JPH0447055Y2 - - Google Patents

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JPH0447055Y2
JPH0447055Y2 JP7451788U JP7451788U JPH0447055Y2 JP H0447055 Y2 JPH0447055 Y2 JP H0447055Y2 JP 7451788 U JP7451788 U JP 7451788U JP 7451788 U JP7451788 U JP 7451788U JP H0447055 Y2 JPH0447055 Y2 JP H0447055Y2
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JP
Japan
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container
handle plate
container body
bodies
storage
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、取手部を有し、内部に物を収納して
保管する容器に関する。
<従来の技術> 通常、絵具、ペイント材等のように、多種の色
のものから構成されるようなものを使用する場合
には、必要とする色の選択を行いながら使用す
る。このため、これ等を収納して保管する容器と
しては、取り出す際に色を見分けられることので
きるものを必要とする。また、これ等のものを収
納すると容器全体として重いものとなり、その結
果、容器を持ち運びする取手部が、容器外に突出
していると輸送中に損傷をきたし、また上面に突
出していると積み重ねが出来ず、梱包に際し、不
便なものであつた。
そこで従来から、この様なものの容器としては
第4図に示すようなものが知られている。
このものは角筒状の容器本体Aの上面を開閉自
在として、上面を開けると上部から色を判別でき
るようにするとともに、容器本体A内に区画板B
を装備して、複数の収納物挿入部C……Cを設け
たものである。
そして、上面に取手部を設けると、容器を持ち
上げる際、上面が開放してしまう。この様なこと
がないように、対向する両側面上部に、夫々取手
孔D,Dを穿設して、持ち運び出来るようにした
ものである。
<考案が解決しようとする問題点> ところが、このものは、収納物を選択して取り
出すには、上部から収納物である絵具、ペイント
材等の容器の頭部の色を見て、行わなければなら
ず、判別し難く、また使用後、その場所に戻す際
も上部から確認して入らなければならず面倒なも
のであつた。
一方、両側面上部に取手孔D,Dを穿設してい
るため、片手では、持ち運びし難く、不便である
という課題を有したものであつた。
<問題点を解決するための手段> そこで本考案は、内部に物を収納し、少なくと
も一端面が開閉自在な一対の角筒状の容器本体
と、これ等容器本体に共通の提手板と、夫々の容
器本体内に装備され、収納物を定置するための収
納物定置部材とからなり、一対の容器本体の対向
する両内側面と、上面の各々の角部が、提手板の
両面基端部に夫々回動自在に連結され、提手板の
大きさを容器本体の上面の大きさより小さくし、
夫々の容器本体を、提手板に対して、回動させた
とき、提手板が夫々の容器本体の上面間に隠さ
れ、一方、収納物定置部材が、その上面に収納物
を配位させて定置させる定置手段を備え、容器本
体の端面から引き出し可能に容器本体内の下部に
装備されてなることを特徴とする収納容器を提供
することにより上記の問題点を解決する。
<作用> 本考案においては、絵具、ペイント材等の収納
物を容器本体に収納した後の輸送に際しては、
夫々の容器本体を提手板に対し回動させることに
より、提手板を容器本体の上面間に隠すことがで
きる。
これによりの提手板に物が当たることがなくな
り、損傷をきたすことはなくなる。
また、こうすることにより、収納容器同士を積
み重ねすることができる。
一方、使用に際しては、夫々の容器本体を元の
状態に戻し、提手板を上方に出すことにより、片
手で簡単に持ち運びすることができる。
また、収納物定置部材を容器から引き出した状
態にすることにより、一見して収納物全体を見る
ことができる。
これにより、簡単に色等の判別をして選択する
ことができる。
さらに、収納物の出し入れも容易に行うことが
できる。
<実施例> 以下図面に基づき、本考案の実施例を具体的に
説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、第2図は端面図、第3図は容器本体を回動し
た状態を示す端面図である。
本考案の収納容器1は、第1図に示すように内
部に物を収納する一対の角筒状からなる紙製の容
器本体2,2′と、これ等容器本体2,2′に共通
の提手板3と、夫々の容器本体2,2′内に装備
され、収納物5を定置するための収納物定置部材
4とから成る。
容器本体2,2′は、上面、側面、端面、下面
を有す夫々同一の大きさ、形状の四角柱状の箱か
らなり、左、右の両端面2c,2cを開閉自在と
して、内部から収納物定置部材4を引き出し出来
るようにしている。
提手板3は、中央部に取手孔31を穿設し、第
2図に示すように、この提手板3の前面3aの基
端部には、手前側の容器本体2の上面2aと、内
側面2bとの角部を連結し、後面3bの基端部に
は、後側の容器本体2′の上面2a′と内側面2
b′との角部を夫々連結している。この提手板3の
位置は、この提手板3に対して、2つの容器本体
2,2′が左右対称となる位置であり、これによ
り持ち上げたとき、バランスのとれるようにして
いる。また、その高さh(第2図図示)は、容器
本体2の上面の巾l1(第2図図示)より短く、そ
の長さl3(第1図図示)は容器本体2の長さl2(第
1図図示)より短く設定し、容器本体2を回動し
て第3図のようにしたとき、容器本体2,2′間
に提手板3全体が隠れるようにしている。
実施例においては、この提手板3は、夫々の容
器本体2,2′上面2a,2a′を形成する板から
一体に延設されて設けられたものであり、夫々を
上方向に折り返して提手板3同士を貼着して連結
している。
収納物定置部材4は、紙製の四角柱の箱形から
なり、夫々の容器本体2,2′の下部に装備され
る。その巾l5(第1図図示)は、容器本体2,
