JPH0826600A - 線状物収容器 - Google Patents

線状物収容器

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JPH0826600A
JPH0826600A JP15895094A JP15895094A JPH0826600A JP H0826600 A JPH0826600 A JP H0826600A JP 15895094 A JP15895094 A JP 15895094A JP 15895094 A JP15895094 A JP 15895094A JP H0826600 A JPH0826600 A JP H0826600A
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JP
Japan
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plate
partition plate
linear object
paper tube
fold line
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Application number
JP15895094A
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English (en)
Inventor
Juichi Egawa
寿一 江川
Tomonori Inagaki
朝律 稲垣
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0826600A publication Critical patent/JPH0826600A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H49/00Unwinding or paying-out filamentary material; Supporting, storing or transporting packages from which filamentary material is to be withdrawn or paid-out
    • B65H49/02Methods or apparatus in which packages do not rotate
    • B65H49/04Package-supporting devices
    • B65H49/06Package-supporting devices for a single operative package
    • B65H49/08Package-supporting devices for a single operative package enclosing the package

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 組立が容易で線状物の繰り出しに際してもつ
れの少ない線状物収納容器を提供する。 【構成】 段ボール等の厚紙によって形成された箱本体
10と、この箱本体10内に立設される紙管20と、前
記箱本体10内に組み込まれる仕切部材30とによって
構成されている。前記仕切部材30は、前記底板31に
形成された挿入穴34に前記紙管20を通して底板31
を箱本体10の底面板に重ね合わせ、前記仕切板32を
折り曲げて起立させると共に前記支持板33を胴部11
の外側に屈曲させると、前記支持板33とブロック35
とからなる支持部材が前記胴部11の各コーナー部に係
合し、前記仕切板32が垂直状態に保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電線等の線状物を上
部から繰り出し可能な状態で重ね卷きして納めておくた
めの線状物収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】電線等の線状物を上部から繰り出し可能
な状態で重ね卷きして納めておくための線状物収納容器
としては、図22に示すように、段ボール等の厚紙によ
って形成された角筒状の胴部を備えた箱体101内の底
面上に紙管102を立設したものがあり、前記紙管10
2の周囲に上部から電線等の線状物Aを落下させながら
