JPH061491Y2 - 車両のフロントプロテクタ装置 - Google Patents

車両のフロントプロテクタ装置

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JPH061491Y2
JPH061491Y2 JP1692588U JP1692588U JPH061491Y2 JP H061491 Y2 JPH061491 Y2 JP H061491Y2 JP 1692588 U JP1692588 U JP 1692588U JP 1692588 U JP1692588 U JP 1692588U JP H061491 Y2 JPH061491 Y2 JP H061491Y2
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JP
Japan
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protector
brace
attached
vehicle
bonnet
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JP1692588U
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直也 津田
光一 川口
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Kubota Corp
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Kubota Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、トラクタ等の車両の前端部に装着されるフロ
ントプロテクタ装置に関する。
(従来の技術) 従来、トラクタのボンネット前面側の損傷を防止すべ
く、フロントプロテクタを前車軸受台前端部に立設状に
取付けられたものがあった。
またプロテクタ機能を十分発揮できるようボンネットの
左右方向巾より巾広に構成されたものがあった。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、ボンネットの左右方向巾より巾広のフロ
ントプロテクタを備えたトラクタにあっては、フロント
ローダを装着する場合、フロントローダのブレイスとプ
ロテクタとが干渉するため、プロテクタを一旦、取外す
必要があり、前車軸受台とプロテクタの着脱作業は作業
位置が低く、また強固な取付部であるため、手間がかか
り、面倒な作業となっていた。従って、フロントローダ
の着脱作業も面倒な作業となっていた。
そこで、本考案は上記問題点に鑑み、プロテクタ機能を
十分確保すると共に、フロント作業機の着脱作業が容易
に行なえるフロントプロテクタ装置を提供することを目
的とする。
(課題を解決するための手段) その技術的手段は、車体1に着脱自在に取付けられたフ
ロント作業機8用のブレイス15が、ボンネット5両側に
沿って前後方向に設けられると共にボンネット5の下部
前方でブレイス15の前端部が前車軸受台2前端部側に取
付けられ、ボンネット5前面側保護用のフロントプロテ
クタ30が前車軸受台2前端部に立設され、前記プロテク
タ30はボンネット5の左右方向巾より巾広で、かつ左右
ブレイス15の前端部間距離より巾広の巾広部41を備えて
なるものにおいて、前記プロテクタ30が、前記左右ブレ
イス15の前端部間距離より巾狭とされ、かつ前車軸受台
2に上方突出状に取付けられた下部のプロテクタ取付台
31と、前記巾広部41を備え、かつ前記取付台31に着脱自
在に取付けられた上部のプロテクタ本体32とからなる点
にある。
(作用) 本考案によれば、フロントプロテクタ30がボンネット5
の左右方向巾より巾広で、かつ左右ブレイス15の前端部
間距離より巾広の巾広部41を備えているため、保護範囲
が広く確保でき、十分なプロテクタ機能が発揮できる。
フロント作業機8の着脱作業に際しては、フロントプロ
テクタ30が下部のプロテクタ取付台31と上部のプロテク
タ本体32とに分割構成されているため、巾広部41を備え
たプロテクタ本体32を取外すことによって、フロント作
業機8のブレイス15とプロテクタ30側との干渉が防止で
き、フロント作業機8の着脱作業が容易に行なえる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明すると、第
1図乃至第4図において、1はトラクタの車体で、前車
軸受台2、エンジン3、ミッションケース4等を剛結合
して構成され、エンジン3はボンネット5で被覆されて
いる。
8はフロントローダで、車体1のボンネット5両側に位
置する左右一対のブーム9と、各ブーム9を枢軸10を介
して上下動自在に枢支する左右一対のマスト11と、ブー
ム9を昇降させるための左右一対のブームシリンダ12
と、ブーム9の前端部間に枢着されたバケット13と、バ
ケット13を回動させるための左右一対のバケットシリン
ダ14と、マスト11から前方斜め下方に突出され、ボンネ
ット5両側に沿って前後方向に設けられた左右一対のブ
レイス15とを備えてなる。また左右のブレイス15の前端
部は連結材16で互いに連結されている。
18は取付ブラケットで、トラクタ車体1の前後方向中途
