JP2790588B2 - トラクタの補助ステップ構造 - Google Patents
トラクタの補助ステップ構造Info
- Publication number
- JP2790588B2 JP2790588B2 JP3210393A JP3210393A JP2790588B2 JP 2790588 B2 JP2790588 B2 JP 2790588B2 JP 3210393 A JP3210393 A JP 3210393A JP 3210393 A JP3210393 A JP 3210393A JP 2790588 B2 JP2790588 B2 JP 2790588B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle body
- tractor
- frame
- right sides
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Transplanting Machines (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、トラクタの補助ステッ
プ構造に関するものである。
プ構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】トラクタには運転席前方側の車体上部左
右両側にステップが設けられ、大型のトラクタにあって
はステップの下方側に補助ステップが設けられており、
この補助ステップはステップに取付けられている。ま
た、トラクタには、フロントローダを装着するために、
車体の前部左右両側に装着フレームを設けたものがあ
る。そして、車体の胴割れ等に対して補強するために、
車体の左右両側に前部から後部に亘る補強フレームを設
け、装着フレームと補強フレームとを、ステップの下方
側に位置する連結板で連結するようにしている。
右両側にステップが設けられ、大型のトラクタにあって
はステップの下方側に補助ステップが設けられており、
この補助ステップはステップに取付けられている。ま
た、トラクタには、フロントローダを装着するために、
車体の前部左右両側に装着フレームを設けたものがあ
る。そして、車体の胴割れ等に対して補強するために、
車体の左右両側に前部から後部に亘る補強フレームを設
け、装着フレームと補強フレームとを、ステップの下方
側に位置する連結板で連結するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】トラクタのステップは
通常板金で形成されており、それに補助ステップを取付
けたのでは、強度上の問題がある。また、補強するとコ
ストアップを招く。そこで本発明は、コストアップとな
らずに強度上の問題の解消を図ったトラクタの補助ステ
ップ構造を提供することを目的とする。
通常板金で形成されており、それに補助ステップを取付
けたのでは、強度上の問題がある。また、補強するとコ
ストアップを招く。そこで本発明は、コストアップとな
らずに強度上の問題の解消を図ったトラクタの補助ステ
ップ構造を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明が、前記目的を達
成するために講じた技術的手段は、車体４の前部左右両
側に作業機２を装着するための装着フレーム１２を設け
ると共に、車体４の左右両側に前部から後部に亘る補強
フレーム１８を設け、これら装着フレーム１２と補強フ
レーム１８とを連結する連結板１９を、運転席１０前方
側の車体４上部左右両側に備えたステップ１１の下方側
に備えたトラクタにおいて、前記連結板１９をステップ
１１の左右外端縁より左右外方側に延出した点にある。
成するために講じた技術的手段は、車体４の前部左右両
側に作業機２を装着するための装着フレーム１２を設け
ると共に、車体４の左右両側に前部から後部に亘る補強
フレーム１８を設け、これら装着フレーム１２と補強フ
レーム１８とを連結する連結板１９を、運転席１０前方
側の車体４上部左右両側に備えたステップ１１の下方側
に備えたトラクタにおいて、前記連結板１９をステップ
１１の左右外端縁より左右外方側に延出した点にある。
【０００５】
【作用】車体の前部左右両側に設けた作業機装着用装着
フレームと、車体の左右両側に前部から後部に亘って設
けた補強フレームとを、運転席前方側の車体上部左右両
側に備えたステップの下方側に位置する連結板で連結
し、この連結板をステップの左右外端縁より左右外方側
に延出することで、この連結板の延出部分を補助ステッ
プとして利用でき、コストアップにならず、充分な強度
が得られる。
フレームと、車体の左右両側に前部から後部に亘って設
けた補強フレームとを、運転席前方側の車体上部左右両
側に備えたステップの下方側に位置する連結板で連結
し、この連結板をステップの左右外端縁より左右外方側
に延出することで、この連結板の延出部分を補助ステッ
プとして利用でき、コストアップにならず、充分な強度
が得られる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図４において、１はトラクタで、前部にフロント
ローダ２が、後部にバックホー３夫々装着されている。
図４にも示すように、トラクタ１の車体４はエンジン
５、クラッチハウジング６、ミッションケース７を前後
方向に直結して主構成されている。
