JPH0646759Y2 - 車輌のフロントガード装置 - Google Patents

車輌のフロントガード装置

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JPH0646759Y2
JPH0646759Y2 JP2342889U JP2342889U JPH0646759Y2 JP H0646759 Y2 JPH0646759 Y2 JP H0646759Y2 JP 2342889 U JP2342889 U JP 2342889U JP 2342889 U JP2342889 U JP 2342889U JP H0646759 Y2 JPH0646759 Y2 JP H0646759Y2
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brace
guard
front guard
guide
mounting
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英太郎 田口
繁 柏原
隆司 吉井
光一 川口
直也 津田
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタ等の車輛の両端部に装着されるフロ
ントガード装置に関する。
(従来の技術) 従来、トラクタの車体に着脱自在にフロントローダを装
着する方式として、フロントローダの左右一対のマスト
を、車体の中間部より両側方突出状に設けられた取付ブ
ラケットに取付け、ボンネット両側に沿って前後方向に
設けられた左右ブレイスの前端部を連結する連結材を、
前車軸受台に前方突出状に装着されたブレイスサポート
の取付部に取付けることによって装着するものがあっ
た。また、ブレイスサポートには連結材を取付部の所定
位置に案内するための左右一対のガイド杆が設けられて
いた。さらにトラクタのボンネット前面側の損傷を防止
すべく、前車軸受台前端部側より立設状に装着されるフ
ロントガードがあった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、従来のフロントガードはボンネット前面
側の損傷を防止するガード機能を発揮するのみであっ
た。
そこで、本考案は上記点に鑑み、フロントガードに、ブ
レイスサポートのガイド杆と同様の案内機能を兼用させ
て、ガイド杆の省略化を図り、またフロントガード装着
状態で、フロントローダ等のフロント作業機の着脱作業
を可能とした車輛のフロントガード装置を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段) その技術的手段は、車体1に着脱自在に取付けられるフ
ロント作業機8用のブレイス15が、ボンネット5両側に
沿って前後方向に設けられると共に、ブレイス15前端部
を連結する連結材16がボンネット5の下部前方に位置さ
れるブレイスサポート22の取付部24に取付けられ、ボン
ネット6前面側保護用のフロントガード26が前車軸受台
2前端部側より立設されてなるものにおいて、前記フロ
ントガード26の左右方向巾が左右ブレイス15間距離より
巾狭とされると共に、前記連結材16を取付部24の所定位
置に案内すべく、左右ブレイス15を左右方向に案内する
ガイド部35が、フロントガード26両側外面に設けられて
なる点にある。
(作用) 本考案によれば、フロントガード26の左右方向巾が左右
ブレイス15間距離より巾狭に構成されているため、フロ
ントガード26装着状態で、フロント作業機86の着脱作業
が行なえる。
またフロント作業機8装着時、フロントガード26のガイ
ド部35案内作用により、左右ブレイス15が所定位置に案
内され、連結材16と取付部24との位置合せが容易になさ
れる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図乃至第3図において、1はトラクタの車体で、前車
軸受台2、エンジン3、ミッションケース4等を剛結合
して構成され、エンジン3はボンネット5で被覆されて
いる。
8はフロントローダで、車体1のボンネット5両側に位
置する左右一対のブーム9と、該ブーム9を枢軸10を介
して上下動自在に枢支する左右一対のマスト11と、ブー
ム9を昇降させるための左右一対のブームシリンダ12
と、ブーム9の前端部間に枢着されたバケット13と、バ
ケット13を回動させるための左右一対のバケットシリン
ダ14と、マスト11から前方斜め下方に突出され、ボンネ
ット5両側に沿って前後方向に設けられた左右一対のブ
レイス15とを備えてなる。また左右のブレイス15の前端
部は連結材16で互いに連結されている。
18は取付ブラケットで、トラクタ車体1の前後方向中途
部の左右側部に外側方突出状に設けられており、この取
付ブラケット18にマスト11の下端部が上方側から着脱自
在にテーパ嵌合され、これら両者にまたがって挿抜自在
に挿通された固定具(図示省略)により着脱自在に連結
固定される。
車体1の前部の前車軸受台2は前後方向に伸びる左右一
対の側フレーム20と、両側フレーム20前端を溶接等によ
り一体に連結する連結板21によって枠組みされた構造と
されている。
両側フレーム20の前端部外側面側に、夫々、ブレイスサ
ポート22がボルト23締結されており、各ブレイスサポー
ト22前端部上面側に、上方広がり状の受板よりなる取付
部24が溶着一体化されている。この取付部24にブレイス
15の連結材16が上方側より嵌脱自在とされ、ボルト・ナ
ット等よりなる固定具25で、取付部24と連結材16とが着
脱自在に取付け固定されるよう構成されている。
26はフロントガードで、前車軸受台2の前端部両側に着
脱自在に取付けられており、ボンネット5前面と適宜間
隔を有して立設されている。フロントガード26は、平板
材を適宜折曲形成してなる下枠部27と、棒材を適宜折曲
形成してなる上枠部28とからなり、ボンネット5の左右
方向巾と略同巾に構成されている。即ち、フロントロー
ダ8の左右ブレイス15間距離より巾狭に構成されてい
る。下枠部27の両側下端の取付板29は夫々両ブレイスサ
ポート22外側面に添接状とされ、取付板29、ブレイスサ
ポート22及び側フレーム20を嵌通する上下一対の取付ピ
ン30で取付けられている。また第5図及び第6図に示さ