重ね卷きして収納するようになっている。線状物Aの収
納時には、線状物Aが箱体101内の一ヶ所に集中しな
いように、箱体101底面の一の対角線方向Xから他の
一の対角線方向Yへといった具合に、交互に線状物Aの
撚りぐせを除きながら線状物Aを箱体101内に落とし
込んでいくのが一般的である。
【0003】この様な線状物収納容器100に上述した
方法で線状物Aを収納しておくと、線状物Aが自然な状
態で収納されるので、線状物Aの先端(上口)を箱体1
01の上部開口かから引出すことにより、例えば、次工
程における切断、圧着加工時に電線等の線状物Aのもつ
れがなく、把卷に比べて長尺の線状物Aが収納できるの
で、作業効率が向上する。また、線状物Aの端末(下
口)を次の線状物収納容器100に収納された線状物A
の先端(上口)に接続しておくと、連続作業が可能にな
るといった利点もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな線状物収納容器100では、線状物Aの収納状態に
おいて箱体101のコーナー部に空間が形成されるた
め、例えば、図23に示すように、運送途中の振動等に
よって収納された線状物Aが前記コーナー部の空間aに
崩れ落ち、線状物Aを繰り出す際のもつれの原因になっ
ている。
【0005】この様な不都合を解消するため、実公平3
−38214号公報には、図24に示すように、紙管1
12が立設された箱体111内のコーナー部分に箱体1
11の上面開口縁に向かって外側に傾くように台形の隅
取り紙113を接着剤によって固着し、線状物Aの収納
領域からコーナー部分を仕切るようにした線状物収納容
器110が開示されている。
【0006】しかし、このような線状物収納容器110
では、上述したように隅取り紙113を接着剤によって
箱体111に固着しなければならず、収納容器110自
体の組立に手間がかかるという欠点がある。また、図2
5に示すように、前記隅取り紙113は、箱体111の
上面開口に向かって外側に傾斜しているため、線状物A
を箱体111内に落とし込み易いという利点はあるが、
上部コーナー部に先程説明したような空間aが形成さ
れ、振動等によってその空間aへ線状物Aがずれ落ち、
もつれの原因になる。
【0007】そこで、この発明の課題は、組立が容易で
線状物の繰り出しに際してもつれの少ない線状物収納容
器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、角筒状の胴部と、この胴部の上端縁に
折目線を介して連接され、前記胴部の上面開口を開閉す
る蓋フラップと、前記胴部の下端縁に折目線を介して連
接され、前記胴部の底面開口を閉塞する底フラップとか
ら成る厚紙製の箱本体と、前記底フラップによって形成
された前記箱本体の底面中央部に立設される紙管と、前
記箱本体の胴部の各コーナー部を仕切る仕切板とを備え
た線状物収容器において、前記仕切板を、前記紙管の挿
入穴を備えた底板の端縁に折目線を介して連設し、前記
仕切板の先端部を、前記胴部の各コーナー部に係合する
支持部材に沿わせることにより前記仕切板を垂直状態に
起立させたのである。
【0009】前記仕切板は、その先端部を前記支持部材
に固定してもよく、逆に前記支持部材を前記胴部に固定
してもよい。
【0010】また、前記支持部材を、前記仕切板の先端
縁に折目線介して連設された前記胴部のコーナー部に係
合するコーナー板と、このコーナー板の先端に連設され
た舌片とから成る支持板によって形成し、前記舌片を前
記胴部のコーナー部に形成した切目に差込むことにより
前記支持板を胴部に固定したするようにしてもよい。
【0011】さらに、前記仕切板の先端縁に、折目線を
介して支持板と折込片を順次連設し、この折込片を前記
紙管の上端部に差込むことにより前記仕切板を垂直状態
に起立させるようにしてもよい。
【0012】また、前記底板を、対向する2つのコーナ
ー部をそれぞれ受け持つ2枚の分割板によって構成し、
各分割板にはそれぞれ前記紙管の挿入穴を形成すると共
に前記挿入穴に紙管を挿入した状態で2枚の分割板を重
ね合わせるようにしてもよい。
【0013】
【作用】以上のように構成された線状物収納容器は、底
板に形成された挿入穴に紙管を挿入して底板を箱本体の
底面に重ね合わせ、この底板に連設された仕切板を支持
部材に沿わせると、仕切板が箱本体の胴部のコーナー部
分に垂直状態に起立し、線状物の収容領域から前記コー
