JPS6013831Y2 - 鉢植花のパツケ−ジ - Google Patents

鉢植花のパツケ−ジ

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JPS6013831Y2
JPS6013831Y2 JP14132981U JP14132981U JPS6013831Y2 JP S6013831 Y2 JPS6013831 Y2 JP S6013831Y2 JP 14132981 U JP14132981 U JP 14132981U JP 14132981 U JP14132981 U JP 14132981U JP S6013831 Y2 JPS6013831 Y2 JP S6013831Y2
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JP
Japan
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pot
notch
package
ruled line
semicircular
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Expired
Application number
JP14132981U
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JPS5846785U (ja
Inventor
幸吉 加藤
賢 吉野
Original Assignee
本州ダンボ−ル工業株式会社
本州製紙株式会社
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Publication date
Application filed by 本州ダンボ−ル工業株式会社, 本州製紙株式会社 filed Critical 本州ダンボ−ル工業株式会社
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  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はシクラメン、ベコニアのごとく花、葉が四方
に成長してふっくらとした外観をもつ鉢植花のパッケー
ジに関する。
店頭から鉢植花を持運ぶには、通常鉢花全体又は花梨部
分を軽く包装するか、或は把手付きのビニール袋、紙袋
等に入れるかしていたが、これらの包装材の圧迫により
花、葉部分を傷めることなり、特にシクラメン、ランの
ように高価な鉢植花にとっては著しく品質を害うものと
なっていた。
本考案は、鉢外径にほぼ等しい幅の妻板と、比較的大き
な開口部を有する側板と、把手付きのキャップとよりな
り、パッケージ本体の内部には左右側板の開口部に相当
するシート部分を互に内側に折込んで鉢固定部を形成さ
せたものである。
更に詳しく述べると、左右側板の底辺近くに設けた罫線
と、この罫線端より上方に向う切込みとでU字形シート
部分を作り、U字形シート部分には前記罫線と平行する
第2の罫線を入れて鉢大径側に近い半円形の切欠きを有
する連設部と、半円形切欠きの両側に連設された突合せ
片とを形威し、前記U字形シート部分を罫線に従って側
板内側に折込み、かつ対向する側板の突合せ片を突合せ
ることにより、パッケージ本体の底板より所定の高さを
隔せた位置において半円形切欠きて鉢外形を包持する鉢
固定部を形威させたものである。
このように構成することによって、全体を薄形にして持
運びに便利であるほか、花、葉の1部を側板開口部から
横方向に露出させて包装から持運びの間、花梨部分を傷
めることがなく、しかもパッケージの底部に鉢を固定し
たことにより、パッケージの移動や積重ねの際にも転倒
や脱落のおそれがないいようにしたものである。
次に図面について本考案の実施態様を具体的に説明する
第1図〜第5図は典型的な実施態様を示すもので、第1
図のようにパッケージ本体Aの側板2,4に比較的大き
な開口部Bを形成させ、この開口部Bに鉢植孔の花、葉
部分Fを横方向に張出させ、妻板1,3側の係合穴17
に把手付きのキャップCの係合片16を係合させて持運
を便利ならしめたものである。
本体1は第5図のように1枚のシートから構成されてい
る。
すなわち略長方形のシートに折り線を附して前後の側板
1゜3、左右の妻板2,4、底板11,12,13゜1
4および一方の側板4端に糊代15を形威させる。
妻板1,3は収容する鉢Cの大径側直径とほぼ等しいか
、幾分か大なる幅を持ち、その上部にはキャップ側の係
合片16を挿入する係合穴17を有している。
左右の側板2,4の底辺の折り線より隔てた位置に設け
た罫線18と、この罫線端より上方に向う切込み19.
19とで上方に向けて僅かに広がるU字形シート部分1
0を形成する。
このU字形シート部分10には前記罫線18と平行する
第2の罫線25を入れて鉢大径側に近い半円形の切欠き
9を有する連接部5と、半円形切欠き9の両側に連接さ
れた突合せ片6とを形威している。
上記U字形シート部分10を罫線18.25に従って折
込み、突合せ片6を突合せることにより半円形切欠き9
,9で鉢外形を包持する鉢固定部りが形威される。
図示実施例では、上記U字形シート部分10にI字形切
込み20を入れて突合せ片の外側に折込片7を形威させ
ると共に、突合せ片6に隣接して組立時に半円形切欠き
9,9の周縁下部近くを支持する支承板8,8を形威さ
せたものを示している。
すなわち、U字形シート部分10のほぼ中央には、上下
の水平21.22と中央の垂直辺23とによるI字形切
込み20を有し、この切込み20の水平辺21.22の