れる如く、取付ピン30はベータピン31等により抜止めさ
れている。
下枠部27の中途部から下端部に亘る両側外面側には丸棒
材32がその外側面に沿って上下方向に溶接等により固着
されており、左右ブレイス15を左右方向に案内するガイ
ド部33を構成している。即ち、両ガイド部33間距離は従
来におけるブレイスサポートに設けられた左右一対のガ
イド杆間距離と略同一に構成されている。
36は補強ブラケットで、固定部37と支持部38とからなる
略L字状に形成されており、固定部37がブレイスサポー
ト22と共に側フレーム20にボルト39締結され、支持部38
は取付板29の後面側に当接されている。従って、フロン
トガード26の取付ガタが防止できると共に、フロントガ
ード26に対する衝撃を補強ブラケット36でも受けること
となり、フロントガード26の補強が図れると共に取付ピ
ン30の損傷も有効に防止できる。
本考案の実施例は以上のように構成されており、フロン
トローダ8の装着に際しては、フロントガード26を取付
けた状態で装着でき、またフロントガード26両側のガイ
ド部33が左右ブレイス15を左右方向に案内して連結材16
を取付部24の所定位置に案内するため、装着作業が容易
化される。このようにフロントガード26が本来のガード
機能だけでなく、案内機能を発揮するため、ブレイスサ
ポート22側のガイド杆が不要となる。またフロントガー
ド26はガイド部33を構成する丸棒材32の溶接によって剛
性が向上する利点がある。さらにフロントガード26下端
の取付板29をブレイスサポート22外面側に取付ける構成
としているため、下端部をより巾広に構成でき、フロン
トガード26の上部側の巾との差が少なくでき、大きく折
曲する必要がなく、外観が向上できると共に、ガイド部
33の上下方向長さも長く確保できる。
尚、ガイド部33が平板材の外面に丸棒材32を溶接するこ
とによって構成したものを示しているが、フロントガー
ド26自体をガイド部33として構成してもよい。また第1
図仮想線で示される如く、フロントガード26前縁をより
前方に位置させ、連結材16を取付部24の所定位置に案内
するに際し、左右方向だけでなく、前後方向にも案内す
るガイド部33としてもよい。
また、フロントローダ8を装着しない場合にあっては、
第4図乃至第6図に示される如く、ブレイスサポート22
と同厚のスペーサ41を取付板29と重合状として側フレー
ム20に取付ピン30で取付ければよい。このようにすれ
ば、フロントローダ8を装着する場合と、装着しない場
合とにフロントガード26が共用できる。また取付板29と
スペーサ41とは互いにボルト42締結自在とされており、
予め、取付板29のピン挿通孔43とスペーサ41のピン挿通
孔44とを位置合わせした状態でボルト42締結し、その状
態で側フレーム20に取付ければ、取付け作業が容易とな
る。
第7図はフロントガード26を取付ける下側のピン挿通孔
45が長孔とされ、上側の取付ピン30回りにフロントガー
ド26が回動可能に取付けられた構造とされ、フロントガ
ード26が障害物に接触してフロントガード26が所定以上
回動した際、検出スイッチ46が作動して、ホーン(図示
省略)が鳴り、警告する構造とされている。47はフロン
トガード26を初期位置に戻す戻しバネであり、取付ピン
30と側フレーム20側とに亘って張設されている。
(考案の効果) 本考案によれば、フロントガードの左右方向巾が、フロ
ント作業機の左右ブレイス間距離より巾狭とされると共
に、左右ブレイスを左右方向に案内するガイド部が、フ
ロントガード両側外面に設けられてなるものであり、フ
ロントガードがガード機能だけでなく、案内機能も発揮
でき、ブレイスサポート側のガイド杆が省略でき、また
フロントガードを取付けた状態でフロント作業機の着脱
作業が行なえ、作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部側面図、第
2図は同半部正面図、第3図は全体側面図、第4図はフ
ロントローダを使用しない場合の要部側面図、第5図は
第4図V−V線矢視断面図、第6図は第4図VI-VI線矢
視断面図、第7図は別の取付状態の要部断面側面図であ
る。 1……車体、2……前車軸受台、5……ボンネット、8
……フロントローダ、15……ブレイス、16……連結材、
22……ブレイスサポート、24……取付部、26……フロン
トガード、33……ガイド部。
フロントページの続き (72)考案者 川口 光一 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内 (72)考案者 津田 直也 大阪府堺市石津北町64番地 久保田鉄工株 式会社堺製造所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体(1)に着脱自在に取付けられるフロ
    ント作業機(8)用のブレイス(15)が、ボンネット
    (5)両側に沿って前後方向に設けられると共に、ブレ
    イス(15)前端部を連結する連結材(16)がボンネット
    (5)の下部前方に位置されるブレイスサポート(22)
    の取付部(24)に取付けられ、ボンネット(6)前面側
    保護用のフロントガード(26)が前車軸受台(2)前端
    部側より立設されてなるものにおいて、前記フロントガ
    ード(26)の左右方向巾が左右ブレイス(15)間距離よ
    り巾狭とされると共に、前記連結材(16)を取付部(2
    4)の所定位置に案内すべく、左右ブレイス(15)を左
    右方向に案内するガイド部(33)が、フロントガード
    (26)両側外面に設けられてなることを特徴とする車輌
    のフロントガード装置。
JP2342889U 1989-02-28 1989-02-28 車輌のフロントガード装置 Expired - Fee Related JPH0646759Y2 (ja)

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JPH02114558U JPH02114558U (ja) 1990-09-13
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