ナー部分が仕切られる。
【0014】また、支持部材を、コーナー板と舌片とか
らなる支持板によって構成したものにあっては、底板を
上記のように箱本体の底面に重ね合わせた後、前記仕切
板を起立させ、前記コーナー板を箱本体の外側に屈曲さ
せてその先端に連設された舌片を胴部の切目に差込む
と、支持板が胴部に固定されると共に仕切板が垂直状態
に保持される。
【0015】また、前記支持板の先端に支持板と折込片
とを順次連設したものにあっては、底板を上記のように
箱本体の底面に重ね合わせた後、前記仕切板を起立さ
せ、前記支持板を箱本体の内側に屈曲させてその先端に
連設された折込片を紙管の上端部に差込むと、支持板が
胴部に固定されると共に仕切板が垂直状態に保持され
る。
【0016】また、底板が2枚の分割板によって構成さ
れたものにあっては、それぞれの分割板の挿入穴に紙管
を挿入して二枚の分割板を箱本体の底面上に順次重ね合
わせ、上記と同様にして仕切板を垂直状態に起立させ
る。
【0017】
【実施例】以下、実施例について図面を参照して説明す
る。図1ないし図3に示すように、この線状物収納容器
1は、段ボール等の厚紙によって形成された箱本体10
と、この箱本体10内に立設される紙管20と、前記箱
本体10内に組み込まれる仕切部材30とによって構成
されている。
【0018】前記箱本体10は、4枚の側面板12が折
目線12aを介して連設された角筒状の胴部11と、前
記各側面板12の上端縁に折目線12bを介して連接さ
れた蓋フラップ13と、前記各側面板12の下端縁に折
目線12cを介して連接された底フラップ14とによっ
て構成されており、内側に折返した前記底フラップ14
をワイヤ等で相互に固定することにより底面板が形成さ
れるようになっている。
【0019】前記紙管20は円筒状をしており、前記底
フラップ14によって形成された箱本体10の底面板の
内面中央部に、その下端が接着剤によって固着されてい
る。
【0020】前記仕切部材30は、図2に示すように、
十字型の底板31の各先端縁に折目線31aを介して仕
切板32が連設され、各仕切板32の先端縁には折目線
32aを介して直角三角形の支持板33が連設された段
ボール等の厚紙製の板材であり、前記底板31の長さL
1と支持板33の長さL3の和が前記底面板の対角線と
同一長さ、前記仕切板32の長さL2が前記紙管20の
高さと同一長さにそれぞれ設定されている。
【0021】前記底板31には、その中央部に前記紙管
20を挿入するための挿入穴34が形成されており、前
記支持板33には、その片面に同一平面形状の発泡スチ
ロール製のブロック35が固着され、前記支持板33と
ブロック35とによって支持部材が構成されている。
【0022】この様に構成された仕切部材30を前記箱
本体10に組み付けるには、まず、前記底板31に形成
された挿入穴34に前記紙管20を通して底板31を箱
本体10の底面板に重ね合わせる。そして、前記仕切板
32を折り曲げて起立させると共に前記支持板33を胴
部11の外側に屈曲させると、前記支持板33とブロッ
ク35とからなる支持部材が前記胴部11の各コーナー
部に係合し、前記仕切板32が垂直状態に保持される
(図1参照)。
【0023】以上のように構成された線状物収納容器1
は、箱本体10内における胴部11の各コーナー部分が
前記仕切板32によって仕切られているので、線状物の
収納領域に不要な空間が形成されず、線状物が収納され
た線状物収納容器1を運搬する場合にも、振動等によっ
て線状物が容器内で崩れ落ちることがなく、線状物を繰
り出して使用する際にもつれにくい。
【0024】また、この線状物収納容器1に電線等の線
状物を落とし込んで収納する際は、まず、図4(a)又
は(b)に示すように、ブロック35を支持板33に固
着しない状態で、前記仕切板32及び支持板33を胴部
11のコーナー部分に傾斜した状態に倒しておき、線状
物を収納し終わった後に、ブロック35を支持板33に
固着するようにしたほうが、線状物を収納し易いので好
ましい。
【0025】なお、図5及び図6に示すように、前記ブ
ロック35を用いる代わりに支持板33を長めに設定
し、この支持板33を巻き付けることにより、前記胴部
11のコーナー部に当接する支持部材としての角筒部3
3aを形成するようにしてもよい。
【0026】図7ないし図9は、他の実施例を示してい
る。この線状物収納容器2は、前記線状物収納容器1と