2′の内巾l4(第4図図示)より、やや小さい程度
として、容器本体2,2′内でガタつかないよう
にしている。上面4aには、収納物5を定置させ
る定置手段として、収納物5の下部を嵌挿する嵌
挿穴41……41を設けている。実施例における
その形状は、収納物5である絵具のチユーブ容器
の外周面の断面形状に対応させた略楕円形とし
て、絵具が容器本体2,2′で定置できるように
している。
次にこの収納容器1の使用説明をすると、ま
ず、容器本体2,2′内に収納物5を収納した後
の輸送に際しては、夫々の容器本体2,2′を第
2図図示のX,Y方向に回動する。こうすること
により、第3図に示すように、提手板3が物に当
たることがなくなり、損傷をきたすことがなくな
るとともに、その上に他の収納容器1を積み重ね
て梱包することができる。
一方、使用に際しては夫々の容器本体2,2′
を戻して提手板3を上方に出し、第1図に示すよ
うに、収納物定置部材4を容器本体2より引き出
した状態にすれば、一見して収納物の色等を判別
して選択することができる。また、その出し入れ
も容易に行うことができる。
以上のように構成すれば、輸送に際し、容器本
体2,2′を回動させることにより、提手板3を、
その上面間2a,2a′に隠すことができる。
これにより、提手板3は物に当たることがな
く、損傷をきたすことはなくなる。
また、収納容器1同士を積み重ねて梱包するこ
とができる。一方使用に際しては、夫々の容器本
体2,2′を元の状態に戻すことにより、提手板
3を上方に出すことができる。
これにより、片手で持ち運びすることができ
る。
また、容器本体2から収納物定置部材4を引き
出した状態にすることにより、簡単に収納物5を
見て、判別でき、選択することができる。
さらに、収納物5の出し入れも容易に行うこと
ができる。
一方、この様な状態にして店頭等に置くことに
より、デイスプレイ効果を引き出すことができ、
商品ケースとして有用なものとすることができ
る。
尚、収納容器1の材質については、紙製のみな
らず、樹脂製、金属製等のようなものであつても
よく、また、例えば、提手板3だけを樹脂製とし
ても良い。さらに、提手板3を、容器本体2の内
側面2bより延設して設けるようにしても良い。
一方、収納物定置部材4の材質についても、実
施例のものに限らず、例えば樹脂製の一体成形品
としても、実用に即したものとなる。また、その
形状についても、実施例に示した状態に限るもの
ではない。
<考案の効果> 以上実施例で述べたように、本考案は、輸送に
際しては、容器本体を回動して提手板を、その上
面間に隠すことにより、提手板を損傷させること
はなくなり、また、収納容器を積み重ねて梱包す
ることができる。
これにより、荷作りが容易なものとなる。
一方、使用に際しては、容器本体を元の状態に
戻して、提手板を上方に出すことにより、片手で
持ち運びすることができる。
また、容器本体から収納物定置部材を引き出し
た状態にすることにより、一見して収納物全体を
見ることができる。
これにより、簡単に色等の判別をして選択する
ことができるようになる。
さらに、収納物の出し入れも容易に行うことが
できるようになる。
一方、この様な状態にして店頭等に置くことに
より、デイスプレイ効果を引き出すことができ、
商品ケースとして有用なものとすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
り、第2図は端面図、第3図は容器本体を回動し
た状態を示す端面図、第4図は従来例を示す斜視
図である。 1……収納容器、2,2′……容器本体、3…
…提手板、4……収納物定置部材、5……収納
物。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部に物を収納し、少なくとも一端面が開閉自
    在な一対の角筒状の容器本体と、これ等容器本体
    に共通の提手板と、夫々の容器本体内に装備さ
    れ、収納物を定置するための収納物定置部材とか
    らなり、 一対の容器本体の対向する両内側面と、上面の
    各々の角部が、提手板の両面基端部に夫々回動自
    在に連結され、提手板の大きさを容器本体の上面
    の大きさより小さくし、夫々の容器本体を、提手
    板に対して、回動させたとき、提手板が夫々の容
    器本体の上面間に隠され、 一方、収納物定置部材が、その上面に収納物を
    配位させて定置させる定置手段を備え、容器本体
    の端面から引き出し可能に容器本体内の下部に装
    備されてなることを特徴とする収納容器。
JP7451788U 1988-06-03 1988-06-03 Expired JPH0447055Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7451788U JPH0447055Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7451788U JPH0447055Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01177118U JPH01177118U (ja) 1989-12-18
JPH0447055Y2 true JPH0447055Y2 (ja) 1992-11-06

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JP7451788U Expired JPH0447055Y2 (ja) 1988-06-03 1988-06-03

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GB201610103D0 (en) * 2016-06-09 2016-07-27 British American Tobacco Investments Ltd Packaging for an attachable unit for a smoking article

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JPH01177118U (ja) 1989-12-18

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