JP2005220642A - 瓦用通函 - Google Patents
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Abstract
【課題】谷瓦や隅瓦の荷造り作業が容易で施工現場への配送を効率よく行うことのできる瓦用通函を提供すること。
【解決方法】上面が開口10aにした通函本体10の内部に複数枚の仕切板20を並列に取付け、仕切板20の間に瓦31,32を立てかけて収納する瓦用通函10であって、前後壁面11,12の内面に前記仕切り板20を着脱可能に嵌着する溝16を複数本形成し、左右壁面13,14の上端に手指を差し込み可能な切欠部18を形成するとともに、左右壁面13,14の外面に手指の掛止部19を設け、かつ前記通函本体10を積み重なるとき、下段の通函本体10の上面開口に上段の通函本体10の底部15が嵌合して所定寸法分だけ埋入するように構成する。そして、好ましくは前記仕切り板20の上端中央部に手指を差し込み可能な切欠部21を形成する。
【選択図】図1
【解決方法】上面が開口10aにした通函本体10の内部に複数枚の仕切板20を並列に取付け、仕切板20の間に瓦31,32を立てかけて収納する瓦用通函10であって、前後壁面11,12の内面に前記仕切り板20を着脱可能に嵌着する溝16を複数本形成し、左右壁面13,14の上端に手指を差し込み可能な切欠部18を形成するとともに、左右壁面13,14の外面に手指の掛止部19を設け、かつ前記通函本体10を積み重なるとき、下段の通函本体10の上面開口に上段の通函本体10の底部15が嵌合して所定寸法分だけ埋入するように構成する。そして、好ましくは前記仕切り板20の上端中央部に手指を差し込み可能な切欠部21を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、瓦を製造工場から施工現場へ配送するに用いられる瓦用通函に関し、より詳しくは屋根の谷部分に葺設する谷瓦や屋根の隅棟部分に葺設する隅の配送に好適な瓦用通函に関する。
する。
する。
一般に、桟瓦の外形は四角で、一つの屋根には同型、同寸の瓦を使用するが、谷瓦や隅瓦は一つの屋根に使用されるものであっても、屋根の部位によって三角形であったり五角形であったりと外形が異なるだけでなく、寸法も区々である。
通常の桟瓦は製造工場で出荷時に同型、同寸の桟瓦を数十枚ごと荷造り用のバンド等で括り、配送用パレットに前記の括った桟瓦を数組ごとに積み上げて施工現場へ配送している。
引用なし
通常の桟瓦は製造工場で出荷時に同型、同寸の桟瓦を数十枚ごと荷造り用のバンド等で括り、配送用パレットに前記の括った桟瓦を数組ごとに積み上げて施工現場へ配送している。
しかし、谷瓦や隅瓦は同じ施工現場で使用するものであっても外形、寸法が異なるため通常の桟瓦のように数十枚をバンドで括ってパレットに積み上げることができず、一枚づつ梱包して配送するので、荷造り作業に手間がかかり、施工コストが高くなる。
本発明は上記の課題に鑑みて為されたものであって、谷瓦や隅瓦の荷造り作業が容易で施工現場への配送を効率よく行うことのできる瓦用通函を提供することを目的とする。
本発明は、上面が開口した通函本体の内部に複数枚の仕切板を並列に取付け、仕切板の間に瓦を立てかけて収納する瓦用通函であって、前後壁面の内面に前記仕切り板を着脱可能に嵌着する溝を複数本形成し、左右壁面の上端に手指を差し込み可能な切欠部を形成するとともに、左右壁面の外面に手指の掛止部を設け、かつ前記通函本体を積み重なるとき、下段の通函本体の上面開口に上段の通函本体の底部が嵌合して所定寸法分だけ埋入するように構成したことを特徴とする。
そして、好ましくは前記仕切り板の上端中央部に手指を差し込み可能な切欠部を形成する。
そして、好ましくは前記仕切り板の上端中央部に手指を差し込み可能な切欠部を形成する。
本発明によれば、瓦は通函本体内で仕切り板によって一枚ごとに区分けして収められるため、形状や寸法の異なる瓦を複数枚まとめて収納でき、かつ瓦の運搬時に瓦同士が当たって破損するのを防ぐことができる。仕切り板が取外し自在であるので、例えば施工現場で葺設時に生じた瓦の廃材を入れて回収する用途に利用できる。下段の通函本体に上段の通函本体の底部を嵌合できるので、複数個の通函本体を安定して積み重ねることができる。左右壁面に切欠部を形成したので、切欠部から手指を差し込み、通函本体の底部に掛けて通函本体を持ち上げて積み重ねたり、積み重ねた通函本体を持ち上げて取り外したりすることができる。また、掛止部に手指を掛けて通函本体を持ち上げたり運搬することもできる。そのため、通函本体の積み上げ、積み降ろし及び運搬作業が容易になる。
そして、仕切り板の上端中央部に切欠部を形成することにより、仕切り板間に収めた瓦が掴み易く、通函本体への出し入れ作業を容易にすることができる。
そして、仕切り板の上端中央部に切欠部を形成することにより、仕切り板間に収めた瓦が掴み易く、通函本体への出し入れ作業を容易にすることができる。
本発明の瓦用通函は、硬質発泡樹脂から成り、上面が開口した直方体に成形した通函本体と、通函本体内に着脱可能に取り付けられる仕切り板から構成される。該通函本体において、底面と前後壁面の内側面には、上端中央部が略V字形に切除された仕切り板を挿嵌する溝が、間隔を空けて複数本形成される。一方、通函本体の左右壁面には上端中央部を四角形に切除して手指を差し入れ可能な切欠部を形成し、該切欠部の下方に手指の掛止部を設ける。また、桟瓦用通函が積み重ねられる場合、下段の通函本体の上面開口に上段の通函本体の底面に凸設した座部が嵌合し、所定寸法分埋入するように構成する。そして、仕切り板の間に、谷瓦若しくは隅瓦を立てかけて収める。