する。図４において、１はトラクタで、前部にフロント
ローダ２が、後部にバックホー３夫々装着されている。
図４にも示すように、トラクタ１の車体４はエンジン
５、クラッチハウジング６、ミッションケース７を前後
方向に直結して主構成されている。
【０００７】車体４上には鋼板からなる床板８が張ら
れ、この床板８の後部の後輪フェンダー９間は一段高く
形成されており、この床板８後部に運転席１０が設けら
れている。また、床板８の前部左右両側は車体４から左
右方向外方に突出するステップ１１とされている。この
左右ステップ１１前下方の、車体４左右両側には装着フ
レーム１２が設けられている。
れ、この床板８の後部の後輪フェンダー９間は一段高く
形成されており、この床板８後部に運転席１０が設けら
れている。また、床板８の前部左右両側は車体４から左
右方向外方に突出するステップ１１とされている。この
左右ステップ１１前下方の、車体４左右両側には装着フ
レーム１２が設けられている。
【０００８】装着フレーム１２は、図３にも示すよう
に、取付板１３を介して車体４側部に左右方向外方突出
状に取付けられる筒体１４を有し、この筒体１４の左右
方向外端側に固着した受け部材１５にフロントローダ２
のマスト１６が着脱自在に取付けられている。また、各
筒体１４には後方突出状にブラケット１７が固着され、
このブラケット１７は縦板部１７ａと横板部１７ｂとか
ら正面視Ｌ字形に形成されている。
に、取付板１３を介して車体４側部に左右方向外方突出
状に取付けられる筒体１４を有し、この筒体１４の左右
方向外端側に固着した受け部材１５にフロントローダ２
のマスト１６が着脱自在に取付けられている。また、各
筒体１４には後方突出状にブラケット１７が固着され、
このブラケット１７は縦板部１７ａと横板部１７ｂとか
ら正面視Ｌ字形に形成されている。
【０００９】装着フレーム１２の後方側の、車体４左右
両側には前部から後部に亘る補強フレーム１８が配置さ
れて、車体４に固定されている。この補強フレーム１８
は角パイプから構成され、前部には連結板１９が溶着さ
れている。この連結板１９は縦板部１９ａと横板部１９
ｂとから正面視Ｌ字形に形成されると共にステップ１１
の下方に位置されており、前記装着フレーム１２のブラ
ケット１７に重合されてボルト・ナットを介して取付固
定されていて、装着フレーム１２と補強フレーム１８と
が連結されている。
両側には前部から後部に亘る補強フレーム１８が配置さ
れて、車体４に固定されている。この補強フレーム１８
は角パイプから構成され、前部には連結板１９が溶着さ
れている。この連結板１９は縦板部１９ａと横板部１９
ｂとから正面視Ｌ字形に形成されると共にステップ１１
の下方に位置されており、前記装着フレーム１２のブラ
ケット１７に重合されてボルト・ナットを介して取付固
定されていて、装着フレーム１２と補強フレーム１８と
が連結されている。
【００１０】図２及び図３に示すように、前記連結板１
９の横板部１９ｂはブラケット１７の横板部１７ｂより
幅広に形成されており、ステップ１１の左右方向外端縁
より外方に大きく延出されていて、この延出部分２０が
補助ステップとして利用される。また、この延出部分２
０上にはすべり止部材２１が設けられている。前記各補
強フレーム１８の後部には、三角形状の側枠材２２と下
部ブラケット２３とからなる取付フレーム２４が固着さ
れ、この取付フレーム２４にバックホー３の機枠２５が
着脱自在に取付けられている。なお、側枠材２２は後車
軸ケース２６にも固定されている。
９の横板部１９ｂはブラケット１７の横板部１７ｂより
幅広に形成されており、ステップ１１の左右方向外端縁
より外方に大きく延出されていて、この延出部分２０が
補助ステップとして利用される。また、この延出部分２
０上にはすべり止部材２１が設けられている。前記各補
強フレーム１８の後部には、三角形状の側枠材２２と下
部ブラケット２３とからなる取付フレーム２４が固着さ
れ、この取付フレーム２４にバックホー３の機枠２５が
着脱自在に取付けられている。なお、側枠材２２は後車
軸ケース２６にも固定されている。
【００１１】バックホー３の機枠２５の左右両側には、
油圧シリンダによって上下揺動されるアウトリガー２７
が設けられ、機枠２５の後部には旋回枠２８が縦軸廻り
に左右揺動自在に設けられ、この旋回枠２８にはブーム
２９の基部が上下揺動自在に設けられ、旋回枠２８及び
ブーム２９は夫々油圧シリンダによって揺動される。左
右各アウトリガー２７の接地板３０とブーム２９の基部
には夫々、図５及び図６に示すように、トラクタ１走行
時におけるアウトリガー２７とブーム２９の下方揺動防
止及び旋回枠２８の左右揺動防止を図るべく、アウトリ
ガー２７の接地板３０とブーム２９の基部とをチェーン
３１で連結するためのチェーン掛止部材３２が固着され
ている。
油圧シリンダによって上下揺動されるアウトリガー２７
が設けられ、機枠２５の後部には旋回枠２８が縦軸廻り
に左右揺動自在に設けられ、この旋回枠２８にはブーム
２９の基部が上下揺動自在に設けられ、旋回枠２８及び
ブーム２９は夫々油圧シリンダによって揺動される。左
右各アウトリガー２７の接地板３０とブーム２９の基部
には夫々、図５及び図６に示すように、トラクタ１走行
時におけるアウトリガー２７とブーム２９の下方揺動防
止及び旋回枠２８の左右揺動防止を図るべく、アウトリ