略同様の構成ゆえ、同一構成要素には同一符号を付して
その説明を省略し、異なる部分である仕切部材40につ
いて説明する。
【0027】この仕切部材40は、図8に示すように、
中央部に前記紙管20を挿入するための挿入穴44が形
成された十字型の底板41の各先端縁に折目線41aを
介して仕切板42が連設され、各仕切板42の先端縁に
は折目線42aを介して支持板43が連設された段ボー
ル等の厚紙製の板材であり、前記仕切板42の長さL3
が前記紙管20の高さと同一長さにそれぞれ設定されて
いる。
【0028】前記支持板43は、先端がとがった5角形
の板材であり、前記折目線32aに平行な2本の折目線
43a、43bが設けられている。また、前記実施例で
は支持板33に固着されていた発泡スチロール製のブロ
ック35が、この線状物収納容器2では胴部11のコー
ナー部分に単独で固着されており、このブロック35と
前記支持板43とによって支持部材が構成される。な
お、このブロック35の長さL2(図7参照)と前記底
板41の長さL1(図8参照)の和が前記底面板の対角
線と同一長さになるように前記底板41の長さL1が設
定されている。
【0029】この様に構成された仕切部材40を前記箱
本体10に組み付けるには、まず、前記底板41に形成
された挿入穴44に前記紙管20を通して底板41を箱
本体10の底面板に重ね合わせる。そして、前記仕切板
42を折り曲げて起立させてその先端部を胴部11のコ
ーナー部分に取り付けられたブロック35に沿わせ、そ
の先端に連設された支持板43を前記折目線43a、4
3bによって順次屈曲させて支持板43の先端部分を前
記ブロック35の上面に突き刺して固定すると、仕切板
42が垂直状態に保持される(図7参照)。
【0030】なお、前記仕切部材40の底板41は、図
10に示すように、8角形にしておくと、仕切部材40
の箱本体10への接地面積が大きくなって安定性が高ま
るので好ましい。
【0031】また、線状物を収納する際は、図11に示
すように、支持板43をブロック35に固定せずに、屈
曲させない状態で前記胴部11のコーナー部にもたせか
けるようにしておくと、線状物の収納作業性が良くな
る。
【0032】図12ないし図14は他の実施例を示して
いる。この線状物収納容器3は、前記線状物収納容器1
と略同様の構成ゆえ、同一構成要素には同一符号を付し
てその説明を省略し、異なる部分である仕切部材50に
ついて説明する。
【0033】この仕切部材50は、図13に示すよう
に、中央部に前記紙管20を挿入するための挿入穴54
が形成された8角形の底板51の先端縁に折目線51a
を介して仕切板52が連設され、各仕切板52の先端縁
には折目線52aを介して支持部材としての支持板53
が連設された段ボール等の厚紙製の板材であり、前記仕
切板52の長さL3が前記紙管20の高さと同一長さに
それぞれ設定されている。
【0034】前記支持板53は、前記胴部11のコーナ
ー部に係合する台形のコーナー板53aの先端に細い連
結板53bを介して舌片53cが連設されたものであ
り、前記胴部11のコーナー部には前記紙管20の上端
と略同一の高さに前記舌片53cを差込む切目11aが
形成されている。なお、前記コーナー板53aの長さL
2と前記底板51の長さL1の和が前記底面板の対角線
より若干短くなるように前記底板51の長さL1が設定
されている。
【0035】この様に構成された仕切部材50を前記箱
本体10に組み付けるには、まず、前記底板51に形成
された挿入穴54に前記紙管20を通して底板51を箱
本体10の底面板に重ね合わせる。そして、前記仕切板
52を折り曲げて起立させると共に折目線52aで前記
支持板53を90゜屈曲させ、その先端に連設された舌
片53cを前記切目11aに差し込んだ後、前記連結板
53b部分で舌片53cを上方又は下方に折り曲げる
と、仕切板52が垂直状態に保持される(図12参
照)。
【0036】なお、この仕切部材50は、上述したよう
な一枚ものの板材である必要はなく、図15に示すよう
に、前記胴部11の対向する2つのコーナー部をそれぞ
れ受け持つ2枚の分割板50a、50bを重ね合わせる
ことによって構成してもよい。この場合、各分割板50
a、50bの底板51a、51bにそれぞれ挿入穴54
a、54bを設けておく必要がある。
【0037】図16ないし図18は他の実施例を示して
いる。この線状物収納容器4は、前記線状物収納容器1
