JP2715713B2 - Ｖ型内燃機関のウォータポンプ駆動装置 - Google Patents
Ｖ型内燃機関のウォータポンプ駆動装置Info
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- JP2715713B2 JP2715713B2 JP3187175A JP18717591A JP2715713B2 JP 2715713 B2 JP2715713 B2 JP 2715713B2 JP 3187175 A JP3187175 A JP 3187175A JP 18717591 A JP18717591 A JP 18717591A JP 2715713 B2 JP2715713 B2 JP 2715713B2
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- Japan
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- water pump
- internal combustion
- sprocket
- combustion engine
- timing chain
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B2275/00—Other engines, components or details, not provided for in other groups of this subclass
- F02B2275/18—DOHC [Double overhead camshaft]
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、Ｖ型内燃機関におい
て、ウォータポンプを機関出力により駆動するウォータ
ポンプ駆動装置に関する。
て、ウォータポンプを機関出力により駆動するウォータ
ポンプ駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】内燃機関のウォータポンプは、一般に、
機関のシリンダブロック前面に冷却水入口部を凹設する
とともに、該入口部を覆うようにポンプハウジングを取
り付けて構成されている。そして、このウォータポンプ
は、いわゆる補機ベルトを用いたベルト伝動機構を介し
てクランクシャフトにより駆動されるようになってい
る。つまり、ポンプハウジングに支持された駆動軸の端
部にウォータポンププーリが取り付けられており、該ウ
ォータポンププーリとクランクプーリとの間に補機ベル
トが巻き掛けられている。
機関のシリンダブロック前面に冷却水入口部を凹設する
とともに、該入口部を覆うようにポンプハウジングを取
り付けて構成されている。そして、このウォータポンプ
は、いわゆる補機ベルトを用いたベルト伝動機構を介し
てクランクシャフトにより駆動されるようになってい
る。つまり、ポンプハウジングに支持された駆動軸の端
部にウォータポンププーリが取り付けられており、該ウ
ォータポンププーリとクランクプーリとの間に補機ベル
トが巻き掛けられている。
【０００３】一方、ＯＨＣ型内燃機関では、シリンダヘ
ッド側のカムシャフトをタイミングベルトもしくはタイ
ミングチェーンを介して駆動する構成となっており、こ
のタイミングベルトやタイミングチェーンもやはり機関
前面にフロントカバー内に収容された形で設けられてい
る。
ッド側のカムシャフトをタイミングベルトもしくはタイ
ミングチェーンを介して駆動する構成となっており、こ
のタイミングベルトやタイミングチェーンもやはり機関
前面にフロントカバー内に収容された形で設けられてい
る。
【０００４】従って、ウォータポンプハウジングは、シ
リンダブロック前面から比較的大きく突出した形状をな
しており、タイミングベルトもしくはタイミングチェー
ンを収容したフロントカバーより前方つまり該カバーの
外側に補機ベルト等が配置されている（実開昭６２−９
５１２３号公報等参照）。
リンダブロック前面から比較的大きく突出した形状をな
しており、タイミングベルトもしくはタイミングチェー
ンを収容したフロントカバーより前方つまり該カバーの
外側に補機ベルト等が配置されている（実開昭６２−９
５１２３号公報等参照）。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構成では、
内燃機関の前面にタイミングチェーン等とウォータポン
プ駆動用補機ベルトとが２段に重なって設けられてお
り、これに伴ってクランクプーリやウォータポンププー
リも前方にかなり突出して位置するため、内燃機関全体
