JPH0725298A - 産業用車両のプロテクタ装置 - Google Patents

産業用車両のプロテクタ装置

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JPH0725298A
JPH0725298A JP17186893A JP17186893A JPH0725298A JP H0725298 A JPH0725298 A JP H0725298A JP 17186893 A JP17186893 A JP 17186893A JP 17186893 A JP17186893 A JP 17186893A JP H0725298 A JPH0725298 A JP H0725298A
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protector
grille
bonnet
industrial vehicle
fulcrum
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JP17186893A
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Kiyoshige Maezawa
清繁 前沢
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボンネットの前面グリルに装着されるプロテ
クタはこれを取外すのではなく起伏自在にすることによ
って、バッテリ等の保守点検を容易かつ迅速にし、装着
状態では外力を分散支持して耐久性の向上を図る。 【構成】 前面グリル6を有し、エンジン8等を覆うボ
ンネット7を備え、前記前面グリル6の前方において該
グリル6をガードして面接するプロテクタ23を備えて
いる産業用車両3のプロテクタ装置である。前記プロテ
クタ23は、前記前面グリル6に面接する姿勢Bと前傾
する姿勢Cとに姿勢変更自在としてその下部に支点24
を有して備えられ、前記ボンネット7の左右両側にて前
後方向に延伸して固定されているローダブレイス15と
前記面接する姿勢Bのプロテクタ23における高さ方向
中央付近とを筋違い状に連結解除する支持スティ29を
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタ等の産業用車
両のプロテクタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前面グリルを有するボンネットでエンジ
ンを覆っているトラクタ等の作業用車両では、前面グリ
ルを保護(ガード)するために、該グリルの前方にて面
接する枠状のプロテクタを備えている。従来のプロテク
タは、フロントバンパー等に複数個のボルト・ナット等
による締結具によって着脱固定される取外し形であっ
た。
【0003】このように、取外し形にしたのは、前面グ
リルの近傍に備えられているヘッドランプ、防虫ネッ
ト、バッテリ等を保守点検するとき、プロテクタが障害
となっていたからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術ではプ
ロテクタの着脱の都度、複数個の締結具を締結弛緩しな
ければならず非常に面倒であった。また、プロテクタは
相当な重量物であることもあって、取外しは重筋労働と
なっていた。
【0005】更に、プロテクタはこれが前面グリルと面
接しているとき、その下部のみを締結具にて取付けてい
たため、該プロテクタの上部に外力が作用すると締結具
に大きな曲げモーメントが作用していた。そこで本発明
は、プロテクタはこれを取外すのではなく起伏自在にす
ることによって、バッテリ等の保守点検を容易かつ迅速
にし、装着状態では外力を分散支持して耐久性の向上を
図ったことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前面グリル6
を有し、エンジン8等を覆うボンネット7を備え、前記
前面グリル6の前方において該グリル6をガードして面
接するプロテクタ23を備えている産業用車両3のプロ
テクタ装置であって、前述の目的を達成するために、次
の技術的手段を講じている。
【0007】すなわち、本発明は、前記プロテクタ23
は、前記前面グリル6に面接する姿勢Bと前傾する姿勢
Cとに姿勢変更自在としてその下部に支点24を有して
備えられ、前記ボンネット7の左右両側にて前後方向に
延伸して固定されているローダブレイス15と前記面接
する姿勢Bのプロテクタ23における高さ方向中央付近
とを筋違い状に連結解除する支持スティ29を備えてい
ることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】前面グリル6と面接する姿勢Bでプロテクタ2
3を装着して作業中に、図1の矢示で示した外力Fがプ
ロテクタ23に作用すると、その下部の支点24と支持
スティ29において分散支持する。一方、バッテリ10
等の保守点検等のときには、左右の支持スティ29とプ
ロテクタ23との連結ピン30を引抜き、プロテクタ2
3は下部の支点24を中心として図1の矢示Aのように
前傾させる。
【0009】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。図6において、フロントローダ1とバックホー2と
を前後に着脱自在に備えている産業用車両3は、2軸4
車輪形のトラクタであって、操縦装置4には日除け装置
5を備えている。
【0010】図1・2に示す第1実施例では、前面グリ
ル6を有するボンネット7は、エンジン8を覆っている
とともに、該エンジン8の前面でエンジンルーム9には
図外のラジエータ装置が備えられているとともに該ラジ
エータ装置の前面にバッテリ10が備えられている。エ
ンジン8近傍の車体における左右には、一対のローダマ
スト11が立設固定され、該ローダマスト11の上部と
前車軸受台12の前側に立設したブラケット13とに亘
って筋違い状としてローダブレイス15が連結され、該
左右一対のローダブレイス15はボンネット7の両側に
おいて前後方向に延伸されている。
【0011】前車軸受台12の前端面で左右方向中央部
分にはタイロッドガード16が締結具17によって取着
されていて、操向アーム18を連結しているタイロッド
を前方から防護している。ボンネット7の前面グリル6
