JP2521661Y2 - 歯刷子収納容器 - Google Patents

歯刷子収納容器

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JP2521661Y2 JP1989106418U JP10641889U JP2521661Y2 JP 2521661 Y2 JP2521661 Y2 JP 2521661Y2 JP 1989106418 U JP1989106418 U JP 1989106418U JP 10641889 U JP10641889 U JP 10641889U JP 2521661 Y2 JP2521661 Y2 JP 2521661Y2
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toothbrush
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locking piece
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好之 岡田
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Toppan Inc
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、収納した歯刷子を透視する窓を有し、店頭
で吊り下げ展示する角筒状の歯刷子収納容器に関し、特
に容器の大きさに対して小型の歯刷子を収納するに好適
な歯刷子収納容器に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の収納容器としては第7図に示したよう
なものが代表的で、窓35を有する角筒状の容器本体36の
上部に吊り下げ展示用の吊下げ部37を設けたものであ
る。
[考案が解決しようとする課題] 最近の傾向として柄の部分が薄く、かつ刷子の部分が
小さな小型の歯刷子が要望されている。このような歯刷
子の小型化に対応して、これを収納する容器を小型化す
ることが考えられるが、容器の大きさを小さくしようと
すると容器の製函機や歯刷子の充填機等の仕様をすべて
変更しなければならず、既存設備を有効活用出来ないと
いう問題点がある。また、従来の容器に小型になった歯
刷子をそのまま収納すると、輸送時や展示販売時に歯刷
子が容器内部で回転移動してしまって窓より歯刷子を透
視できなくなり展示効果が薄れてしまったり、歯刷子が
容器内部でカタカタと音を立てて空移動するために容器
が傷みやすいという問題点がある。
本考案は上記従来の問題点に鑑みなされたもので、従
来と容器の大きさを実質的に変更することなく、かつ小
型の歯刷子を収納しても歯刷子が容器内部で回転移動し
たり空移動したりするのを防止出来る歯刷子収納容器を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するために、本考案に係る歯刷子収納
容器は、窓を有する正面板、背面板、側面板、蓋板及び
底板より構成される角筒状の歯刷子収納容器において、
歯刷子の柄が当接する側面板に対向する側面板の下端に
係止片を連設し、該係止片の長さは、前記正面板の横幅
の長さから、歯刷子の柄の厚さを引いた長さよりも長く
形成されており、該係止片を容器内部に折り曲げてその
先端を収納される歯刷子の柄部分に当接係止させてなる
構成としたものである。
[作用] このように本考案にあっては、容器の大きさが従来の
ものと実質的に異ならないため、既存設備の仕様を変更
することなくこれを用いて組み立てることが出来る。ま
た、小型の歯刷子を収納しても容器一側面部下端に連設
した係止片を容器内部に折り曲げて、その先端を収納し
た歯刷子の柄に当接させて係止するようにしているた
め、輸送時や展示販売時に歯刷子が容器内部で回転移動
したり空移動したりするのを防止出来る。
[実施例] 以下、添付図面に従って本考案の実施例を詳述する。
第1図は本考案に係る歯刷子収納容器の一実施例の展
開平面図、第2図は同収納容器の蓋部分を組立てた状態
を示す斜視図、第3図(a)〜(e)は同収納容器の底
部の組立て過程を示す斜視図、第4図は歯刷子を収納し
た状態の同収納容器の斜視図、第5図は歯刷子を収納し
た状態の同収納容器の底部断面図である。
第1図より明らかなように、正面板1の左方には折線
19を介して側面板2が連設され、右方には折線20〜22を
介して側面板3、背面板4及び糊代板5が順に連設され
ている。さらに前記側面板2の下端には折線23を介して
係止片6が連設され、前記正面板1、側面板3、背面板
4の下端には折線24,25,26を介して底板7、折込片8、
底板9が各々連設されている。
一方、前記側面板2,3の上端には折線27,28を介して折
込片10,11が連設され、前記背面板4の上端には折線29
を介して蓋板12が連設されている。また、前記正面板1
の上端は延設されて吊下げ板13が形成され、該吊下げ板
13の上端には折線30を介して合せ吊下げ板14が連設さ
れ、さらに該合せ吊下げ板14の上端に折線31を介して蓋
板15が連設されている。該吊下げ板13及び合せ吊下げ板
14の右端より中央にかけては、合せ吊下げ板14を折り曲
げて吊下げ板13に重ね合せた際一致するようにして吊下
