JPH0621905Y2 - 枠付包装体 - Google Patents

枠付包装体

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JPH0621905Y2
JPH0621905Y2 JP1988047448U JP4744888U JPH0621905Y2 JP H0621905 Y2 JPH0621905 Y2 JP H0621905Y2 JP 1988047448 U JP1988047448 U JP 1988047448U JP 4744888 U JP4744888 U JP 4744888U JP H0621905 Y2 JPH0621905 Y2 JP H0621905Y2
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JP
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frame
wall surface
wall
groove
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清 藤井
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富士包装紙器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、包装体、特にディスプレイに適する包装体の
改良に関する。
<従来の技術> 今日、ディスプレイに適する包装体としては、第9図に
示すものが用いられている。
この包装体は、台紙(a)とこの台紙上に貼り付けられる
透明プラスチック板(b)とからなる。
このプラスチック板(b)には、凸面(c)が形成され、この
凸面(c)内と台紙(a)との空間に商品が収納される。
<考案が解決しようとする課題> ところが、この包装体においては、まず第1に、商品の
保護に関し未だ充分でないという問題がある。商品の販
売先への納入に際しては、多数の商品を、一つの大箱内
に入れて移送する。その際、各商品を保護するものは、
台紙(a)とプラスチック板(b)だけであるため、各商品が
ぶつかり、傷つけてしまうという問題や、商品の破損に
までは至らずともプラスチック板(b)が変形し、ディス
プレイ効果を損なうといった問題が生ずる。
第2に、この包装体は、商品及び凸面(c)が、台紙から
突出するという不安定な形状をしているため、上記の大
箱内に入れる際にも収まりが悪く、また、商品の自立性
がなく、吊り下げ以外の方法では展示しにくいといった
問題がある。
第3には、ディスプレイ効果の点において、商品が台紙
上に取り付けられているにすぎないため、安っぽいイメ
ージを消費者に与えるという問題を有する。
<課題を解決するための手段> そこで本考案は、次の構成よりなる枠付包装体を提供す
ることにより、上記の課題を解決する。
この枠付包装体は、被包装体を中央に配位しその周囲に
フランジ部(107)(108)を有する包装体(101)と、この包
装体(101)の周囲を取り囲む枠体(1)とからなる。
この枠体(1)は、折目線(51)(52)(53)を介して連設され
た複数の外壁面(2a)(2b)(2c)(2d)と、各外壁面の両側に
延設された支持縁片とを備える。
各支持縁片は、外壁面の両側から延設された立面(4a)(4
b)(4c)(4d)と、この立面から延設された内壁面(6a)(6b)
(6c)(6d)と、この内壁面から延設された溝面(8a)(8b)(8
c)(8d)との少なくとも3面を備える。
そして、これらの立面、内壁面及び溝面が、順次、外壁
面の両側から内側に折曲されることにより、各外壁面(2
a)(2b)(2c)(2d)の内側面に断面略矩形の一対の対向する
支持額縁(21a)(21a)(21b)(21b)(21c)(21c)(21d)(21d)が
形成されるものであり、この対向する支持額縁の上記溝
面(8a)(8a)(8b)(8b)(8c)(8c)(8d)(8d)間に形成された支
持溝(21)に、上記包装体のフランジ部(107)(108)が挿入
されるものである。
さらに、上記の隣合う外壁面の支持額縁の内壁面端の夫
々には、少なくとも1組の凸部(13a)(13c)(14b)(14d)と
凹部(13b)(13d)(14a)(14c)とが形成されたものである。
そして、隣合う両外壁面の支持額縁の凸部(13a)(13c)(1
4b)(14d)と凹部(13b)(13d)(14a)(14c)とが組み合わされ
ると共に、連設された外壁面(2a)(2d)の両端が結合され