は、前車軸受台12、この両端のブラケット13等に固
定されていて正面視方形状の枠体19を備え、この枠体
19にはヘッドランプ20、多数の通気孔21Aを列設
している板体21が設けられていて、該板体21の背面
(後面)には、下部がピン22Aによる差込みで上部に
板体21に形成した係合凹部21Bに係脱自在となるバ
ネ付止具22Bを有する防虫ネット22が挿脱自在に備
えられている。
【0012】前面グリル6の前方においてこれと面接す
るプロテクタ23が下部の支点24を中心として矢示A
方向に回動自在として備えられている。プロテクタ23
は外力Fが作用したとき、前面グリル6をガードするも
のであり、板材を方形状に枠組みしてなり、該枠23A
内に、板材を上下2段として左右方向の横棧23Bとし
て連結するとともに、縦方向の縦棧23Cとして連結介
在させている。
【0013】タイロッドガード16の左右に前上り傾斜
状として支持ステー25が締結具26にて取着されてお
り、該支持ステー25の上部間に支点24となる支点軸
27が架設されていて、該支点軸27にプロテクタ23
の下部に固着しているU形の筒体28が回動自在に套嵌
されている。ここに、プロテクタ23は、前面グリル6
に面接する姿勢Bとこれより前方に傾斜(吊下状となっ
て180°反転も含む)する前傾姿勢Cとに下部の支点
24によって支持されている。
【0014】面接する姿勢Bのプロテクタ23は、その
高さ方向の中央部付近とローダブレイス15の前端との
間で筋違い状に介在した支持ステー29によって連結解
除自在とされ、プロテクタ23との連結部では、挿脱自
在な頭付きピン30と位置決めピン31にて連結され、
ブレイス15との連結部ではブラケット13に締結具3
2によって共締めされている。
【0015】面接する姿勢Bで保持されているプロテク
タ23に、外力Fが作用したとき、支持スティ29と支
点24で分散支持しており、支持スティ29にあっては
プロテクタ23の当接ブロック29Aとブレイス15へ
の当接ブロック29Bを固着することにより、位置決め
と分散支持を確かにしている。図3・4は本発明の第2
実施例を示しており、プロテクタ23の下部枠を支点軸
27としたものであり、その他の構成は前述した第1実
施例と共通するので共通部分は共通符号で示している。
【0016】図5は本発明の第3実施例を示しており、
プロテクタ23における横棧23Bをパイプ材で構成
し、この中に操作レバー30Aを有する左右一対のロッ
クピン30を摺動自在に挿脱し、該ロックピン30を互
いにロック方向に付勢するバネ31を内蔵したものであ
り、その他は第1実施例と共通するので共通部分は共通
符号で示している。
【0017】この第3実施例では操作レバー30Aをバ
ネ31に抗して矢示D方向に操作すると支持スティ29
との連結が解除される。
【0018】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、前面グリル
に面接姿勢のプロテクタに外力が作用すると、左右一対
の支持ステーと支点とで分散支持するので応力集中がな
く耐久性に富むことができる。また、前面グリル等を点
検等するときは、支持ステーとの連結部分を解除して支
点を中心にプロテクタを前傾できるので、プロテクタを
その都度取外すものに比べて作業が容易で迅速にでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す側面図である。
【図2】第1実施例を示す正面図である。
【図3】第2実施例を示す側面図である。
【図4】第2実施例を示す正面図である。
【図5】第3実施例を示す正面図である。
【図6】全体の構成図である。
【符号の説明】
3 車両 6 前面グリル 7 ボンネット 15 ローダブレイス 23 プロテクタ 24 支点 29 支持スティ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面グリル(6)を有し、エンジン
    (8)等を覆うボンネット(7)を備え、前記前面グリ
    ル(6)の前方において該グリル(6)をガードして面
    接するプロテクタ(23)を備えている産業用車両
    (3)のプロテクタ装置であって、 前記プロテクタ(23)は、前記前面グリル(6)に面
    接する姿勢(B)と前傾する姿勢(C)とに姿勢変更自
    在としてその下部に支点(24)を有して備えられ、前
    記ボンネット(7)の左右両側にて前後方向に延伸して
    固定されているローダブレイス(15)と前記面接する
    姿勢(B)のプロテクタ(23)における高さ方向中央
    付近とを筋違い状に連結解除する支持スティ(29)を
    備えていることを特徴とする産業用車両のプロテクタ装
    置。
JP17186893A 1993-07-12 1993-07-12 産業用車両のプロテクタ装置 Expired - Fee Related JP2966238B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007080670A1 (ja) * 2006-01-16 2007-07-19 Yanmar Co., Ltd. 作業車両のフロントガード
JP2013018324A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Kubota Corp 作業車両のフロントガード
JP2017087904A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 株式会社クボタ 作業車

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JP2013018324A (ja) * 2011-07-08 2013-01-31 Kubota Corp 作業車両のフロントガード
JP2017087904A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 株式会社クボタ 作業車

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JP2966238B2 (ja) 1999-10-25

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