JPH035588Y2 - - Google Patents

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JPH035588Y2
JPH035588Y2 JP1983050614U JP5061483U JPH035588Y2 JP H035588 Y2 JPH035588 Y2 JP H035588Y2 JP 1983050614 U JP1983050614 U JP 1983050614U JP 5061483 U JP5061483 U JP 5061483U JP H035588 Y2 JPH035588 Y2 JP H035588Y2
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JP1983050614U
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JPS59155924U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は強靭な合成樹脂等の硬質材料によつて
構成される折りたたみ式コンテナに関するもの
で、特にブラウン管のパネル部を格納し輸送する
ための専用通い箱に関する考案である。
(従来の技術) 従来ブラウン管のパネル部などを格納し運搬に
供するようにしたものは、実公昭58−15338号、
実公昭58−16497号に記載されている。実公昭58
−15338号に記載のものは、「ブラウン管パネル部
の通函専用内装保護仕切板」に関するもので、段
ボールの片面に柔軟な薄紙を貼付し内側に折曲し
て角筒を成形して複数個並べるようにしたものが
記載されており、第13図に示す如く箱A内に角
筒Bを複数個並べた構成のものである。また実公
昭58−16497号には「組立パツキング紙函」があ
り、底蓋と天蓋とが別々に取り外し可能で、紙函
主胴の内側に折りたたみ式の縦隔壁および横隔壁
を組み合わせて物品収容室を形成するものが記載
されている。
通函に硬質の合成樹脂の材料を使用したものと
して、実公昭54−9554号「包装容器の滑り止め機
構」、実公昭54−22498号「ブラウン管のパネル包
装容器」があるが、箱を積み重ねるか分解するか
の方法しかなく、段ボールのように折りたたみ組
立機能のあるものがない。
(考案が解決しようとする問題点) 通函が段ボールなど紙製であれば、折りたたみ
加工が比較的楽であるが、使用中に紙粉が発生し
たり、使用回数を重ねると折り目がへたり、破け
て使用に耐えなくなるという問題がある。段ボー
ルにかえて硬質の合成樹脂にした場合には折りた
たみが困難であるという問題がある。本考案は上
記問題点を解決し、硬質の合成樹脂であつても、
その材質を選定することによつて屈曲自在な折曲
部を作るとが出来ることに着目し、空箱の時には
嵩を低くし、使用時には組み立てて箱を形成し段
ボールと同様な物流コストの低減を意図した側壁
および仕切板の折りたたみ組立自在な箱を提供す
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、二つの側壁間に縦壁をアコーデイオ
ン式に内側に折りたたむ形式の箱内に、縦壁に平
行な仕切板を間隔をとつて配置するブラウン管搬
送用の通い箱であつて、箱の材質を硬質合成樹脂
とし折曲部を溝ヒンジによつて折曲自在に構成
し、前記側壁の上縁に仕切板係止用の切欠を設
け、底板を一方の側壁につづけて構成し、該底板
は側板から前記仕切板を重ねた厚みの距離だけ離
れた位置に折曲部を設けて内側に折曲するように
構成する。該底板の箱組立時の仕切板の位置に嵌
入穴を設け、また前記縦壁の折りたたみ時の折目
は、前記底板の折曲部の位置と、相対する側板と
の接続部と、それぞれの中間とに構成し、組立時
に前記仕切板の底部突出部および上部突起を前記
嵌入穴および側壁上縁の切欠に嵌入させ、縦壁に
平行に仕切板を配設して側壁間を突つ張るように
構成したブラウン管搬送用通い箱である。
(作用) 本考案のブラウン管搬送用通い箱は、ブラウン
管のガラス部分(パネル部)を搬送するため、箱
の高さおよび幅はブラウン管の縦横に対応させ、
長さはパネル部が複数個並べられる程度とし、パ
ネル部同志を仕切る仕切板を箱内に形成させるも
のであり、箱の組み立て時には相対する側壁間が
