JPH07253449A - Icテスターの接続配線機構 - Google Patents
Icテスターの接続配線機構Info
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- JPH07253449A JPH07253449A JP6069098A JP6909894A JPH07253449A JP H07253449 A JPH07253449 A JP H07253449A JP 6069098 A JP6069098 A JP 6069098A JP 6909894 A JP6909894 A JP 6909894A JP H07253449 A JPH07253449 A JP H07253449A
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- Japan
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- board
- multilayer
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- boards
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ICデバイスに対するICテスターの接続配
線機構を提供する。 【構成】 下側と上側多層基板6D,6U に、互いに接続
されるマザーボード11とソケットボード32の各接続点p
1,p2 ……と、p1', p2'……に対する、最短経路の信
号用プリント配線62(S) をそれぞれ形成して、両ボード
の接続点をスクランブル接続し、各信号用プリント配線
62(S) の両側に接地用プリント配線62(G)を形成して接
地する。
線機構を提供する。 【構成】 下側と上側多層基板6D,6U に、互いに接続
されるマザーボード11とソケットボード32の各接続点p
1,p2 ……と、p1', p2'……に対する、最短経路の信
号用プリント配線62(S) をそれぞれ形成して、両ボード
の接続点をスクランブル接続し、各信号用プリント配線
62(S) の両側に接地用プリント配線62(G)を形成して接
地する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ICデバイスに対す
るICテスターの接続配線機構に関する。
るICテスターの接続配線機構に関する。
【0002】
【従来の技術】ICデバイスは製造後、ICハンドラに
よりICソケットに供給されて装着され、これに接続さ
れたICテスターのテストヘッドにより性能がテストさ
れる。テストにおいては、ICデバイスは高温または低
温などの温度条件を変化して行うため、これがテストヘ
ッドの測定回路に影響しないように、ICソケットとテ
ストヘッドとは適当に離隔して断熱状態とされ、両者は
互いに配線接続される。最近においては、テスト用のク
ロック周波数は、50MHz〜100MHz、あるいは
それ以上に向上しており、これに対して測定電流の遅延
時間を短縮するために接続配線を極力短縮するととも
に、反射現象を防ぐために特性インピーダンスを所定の
値とし、また、誘導干渉やノイズの混入を防止するため
に、接続配線はシールド線を使用して接地する、などが
必要条件とされている。このような必要条件を満たす接
続配線機構が、この発明の発明者により考案され、「特
願平3−319979号、配線基板の端子間接続ピンブ
ロック」が特許出願されている。以下その一実施例の概
略を図4〜図6により説明する。
よりICソケットに供給されて装着され、これに接続さ
れたICテスターのテストヘッドにより性能がテストさ
れる。テストにおいては、ICデバイスは高温または低
温などの温度条件を変化して行うため、これがテストヘ
ッドの測定回路に影響しないように、ICソケットとテ
ストヘッドとは適当に離隔して断熱状態とされ、両者は
互いに配線接続される。最近においては、テスト用のク
ロック周波数は、50MHz〜100MHz、あるいは
それ以上に向上しており、これに対して測定電流の遅延
時間を短縮するために接続配線を極力短縮するととも
に、反射現象を防ぐために特性インピーダンスを所定の
値とし、また、誘導干渉やノイズの混入を防止するため
に、接続配線はシールド線を使用して接地する、などが
必要条件とされている。このような必要条件を満たす接
続配線機構が、この発明の発明者により考案され、「特
願平3−319979号、配線基板の端子間接続ピンブ
ロック」が特許出願されている。以下その一実施例の概