ることにより、包装体を取り囲む枠体とされてなるもの
である。
<作用> 本考案においては、包装体の周囲を取り囲む枠体が、商
品及び包装体を保護する。そして、大箱内に多数の商品
を入れて移送する際には、枠体が各商品間のスペーサー
として機能する。しかも、不安定な商品及び包装体にあ
っても、枠体によって立方体等の収まりの良い形状を与
えることができ、整然と大箱内に収納し得る。又、枠体
は、商品及び包装体に自立性を与え、載置、積み重ねが
可能となる。さらに、ディスプレイにおいては、枠体が
商品展示用の額縁として作用する。
しかも、各外壁面(2a)(2b)(2c)(2d)の内面側には、断面
略矩形の一対の対向する支持額縁(21a)(21a)(21b)(21b)
(21c)(21c)(21d)(21d)が形成されるものであり、この対
向する支持額縁の上記溝面(8a)(8a)(8b)(8b)(8c)(8c)(8
d)(8d)間に形成された支持溝(21)に、上記包装体のフラ
ンジ部(107)(108)が挿入されるものである。従って、フ
ランジ部(107)(108)の両面は、所定幅の面を有する溝面
(8a)(8a)(8b)(8b)(8c)(8c)(8d)(8d)によって、確実に保
護される。しかも、この溝面は、断面略矩形の支持額縁
に形成された面であり、各支持額縁は、夫々の端に形成
された凸部(13a)(13c)(14b)(14d)と凹部(13b)(13d)(14
a)(14c)とが組み合わされたものである。よって、この
支持額縁は、互いに補強し合い、その形状は容易に変形
することがないため、その溝面間に挿入されたフランジ
も、より確実に支持されることとなる。
さらにこの枠体は、各外壁面を順次折り曲げていくこと
により、包装体のフランジを支持溝に挿入していくもの
であるが、凹部は、内壁面の端から凹んでいるものであ
るため、折り曲げ過程において、対応する凸部が、凹部
内に徐々に深く入っていき、凸部の基部が凹部と当接し
て、その侵入が停止する。よって、各外壁面の折り曲げ
は、凸部と凹部との存在を注意せず、自然にスムーズに
行うことができる。
<実施例> 以下図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第1図は、包装体と枠体の斜視図、第2図(A)は枠体の
展開図である。
この枠付包装体は、包装体(101)と、この包装体の周囲
を取り囲む枠体(1)とからなる。
包装体(101)は、透明プラスチック板製で、折目線(102)
を介して対称形状をなす前板部(103)と後板部(104)とか
らなる。各板部(103)(104)の中央には凸面部(105)(106)
が形成され、その周囲がフランジ部(107)(108)とされ
る。
そして、両板部(103)(104)は、折目線(102)から折り曲
げられて重ねられる。商品、即ち、被包装物は、両凸面
(105)(106)内の空間に収納される。両板部(103)(104)
は、互いに接着、固定しておいてもよいが、接着、固定
を行わずとも、後述する支持溝内で支持されることによ
り、両板部が開いてしまうことはない。
次に、枠体(1)は、第2図(A)に示す展開状態をなす厚紙
により製作される。
この枠体(1)は、外壁面(2a)(2b)(2c)(2d)と、各外壁面
の両側に延設された支持縁片とからなる。外壁面は、右
外壁面(2a)、上外壁面(2b)、左外壁面(2c)及び下外壁面
(2d)の4面が、折目線(51)(52)(53)を介して夫々連接さ
れている。
右外壁面(2a)の右端には、折目線(54)を介して大挿入片
(55)が形成されると共に、この折目線(54)の中央には小
切込部(56)が形成されている。他方、下外壁面(2d)の左
端には、折目線(57)を介して折り返し片(58)が延設され
ている。又、下外壁面の左端から折り返し片(58)にかけ
ては、U字状の切り込み(56)と折目線(60)とによって小
挿入片(61)が区割形成されている。この小挿入片(61)の
両側には折目線(57)に沿って大切込部(62)が形成されて
いる。
上外壁面(2b)の中央には長手方向に把手挿入孔(63)が形
成されている。
次に支持縁片は、各外壁面(2a)(2b)(2c)(2d)の両側から
折目線(3a)(3a)(3b)(3b)(3c)(3c)(3d)(3d)を介して延設
された立面(4a)(4a)(4b)(4b)(4c)(4c)(4d)(4d)と、立面
から折目線(5a)(5a)(5b)(5b)(5c)(5c)(5d)(5d)を介して
延設された内壁面(6a)(6a)(6b)(6b)(6c)(6c)(6d)(6d)