縮まらないように複数枚の仕切板を側壁間に渡し
て箱を完成し、該仕切板の位置は側壁の上縁に予
め設けた切欠によつて位置決めしておき、ブラウ
ン管を収めても移動しないようにしている。ま
た、通い箱の返却時には折りたたんで嵩が低くな
るようにし、折曲部は特に合成樹脂の特性を利用
した一材の溝ヒンジを形成し、折りたたんだ底板
と側板との間に仕切板が収まるように底板の折曲
位置を決めているので、複数枚の仕切板を重ねて
折りたたみ時の箱の中に収めることができ仕切板
が行方不明になることがない。
(実施例) 本考案の実施例を図に依つて説明すると、第1
図は使用状態における箱の斜視図、第2図はその
平面図、第3図は折りたたみ状態を示す平面図、
第4図は部分側断面を示す。第1図において、二
つの側壁1,2間の縦壁3,4は折目5、折目1
7,18によつて内外に折曲する構造で、底板6
(第4図参照)は側壁1に平行になるよう内側に
折曲する構造とする。折曲部は合成樹脂の特性を
利用して溝ヒンジを構成するものである。折りた
たみ時には仕切板7,8,9を第3図、第4図に
示す如く底板6と側壁1との間に挾持できるよう
に底板6の折曲部10を側壁1の位置より仕切板
7,8,9の厚さだけ間隙をあける。第4図に示
す仮想線は側板1に沿わして仕切板7,8,9を
寄せて底板6を内側に折曲した状態を示したもの
である。箱自体の材質は強靭な合成樹脂材とし、
折目5,10,17,18は折曲し易いように溝
を形成する。
次に本コンテナの細部について更に説明する
と、仕切板7,8,9は第5図に示す如く、上部
両側部に突起12、底部に突起11を有しその形
状は突起11については突起基部に溝を有する第
6図a又は突出部の短いb図の如き形状で底板6
の嵌入穴13に嵌入される。上部突起12につい
ては側壁1,2の上縁に設けた仕切板係止用の切
欠に係止される第7図a,b又は第8図a,bの
如き形状が考えられる。第9図は底板6の平面図
で、仕切壁の突起11(第5図、第6図参照)の
嵌入穴13以外に縦壁3に設けた突起15,16
(第10図参照)の嵌入穴14を有する。縦壁3
は第10図に示す如く下端に突起15及び16を
有し、相対する縦壁4も縦壁3と対称位置に突起
15,16を有する。該突起15及び16はコン
テナの組み立て時に底板6の嵌入穴14に嵌入せ
しめることができる。第11図は突起15の底板
6への嵌入状態を示す断面図である。第3図に対
し第12図はコンテナの折りたたみ状態を示す底
面図で、折りたたみ状態においては突起15は側
壁3の底縁を抱き、突起16は側壁1の底縁と底
板の一部を抱くように構成される。
次に使用状況を上記実施例の作用と共に説明す
ると、先づ第3図、第12図の折りたたみ状態か
ら組み立てるには、第12図に示される縦壁3及
び4の突起15,15,16,16の係合を外し
て両側壁1及び2を自由にし、縦壁3及び4の折
目5および17,18を伸ばし、次に第9図の如
く底板6の折目10を伸ばし、底板6の嵌入穴1
4に縦壁の突起15及び16を嵌入する。嵌入状
態は第11図に示す状態となる。このようにして
箱を組み立てたのち、仕切壁3及び4の上縁の切
り込みに仕切板の突起12を嵌め込んで仕切壁
7,8,9をそれぞれ固定する。
第1図、第2図が箱の使用状態で、仕切板7,
8,9を等間隔で縦壁3,4間に配置し、各区画
内に運搬すべき物品を入れる。物品がキズつきや
すいブラウン管のパネル部などは薄紙状の袋に入
れたもの、又は薄紙でくるんだものを区画内にお
さめる。区画は仕切板7,8,9によつて仕切ら
れ、縦壁3,4が変形したりすることがなく、ブ
ラウン管のパネル部に適合する。運搬が終了し空
箱を返却する場合には仕切板7,8,9を順次取
り外して縦壁1に平行に近接せしめ、底板6を折
曲部10で上方に折曲せしめると仕切板が側壁1
と底板6との間に納まる。次に縦壁3,4を折目
5,17,18の内外に折曲し、アコーデイオン
式に折りたたむ。この状態が第3図及び第12図
で、完全に無駄なスペースがなくなり、嵩が極端
に低くなり、運搬が楽である。この箱は強靭な合
成樹脂材料を使用すると一枚の材料によつて両側
壁1,2、両縦壁3,4及び底板6を折曲可能に
形成することができる。
(考案の効果) このように本考案は二つの側壁間に縦壁をアコ
ーデイオン式に内側に折りたたむ形式の箱内に、
縦壁に平行な仕切板を間隔をとつて配置する折り