略を図4〜図6により説明する。
【0003】図4は、上記の特許出願にかかる接続ピン
ブロック3を、テストヘッド1とICソケット4の間に
使用した、接続配線機構の横断面を示す。図4におい
て、テストヘッド1の表面には配線基板(マザーボード
とよばれる)11が固定され、これに対応してインタフェ
ースユニット(I/Fユニット)2と上記の接続ピンブ
ロック3とが設けられ、接続ピンブロック3に対してI
Cハンドラ5が係合される。I/Fユニット2は、図5
(a) に示すポゴピン23が、それぞれ格子状に植設され
た、2枚の基板21,22 を適当な間隔で固定して構成され
る。両基板21,22 の対応する各ポゴピン23は、シールド
線24により互いに接続され、基板21の各ポゴピン23は、
それぞれの先端231 がマザーボード11に植設された接続
端子に弾性接触する。接続ピンブロック3は、配線変更
が可能なスクランブルボード31と、複数個のICソケッ
ト4が配設されたソケットボード32とが一定の間隔で固
定され、両ボード31,32 の内部に中間支持板33を設け、
これに、図5(b) に示す接続ピン34を格子状に植設して
構成される。各接続ピン34は、図示下側の先端341 がス
クランブルボード31の各接続端子に、上側の先端342 が
ソケットボード32の各接続端子に、それぞれ弾性接触す
る。また、I/Fユニット2の基板22のポゴピン23は、
スクランブルボード31の各接続端子に弾性接触する。以
上により、マザーボード11とソケットボード32の各接続
端子は、互いに接続される。ただし、ICデバイスは種
類によって入出力端子が種々に相違し、これに対してマ
ザーボード11の接続端子を所定に揃えることが好都合で
あり、このために、両ボード11,32 の各接続端子は、ス
クランブルボード31の配線を適当に変更して、互いにス
クランブル接続される。
ブロック3を、テストヘッド1とICソケット4の間に
使用した、接続配線機構の横断面を示す。図4におい
て、テストヘッド1の表面には配線基板(マザーボード
とよばれる)11が固定され、これに対応してインタフェ
ースユニット(I/Fユニット)2と上記の接続ピンブ
ロック3とが設けられ、接続ピンブロック3に対してI
Cハンドラ5が係合される。I/Fユニット2は、図5
(a) に示すポゴピン23が、それぞれ格子状に植設され
た、2枚の基板21,22 を適当な間隔で固定して構成され
る。両基板21,22 の対応する各ポゴピン23は、シールド
線24により互いに接続され、基板21の各ポゴピン23は、
それぞれの先端231 がマザーボード11に植設された接続
端子に弾性接触する。接続ピンブロック3は、配線変更
が可能なスクランブルボード31と、複数個のICソケッ
ト4が配設されたソケットボード32とが一定の間隔で固
定され、両ボード31,32 の内部に中間支持板33を設け、
これに、図5(b) に示す接続ピン34を格子状に植設して
構成される。各接続ピン34は、図示下側の先端341 がス
クランブルボード31の各接続端子に、上側の先端342 が
ソケットボード32の各接続端子に、それぞれ弾性接触す
る。また、I/Fユニット2の基板22のポゴピン23は、
スクランブルボード31の各接続端子に弾性接触する。以
上により、マザーボード11とソケットボード32の各接続
端子は、互いに接続される。ただし、ICデバイスは種
類によって入出力端子が種々に相違し、これに対してマ
ザーボード11の接続端子を所定に揃えることが好都合で
あり、このために、両ボード11,32 の各接続端子は、ス
クランブルボード31の配線を適当に変更して、互いにス
クランブル接続される。
【0004】次に、接続ピンブロック3における誘導干
渉とノイズの混入の防止対策としては、図6に示すよう
に、格子状に配列された各接続ピンブ31を、Sで示す信
号用とGで示す接地用に区分し、各Sの周囲を4個のG
で囲むようにに配列し、各Gを接地することによりシー
ルド効果をなして、各S間の誘導干渉とノイズの混入が
防止されている。
渉とノイズの混入の防止対策としては、図6に示すよう
に、格子状に配列された各接続ピンブ31を、Sで示す信
号用とGで示す接地用に区分し、各Sの周囲を4個のG
で囲むようにに配列し、各Gを接地することによりシー
ルド効果をなして、各S間の誘導干渉とノイズの混入が
防止されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記の接続ピン
ブロック3の接続ピン31は安価でなく、また、接続配線
機構のシールド線24は、長さがならずしも短くない、な