の前後寸法が大型化するという不具合がある。またウォ
ータポンプの駆動軸はウォータポンプハウジングにボー
ルベアリング等の軸受を介して支持されているが、軸受
からウォータポンププーリまでの距離も比較的大きくな
り易いため、軸受の耐久性の上で好ましくない。特に、
補機ベルトでは、ウォータポンププーリに対する巻付角
を大きく与えなければならず、一方から強く引っ張られ
る形となるため、軸受の耐久性が一層低下し易い。
内燃機関の前面にタイミングチェーン等とウォータポン
プ駆動用補機ベルトとが２段に重なって設けられてお
り、これに伴ってクランクプーリやウォータポンププー
リも前方にかなり突出して位置するため、内燃機関全体
の前後寸法が大型化するという不具合がある。またウォ
ータポンプの駆動軸はウォータポンプハウジングにボー
ルベアリング等の軸受を介して支持されているが、軸受
からウォータポンププーリまでの距離も比較的大きくな
り易いため、軸受の耐久性の上で好ましくない。特に、
補機ベルトでは、ウォータポンププーリに対する巻付角
を大きく与えなければならず、一方から強く引っ張られ
る形となるため、軸受の耐久性が一層低下し易い。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係るＶ型内燃
機関のウォータポンプ駆動装置は、左右バンクのカムシ
ャフトとクランクシャフトとの間にタイミングチェーン
を巻き掛けてなるＶ型内燃機関において、シリンダブロ
ックの前面に配設されるウォータポンプのスプロケット
を、タイミングチェーンの張り側でかつ一方のカムスプ
ロケットとクランクスプロケットとの間に配置し、かつ
上記タイミングチェーンの背面側に噛み合わせて駆動す
るように構成したことを特徴としている。
機関のウォータポンプ駆動装置は、左右バンクのカムシ
ャフトとクランクシャフトとの間にタイミングチェーン
を巻き掛けてなるＶ型内燃機関において、シリンダブロ
ックの前面に配設されるウォータポンプのスプロケット
を、タイミングチェーンの張り側でかつ一方のカムスプ
ロケットとクランクスプロケットとの間に配置し、かつ
上記タイミングチェーンの背面側に噛み合わせて駆動す
るように構成したことを特徴としている。
【０００７】
【作用】上記構成では、カムシャフトを駆動するタイミ
ングチェーンによってウォータポンプが同時に駆動され
る。つまり一連のタイミングチェーンによって左右バン
クのカムシャフトとウォータポンプとが駆動される。ま
たウォータポンプスプロケットは、カムスプロケットと
クランクスプロケットとの間に位置し、アイドルスプロ
ケットを兼ねたものとなる。
ングチェーンによってウォータポンプが同時に駆動され
る。つまり一連のタイミングチェーンによって左右バン
クのカムシャフトとウォータポンプとが駆動される。ま
たウォータポンプスプロケットは、カムスプロケットと
クランクスプロケットとの間に位置し、アイドルスプロ
ケットを兼ねたものとなる。
【０００８】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【０００９】図１および図２は、この発明に係るウォー
タポンプ駆動装置を備えたＶ型内燃機関の前端部の構成
を示している。
タポンプ駆動装置を備えたＶ型内燃機関の前端部の構成
を示している。
【００１０】このＶ型内燃機関は、図３にも示すよう
に、シリンダブロック１の左右バンクの上面にそれぞれ
シリンダヘッド２が固定されているとともに、これらの
シリンダブロック１とシリンダヘッド２との前面を覆う
ように、例えばアルミダイキャストにて板状に形成した
チェーンケースリヤ３が取り付けられている。そして、
このチェーンケースリヤ３の前面に更にカバー状のチェ
ーンケースフロント４が取り付けられ、両者間にチェー
ン室５が形成されるようになっている。図１は、このよ
うなＶ型内燃機関においてチェーンケースフロント４を
取り外した状態つまりチェーン室５内部の構成を示して
いる。尚、チェーン室５の上部は、図１に示すように、
シリンダヘッドカバー６前端部によって覆われている。
に、シリンダブロック１の左右バンクの上面にそれぞれ
シリンダヘッド２が固定されているとともに、これらの
シリンダブロック１とシリンダヘッド２との前面を覆う
ように、例えばアルミダイキャストにて板状に形成した
チェーンケースリヤ３が取り付けられている。そして、
このチェーンケースリヤ３の前面に更にカバー状のチェ
ーンケースフロント４が取り付けられ、両者間にチェー
ン室５が形成されるようになっている。図１は、このよ
うなＶ型内燃機関においてチェーンケースフロント４を
