテンショナ60では、エンジン作動時において油面の高さはL10 となる。エンジンの停止時には、油面の高さはL11となる。図10の従来のテ ンショナ、さらに、図2の第1実施例のテンショナに比べて油量を大幅に多くす ることができる。
【0032】 図7は本考案による第4実施例のテンショナ70を示している。第1実施例の テンショナと異なる構成は、プレートの形状と、それに伴う周辺の構造等である 。本実施例のプレート71は、第3実施例と同様に、ボディ72から外側に突出 する凸状である。プレート71はボディ72を刳り貫かれたリザーバタンク78 を覆っている。リザーバタンク78とプレート71の突出部分にオイルが貯留す る。オイル供給孔73の開口には、第1及び第2実施例のように凹所75が設け られており、プレート71がボディ72に取付けられたとき、この凹所75はオ イル供給孔73からリザーバタンク78及びプレート71の突出部分にオイルを 供給することができるようになる。74は空気排出用の小孔である。周辺機器の レイアウト上の制約がなければ、本実施例のように、ボルト76よりプレート7 1の突出部分を高くしても差し支えない。当然、油量は多くなる。
【0033】 図8は本考案による第5実施例のテンショナ80を示している。第1実施例の テンショナと異なる構成は、プレートの形状と、それに伴う周辺の構造等である 。本実施例のプレート81は、第3及び第4実施例と同様に、ボディ82から外 側に突出する凸状である。プレート81はボディ82を刳り貫かれたリザーバタ ンク88を覆っている。リザーバタンク88とプレート81の突出部分がオイル を貯留する。オイル供給孔83の開口とリザーバタンク88と間には油路87が 形成されている。油路87はプレート成形時に形成される。オイル供給孔83の 開口には、第1及び第2実施例のような凹所はない。84は空気排出用の小孔で ある。
【0034】
【考案の効果】
請求項1の考案では、プレートにリザーバタンクの内部に凹む部分がなく、リ ザーバタンクの形状が円形に制約されることもない。そして、平坦なプレートで リザーバタンクの開口を覆ったため、ボディを刳貫かれた部分がそのままリザー バタンクの容積となり、従来のテンショナに比べてリザーバタンクの油量を多く することができる。その結果、テンショナの機能が向上する。 そして、椀型プラグを圧入することが不要であることから、リザーバタンクの 内壁を研磨加工することが不要である。すなわち、ボディは鋳抜きのままでよい 。また、椀型プラグをかしめることも不要である。そのため、加工性・組立性が 向上する。
【0035】 請求項2の考案では、リザーバタンクのみならず、プレート内にもオイルを貯 留することができるので、請求項1のテンショナについての効果に加えて、油量 を大幅に多くすることができる。
【0036】 請求項3の考案では、デッドスペース内にプレートを納めることにより、周辺 機器のレイアウトに制約を生じさせることなく油量を多くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案によるテンショナの第1実施例を示す
平面図である。
【図2】 図1のテンショナの2−2線断面図である。
【図3】 図1のテンショナの正面図である。
【図4】 本考案によるテンショナの第2実施例を示す
断面図である。
【図5】 本考案によるテンショナの第3実施例を示す
平面図である。
【図6】 図5のテンショナの断面図である。
【図7】 本考案によるテンショナの第4実施例を示す
一部拡大断面図である。
【図8】 本考案によるテンショナの第5実施例を示す
一部拡大断面図である。
【図9】 カム軸駆動装置の要部正面図である。
【図10】 従来のテンショナの断面図である。
【符号の説明】
10,40,60,70,80 テンショナ 12,42,62,72,82 ボディ 14,44 プランジャ 16,46 油室 18,48,68,78,86 リザーバタンク 20,50 油路 22,63,73,83 オイル供給孔 24 逆止弁 28,75 凹所 30,54,61,71,81 プレート 32,64,74,84 小孔 38,65 ボルト 52 溝 87 油路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 三木 貞雄 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディから突出力を付与されたプランジ
    ャと、前記ボディと前記プランジャとの間に形成された
    油室と、前記ボディに形成された外部開口型リザーバタ
    ンクと、前記油室と前記リザーバタンクとを連通する油
    路と、前記リザーバタンクと前記ボディ外部とを連通す
    るオイル供給孔とを有するテンショナにおいて、 前記ボディ外面に固着された平坦なプレートにより、前
    記リザーバタンクが覆われていることを特徴とする、テ
    ンショナ。
  2. 【請求項2】 ボディから突出力を付与されたプランジ
    ャと、前記ボディと前記プランジャとの間に形成された
    油室と、前記ボディに形成された外部開口型リザーバタ
    ンクと、前記油室と前記リザーバタンクとを連通する油
    路と、前記リザーバタンクと前記ボディ外部とを連通す
    るオイル供給孔とを有するテンショナにおいて、 前記ボディ外面に固着された凸状のプレートにより、前
    記リザーバタンクが覆われていることを特徴とする、テ
    ンショナ。
  3. 【請求項3】 前記プレートがボルトによってボディに
    固着されており、前記ボディからの前記プレートの突出
    部分の突出量が前記ボディからの前記ボルトの頭部の突
    出量より小さい、請求項2のテンショナ。
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