どの欠点がある。そこで、これらの欠点がない接続配線
機構が要請されている。この発明は上記の要請に対して
なされたもので、従来の機構にとらわれない、新形式の
接続配線機構を提供することを目的とする。
ブロック3の接続ピン31は安価でなく、また、接続配線
機構のシールド線24は、長さがならずしも短くない、な
どの欠点がある。そこで、これらの欠点がない接続配線
機構が要請されている。この発明は上記の要請に対して
なされたもので、従来の機構にとらわれない、新形式の
接続配線機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するICテスターの接続配線機構であって、適当
な長さと高さおよび厚さを有し、プリント配線が可能な
下側多層基板と上側多層基板をそれぞれ複数個使用す
る。各多層基板に、スクランブル接続されるマザーボー
ドのポゴピンとソケットボードの接続端子とに対する最
短経路の信号用プリント配線をそれぞれ形成し、さらに
各多層基板の上面および下面に、信号用プリント配線に
接続されたポゴピンと接続端子をそれぞれ植設する。各
下側多層基板をマザーボードに、各上側多層基板をソケ
ットボードに、互いに直角方向をなしてそれぞれ固定
し、さらに各下側多層基板の上面と各上側多層基板の下
面とをそれぞれ交差して接触させ、それぞれのポゴピン
と接続端子を対応する接続端子とポゴピンにそれぞれ接
触させて、マザーボードとソケットボードを接続するも
のである。上記において、各多層基板に形成された信号
用プリント配線の両側に、接地用プリント配線を形成
し、各多層基板の上面または下面に、接地用プリント配
線に対するポゴピンまたは接続端子を植設する。
を達成するICテスターの接続配線機構であって、適当
な長さと高さおよび厚さを有し、プリント配線が可能な
下側多層基板と上側多層基板をそれぞれ複数個使用す
る。各多層基板に、スクランブル接続されるマザーボー
ドのポゴピンとソケットボードの接続端子とに対する最
短経路の信号用プリント配線をそれぞれ形成し、さらに
各多層基板の上面および下面に、信号用プリント配線に
接続されたポゴピンと接続端子をそれぞれ植設する。各
下側多層基板をマザーボードに、各上側多層基板をソケ
ットボードに、互いに直角方向をなしてそれぞれ固定
し、さらに各下側多層基板の上面と各上側多層基板の下
面とをそれぞれ交差して接触させ、それぞれのポゴピン
と接続端子を対応する接続端子とポゴピンにそれぞれ接
触させて、マザーボードとソケットボードを接続するも
のである。上記において、各多層基板に形成された信号
用プリント配線の両側に、接地用プリント配線を形成
し、各多層基板の上面または下面に、接地用プリント配
線に対するポゴピンまたは接続端子を植設する。
【0007】
【作用】上記の下側多層基板と上側多層基板には、スク
ランブル接続されるマザーボードのポゴピンとソケット
ボードの接続端子とに対する最短経路の信号用プリント
配線がそれぞれ形成され、これらの上端と下端は、両多
層基板の上面および下面に植設されたポゴピンと接続端
子にそれぞれ接続される。各下側多層基板はマザーボー
ドに、各上側多層基板はソケットボードに、互いに直角
方向をなしてそれぞれ固定され、さらに各下側多層基板
の上面と、各上側多層基板の下面とがそれぞれ交差して
接触し、それぞれのポゴピンと接続端子とが対応する接
続端子とポゴピンとにそれぞれ接触する。以上により、
各多層基板に形成された信号用プリント配線により、マ
ザーボードのポゴピンとソケットボードの接続端子とが
最短経路で接続されるとともに、両者がスクランブルに
接続される。上記において、信号用プリント配線の両側
に形成された接地用プリント配線は、多層基板の上面ま
たは下面に植設されたポゴピンまたは接続端子を通じて
接地され、各信号用プリント配線相互間の誘導干渉とノ
イズの混入が防止される。
ランブル接続されるマザーボードのポゴピンとソケット
ボードの接続端子とに対する最短経路の信号用プリント
配線がそれぞれ形成され、これらの上端と下端は、両多
層基板の上面および下面に植設されたポゴピンと接続端
子にそれぞれ接続される。各下側多層基板はマザーボー
ドに、各上側多層基板はソケットボードに、互いに直角
方向をなしてそれぞれ固定され、さらに各下側多層基板
の上面と、各上側多層基板の下面とがそれぞれ交差して
接触し、それぞれのポゴピンと接続端子とが対応する接
続端子とポゴピンとにそれぞれ接触する。以上により、
各多層基板に形成された信号用プリント配線により、マ
ザーボードのポゴピンとソケットボードの接続端子とが