げ穴16,17が設けられている。また前記正面板1の上部
には透視用の窓18が設けられている。なお、本考案の容
器は板紙等で形成されているが、窓18の部分は透明シー
ト等を貼合したり、透明フィルムをラッピングしたもの
が用いられる。
本考案に係る容器を組み立てるには、まず合せ吊下げ
板14を折線30を介して折り曲げ吊下げ板13に重ね合せて
貼着した後に、側面板2,3、背面板4、糊代板5を折線1
9〜22を介して折り曲げ、糊代板5を側面板2の裏面に
貼着して角筒状に組立てる。次に上端の折込片10,11を
折り込んだ上、蓋板12,15を折り重ねて貼着し蓋部分を
封緘する(第2図参照)。続いて中身の歯刷子を収納し
て底部を組み立てる。第3図に従って説明すると、
(a)の状態から、まず係止片6を内側に折り曲げた後
((b)の状態)、歯刷子32の刷子の方から係止片6を
押し上げながら挿入していくと((c)の状態)、最終
的には、容器内部へ斜めに折れ曲がった係止片6の先端
が歯刷子32の柄部分に当接されて係止する((d)の状
態)。最後に折込片8を折り込んで、底板7,9を貼着封
緘して((e)の状態)、組立てを完了する。
容器の大きさよりも小型の歯刷子であっても、歯刷子
が収納された状態では、その柄部分が係止片6により当
接係止されるので、輸送時や展示販売時に容器内部で歯
刷子が回転移動したり空移動したりすることがなく、容
器の窓18より中身の歯刷子が常に最良の位置に見える安
定した状態に収納される(第4図及び第5図参照)。
なお、係止片6の長さ、形状等については本実施例に
限られず、収納される歯刷子の大きさ、形状等により変
更可能であることは勿論である。
第6図は本考案の他の実施例を示す展開平面図であ
る。第1図と同一箇所には同一符号を付して重複説明を
省略するが、異なるところは糊代板5の下端にも折線33
を介して係止片34が連設されている点で、組立時、糊代
板5を側面板2の裏面に貼着する際に係止片34を係止片
6の裏面に貼着する。このようにすると、係止片が二重
構成となって補強され、歯刷子に対する係止力をより強
めることが出来る。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、本考案の歯刷子収納容器
によれば、歯刷子が小型化しても従来と容器の大きさを
実質的に変更する必要がないため、既存設備の仕様を変
更することなくこれをそのまま用いて組み立てることが
出来る。また、歯刷子が小型化しても、容器一側面部下
端に連設した係止片の先端を歯刷子の柄部分に当接させ
ることにより歯刷子を係止することができ、輸送時や展
示販売時に歯刷子が容器内部で回転移動したり空移動し
たりするのを防止することが出来る。従って、カタカタ
と音がしたり、容器が傷んだりするようなことがなく、
また容器の窓より中身の歯刷子が常に見えるので展示効
果が安定して保たれる。
さらに、容器の組立、収納に際しても、歯刷子を刷子
の方から係止片を押し上げて挿入していくと、最終的に
は容器内部に折れ曲がった係止片の先端が歯刷子の柄部
分に当接されて係止するので、容器の組立及び歯刷子の
係止方法がきわめて簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る歯刷子収納容器の一実施例の展開
平面図、第2図は同収納容器の蓋部分を組立てた状態を
示す斜視図、第3図(a)〜(e)は同収納容器の底部
の組立て過程を示す斜視図、第4図は歯刷子を収納した
状態の同収納容器の斜視図、第5図は歯刷子を収納した
状態の同収納容器の底部断面図、第6図は本考案の他の
実施例を示す展開平面図、第7図は従来例を示す要部斜
視図である。 1……正面板、2,3……側面板 4……背面板、5……糊代板 6,34……係止片、7,9……底板 8,10,11……折込片、12,15……蓋板 13……吊下げ板、14……合せ吊下げ板 16,17……吊下げ穴、18……窓 32……歯刷子

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓を有する正面板、背面板、側面板、蓋板
    及び底板より構成される角筒状の歯刷子収納容器におい
    て、歯刷子の柄が当接する側面板に対向する側面板の下
    端に係止片を連設し、該係止片の長さは、前記正面板の
    横幅の長さから、歯刷子の柄の厚さを引いた長さよりも
    長く形成されており、該係止片を容器内部に折り曲げて
    その先端を収納される歯刷子の柄部分に当接係止させて
    なることを特徴とする歯刷子収納容器。
JP1989106418U 1989-09-11 1989-09-11 歯刷子収納容器 Expired - Lifetime JP2521661Y2 (ja)

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JPH0345823U JPH0345823U (ja) 1991-04-26
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JPH0345823U (ja) 1991-04-26

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