と略同様の構成ゆえ、同一構成要素には同一符号を付し
てその説明を省略し、異なる部分である仕切部材60に
ついて説明する。
【0038】この仕切部材60は、図17に示すよう
に、中央部に前記紙管20を挿入するための挿入穴64
が形成された8角形の底板61の先端縁に折目線61a
を介して仕切板62が連設された段ボール等の厚紙製の
板材であり、この仕切板62の長さL3は前記胴部11
の高さと略同一長さに設定されている。また、前記胴部
11のコーナー部分には、前記線状物収納容器2と同様
に発泡スチロール製のブロック35が固着されている。
なお、このブロック35の長さL2(図16参照)と前
記底板61の長さL1(図17参照)の和が前記底面板
の対角線と同一長さになるように前記底板61の長さL
1が設定されている。
【0039】この様に構成された仕切部材60を前記箱
本体10に組み付けるには、まず、前記底板61に形成
された挿入穴64に前記紙管20を通して底板61を箱
本体10の底面板に重ね合わせる。そして、前記仕切板
62を前記折目線61aで折り曲げて起立させ、前記胴
部11に取り付けられたブロック35の側面に沿わせる
と、折り曲げた仕切板62に復元力が働くので、仕切板
62はその状態、即ち垂直状態に保持される。
【0040】図19ないし図21は他の実施例を示して
いる。この線状物収納容器5は、前記線状物収納容器1
と略同様の構成ゆえ、同一構成要素には同一符号を付し
てその説明を省略し、異なる部分である仕切部材70に
ついて説明する。
【0041】この仕切部材70は、図20に示すよう
に、中央部に前記紙管20を挿入するための挿入穴75
が形成された8角形の底板71の先端縁に折目線71a
を介して仕切板72が連設され、この仕切板72の線端
縁に折目線72a、73aを介して支持板73及び折込
片74が順次連設された段ボール等の厚紙製の板材であ
り、前記仕切板72の長さL3は前記紙管20の高さと
略同一長さに、前記支持板73の長さL1は折目線71
aから挿入穴75までの距離L2と略同一の長さに設定
されている。
【0042】この様に構成された仕切部材70を前記箱
本体10に組み付けるには、まず、前記底板71に形成
された挿入穴75に前記紙管20を通して底板71を箱
本体10の底面板に重ね合わせる。そして、前記仕切板
72を前記折目線71aで折り曲げて起立させ、先端の
折込片74を前記胴部11にもたせかけた状態で線状物
を収容した後、折目線72aで支持板73を内側に折り
曲げ、さらに折目線73aで折込片74を折り曲げて前
記紙管20の上端部に差込むと、仕切板72が垂直状態
に保持される。
【0043】
【発明の効果】以上のように、この発明の線状物収納容
器は、仕切板を紙管の挿入穴を備えた底板の端縁に折目
線を介して連設し、前記仕切板の先端部を、前記胴部の
各コーナー部に係合する支持部材に沿わせることにより
前記仕切板を垂直状態に起立させるようにしたため、容
器自体の組立が容易になり、不要な空間も形成されない
ので、運搬中の振動等によって収納された線状物がずれ
落ちることなく常に収納時の状態に保持され、繰り出し
時にもつれにくくなる。
【0044】特に、支持部材を、コーナー板と舌片とか
らなる支持板によって構成したものや、支持板の先端に
支持板と折込片とを順次連設したものにあっては、仕切
板の支持安定性が向上する。
【0045】さらに、底板が2枚の分割板によって構成
されたものにあっては、構成部材がコンパクトになり、
取扱い性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる一実施例を示す部分断面図で
ある。
【図2】同上の仕切部材を示す展開図である。
【図3】同上の組立状態を示す斜視図である。
【図4】同上の使用状態を示す断面図である。
【図5】同上の変形例を示す部分断面図である。
【図6】同上の平面図である。
【図7】他の実施例を示す部分断面図である。
【図8】同上の仕切部材を示す展開図である。
【図9】同上の組立状態を示す斜視図である。
【図10】同上の仕切部材の変形例を示す展開図であ
る。
【図11】同上の使用状態を示す断面図である。
【図12】他の実施例を示す部分断面図である。
【図13】同上の仕切部材を示す展開図である。
【図14】同上の組立状態を示す斜視図である。
【図15】同上の仕切部材の変形例を示す展開図であ
る。