と、内壁面から折目線(7a)(7a)(7b)(7b)(7c)(7c)(7d)(7
d)を介して延設された溝面(8a)(8a)(8b)(8b)(8c)(8c)(8
d)(8d)と、溝面から折目線(9a)(9a)(9b)(9b)(9c)(9c)(9
d)(9d)を介して延設された固定面(10a)(10a)(10b)(10b)
(10c)(10c)(10d)(10d)とからなる。
右・左立面(4a)(4c)は、右・左外壁面(2a)(2c)の長さと
等しく設定されている。又、上・下立面(4b)(4d)の両端
は、縦端辺(11b)(11b)(11d)(11d)と、これより内側にカ
ットされた傾斜端辺(12b)(12b)(12d)(12d)とからなる。
右・左内壁面(6a)(6c)は、その両端に凸部(13a)(13a)(1
3c)(13c)と、これより内側に切り込まれた凹部(14a)(14
a)(14c)(14c)とを有する。又、この凸部(13a)(13c)凹部
(14a)(14c)に対応して、上・下内壁面(6b)(6d)は、その
両端に凹部(13b)(13b)(13d)(13d)と凸部(14b)(14b)(14
d)(14d)を有する。これら各内壁面(6a)(6b)(6c)(6d)の
幅は外壁面(2a)(2b)(2c)(2d)の幅の半分弱とされる。
溝面(8a)(8b)(8c)(8d)は、立面(4a)(4b)(4c)(4d)の幅と
等しい幅を有する。尚、右溝面(8a)の右端及び下溝面(8
d)の左端は、前述の大・小挿入片(55)(61)及び折り返し
片(58)の存在を考慮して夫々斜めにカットされている。
左・左・下固定面(10a)(10c)(10d)は、糊代として、右
・左・下外壁面(2a)(2c)(2d)の内面側に貼着される。
又、上固定面(10b)は、把手部(15b)と、その内側の押さ
え部(16b)とからなり、組立時には、上外壁面(2b)の把
手挿入孔(63)に把手部(15b)が挿入され、押さえ部(16b)
は上外壁面(2b)の内面側に沿わされる。
次に、この枠体の組立方法を説明する。
まず、支持縁片を第1図、第3図に示すように額縁状に
折り曲げ、右・左・下の固定面(10a)(10c)(10d)を右・
左・下外壁面(2a)(2c)(2d)に貼着する。上固定面(10b)
の把手部(15b)は、把手挿入孔(63)に挿入され、把手と
される。
以上により、各外壁面(2a)(2b)(2c)(2d)の内面側に、支
持額縁(21a)(21b)(21c)(21d)が各々一対、対向して形成
される。これにより、各外壁面の対向する支持額縁間
に、支持溝(22)…が形成される。
次に、前記包装体(101)のフランジ部(107)(108)を各支
持溝(22)…内に挿入して、枠体(1)により包装体の周囲
を取り囲む。
その際、第4図に示すように、上・下の立面(4b)(4d)の
端部内側に右・左の立面(4a)(4c)の端部が入る。そし
て、上・下の内壁面(6b)(6d)端の凹部(13b)(13d)凸部(1
4b)(14d)と、右・左の内壁面(6a)(6c)端の凸部(13a)(13
c)凹部(14a)(14c)とが組み合わされる。これにより、右
・左の支持額縁(21a)(21c)の開きが上・下の立面(4b)(4
d)の端部によって規制され、上・下の支持額縁(21b)(21
d)の開きが右・左の内壁面端の凸部(13a)(13c)により規
制される。これにより、各支持額縁(21a)(21b)(21c)(21
d)は互いに開きを規制しあうように組み合わされる。
さらにこの枠体は、各外壁面(2a)(2b)(2c)(2d)を順次折
り曲げていくことにより、包装体のフランジを支持溝に
挿入していくものであるが、凹部(13b)(13d)(14a)(14c)
は、単なるスリットではなく、内壁面の端から凹まされ
ているものであるため、折り曲げ過程においては、対応
する凸部(13a)(13c)(14b)(14d)が、内壁面の端から凹部
内に徐々に深く入っていくこととなる。第4図は、凸部
(13a)(13c)(14b)(14d)が、内壁面の端から凹部内に徐々
に深く入っていく状態を示している。よって、各外壁面
の折り曲げは、凸部と凹部との存在を無視して、自然に
スムーズに行うことができるものである。
尚、この実施例では、上記外壁面間の折目線(51)(52)(5
3)からの当該凹部(13b)(13d)(14a)(14c)の凹み長さは、
内外壁面(6a)(6b)(6c)(6d)(2a)(2b)(2c)(2d)間の間隔と
略等しく設定されている。これは、この実施例の枠体の
全体形状が4角形であるため上記の長さ関係としたもの