たたみ式箱であつて、前記側壁の上縁に仕切板係
止用の切欠を設け、底板を一方の側壁につづけて
構成し、該底板は側板から前記仕切板を重ねた厚
みの距離だけ離れた位置に折曲部を設けて内側に
折曲するように構成すると共に、該底板の箱組立
時の仕切板の位置に嵌入穴を設け、また前記縦壁
の折りたたみ時の折目は、前記底板の折曲部の位
置と、相対する側板との接続部と、それぞれの中
間とに構成し、組立時に前記仕切板の底部突出部
および上部突起を前記嵌入穴および側壁上縁の切
欠に嵌入させるようにしたブラウン管搬送用通い
箱であるので、物品の収納運搬時には箱として組
み立て、不使用時には底板を箱内に折曲し、折曲
した底板と側壁との間に仕切板を挾持し無駄なス
ペースをなくしたものとすることができるので、
持ち運びが楽で運搬上はかさが低いという物流コ
スト低減の効果以外に、硬質の合成樹脂を採用す
ることによつてブラウン管パネル部を収納できる
強固な区画を形成することができるので、運搬物
品を傷めず、段ボールの箱に比べ10倍以上の使用
頬度にも耐えることができる。また段ボールの場
合には通函として再使用時の清掃が出来なかつた
が、合成樹脂の採用により水洗いが可能であり、
いつも清潔な通函の使用が出来る。従つて物流コ
ストの低減上極めて大きな効果をあげることが出
来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は同平面図、第3図は折りたたみ状態を示す同
平面図、第4図は部分的に示した側断面図、第5
図は本考案の仕切板の実施例を示す斜視図、第6
図a,bはその部分断面図の2例、第7図a,b
及び第8図a,bは仕切板の部分正面図及び断面
図を示す2例、第9図は底板の平面図、第10図
は縦壁の斜視図、第11図は部分断面図、第12
図は第3図に対応する底面図、第13図は従来例
を説明するための斜視図である。 1,2……側壁、3,4……縦壁、5,17,
18……折目、6……底板、7,8,9……仕切
板、10……折曲部、11,12,15,16…
…突起、13,14……嵌入穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 折りたたみ式通い箱の折りたたみ時に、相対す
    る側壁間に縦壁をアコーデイオン式に内側に折り
    たたみ、底板を側壁に平行に折曲させる形式の箱
    において、箱の材質を硬質合成樹脂として溝ヒン
    ジによつて折曲自在に構成し、側壁の上縁に仕切
    板係止用の切欠を設けて組み立て時に縦壁に平行
    な仕切板を配設して側壁間を突つ張ると共に、折
    りたたみ時の底板の折曲位置を側壁から前記仕切
    板を重ねた厚みだけ離間させたことを特徴とする
    ブラウン管搬送用通い箱。
JP5061483U 1983-04-04 1983-04-04 折りたたみ式コンテナ Granted JPS59155924U (ja)

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JP5061483U JPS59155924U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 折りたたみ式コンテナ

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JP5061483U JPS59155924U (ja) 1983-04-04 1983-04-04 折りたたみ式コンテナ

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JPS59155924U JPS59155924U (ja) 1984-10-19
JPH035588Y2 true JPH035588Y2 (ja) 1991-02-13

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ID=30181071

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JPH0356508Y2 (ja) * 1986-12-29 1991-12-19
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