取り外した状態つまりチェーン室５内部の構成を示して
いる。尚、チェーン室５の上部は、図１に示すように、
シリンダヘッドカバー６前端部によって覆われている。
【００１１】図１に基づいてタイミングチェーンのレイ
アウトを説明すると、シリンダブロック１下部のクラン
クシャフト８にクランクスプロケット９が設けられてお
り、左右バンクの吸気側カムシャフト１０に設けた第１
カムスプロケット１１と上記クランクスプロケット９と
の間に、略三角形をなすように１本のタイミングチェー
ン７が巻き掛けられている。また吸気側カムシャフト１
０には、第１カムスプロケット１１に重ねて第２カムス
プロケット１２が設けられており、排気側カムシャフト
１３のカムスプロケット１４と各第２カムスプロケット
１２との間に、それぞれサブタイミングチェーン１５が
巻き掛けられている。つまり、図１で矢印Ａ方向に回転
するクランクシャフト８によって左右バンクの吸気側カ
ムシャフト１０が駆動され、これにサブタイミングチェ
ーン１５を介して排気側カムシャフト１３が連動する構
成となっている。
アウトを説明すると、シリンダブロック１下部のクラン
クシャフト８にクランクスプロケット９が設けられてお
り、左右バンクの吸気側カムシャフト１０に設けた第１
カムスプロケット１１と上記クランクスプロケット９と
の間に、略三角形をなすように１本のタイミングチェー
ン７が巻き掛けられている。また吸気側カムシャフト１
０には、第１カムスプロケット１１に重ねて第２カムス
プロケット１２が設けられており、排気側カムシャフト
１３のカムスプロケット１４と各第２カムスプロケット
１２との間に、それぞれサブタイミングチェーン１５が
巻き掛けられている。つまり、図１で矢印Ａ方向に回転
するクランクシャフト８によって左右バンクの吸気側カ
ムシャフト１０が駆動され、これにサブタイミングチェ
ーン１５を介して排気側カムシャフト１３が連動する構
成となっている。
【００１２】上記タイミングチェーン７の緩み側となる
図左方の第１カムスプロケット１１とクランクスプロケ
ット９との間には、下端が回動可能に支持され、かつ上
端部に油圧式チェーンテンショナ１７を備えたチェーン
ガイド１６が配設されており、これによってタイミング
チェーン７に適宜な張力が付与されている。また左右一
対の第１カムスプロケット１１の間には、チェーンガイ
ド１８が取り付けられており、タイミングチェーン７を
僅かに内周側に押圧している。
図左方の第１カムスプロケット１１とクランクスプロケ
ット９との間には、下端が回動可能に支持され、かつ上
端部に油圧式チェーンテンショナ１７を備えたチェーン
ガイド１６が配設されており、これによってタイミング
チェーン７に適宜な張力が付与されている。また左右一
対の第１カムスプロケット１１の間には、チェーンガイ
ド１８が取り付けられており、タイミングチェーン７を
僅かに内周側に押圧している。
【００１３】一方、タイミングチェーン７の張り側とな
る図右方の第１カムスプロケット１１とクランクスプロ
ケット９との間には、ウォータポンプ１９が配設されて
おり、その駆動軸２０に取り付けたウォータポンプスプ
ロケット２１がタイミングチェーン７の背面側つまり外
周側に噛み合っている。上記ウォータポンプスプロケッ
ト２１は、第１カムスプロケット１１とクランクスプロ
ケット９の略中間に位置し、タイミングチェーン７を内
周側に押し込む形となっている。また、ウォータポンプ
スプロケット２１の上下には、それぞれチェーンガイド
２２，２３が配設されている。
る図右方の第１カムスプロケット１１とクランクスプロ
ケット９との間には、ウォータポンプ１９が配設されて
おり、その駆動軸２０に取り付けたウォータポンプスプ
ロケット２１がタイミングチェーン７の背面側つまり外
周側に噛み合っている。上記ウォータポンプスプロケッ
ト２１は、第１カムスプロケット１１とクランクスプロ
ケット９の略中間に位置し、タイミングチェーン７を内
周側に押し込む形となっている。また、ウォータポンプ
スプロケット２１の上下には、それぞれチェーンガイド
２２，２３が配設されている。
【００１４】上記ウォータポンプ１９は、図２，図３に
示すように、チェーンケースリヤ３の開口部にボルト２
４にて取り付けられたポンプハウジング２５と、駆動軸
２０の先端に固定されたインペラ２６とを主体とするも
ので、シリンダブロック１前面に凹設されたインボリュ
ート室２７内に上記インペラ２６が位置し、インボリュ
ート室２７の裏側に形成された冷却水入口通路２８とイ
ンボリュート室２７とがインペラ２６中央部に対向する
開口部２９を介して連通している。上記冷却水入口通路
２８は、シリンダヘッド２側に配置されたサーモスタッ