であるが、これにより、上記各外壁面を折目線(51)(52)
(53)から折り曲げた際、当該凹部(13b)(13d)(14a)(14c)
に凸部(13a)(13c)(14b)(14d)の基部が当接し、各外壁面
間の角度が自然と直角に保たれ、折り曲げ過ぎることが
なくなる。
これらの凸部(13a)(13c)(14b)(14d)の長さは、凹凸によ
る組み合わせが可能な範囲で自由に設定すればよいが、
これら凸部先端を外壁面(2a)(2b)(2c)(2d)に当接する長
さに設定することにより(第2図(B)参照)、枠体の強
度を一層高めることができる。
尚、これらの組み合わせ構造は、適宜変更可能であり、
例えば第5図に示すように、上・下の内壁面(6b)(6d)の
中央に凸部(31b)(31d)を形成し、左・右の内壁面(6a)(6
c)の中央に凹部(31a)(31c)を形成して組み合わされるよ
うにしてもよくさらに、或いは図示は略するが、挿入用
の凸部と、これに対応する切込孔としてもよい。又、凹
凸の数は自由であり、複数個設けて、凹凸のみで各支持
額縁の相互の開きを規制できるようにしてもよい。
又、外側に配される上・下の立面(4b)(4d)の端辺は、縦
端辺(11b)(11d)と傾斜端辺(12b)(12d)とから構成されて
いるため、内側に配される左・右の立面(4a)(4c)の挿入
が容易となる。但し、これに限らず、端辺をアール状に
する等の変更は可能である。又、縦端辺及び傾斜端辺を
右・左の立面(4a)(4c)に設けてもよく、上・下、及び右
・左の各立面に交互に設けてもよい。
最後に、包装体の周囲を取り囲んだ枠体の両端が結合さ
れる。これは、第6図に示すように、右外壁面(2a)の右
端と下外壁面(2d)の左端とが結合されることによりなさ
れる。さらに詳しく説明すると、下外壁面の折り返し片
(58)が下外壁面の内側に折り重ねられ、大切込部(62)に
右外壁面の大挿入片(56)が挿入される。そして、下外壁
面の小挿入片(61)が起こされ、右外壁面の小切込部(56)
に挿入される。これにより、両端の結合は完了するが、
この接合構造は従来公知の他の接合構造に変更でき、最
も単純には粘着テープによる接合でも足る。
以上により、包装体(101)は、枠体(1)により取り囲ま
れ、この枠体(1)により保護される。
尚、包装体(101)は、支持溝(22)に挿入されるフランジ
部(107)(108)があれば足り、従来例で示したような台紙
(a)と透明プラスチック板(b)とからなる包装体を用いる
こともできる。又、実施例では、支持溝(22)の全長に亘
り、フランジ部(107)(108)が挿入される例を示したが、
必ずしも全長に亘る必要はない。言い換えれば、フラン
ジ部(107)(108)の全周が支持溝(22)内に挿入される必要
はなく、枠体による支持が行われ得る最小限の長さにわ
たって挿入されればよい。従って、例えば、正面形状が
八角形或いは円形をなす包装体を実施例の枠体にて支持
するようにしてもよい。逆に包装体の正面形状も四角形
以外の形状に変更可能である。
又、実施例では、上外壁面から把手部を突出させたが、
省略して実施してもよい。又、上固定面(10b)を他の固
定面と同様外壁面(5b)に貼着し、第7図に示すように、
外壁面に切り込みを入れ、把持片(71)として起立させ得
るようにしてもよい。その際第2図(B)に示すように、
上固定面(10b)における把持片(71)に対応する部分(10
b)′のみは、糊付けを行わないようにする。但し、外壁
面と固定面とを全面で貼着し、両面に切り込みを入れて
把持部とすることも可能である。
第2図(B)中、(72)は、下内壁面(6d)に設けられた切り
取り部を示す。この切り取り部(72)は、これを取り去
り、取り扱い説明書等を差し込めるようにしたものであ
る。
又、第8図に示すような、紙製等のスリーブ(201)を用
意し、このスリーブ(201)に、横方向から枠体(1)を挿通
してもよい。これにより、大箱内に多数個を収納し移送
する際における商品、包装体(101)、枠体(1)の保護がよ
り完全となる。尚、スリーブ(201)への挿通の際には、
第1図の枠体(1)把手部(15b)(15b)を重ねた状態で倒し
ておく。他方、スリーブ(201)には、その形状に対応す
る形状のミシン目(202)を入れておけば良い。これによ
り、その部分を破り、スリーブ(201)を付けたまま、把
手部(15b)(15b)を起こすことができる。このスリーブは
種々変更して実施可能であり、縦方向から枠体(1)を挿
通するようにしてもよい。
<考案の効果> 以上本考案は、商品及び包装体が、枠体によって保護さ