左右延長線上に罫線24.25を入れ、水平辺の上下の
切込端間に前記垂直辺23と平行し罫線24.25と直
交する方向の罫線26.26を入れて突合せ片6,6と
支承板8,8とを形威させる。
また切込み20の上部水平辺21の外側には組立時に底
板12又は14に接する折込片7を形成する一方、下部
水平辺22内側に連設部5を形威し、その鉢の大径側外
側にほぼ一致させた半円形切欠き9を設ける。
更に組立時に支承板8の下辺に相当する位置に突起27
を設け、これに対応して折込片7に穴28を設ける。
なお、第5図中、点線部分は折り線又は罫線を、実線で
囲まれて斜線を施した部分は切取った穴を意味している
上記のごとく構成されたシートをもって本体1を組立て
るには、まず、糊代15を他の側板1の裏側に貼着し、
底板11,12,13.14を折畳む。
次に第3図に示すように、U字形シート部分10を罫線
18、罫線24,25.26に沿って、それぞれ内側に
折込んで鉢固定部Cを構成させる。
但し第3図は折込みの状態を理解しやすいように両側板
2,4を離して示しである。
このように折込むと、第4図のように連設部5,5は中
央に半円形切欠き9の突合せによって円形の鉢収容室2
9が形成され、切欠き以外の部分は底板と平行な糊面と
なっている。
連設部5の両側に連なる突合せ片6,6が、対向するシ
ート側の突合せ片と重なって垂直に配置され、その内側
に連なる支承板8,8が半円形切欠きの縁部近くに垂直
に配置され、更に突合せ片6に連なる折込片7が底板に
密接する。
この折込みの際には支承板8の突起27を折込片7の穴
28に挿入して支承板8の位置決めを行なう。
第4図から明らかなように、鉢固定部Cの4隅は両側板
からのシート部分の折込みにより2個の角筒を突合せ片
で互いに密接させた形となっているため構造強固であり
、鉢固定部の中央は半円形切欠きを有する連設部5,5
の突合せと、支承板8.8とにより側方および上方から
の外力に対し耐えうる詐取容室29が形成される。
上記のように組立てたパッケージ本体Aは、第2図のよ
うにその上部にキャップBが載置され、キャップ側の係
合片16を本体Aの係合片17に係合して一体化し、鉢
固定部Cに鉢りを収容し、第1図のようにキャップの把
手30を持って持運ぶものである。
このようにすると、鉢植花の花又は葉部Fは側板の開口
部Bから横方向に露出してその部分を傷めることがない
またパッケージ本体は強固であるから、積重ねにも差支
えない。
なお、図示実施例で゛は、1例として貼合せ底を示した
が、ワンタッチボトム、ロックボトムなどに変更しても
よい。
第6図および第7図は本体妻側上部に幅の狭い上板33
.33を設けると共に、キャップ側より両側に一対の爪
16aを有するコ字形の係合片16を突設させて各妻板
側の2個の係合穴17に係合させた変形例を示す。
この場合の本体Aは第7図の展開図に示すように、U字
形シート部分Bは第5図と同じであるが、側板2,4の
上部に幅の狭い折込片31.31を設け、妻板1,3の
上部に折り線32を介して上板33を連設する。
上板33は上板幅の略中夫に2条の罫線34を介して折
込片35を設けると共に、上板端中央に突起36を形成
する。
この突起36に対向して妻板1゜3上部に穴37を設け
る。
上記のようなシートを組立てるには、第3〜5図につい
て説明したと同様に、底部、鉢固定部を折込んだのち、
各側板の折込片31.31を内側に折込み、罫線34に
沿い折込片35を内側に折込んで2重の上板33を構成
させ、同時に突起36を妻板の穴37に係合する・。
このように構成された本体Aの上部に第6図のごとくキ
ャップCを組付けると、側板開口部Bと鉢固定部Cとに
より、鉢植花を傷めずに包装できるほか、本体Aの妻側
に上板33,33が形成されているため、上部構造が強
固となり、・積重ね時に荷崩れを起こすことがないもの
とすることができる。
第8図〜第10図はキャップCの変形例を示す。
このものは第10図に展開図を示すように折り線を介し
て上板38、側板39,39および妻板40,40を設
け、側板39には2重の罫線41を入れて折込片42を
連ねると共に、妻板40の左右に折込片43.43を設
け、中央部分に一対の突起16a、16aを有する保合
片16を連設する。
また側板に連ねた折込片42の端縁に突起44を設け、
この突起に対応して上板に穴45を設けている。
このように構成されたキャップCは折り線および各罫線
に従って折込むことにより、側板および妻板の内側に折
込片42又は43が配置されるので、キャップ自体の強
度が一層向上したものとすることができる。
第11図および第12図は、キャップの別の変形を示す
もので、第12図に示すように妻板40の中央の下半部
に切欠き46を形成すると共に、側板39,39から外
方に妻板の半分の長さの連結片47.47を設け、各連
結片の先端に爪48を形成したものである。
この場合はキャップCを本体の妻板上部に載せたのち、
第12図の矢印方向に連結片47.47を折込み、かつ
先端の爪48.48を切欠き46に挿入する。
切欠き46と対応する本体妻板には係合片17が形成さ
れているため、切欠き46を通して突出された爪48゜
48は、係合穴17に挿入され、本体とキャップとの保
合が行なわれる。
このようにするとキャップの妻板部分が補給され、本体
との保合状態も良好で比較的大形の鉢植花のパッケージ
に適している。
上述のように、本考案によれば鉢外径にほぼ等しい幅の
妻板と、比較的大きな開口部を有する側板と、側板開口
部に相当するシート部分を互いに内側に折込んで鉢固定
部を形成させたものであるから、花、葉の一部を開口部
