JPH0725291Y2 - 包装用箱 - Google Patents
包装用箱Info
- Publication number
- JPH0725291Y2 JPH0725291Y2 JP2937690U JP2937690U JPH0725291Y2 JP H0725291 Y2 JPH0725291 Y2 JP H0725291Y2 JP 2937690 U JP2937690 U JP 2937690U JP 2937690 U JP2937690 U JP 2937690U JP H0725291 Y2 JPH0725291 Y2 JP H0725291Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- side plate
- locking
- hole
- locking plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cartons (AREA)
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は上部に殺虫剤を輝散するための孔を有する電気
蚊取り器のような上部に孔を有する商品等を収納するの
に用いて好適な包装用箱に関するものである。
蚊取り器のような上部に孔を有する商品等を収納するの
に用いて好適な包装用箱に関するものである。
［従来の技術］ 従来、上部に孔を有する電気蚊取り器のような商品を収
納するにあたり、単にカートンに収納するだけでは輸送
時等において商品がカートン内部でカタカタと振動して
商品に悪影響を及ぼす危険性があるので、通常は切欠き
を有する枠体を別途形成し、この枠体をカートン内部に
収納し、その切欠きに商品の底部を嵌合して係止させる
ようにしていた。
納するにあたり、単にカートンに収納するだけでは輸送
時等において商品がカートン内部でカタカタと振動して
商品に悪影響を及ぼす危険性があるので、通常は切欠き
を有する枠体を別途形成し、この枠体をカートン内部に
収納し、その切欠きに商品の底部を嵌合して係止させる
ようにしていた。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、このような係止用の枠体を別途形成する
のは製造が面倒であると共にコスト高になるという欠点
があり、さらに商品の底部を係止させても商品の上部が
ガタついて不安定になりやすいという問題がある。
のは製造が面倒であると共にコスト高になるという欠点
があり、さらに商品の底部を係止させても商品の上部が
ガタついて不安定になりやすいという問題がある。
本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであり、上部
に孔を有するような商品をしっかりと保持でき、しかも
製造が簡単でコスト低減が図れる包装用箱を提供するこ
とを目的としている。
に孔を有するような商品をしっかりと保持でき、しかも
製造が簡単でコスト低減が図れる包装用箱を提供するこ
とを目的としている。
［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために本考案の包装用箱は、角筒状
の本体胴部を構成する一側板の上端に側板重合板を介し
て連設された保持切欠きを有する係止板と、他の側板の
上端に連設された先端に突起を有する内側水平板とを少
なくとも具備し、前記側板重合板を前記側板の内面に重
合させ前記係止板を水平に折り曲げると共に、該係止板
の保持切欠きに保持される上部に孔を有する収納物の該
孔に、前記内側水平板の突起を下方に折り曲げて係合さ
せる構成としている。
の本体胴部を構成する一側板の上端に側板重合板を介し
て連設された保持切欠きを有する係止板と、他の側板の
上端に連設された先端に突起を有する内側水平板とを少
なくとも具備し、前記側板重合板を前記側板の内面に重
合させ前記係止板を水平に折り曲げると共に、該係止板
の保持切欠きに保持される上部に孔を有する収納物の該
孔に、前記内側水平板の突起を下方に折り曲げて係合さ
せる構成としている。
［作用］ 本考案の包装用箱は上記のような構成により、一枚の紙
製ブランク板から形成できて製造が簡単になると共にコ
スト低減が図れ、しかも収納物の底部は係止板の保持切
欠きに保持されると共に収納物の上部の孔には側板に連
設された内側水平板の先端の突起が係合するので、収納
物は堅固に保持される。
製ブランク板から形成できて製造が簡単になると共にコ
スト低減が図れ、しかも収納物の底部は係止板の保持切
欠きに保持されると共に収納物の上部の孔には側板に連
設された内側水平板の先端の突起が係合するので、収納
物は堅固に保持される。
［実施例］ 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図は本考案の一実施例の展開平面図、第２図は同じ
く組立途中の斜視図、第３図は同じく組立途中の平面
図、第４図は同じく組立完了前の斜視図である。
く組立途中の斜視図、第３図は同じく組立途中の平面