最短経路で接続されるとともに、両者がスクランブルに
接続される。上記において、信号用プリント配線の両側
に形成された接地用プリント配線は、多層基板の上面ま
たは下面に植設されたポゴピンまたは接続端子を通じて
接地され、各信号用プリント配線相互間の誘導干渉とノ
イズの混入が防止される。
【0008】
【実施例】図1〜図3はこの発明の一実施例を示し、図
1(a) は多層基板6の外観図、(b) は、信号用プリント
配線62(S) と接地用プリント配線62(G) の構成図、図2
は、この発明の接続配線機構10の組立て図、図3はプ
リント配線の経路の説明図である。図1(a) に示す多層
基板6は、適当な枚数の基板61が積層され、これらの間
にプリント配線62が図示のように形成され、その下端は
接続端子63に上端はポゴピン64にそれぞれ接続される。
多層基板6は高さHを適当な一定値とし、長さLを使用
位置に対応する値とする。なお、多層基板6には下側用
の6D と上側用の6U の2種類とするが、両者は同一の
もので使い分けする。図1(b) において、プリント配線
62は信号用の62(S) と接地用の62(G) の2種類とし、各
信号用プリント配線62(S) の両側に接地用プリント配線
62(G) を形成し、それぞれの下端を接続端子63に、また
は上端をポゴピン64にそれぞれ接続する。
1(a) は多層基板6の外観図、(b) は、信号用プリント
配線62(S) と接地用プリント配線62(G) の構成図、図2
は、この発明の接続配線機構10の組立て図、図3はプ
リント配線の経路の説明図である。図1(a) に示す多層
基板6は、適当な枚数の基板61が積層され、これらの間
にプリント配線62が図示のように形成され、その下端は
接続端子63に上端はポゴピン64にそれぞれ接続される。
多層基板6は高さHを適当な一定値とし、長さLを使用
位置に対応する値とする。なお、多層基板6には下側用
の6D と上側用の6U の2種類とするが、両者は同一の
もので使い分けする。図1(b) において、プリント配線
62は信号用の62(S) と接地用の62(G) の2種類とし、各
信号用プリント配線62(S) の両側に接地用プリント配線
62(G) を形成し、それぞれの下端を接続端子63に、また
は上端をポゴピン64にそれぞれ接続する。
【0009】図2において、下側多層基板6D はマザー
ボード11に、上側多層基板6U はソケットボード32に、
互いに直角方向に固定し、両者を図示のように交差して
接触させる。いま、例えばマザーボード11の格子点p1
〜p4 にあるポゴピン23を、ソケットボード32の格子点
p1'〜p4'にある接続端子に接続する場合は、それぞれ
2個の下側多層基板6D1,6D2と、上側多層基板6U1,
6U2を図示のように配置して4個の交差点C1 〜C4 で
接触させる。格子点p1 とp1'に対しては、下側多層基
板6D1と上側多層基板6U1に、格子点p1 と交差点C
1 、および交差点C1 と格子点p1'を、最短経路すなわ
ち斜め直線で接続するプリント配線62(S) を形成し、こ
れらに接続された接続端子63とポゴピン64を設け、これ
らを相手の格子点p1 とp1'に接触させると、交差点C
1 を介して格子点p1 とp1'とがスクランブル接続され
る。同様に、格子点p2 とp2'に対して多層基板6D1,
6U2に、格子点p3 とp3'に対して多層基板6D2,6U1
に、格子点p4 とp4'に対して多層基板6D2,6U2に、
それぞれプリント配線62(S) を形成し、それぞれが互い
にスクランブル接続される。なお図示は省略するが、各
プリント配線62(S) の両側には接地用プリント配線62
(G) を形成して接地される。図3は、上記の各格子点p
1,p1'………とこれらを接続するプリント配線62(S) の
平面図を示し、各プリント配線62(S) の実際の長さは、
図示の長さに、多層基板6の高さHの2倍を加えたもの
であるが、いずれも、最遠間の場合より短く形成され
る。上記は接続する格子点p,p’がそれぞれ4点の例
であるが、接続点の組数に等しい多層基板6を使用する
ことにより、各接続点間を最短経路でスクランブル接続
することができる。
ボード11に、上側多層基板6U はソケットボード32に、
互いに直角方向に固定し、両者を図示のように交差して
接触させる。いま、例えばマザーボード11の格子点p1
〜p4 にあるポゴピン23を、ソケットボード32の格子点
p1'〜p4'にある接続端子に接続する場合は、それぞれ
2個の下側多層基板6D1,6D2と、上側多層基板6U1,