ト弁３０を介してインレットチューブ３１に接続されて
いる。また、駆動軸２０は軸受３２によって回転自在に
支持されており、この軸受３２側への冷却水の侵入を防
止するために、インペラ２６とポンプハウジング２５と
の間にメカニカルシール３３が介装されている。尚、上
記メカニカルシール３３を通過した僅かな冷却水を外部
へ排出するように、チェーンケースリヤ３にはドレン通
路３４が形成されており、シリンダブロック１との間の
大気開放された空間３５に連通している。またウォータ
ポンプスプロケット２１とポンプハウジング２５との間
には、玉軸受３９が介装されている。
示すように、チェーンケースリヤ３の開口部にボルト２
４にて取り付けられたポンプハウジング２５と、駆動軸
２０の先端に固定されたインペラ２６とを主体とするも
ので、シリンダブロック１前面に凹設されたインボリュ
ート室２７内に上記インペラ２６が位置し、インボリュ
ート室２７の裏側に形成された冷却水入口通路２８とイ
ンボリュート室２７とがインペラ２６中央部に対向する
開口部２９を介して連通している。上記冷却水入口通路
２８は、シリンダヘッド２側に配置されたサーモスタッ
ト弁３０を介してインレットチューブ３１に接続されて
いる。また、駆動軸２０は軸受３２によって回転自在に
支持されており、この軸受３２側への冷却水の侵入を防
止するために、インペラ２６とポンプハウジング２５と
の間にメカニカルシール３３が介装されている。尚、上
記メカニカルシール３３を通過した僅かな冷却水を外部
へ排出するように、チェーンケースリヤ３にはドレン通
路３４が形成されており、シリンダブロック１との間の
大気開放された空間３５に連通している。またウォータ
ポンプスプロケット２１とポンプハウジング２５との間
には、玉軸受３９が介装されている。
【００１５】図３は、上述した各部を分解状態で示す断
面図であって、この図に示すように、チェーンケースフ
ロント４のウォータポンプ１９と対応する位置に作業孔
３６が開口しており、最終的にウォータポンプカバー３
７によって覆われるようになっている。尚、３８は補機
類を駆動するためのクランクプーリである。
面図であって、この図に示すように、チェーンケースフ
ロント４のウォータポンプ１９と対応する位置に作業孔
３６が開口しており、最終的にウォータポンプカバー３
７によって覆われるようになっている。尚、３８は補機
類を駆動するためのクランクプーリである。
【００１６】上記実施例の構成によれば、動弁系を駆動
するためのタイミングチェーン７によってウォータポン
プ１９が同時に駆動されることになり、図２に明らかな
ように、ウォータポンプ１９をチェーン室５より前方に
突出させる必要がない。そのため、内燃機関の前後寸法
の小型化が図れる。また、ウォータポンプ１９のポンプ
ハウジング２５も小型化でき、図２のように、ウォータ
ポンプスプロケット２１が軸受３２に重なった位置でタ
イミングチェーン７から力を受けるため、軸受３２に掛
かる負担が軽減される。しかもベルト駆動の場合と異な
り、タイミングチェーン７に対する巻付角が小さくなる
ため、軸受３２の耐久性の上で有利となる。
するためのタイミングチェーン７によってウォータポン
プ１９が同時に駆動されることになり、図２に明らかな
ように、ウォータポンプ１９をチェーン室５より前方に
突出させる必要がない。そのため、内燃機関の前後寸法
の小型化が図れる。また、ウォータポンプ１９のポンプ
ハウジング２５も小型化でき、図２のように、ウォータ
ポンプスプロケット２１が軸受３２に重なった位置でタ
イミングチェーン７から力を受けるため、軸受３２に掛
かる負担が軽減される。しかもベルト駆動の場合と異な
り、タイミングチェーン７に対する巻付角が小さくなる
ため、軸受３２の耐久性の上で有利となる。
【００１７】また、ウォータポンプスプロケット２１は
アイドルスプロケットの代替としても機能するため、別
途にアイドルスプロケットを設ける必要がなくなり、部
品点数を比較的少なくすることができる。しかも、アイ
ドルスプロケット配設位置とのレイアウト上の制約を受
けることがないため、ウォータポンプ１９を内燃機関の
中心寄りに配置することが可能となり、内燃機関の小型
化が図れる。
アイドルスプロケットの代替としても機能するため、別
途にアイドルスプロケットを設ける必要がなくなり、部
品点数を比較的少なくすることができる。しかも、アイ
ドルスプロケット配設位置とのレイアウト上の制約を受
けることがないため、ウォータポンプ１９を内燃機関の
中心寄りに配置することが可能となり、内燃機関の小型
化が図れる。