図、第４図は同じく組立完了前の斜視図である。
第１図において、本体胴部を構成する右側板１、表側板
５、左側板10、裏側板14及び糊代20が順に連設されてお
り、前記右側板１の下端には第１の底板重合板２が連設
され、上端には先端中央に突起３を有する一方の内側水
平板４が連設されており、また前記表側板５の下端には
第１の底板係止板６が連設され、上端には先端に差込片
７が設けられた蓋板８が連設されており、前記表側板５
は透明フィルムが貼られた透視窓９を有している。な
お、前記一方の内側水平板４の先端中央に設けられた突
起３は上部に孔を有する収納物の該孔に達してこれと係
合しうる長さを有している。さらに、前記左側板10の下
端には第２の底板重合板11が連設され、上端には他方の
内側水平板12が連設されており、また、前記裏側板14の
下端には第２の底板係止板15が連設され、上端には裏側
板重合板６を介して係止板17が連設されており、該係止
板17の上端及び右側端にはそれぞれ支持板18,19及び底
板重合片23,24が連設されている。21は係止板17及び支
持板19の一部にかけて設けられた保持切欠きであるが、
その形状は本実施例に示すものに限らず、収納物の形状
に合せて任意に変更できる。なお、図中、符号22は仕切
板13に設けられた切欠きを示している。
５、左側板10、裏側板14及び糊代20が順に連設されてお
り、前記右側板１の下端には第１の底板重合板２が連設
され、上端には先端中央に突起３を有する一方の内側水
平板４が連設されており、また前記表側板５の下端には
第１の底板係止板６が連設され、上端には先端に差込片
７が設けられた蓋板８が連設されており、前記表側板５
は透明フィルムが貼られた透視窓９を有している。な
お、前記一方の内側水平板４の先端中央に設けられた突
起３は上部に孔を有する収納物の該孔に達してこれと係
合しうる長さを有している。さらに、前記左側板10の下
端には第２の底板重合板11が連設され、上端には他方の
内側水平板12が連設されており、また、前記裏側板14の
下端には第２の底板係止板15が連設され、上端には裏側
板重合板６を介して係止板17が連設されており、該係止
板17の上端及び右側端にはそれぞれ支持板18,19及び底
板重合片23,24が連設されている。21は係止板17及び支
持板19の一部にかけて設けられた保持切欠きであるが、
その形状は本実施例に示すものに限らず、収納物の形状
に合せて任意に変更できる。なお、図中、符号22は仕切
板13に設けられた切欠きを示している。
組み立てに当っては、右側板１、表側板５、左側板10、
裏側板14をそれぞれ所定方向に折り曲げ、糊代20を右側
板１の内側に貼着して筒状にすると共に、次いで第１の
底板重合板２と第１の底板係止板６とを重合貼着させる
と共に第２の底板重合板11と第２の底板係止板15とを重
合貼着させ且つ第１の底板係止板６と第２の底板係止板
15とを互いに係止させて底板28を形成し、箱体29（第２
図参照）を形成する。
裏側板14をそれぞれ所定方向に折り曲げ、糊代20を右側
板１の内側に貼着して筒状にすると共に、次いで第１の
底板重合板２と第１の底板係止板６とを重合貼着させる
と共に第２の底板重合板11と第２の底板係止板15とを重
合貼着させ且つ第１の底板係止板６と第２の底板係止板
15とを互いに係止させて底板28を形成し、箱体29（第２
図参照）を形成する。
次に裏側板重合板６を内側に折り曲げて裏側板14の内面
に重合させ、係止板17を底板28に沿って折り曲げると共
に支持板18,19を起立させ且つ底板重合片23,24を底板28
に重合させることにより、係止板17を底板28に対して水
平に保持する（第３図参照）。次いで、仕切板13を他方
の内側水平板12から垂直に折り曲げて係止板17の保持切
欠きに保持される上部に孔を有する収納物（例えば電気
蚊取り器本体）（図示省略）の収納スペースとその収納
物の付属品であるコードの束や液体殺虫剤容器（共に図
示省略）等の収納スペースとを画成する（第４図参
照）。
に重合させ、係止板17を底板28に沿って折り曲げると共
に支持板18,19を起立させ且つ底板重合片23,24を底板28
に重合させることにより、係止板17を底板28に対して水
平に保持する（第３図参照）。次いで、仕切板13を他方
の内側水平板12から垂直に折り曲げて係止板17の保持切
欠きに保持される上部に孔を有する収納物（例えば電気
蚊取り器本体）（図示省略）の収納スペースとその収納
物の付属品であるコードの束や液体殺虫剤容器（共に図
示省略）等の収納スペースとを画成する（第４図参
照）。
次に一方の内側水平板４を折り曲げてその先端の突起３
を下方に折り曲げて前記収納物の上部の孔に係合させ、
最後に蓋板８を折り曲げてその先端の差込片７を箱体29
に挿入すれば組立てが完了する。なお、仕切板13の切欠
き22は例えば電気蚊取り器本体につながるコード等を付
属品の収納スペース内に収納する場合に都合が良いよう
に設けられているものである。なお本体胴部の形状は、
３角筒でも５角筒以上であってもよい。