ガー２７の接地板３０とブーム２９の基部とをチェーン
３１で連結するためのチェーン掛止部材３２が固着され
ている。
【００１２】
【発明の効果】本発明によれば、車体の前部左右両側の
装着フレームと車体の左右両側の補強フレームとを連結
し、且つ、運転席前方側の車体上部左右両側に備えたス
テップの下方側に位置する連結板を、ステップの左右外
端縁より左右外方側に延出したことによって、連結板の
延出部分を補助ステップとして利用でき、コストアップ
にならず、充分なる強度を確保できる補助ステップ構造
を提供できる。また、装着フレームと補強フレームとの
連結部分の強度アップも図れる。
装着フレームと車体の左右両側の補強フレームとを連結
し、且つ、運転席前方側の車体上部左右両側に備えたス
テップの下方側に位置する連結板を、ステップの左右外
端縁より左右外方側に延出したことによって、連結板の
延出部分を補助ステップとして利用でき、コストアップ
にならず、充分なる強度を確保できる補助ステップ構造
を提供できる。また、装着フレームと補強フレームとの
連結部分の強度アップも図れる。
【図１】要部の側面図である。
【図２】要部の斜視図である。
【図３】要部の平面図である。
【図４】フロントローダとバックホーとを装着したトラ
クタの側面図である。
クタの側面図である。
【図５】トラクタ後部の斜視図である。
【図６】バックホーの旋回フレームとアウトリガーの接
地板とを連結した状態を示す平面図である。
地板とを連結した状態を示す平面図である。
１ トラクタ ２ フロントローダ（作業機） ４ 車体 １０ 運転席 １１ ステップ １２ 装着フレーム １８ 補強フレーム １９ 連結板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平６−211173（ＪＰ，Ａ) 実開 昭60−157478（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−55449（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−180356（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−22344（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−122006（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭60−157478（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B62D 49/00 A01C 11/02 B62D 21/02
Claims (1)
- 【請求項１】 車体（４）の前部左右両側に作業機
（２）を装着するための装着フレーム（１２）を設ける
と共に、車体（４）の左右両側に前部から後部に亘る補
強フレーム（１８）を設け、これら装着フレーム（１
２）と補強フレーム（１８）とを連結する連結板（１
９）を、運転席（１０）前方側の車体（４）上部左右両
側に備えたステップ（１１）の下方側に備えたトラクタ
において、 前記連結板（１９）をステップ（１１）の左右外端縁よ
り左右外方側に延出したことを特徴とするトラクタの補
助ステップ構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210393A JP2790588B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | トラクタの補助ステップ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3210393A JP2790588B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | トラクタの補助ステップ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06247348A JPH06247348A (ja) | 1994-09-06 |
| JP2790588B2 true JP2790588B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=12349571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3210393A Expired - Lifetime JP2790588B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | トラクタの補助ステップ構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2790588B2 (ja) |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP3210393A patent/JP2790588B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06247348A (ja) | 1994-09-06 |
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