部の左右側部に外側方突出状に設けられており、この取
付ブラケット18にマスト11の下端部が上方側から着脱自
在にテーパ嵌合され、これら両者にまたがって挿抜自在
に挿通された固定具(図示省略)により着脱自在に連結
固定される。
車体1の前部の前車軸受台2は前後方向に伸びる左右一
対の側フレーム20と、両側フレーム20前端を溶接等によ
り一体に連結する連結板21によって枠組みされた構造と
されている。
両側フレーム20の前端部外側面側に、夫々、ブレイスサ
ポート22がボルト23締結されており、各ブレイスサポー
ト22前端部上面側に、上方広がり状の受板24が溶着一体
化されている。この受板24にブレイス15の連結材16が上
方側より嵌脱自在とされ、ボルト・ナット等よりなる固
定具25で、受板24と連結材16とが着脱自在に取付け固定
されるよう構成されている。26がガイド杆で、ブレイス
サポート22の前端部外側面側に溶着されており、フロン
トローダ8装着時、ローダ8の左右方向及び前後方向の
位置決めを行なうためのガイドとして機能するものであ
る。
30はフロントプロテクタで、前車軸受台2の前端部に取
付けられており、ボンネット5前面と適宜間隔を有して
立設されている。プロテクタ30は下部のプロテクタ取付
台31と上部のプロテクタ本体32とからなる二分割に構成
されており、プロテクタ取付台31は前車軸受台2の連結
板21前面側に当接状として着脱自在にボルト33締結され
る取付基板34と、取付基板34の上端部に溶着一体化され
た略U字状に折曲されたパイプ材よりなる下部フレーム
35とからなり、下部フレーム35の左右方向巾は左右ブレ
イス15の前端部間距離より巾狭で、かつボンネット5の
左右方向巾より巾狭に構成されている。両側の下部フレ
ーム35上端面には上向き突出状に連結ピン36が設けられ
ている。プロテクタ本体32はパイプ材を枠組み形成して
なり、略逆U字状の外枠パイプ体37と上下方向に離隔し
て外枠パイプ体37を左右方向に連結する複数の連結パイ
プ体38とを備えており、外枠パイプ体37の下端部は下部
フレーム35の上端部と同巾とされ、外枠パイプ体37の両
下端が前記連結ピン36に上方より嵌脱自在に嵌合される
よう構成されている。そして外枠パイプ体37の下端部後
面側にはナット39が溶着されると共に、該ナット39に蝶
ネジよりなる固定ネジ40が進退自在に螺合されており、
固定ネジ40の螺進による固定ネジ40と連結ピン36との押
圧係合により、プロテクタ本体32がプロテクタ取付台31
に固定される。外枠パイプ体37の上部側はボンネット5
の左右方向巾より巾広で、かつ左右ブレイス15の前端部
間距離より巾広の巾広部41として構成され、十分なプロ
テクタ機能が発揮できるよう構成されている。またボン
ネット5前面に備えられたヘッドライト42の照明に支障
がないよう、ヘッドライト42の前方を回避して各連結パ
イプ体38が設けられている。ヘッドライト42の外側部に
位置するボンネット5側面の前端部にはウインカ43が設
けられており、ウインカ43の外側方を囲んで、略コ字状
の側パイプ体44が外枠パイプ体37に外側方突出状に溶着
されている。
45はフロントバンパーで、後部の取付板46がプロテクタ
30の取付基板34と共に連結板21に前記ボルト33により共
締めされている。
そして、フロントローダ8を取外す場合には、固定ネジ
40を螺退させ、第1図仮想線で示される如く、プロテク
タ本体32を上方に引上げれば、連結ピン36より離脱し、
プロテクタ本体32が取外せる。プロテクタ本体32を取外
した状態で、従来同様の方法でフロントローダ8を取外
せばよい。その後、再度、プロテクタ本体32をプロテク
タ取付台31側に取付ければよい。またフロントローダ8
を取付ける場合には上記と逆作業によればよい。以上の
ように手で直接、固定ネジ40を螺進・螺退させることに
よってプロテクタ本体32がプロテクタ取付台31に対して
容易に着脱自在となり、またその作業位置が比較的高い
ため、作業性がよい。従って、フロントプロテクタ30を
備えたトラクタに対するフロントローダ8の着脱作業が
容易に行なえ、作業性が向上する。またフロントプロテ
クタ30のプロテクタ本体32が巾広部41を有しており、プ
ロテクタ機能が十分発揮できると共に、フロントローダ
8着脱作業時には取外しているため、ブレイス15との干
渉もなく、何等支障とならない。
尚、プロテクタ取付台31と各ブレイスサポート22が別体
に形成されたものを示しているが、一体に形成した構造
であってもよい。
第5図及び第6図はトラクタのクラッチペダル装置を示
しており、車体側部に設けられた51はステップ、52は踏
込み操作自在なクラッチペダル、53は湿式メインクラッ
チを断接作動させる油圧バルブであり、クラッチペダル
52と油圧バルブ53とがリンク54結合され、クラッチペダ
ル52の踏込み操作によって油圧バルブ53がリンク54を介
してオン操作され、メインクラッチが切断される。また
クラッチペダル52の踏込み解除により、戻しバネ55でク
ラッチペダル52が初期位置に復帰される。戻しバネ55の
内側に戻しバネ55よりもバネ定数が大で、比較的短かい
第2バネ56が装着されており、また、クラッチペダル52
の下方に位置したステップ51上にエンジン停止用の安全
スイッチ57が装着されている。そして第2図に示される