【００１８】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
に係るＶ型内燃機関のウォータポンプ駆動装置によれ
ば、動弁系駆動用のタイミングチェーンによってウォー
タポンプが同時に駆動されるため、前方への突出量を小
さくでき、機関の前後寸法の小型化が図れる。また、ウ
ォータポンプの軸受に掛かる負担を軽減でき、その耐久
性が向上する。
に係るＶ型内燃機関のウォータポンプ駆動装置によれ
ば、動弁系駆動用のタイミングチェーンによってウォー
タポンプが同時に駆動されるため、前方への突出量を小
さくでき、機関の前後寸法の小型化が図れる。また、ウ
ォータポンプの軸受に掛かる負担を軽減でき、その耐久
性が向上する。
【図１】この発明に係るウォータポンプ駆動装置を備え
たＶ型内燃機関のチェーン室の構成を示す正面図。
たＶ型内燃機関のチェーン室の構成を示す正面図。
【図２】同じくこの発明に係るＶ型内燃機関前端部の断
面図。
面図。
【図３】各部を分解した状態で示す分解図。
３…チェーンケースリヤ ７…タイミングチェーン ９…クランクスプロケット １１…第１カムスプロケット １９…ウォータポンプ ２１…ウォータポンプスプロケット
Claims (1)
- 【請求項１】 左右バンクのカムシャフトとクランクシ
ャフトとの間にタイミングチェーンを巻き掛けてなるＶ
型内燃機関において、シリンダブロックの前面に配設さ
れるウォータポンプのスプロケットを、タイミングチェ
ーンの張り側でかつ一方のカムスプロケットとクランク
スプロケットとの間に配置し、かつ上記タイミングチェ
ーンの背面側に噛み合わせて駆動するように構成したこ
とを特徴とするＶ型内燃機関のウォータポンプ駆動装
置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3187175A JP2715713B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | Ｖ型内燃機関のウォータポンプ駆動装置 |
| US07/918,012 US5216984A (en) | 1991-07-26 | 1992-07-24 | V-type internal combustion engine with improved water pump driving arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3187175A JP2715713B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | Ｖ型内燃機関のウォータポンプ駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533644A JPH0533644A (ja) | 1993-02-09 |
| JP2715713B2 true JP2715713B2 (ja) | 1998-02-18 |
Family
ID=16201420
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3187175A Expired - Lifetime JP2715713B2 (ja) | 1991-07-26 | 1991-07-26 | Ｖ型内燃機関のウォータポンプ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2715713B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4731502B2 (ja) * | 2007-02-01 | 2011-07-27 | 本田技研工業株式会社 | 補機を備える内燃機関 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62114142U (ja) * | 1986-01-08 | 1987-07-20 | ||
| JP3041121U (ja) * | 1997-03-04 | 1997-09-09 | 雅敏 市川 | こするあるいはツボ押しもできる用具 |
-
1991
- 1991-07-26 JP JP3187175A patent/JP2715713B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0533644A (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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