本発明の実施例を図面に基づき説明する。図1は本実施例に係る瓦用通函の斜視図、図2は図1の2−2線から切断した断面図、図3は図1の3−3線から切断した断面図である。瓦用通函は硬質発泡樹脂成形品の通函本体10と、同じく硬質樹脂発泡成形品の仕切り板20からなる。
通函本体10は上面を開口10aにした略直方体形状を有し、前後壁11,12と左右壁13,14は横断面積が底部15側ほど漸減するように緩やかなテーパを成している。前壁11と後壁12の内面には等間隔で複数本の縦溝16が形成されている。一方、底面15内側にこれら各縦溝16に連通する横溝17が形成され、各溝16,17に仕切り板20が着脱可能に嵌着されている。
通函本体10の左右両壁13,14はその上端中央部を欠除して手指が差し込み可能な切欠部18が形成されている。また、切欠部18の下方に底部15に至る凹部13a,14bを形成することにより手指の掛止部19が設けられている。
通函本体10の底部15には座部15aが凸設されている。座部15aの縦横寸法は上面開口10aに嵌合するように設定されている。また、座部15aの厚みは座部15aを上面開口10aに嵌合したとき、底部15が仕切り板20の上端に当たらないように所定寸法に設定されている。
各仕切板20は図3に示すように上端中央部をV字形に欠除して手指を差し込み可能な切欠部21が形成されている。
本実施例に係る瓦用通函10の構造は以上の通りであって、図4に示すように、仕切板20の間に例えば図5に示すような隅瓦31,32を立てかけて収める。この隅瓦31,32は図5に示す四角形の平板瓦30の尻側と差し込み側の角隅を予め製造工場で略三角形31a,32aにカットして製造される。
仕切り板20間に隅瓦31を収めた通函10は下段の通函10の上面開口10aに上段の通函10の座部15aを嵌合させて積み重ね、さらにパレットに載置して製造工場から施工現場へトラックで運送する。
仕切り板20間に隅瓦31を収めた通函10は下段の通函10の上面開口10aに上段の通函10の座部15aを嵌合させて積み重ね、さらにパレットに載置して製造工場から施工現場へトラックで運送する。
通函10は手指を掛止部19に掛け、両手で持って運搬したり上げ下ろしすることができる。また、積み重ねたり、積み重ねたものを外すとき、下段の通函の切欠部18から手の指数本を差し入れて底部15を両手で支えながら行うこともできる。
施工現場では、隅瓦31,32を葺設位置に応じて適宜カットして形状寸法を微調整したうえで使用する。微調整により生じた隅瓦31,32の廃材は仕切り板を取り外した通函10に入れて回収し、製造工場に持ち帰り、隅瓦31,32の製造時に生じた三角形の配剤31a,32aととももにシャモットに粉砕する。そして、原料に混合して平板瓦30等の製造に再利用する。
なお、本発明は発泡成形品に限定されるものではなく、射出成形品や段ボール製品等にも適用できる。
なお、本発明は発泡成形品に限定されるものではなく、射出成形品や段ボール製品等にも適用できる。
本発明の桟瓦用通函は桟瓦や隅瓦を製造工場から施工現場へ配送し、かつ施工現場で生じた瓦の廃材を回収する用途に利用できる。
10…通函本体、10a…上面開口、11…前壁、12…後壁、13…左壁、14…右壁、15…底部、16…縦溝、17…横溝、18…切欠部、19…掛止部、20…仕切板21…切欠部。
Claims (2)
- 上面が開口した通函本体の内部に複数枚の仕切板を並列に取付け、仕切板の間に瓦を立てかけて収納する瓦用通函であって、前後壁面の内面に前記仕切り板を着脱可能に嵌着する溝を複数本形成し、左右壁面の上端に手指を差し込み可能な切欠部を形成するとともに、左右壁面の外面に手指の掛止部を設け、かつ前記通函本体を積み重なるとき、下段の通函本体の上面開口に上段の通函本体の底部が嵌合して所定寸法分だけ埋入するように構成したことを特徴とする瓦用通函。
- 前記仕切り板の上端中央部に手指を差し込み可能な切欠部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の瓦用通函。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004030481A JP2005220642A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 瓦用通函 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004030481A JP2005220642A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 瓦用通函 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=34996493
Family Applications (1)
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JP2004030481A Pending JP2005220642A (ja) | 2004-02-06 | 2004-02-06 | 瓦用通函 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005220642A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2004
- 2004-02-06 JP JP2004030481A patent/JP2005220642A/ja active Pending
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