6U2を図示のように配置して4個の交差点C1 〜C4 で
接触させる。格子点p1 とp1'に対しては、下側多層基
板6D1と上側多層基板6U1に、格子点p1 と交差点C
1 、および交差点C1 と格子点p1'を、最短経路すなわ
ち斜め直線で接続するプリント配線62(S) を形成し、こ
れらに接続された接続端子63とポゴピン64を設け、これ
らを相手の格子点p1 とp1'に接触させると、交差点C
1 を介して格子点p1 とp1'とがスクランブル接続され
る。同様に、格子点p2 とp2'に対して多層基板6D1,
6U2に、格子点p3 とp3'に対して多層基板6D2,6U1
に、格子点p4 とp4'に対して多層基板6D2,6U2に、
それぞれプリント配線62(S) を形成し、それぞれが互い
にスクランブル接続される。なお図示は省略するが、各
プリント配線62(S) の両側には接地用プリント配線62
(G) を形成して接地される。図3は、上記の各格子点p
1,p1'………とこれらを接続するプリント配線62(S) の
平面図を示し、各プリント配線62(S) の実際の長さは、
図示の長さに、多層基板6の高さHの2倍を加えたもの
であるが、いずれも、最遠間の場合より短く形成され
る。上記は接続する格子点p,p’がそれぞれ4点の例
であるが、接続点の組数に等しい多層基板6を使用する
ことにより、各接続点間を最短経路でスクランブル接続
することができる。
【0010】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による接
続配線機構においては、上側と下側の多層基板を複数個
設け、これらに、マザーボードとソケットボードの対応
する各接続点に対する最短経路のプリント配線を形成し
て、両接続点をスクランブル接続するもので、プリント
配線間の誘導干渉とノイズ防止に対する接地用プリント
配線が考慮されており、ICテスターの性能向上に寄与
するものである。
続配線機構においては、上側と下側の多層基板を複数個
設け、これらに、マザーボードとソケットボードの対応
する各接続点に対する最短経路のプリント配線を形成し
て、両接続点をスクランブル接続するもので、プリント
配線間の誘導干渉とノイズ防止に対する接地用プリント
配線が考慮されており、ICテスターの性能向上に寄与
するものである。
【図1】図1はこの発明の一実施例を示し、(a) は多層
基板6の外観図、(b) は信号用プリント配線62(S) と接
地用プリント配線62(G) の構成図である。
基板6の外観図、(b) は信号用プリント配線62(S) と接
地用プリント配線62(G) の構成図である。
【図2】図2は、この発明による接続配線機構10の組
立て図である。
立て図である。
【図3】図3は各プリント配線の経路の説明図である。
【図4】図4は、特許出願にかかる端子間接続ピンブロ
ック3を使用した、接続配線機構の断面図である。
ック3を使用した、接続配線機構の断面図である。
【図5】図4におけるポゴピン23と接続ピン34の断面図
である。
である。
【図6】図4における信号用接続ピン34(S) と接地用接
続ピン34(G) の配列図である。
続ピン34(G) の配列図である。
1…テストヘッド、11…マザーボード、2…I/Fユニ
ット、21,22 …基板、23…ポゴピン、24…シールド線、
3…接続ピンブロック、31…スクランブルボード、32…
ソケットボード、33…中間支持板、4…ICソケット、
5…ICハンドラ、6…多層基板、6D …下側多層基
板、6U …上側多層基板、61…基板、62…プリント配
線、62(S) …信号用プリント配線、62(G) …接地用プリ
ント配線、63…接続端子、64…ポゴピン、10…この発
明の接続配線機構、p1 〜p4 …マザーボードの格子
点、または接続点、p1'〜p4'…ソケットボードの格子
点、または接続点、C1 〜C4 …多層基板の交差点。
ット、21,22 …基板、23…ポゴピン、24…シールド線、
3…接続ピンブロック、31…スクランブルボード、32…
ソケットボード、33…中間支持板、4…ICソケット、
5…ICハンドラ、6…多層基板、6D …下側多層基
板、6U …上側多層基板、61…基板、62…プリント配
線、62(S) …信号用プリント配線、62(G) …接地用プリ
ント配線、63…接続端子、64…ポゴピン、10…この発
明の接続配線機構、p1 〜p4 …マザーボードの格子
点、または接続点、p1'〜p4'…ソケットボードの格子