れる。特に、多数の商品を一つの大箱内に入れて移送す
る際にも、各商品が直接ぶつからず、傷つくおそれがな
い。しかも、実施例のように枠体の外形を六面体等、収
まりの良い形状になすことによって、大箱内にも整然と
収納できる。さらに、枠体によって、自立性が確保で
き、吊り下げの他、積み重ねも可能となる。
さらに又、商品のディスプレイ効果として、枠体を額縁
として有効に利用でき、商品が額縁によって飾られたよ
うな印象を消費者に与え、商品のイメージアップを図る
ことができる。特に、包装体全体を透明にすることによ
って、額縁状の枠体内に商品のみが浮かび上がり、さら
に、照明を加えることによって、商品を額縁内で輝かせ
一層の注目を集めるようにすることができるものであ
る。
しかも、枠体を組立包装体を装着する際に行われる各外
壁面の折り曲げは、凸部と凹部との存在を無視して、自
然にスムーズに行うことができ、凸部と凹部によって、
各支持額縁を強固に接合できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、包装体と枠体の斜視図、第2図(A)は枠体の
展開図、第2図(B)は同変形例を示す展開図、第3図は
枠体の下外壁面における縦断面図、第4図は枠体の支持
額縁同士の組合せ状態を示す斜視図、第5図は同変形例
を示す斜視図、第6図は右外壁面と下外壁面の結合状態
を示す斜視図、第7図は把手の変形例を示す斜視図、第
8図はスリーブの斜視図、第9図は従来例の斜視図であ
る。 (1)……枠体、 (2a)(2b)(2c)(2d)……外壁面、 (4a)(4a)(4b)(4b)……立面、 (6a)(6b)(6c)(6d)……内壁面、 (8a)(8b)(8c)(8d)……溝面、 (10a)(10b)(10c)(10d)……固定面、 (21a)(21b)(21c)(21d)……支持額縁、 (22)……支持溝、 (101)……包装体、 (107)(108)……フランジ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被包装体を中央に配位しその周囲にフラン
    ジ部(107)(108)を有する包装体(101)と、この包装体(10
    1)の周囲を取り囲む枠体(1)とからなり、この枠体(1)が
    折目線(51)(52)(53)を介して連設された複数の外壁面(2
    a)(2b)(2c)(2d)と、各外壁面の両側に延設された支持縁
    片とを備え、 各支持縁片が、外壁面の両側から延設された立面(4a)(4
    b)(4c)(4d)と、この立面から延設された内壁面(6a)(6b)
    (6c)(6d)と、この内壁面から延設された溝面(8a)(8b)(8
    c)(8d)との少なくとも3面を備え、 これらの立面、内壁面及び溝面が、順次、外壁面の両側
    から内側に折曲されることにより、各外壁面(2a)(2b)(2
    c)(2d)の内面側に断面略矩形の一対の対向する支持額縁
    (21a)(21a)(21b)(21b)(21c)(21c)(21d)(21d)が形成さ
    れ、この対向する支持額縁の上記溝面(8a)(8a)(8b)(8b)
    (8c)(8c)(8d)(8d)間に形成された支持溝(21)に上記包装
    体のフランジ部(107)(108)が挿入されるものであり、 隣合う外壁面の支持額縁の内壁面端の夫々に、少なくと
    も1組の凸部(13a)(13c)(14b)(14d)と凹部(13b)(13d)(1
    4a)(14c)とが形成されたものであり、 隣合う両外壁面の支持額縁の凸部(13a)(13c)(14b)(14d)
    と凹部(13b)(13d)(14a)(14c)とが組み合わされると共
    に、連設された外壁面(2a)(2d)の両端が結合されること
    により、包装体を取り囲む枠体とされてなる枠付包装
    体。
JP1988047448U 1988-04-07 1988-04-07 枠付包装体 Expired - Lifetime JPH0621905Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS509322U (ja) * 1973-05-24 1975-01-30

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JPH01150566U (ja) 1989-10-18

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