から横方向に露出させた状態で包装しうるので、鉢植花
を傷めることがなく、鉢固定部にしっかりと鉢本体を抱
持させることができ、持運び中に、鉢植花の転倒や脱落
を起すことなく安全に取扱うことができる。
特に、本考案ではパッケージ本体の左右側板に開口部に
相当するU字形シート部分を作り、このU字形シート部
分には、鉢大径側に近い半円形の切欠きを有する連接部
と、半円形切欠きの両側に連設された突合せ片とを形成
したものであるから罫線に従ってU字形シート部分を側
板内側に折込み、対向する側板の突合せ片相互を突合せ
ることにより、本体底板より所定の高さを隔てた位置に
半円形切欠きて鉢外形を包持する固定部とすることがで
きると共に、突合せ片の突合せによにり2重となった壁
で垂直方向の衝撃を受けたとき鉢を保護することができ
るものとなっている。
また妻側を小さくして全体を薄形とし、パッケージ本体
の上部には把手付きキャップを取付けているので、持運
びに便利であるほか、本体およびキャップの組合せによ
り構造的に強固となって積重ねも充分可能である。
更に本体は1枚のシートを折込むことにより鉢外径を抱
持する鉢固定部を形成しているため、シート取りが有利
であり、しかも鉢固定部の構成により側板に大きな開口
部が形成されるためふっくらとした外形をもつシクラメ
ン、ベゴニア等の鉢植孔のパッケージとして好適である
等の効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案パッケージの使用状態の斜視図、第2図
はキャップと本体とを分離した状態の斜視図、第3図は
鉢固定部の組立途中を示す部分的斜視図、第4図は鉢固
定部の一部を破断して組立状態を示した斜視図、第5図
は上記パッケージ本体の展開図、第6図はキャップとパ
ッケージとの係合部を変形させた場合の斜視図、第7図
は第6図におけるパッケージ本体の一部を省略して示し
た展開図、第8図ないし第10図はキャップの別の実施
例を示すもので、第8図はキャップをパッケージ本体に
係合させた状態の組立斜視図、第9図は係合途中の部分
的拡大斜視図、第10図はキャップの展開図、第11図
はキャップの他の実施例を示す部分的斜視図、第12図
は第11図におけるキャップの係合前を示す部分的斜視
図である。 A・・・・・・パッケージ本体、B・・・・・・開口部
、C・・・・・・キャップ、D・・・・・・鉢固定部、
E・・・・・・鉢、F・・・・・・花、葉部分、1,3
・・・・・・妻板、2,4・・・・・・側板、5・・・
・・・連設部、6・・・・・・突合せ片、7・・・・・
・折込片、8・・・・・・支承板、9・・・・・・半円
形切欠き、10・・・・・・U字形シート部分、11,
12,13,14・・・・・・底板、16・・・・・・
係合片、17・・・・・・係合穴、20・・・・・・I
字形切込み、29・・・・・・詐取容室。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 パッケージ本体Aの上に把手付きのキャップCを係
    合し、パッケージ本体の左右側板2,4の開口部Bに相
    当するシート部分を互いに内側に折込んで鉢固定部を形
    成させたパッケージであって; 左右側板2,4の底辺近くに設けた罫線18と、この罫
    線端より上方に向う切込み19,19とでU字形シート
    部分10を形成し; U字形シート部分10には前記罫線18と平行する罫線
    25を入れて鉢大径側に近い半円形の切欠き9を有する
    連接部5と、半円形切欠き9の両側に連設された突合せ
    片6とを形成してなり; 前記U字形シート部分10を罫線18および25に従っ
    て側板内側に折込み、かつ対向する側板の突合せ片6,
    6を突合せることにより、パッケージ本体底板より所定
    の高さを隔てた位置において半円形切欠き9,9で鉢外
    形を包持する鉢固定部りを形成させたことを特徴とする
    鉢植花のパッケージ。 2 U字形シート部分10は、はぼ中央に上下の水平辺
    21.22と中央の垂直辺23とによる1字形切込み2
    0を設け;切込み20における水平辺の左右延長線に罫
    線25および24を入れて、下部水平辺22を直径とす
    る半円形切欠き9を有する連接部5と、突合せ片6,6
    と、折込片7とを形成すると共に、上下水平辺の切込端
    を結ぶ線上に罫線26.26を入れて突合せ片6,6の
    突合せ時に半円形切欠き9,9の周縁下部近くを支持す
    る支承板8,8を形成している実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の鉢植花のパッケージ。
JP14132981U 1981-09-25 1981-09-25 鉢植花のパツケ−ジ Expired JPS6013831Y2 (ja)

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JPS5846785U JPS5846785U (ja) 1983-03-29
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JPH0628419Y2 (ja) * 1990-01-16 1994-08-03 愛知県経済農業協同組合連合会 複数個の鉢物輸送用組立箱

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JPS5846785U (ja) 1983-03-29

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