点、または接続点、C1 〜C4 …多層基板の交差点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/66 B 7630−4M
Claims (2)
- 【請求項1】ICテスターのテストヘッドが有するマザ
ーボードと、ICハンドラに設けたソケットボードと
に、それぞれ格子状に植設された複数のポゴピンと接続
端子との相互間のスクランブル接続において、適当な長
さと高さおよび厚さを有し、プリント配線が可能な下側
多層基板と上側多層基板とをそれぞれ複数個使用し、該
各多層基板に、前記スクランブル接続される前記ポゴピ
ンと接続端子とに対する最短経路の信号用プリント配線
をそれぞれ形成し、かつ、該各多層基板の上面および下
面に、該信号用プリント配線に接続されたポゴピンと接
続端子をそれぞれ植設し、該各下側多層基板を前記マザ
ーボードに、該各上側多層基板を前記ソケットボード
に、互いに直角方向をなしてそれぞれ固定し、かつ、該
各下側多層基板の上面と各上側多層基板の下面とをそれ
ぞれ交差して接触させ、それぞれのポゴピンと接続端子
を対応する接続端子とポゴピンにそれぞれ接触させて、
前記マザーボードとソケットボードを接続することを特
徴とする、ICテスターの接続配線機構。 - 【請求項2】前記各多層基板に形成された信号用プリン
ト配線の両側に、接地用プリント配線を形成し、該各多
層基板の上面または下面に、該接地用プリント配線に対
するポゴピンまたは接続端子を植設したことを特徴とす
る、請求項1記載のICテスターの接続配線機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6069098A JPH07253449A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | Icテスターの接続配線機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6069098A JPH07253449A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | Icテスターの接続配線機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07253449A true JPH07253449A (ja) | 1995-10-03 |
Family
ID=13392815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6069098A Pending JPH07253449A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | Icテスターの接続配線機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07253449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9318406B2 (en) * | 2005-03-22 | 2016-04-19 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Device and method for determining the temperature of a heat sink |
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1994
- 1994-03-14 JP JP6069098A patent/JPH07253449A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9318406B2 (en) * | 2005-03-22 | 2016-04-19 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Device and method for determining the temperature of a heat sink |
US9967966B2 (en) | 2005-03-22 | 2018-05-08 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Device and method for determining the temperature of a heat sink |
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