を下方に折り曲げて前記収納物の上部の孔に係合させ、
最後に蓋板８を折り曲げてその先端の差込片７を箱体29
に挿入すれば組立てが完了する。なお、仕切板13の切欠
き22は例えば電気蚊取り器本体につながるコード等を付
属品の収納スペース内に収納する場合に都合が良いよう
に設けられているものである。なお本体胴部の形状は、
３角筒でも５角筒以上であってもよい。
このような実施例においては、係止板17の保持切欠き21
に保持された電気蚊取り器本体の上部の孔には突起３が
係合するので、電気蚊取り器本体は堅固に保持される。
しかも、一枚の紙製ブランク板から形成できて製造が簡
単になると共にコスト低減が図れる。
に保持された電気蚊取り器本体の上部の孔には突起３が
係合するので、電気蚊取り器本体は堅固に保持される。
しかも、一枚の紙製ブランク板から形成できて製造が簡
単になると共にコスト低減が図れる。
［考案の効果］ 以上詳細に述べた如く本考案によれば、一枚の紙製ブラ
ンク板から箱が形成できて、しかも係止板の保持切欠き
に底部が保持された上部に孔を有する収納物の該孔に、
側板に連設された内側水平板の先端の突起が係合するの
で、収納物を堅固に保持できると共に、製造が簡単でコ
スト低減を図ることができる。
ンク板から箱が形成できて、しかも係止板の保持切欠き
に底部が保持された上部に孔を有する収納物の該孔に、
側板に連設された内側水平板の先端の突起が係合するの
で、収納物を堅固に保持できると共に、製造が簡単でコ
スト低減を図ることができる。
第１図は本考案の一実施例の展開平面図、第２図は同じ
く組立途中の斜視図、第３図は同じく組立途中の平面
図、第４図は同じく組立完了前の斜視図である。 １…右側板、２…第１の底板重合板 ３…突起、４…一方の内側水平板 ５…表側板、６…第１の底板係止板 ７…差込片、８…蓋板 10…左側板、11…第２の底板重合板 12…他方の内側水平板 13…仕切板、14…裏側板 15…第２の底板係止板 16…裏板重合板 17…係止板、18,19…支持板 20…糊代、21…保持切欠き 28…底板、29…箱体
く組立途中の斜視図、第３図は同じく組立途中の平面
図、第４図は同じく組立完了前の斜視図である。 １…右側板、２…第１の底板重合板 ３…突起、４…一方の内側水平板 ５…表側板、６…第１の底板係止板 ７…差込片、８…蓋板 10…左側板、11…第２の底板重合板 12…他方の内側水平板 13…仕切板、14…裏側板 15…第２の底板係止板 16…裏板重合板 17…係止板、18,19…支持板 20…糊代、21…保持切欠き 28…底板、29…箱体
Claims (1)
- 【請求項１】角筒状の本体胴部を構成する一側板の上端
に側板重合板を介して連設された保持切欠きを有する係
止板と、他の側板の上端に連設された先端に突起を有す
る内側水平板とを少なくとも具備し、前記側板重合板を
前記側板の内面に重合させ前記係止板を水平に折り曲げ
ると共に、該係止板の保持切欠きに保持される上部に孔
を有する収納物の該孔に、前記内側水平板の突起を下方
に折り曲げて係合させることを特徴とする包装用箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2937690U JPH0725291Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 包装用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2937690U JPH0725291Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 包装用箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03120419U JPH03120419U (ja) | 1991-12-11 |
| JPH0725291Y2 true JPH0725291Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31532138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2937690U Expired - Lifetime JPH0725291Y2 (ja) | 1990-03-22 | 1990-03-22 | 包装用箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725291Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-22 JP JP2937690U patent/JPH0725291Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03120419U (ja) | 1991-12-11 |
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