【図16】他の実施例を示す部分断面図である。
【図17】同上の仕切部材を示す展開図である。
【図18】同上の組立状態を示す斜視図である。
【図19】他の実施例を示す部分断面図である。
【図20】同上の仕切部材を示す展開図である。
【図21】同上の組立状態を示す斜視図である。
【図22】従来例を示す平面図である。
【図23】同上の断面図である。
【図24】他の従来例を示す斜視図である。
【図25】他の従来例を示す部分断面図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、5 線状物収納容器 10 箱本体 11 胴部 11a 切目 20 紙管 30、40、50、60、70 仕切部材 31、41、51、61、71 底板 32、42、52、62、72 仕切板 33、43、53、63、73 支持板 34、44、54、64、75 挿入穴 35 ブロック 53a コーナー板 53b 連結板 53c 舌片 74 折込片

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角筒状の胴部と、この胴部の上端縁に折
    目線を介して連接され、前記胴部の上面開口を開閉する
    蓋フラップと、前記胴部の下端縁に折目線を介して連接
    され、前記胴部の底面開口を閉塞する底フラップとから
    成る厚紙製の箱本体と、 前記底フラップによって形成された前記箱本体の底面中
    央部に立設される紙管と、 前記箱本体の胴部の各コーナー部を仕切る仕切板とを備
    えた線状物収容器において、 前記仕切板を、前記紙管の挿入穴を備えた底板の端縁に
    折目線を介して連設し、 前記仕切板の先端部を、前記胴部の各コーナー部に係合
    する支持部材に沿わせることにより前記仕切板を垂直状
    態に起立させた線状物収容器。
  2. 【請求項2】 前記仕切板の先端部を、前記支持部材に
    固定した請求項1記載の線状物収容器。
  3. 【請求項3】 前記支持部材を前記胴部に固定した請求
    項1記載の線状物収容器。
  4. 【請求項4】 前記支持部材を、前記仕切板の先端縁に
    折目線介して連設された前記胴部のコーナー部に係合す
    るコーナー板と、このコーナー板の先端に連設された舌
    片とから成る支持板によって形成し、前記舌片を前記胴
    部のコーナー部に形成した切目に差込むことにより前記
    支持部材を胴部に固定した請求項1記載の線状物収容
    器。
  5. 【請求項5】 角筒状の胴部と、この胴部の上端縁に折
    目線を介して連接され、前記胴部の上面開口を開閉する
    蓋フラップと、前記胴部の下端縁に折目線を介して連接
    され、前記胴部の底面開口を閉塞する底フラップとから
    成る厚紙製の箱本体と、 前記底フラップによって形成された前記箱本体の底面中
    央部に立設される紙管と、 前記箱本体の胴部の各コーナー部を仕切る仕切板とを備
    えた線状物収容器において、 前記仕切板を、前記紙管の挿入穴を備えた底板の端縁に
    折目線を介して連設し、 前記仕切板の先端縁に、折目線を介して支持板と折込片
    を順次連設し、この折込片を前記紙管の上端部に差込む
    ことにより前記仕切板を垂直状態に起立させた線状物収
    容器。
  6. 【請求項6】 前記底板を、対向する2つのコーナー部
    をそれぞれ受け持つ2枚の分割板によって構成し、各分
    割板にはそれぞれ前記紙管の挿入穴を形成すると共に前
    記挿入穴に紙管を挿入した状態で2枚の分割板を重ね合
    わせるようにした請求項1、2、3、4又は5に記載の
    線状物収容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104528473A (zh) * 2014-12-15 2015-04-22 上海市计量测试技术研究院 光纤线缆收纳装置
CN109080964A (zh) * 2018-09-04 2018-12-25 江苏晨峰铝业科技有限公司 一种铜塑复合带存放装置
KR20220034631A (ko) * 2020-09-11 2022-03-18 한결엠사회적협동조합 찌그러짐 방지기능이 구비된 스마트 농산물 박스

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