如く、前記通常のクラッチペダル52の踏込み操作時にあ
っては、第2バネ56とクラッチペダル52が当接すること
によって踏込み量が規制され、この際、安全スイッチ57
は作動されない位置とされている。次に、何等かの異常
によってクラッチペダル52を通常に踏込み操作してもメ
インクラッチが切断されない場合、第2バネ56の弾発力
に抗して、さらにクラッチペダル52を強く踏込み操作す
れば、クラッチペダル52下面によって安全スイッチ57が
作動され、エンジンが停止する。従って安全性が向上す
る。再度、エンジンを始動させる場合には、キースイッ
チを操作する。尚、安全スイッチ57は燃料噴射ポンプと
連動させ、燃料供給を停止することによってエンジンを
停止する構成とすればよい。58は枢支ピンである。
第7図及び第8図はトラクタ60の後部に3点リンク機構
61を介してプラウ62が装着されたものを示しており、油
圧シリンダ63によってプラウ62が昇降自在とされてい
る。またミッションケース64の後部下面側にヒッチブラ
ケット65が取付けられており、ヒッチブラケット65両側
より上方にブロック支持板66が夫々突設されている。各
ブロック支持板66の外側面側には3点リンク機構61のロ
アリンク67の揺動を規制する規制ブロック68,69が夫々
装着されている。第8図に示される如く、一方の規制ブ
ロック68は上下方向に同厚とされ、ブロック支持板66に
ボルト70締結されている。他方の規制ブロック69は下方
向に漸次薄肉となるよう外側面が傾斜状に形成され、内
側面側に上下一対の連結杆71が装着されている。また対
応するブロック支持板66にはコ字状の固定用支持板72が
溶着されており、各支持板66,72には各連結杆71が側方
向より進退自在に挿通される挿通孔が形成されている。
また各連結杆71には長手方向に所定間隔を有してピン取
付孔73が形成されている。そして各支持板66,72の各挿
通孔に各連結杆71が挿通されると共に各支持板66,72間
の間隙より固定ピン74を対応するピン取付孔73に取付け
ることによって規制ブロック69が位置決めされる。
そして、プラウ62を下降したプラウ作業時にあっては、
ロアリンク67は左右方向の揺動が許容され、プラウ62を
上昇させた際には第8図仮想線で示される如く、規制ブ
ロック68,69によってロアリンク67の左右方向の揺動が
規制される。
(考案の効果) 本考案によれば、フロントプロテクタがボンネットの左
右方向巾より巾広で、かつフロント作業機用の左右ブレ
イスの前端部間距離より巾広の巾広部を備えているた
め、十分なプロテクタ機能が発揮できると共に、フロン
トプロテクタが、左右ブレイスの前端部間距離より巾狭
とされ、かつ前車軸受台に上方突出状に取付けられた下
部のプロテクタ取付台と、前記巾広部を備え、かつ前記
取付台に着脱自在に取付けられた上部のプロテクタ本体
とからなるものであり、フロント作業機の着脱作業にあ
っては、巾広部を備えたプロテクタ本体を取外すことに
よって、ブレイスとプロテクタ側との干渉もなく、容易
にフロント作業機の着脱作業が行なえる。またプロテク
タ本体の着脱においても比較的高い作業位置で着脱作業
が行なえ、作業性がよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示し、第1図は要
部側面図、第2図は同半部正面図、第3図は全体側面
図、第4図は同正面図、第5図及び第6図はクラッチペ
ダルの操作説明図、第7図はプラウを装着したトラクタ
の後部側面図、第8図は第7図VIII−VIII線断面矢視図
である。 1…車体、2…前車軸受台、5…ボンネット、8…フロ
ントローダ、15…ブレイス、30…フロントプロテクタ、
31…プロテクタ取付台、32…プロテクタ本体、41…巾広
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体1に着脱自在に取付けられたフロント
    作業機8用のブレイス15が、ボンネット5両側に沿って
    前後方向に設けられると共にボンネット5の下部前方で
    ブレイス15の前端部が前車軸受台2前端部側に取付けら
    れ、ボンネット5前面側保護用のフロントプロテクタ30
    が前車軸受台2前端部に立設され、前記プロテクタ30は
    ボンネット5の左右方向巾より巾広で、かつ左右ブレイ
    ス15の前端部間距離より巾広の巾広部41を備えてなるも
    のにおいて、前記プロテクタ30が、前記左右ブレイス15
    の前端部間距離より巾狭とされ、かつ前車軸受台2に上
    方突出状に取付けられた下部のプロテクタ取付台31と、
    前記巾広部41を備え、かつ前記取付台31に着脱自在に取
    付けられた上部のプロテクタ本体32とからなることを特
    徴とする車両のフロントプロテクタ装置。
JP1692588U 1988-02-09 1988-02-09 車両のフロントプロテクタ装置 Expired - Lifetime JPH061491Y2 (ja)

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JPH01120455U JPH01120455U (ja) 1989-08-15
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