JP3041121U

JP3041121U - こするあるいはツボ押しもできる用具

Info

Publication number: JP3041121U
Application number: JP1997002617U
Authority: JP
Inventors: 雅敏市川
Original assignee: 雅敏市川
Priority date: 1997-03-04
Filing date: 1997-03-04
Publication date: 1997-09-09
Anticipated expiration: 2003-03-04

Abstract

(57)【要約】【目的】身体の適宜のツボを、本案の用具の、いかな
る部位に於いても、痛感を与へることなく、こする行為
を行い得ると共に、又用具の端部に於いてツボ押しもで
きる構造にした器具。【構成】一方の厚丸部１より順々に薄くなるテーパー
部６を付けて、他方を薄丸部５にして、側面も順々に薄
くなるテーパー丸側部３Ａ、３Ｂにし、且つ各々の端部
も丸みを付けた、厚丸端部２Ａ、２Ｂ及び薄丸端部４
Ａ、４Ｂとして、全ての側面、全ての端部に丸みを付け
た構造である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、こする、さする、押す等の刺激行為を、身体のツボ部位に簡便にできる用具に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種の用具は、金槌状の構造、イボ突起の付いたもの、金属や弾性体を円形状にした様なものであった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の用具は、金槌状の構造は叩く、イボ突起の付いたものは、足踏み用、手掌握り用等と、用途別に形状が異なっていたので、利用範囲は限定されていた。

【０００４】本案の用具は、いかなる部位に於いても、こする、さする等が自在に滑らかにでき、又用具の端部を利用して、ツボ押しもできる構造の用具を提案しようとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために本案の用具は、一方側を肉厚にして、順々にテーパー状に薄くし、更に全ての側面部に丸みを付け、全ての端部（角部）にも丸みを付けた構造にしたものである。

【０００６】

【作用】

本案は、一方側を肉厚にして、順々に薄くなるテーパー状に形成し、且つ全ての側面及び端部に、丸みを付けてあるので、この用具のいかなる部位、例えば厚丸部あるいは薄丸部あるいはテーパー丸側部あるいは、各々の丸端部等を利用して身体のツボ部位への、こする、押す等の刺激を、かなり強く行っても、痛感を与へることなく、むしろここち良い快感を得る事ができるものである。

【０００７】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。図１、図２において、本案の用具は、例えば木材、合成樹脂等を用いて形成したもので、一方の厚丸部１は、１．５〜２ｃｍ位程度の肉厚にして、丸みを付け、それから順々に薄くなるテーパー部６にし、もう一方側は約３〜６ｍｍ程度位の薄丸部５を形成し、その側面部も順々に薄くなるテーパー丸側部３Λ、３Ｂを形成し、且つ全ての端部にも丸みを付けた、厚丸端部２Ａ、２Ｂと、薄丸端部４Ａ、４Ｂにした構造のものである。

【０００８】

【考案の効果】

本案は、全ての側面、全ての端部に丸みを付けた構造であるので、身体のあらゆる部位、例えば図３（Ａ）に例示した様に、薄丸部５側で首筋等に、こする行為矢印（Ｄ）を連続的に行う、あるいは図３（Ｂ）に例示した様に、薄丸端部４Ａ、又は４Ｂで、足裏等にツボ押し行為矢印（Ｅ）を行う、あるいは図３（Ｃ）に例示した様に、厚丸部１側で手甲等を、こする行為矢印（Ｄ）を連続的に行う等すれば、血行を促す等の効果的刺激を得ることができるものである。

【０００９】本案の用具は、いかなる部位に於いても、例えば厚丸部１あるいは薄丸部５、あるいはテーパー丸側部３Ａ、３Ｂあるいは厚丸端部２Ａ、２Ｂ、あるいは薄丸端部４Ａ、４Ｂあるいはテーパー部６で、痛感を与へることなく、ここち良い快感を得ながら、こする行為矢印（Ｄ）ができる。

【００１０】又厚丸端部２Ａ、２Ｂ及び薄丸端部４Ａ、４Ｂに於いては、ツボ押し行為矢印（Ｅ）を容易に、快感を得ながらできる。つまり本案の用具は、いかなる部位も適宜に利用できるものである。

【００１１】多くの場合血行不良が肩凝り等の原因であるので、その症状により、剌激を強くしたいときは、薄丸部５あるいは薄丸端部４Ａ、４Ｂを使って、こする又は押す刺激をし、柔らかい刺激を希望する場合は、厚丸部１又は薄丸端部４Ａ、４Ｂを使い、こする又はツボ押し等と、自在に選択して利用できる利便性がある。

【００１２】本案は、形状意匠が、厚いところで約２ｃｍ位と体積もかさ張らず、ポケットへ容易には入る位の大きさなので、携帯に優れ、かつ機能的にも優れた物である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案の斜視図である。

【図２】図１の斜線Ａの断面図である。

【図３】使用例を例示した斜視図である。

【符号の説明】

１、厚丸部２Ａ、２Ｂ、厚丸端部３Ａ、３Ｂ、テーパー丸側部４Ａ、４Ｂ、薄丸端部５、薄丸部６、テーパー部Ａ、断面斜線Ｄ、こする行為矢印Ｅ、ツボ押し行為矢印

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】厚丸部１より順々に薄くなる、テーパ
ー部６を形成させ、適宜の大きさにして薄丸部５を形成
し、その側面部も順々に薄くなるテーパー丸側部３Ａ、
３Ｂにし、各々の端部も丸くした、厚丸端部２Ａ、２Ｂ
と、薄丸端部４Ａ、４Ｂを形成したもので、この用具の
いかなる部位に於いても、こする行為を行うに適した形
状を成し、各々の端部に於いてツボ押しもできる構造の
用具。