JPH07252089A - 吊下げ架台の落下防止装置 - Google Patents

吊下げ架台の落下防止装置

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Publication number
JPH07252089A
JPH07252089A JP4121594A JP4121594A JPH07252089A JP H07252089 A JPH07252089 A JP H07252089A JP 4121594 A JP4121594 A JP 4121594A JP 4121594 A JP4121594 A JP 4121594A JP H07252089 A JPH07252089 A JP H07252089A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
frame
guide pipe
mount
gantry
Prior art date
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Pending
Application number
JP4121594A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Masakane
剛 正兼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
Priority to JP4121594A priority Critical patent/JPH07252089A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 架台を吊り下げ支持したものにおいて、吊り
下げているワイヤーなどが切断した場合でも架台が落下
する危険を防止する。 【構成】 架台のガイドパイプを支柱へ摺動自在に外嵌
したものにおいて、架台へ取り付けたシリンダ13のロ
ッド14を、前記支柱に形成した多数の支持孔16の一
つへ挿入して支持させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、吊下げ支持された架
台の落下防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、工場などにおいてワークを搬送
する架台を、ウインチなどの昇降駆動装置で吊下げ支持
したものがある。この場合、ウインチの操作による昇降
時の安定を保持するため、複数本の支柱を配置し、この
支柱に外嵌した架台側のパイプをその支柱に沿って摺動
させるようにしている。そして、架台には、ワークを吊
上げるためのフックを設けており、そのフックでワーク
を吊上げた状態で架台を水平方向に移動させて搬送する
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような架台の吊
り下げ支持構造において、架台は水平を保ちながら昇降
できるよう支柱でガイドされているが、その架台を吊り
下げているホイストなどの昇降駆動装置からのワイヤー
などが切断した場合や昇降ブレーキが故障した際に、架
台が落下するのを防止するための安全性が確保されてな
く、そのような落下による危険を避けることが出来ない
欠点があった。
【0004】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、架台を吊り下げ支持したものにおいて、吊り下げ
ているワイヤーなどが切断した場合でも架台が落下する
危険を防止することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、昇降駆動装置によって昇降自在に支
持された架台へ垂直方向のガイドパイプを取り付けて、
このガイドパイプを垂直方向の支柱へ上下移動自在に外
嵌するとともに、この支柱の側面には、上下方向の間隔
をおいて多数の支持孔を形成して、前記架台に設けたシ
リンダのロッド先端をこの支持孔へ挿入するようにして
なることを特徴とする。
【0006】上記において、架台には、吊上げ部材を吊
上げるためのフックを吊下げ状に取り付け、また、平面
から見て概略方形の架台の四隅に各々ガイドパイプと支
柱を配設することが考えられる。
【0007】更に、昇降駆動装置は、架台上方に配設し
たレールに沿って水平方向に移動自在として、水平方向
にワークを搬送できるようにすることが考えられる。
【0008】
【作用】上記構成によれば、架台を上下方向の停止位置
で停止すると、その架台側のシリンダロッドが、支柱の
支持孔へ挿入されるので、吊り下げワイヤーなどが切断
しても、架台は落下しない。また、仮に停止した位置に
支持孔がなく、前記ロッドの先端が支柱の外側面に当接
しているだけの場合であっても、ロッドを外方へ付勢し
ておけば、下降する途中でその下側の支持孔にはまるの
で、それ以上の下降を防いで落下するのを防止できるこ
とになる。
【0009】
【実施例】図1及び図2において、(1)は、紙面に対し
て垂直方向に配置されたH形鋼製のレール、(2)は、
そのレール(1)の下側に配置された水平なガイドフレー
ムであり、そのガイドフレーム(2)の上面に取り付け
た一対のローラ(3)(3)を、レール(1)の下側のフラ
ンジ(1a)上面へ載せて、レール(1)で支持するとと
もにそのレール(1)に沿って移動自在とされている。更
に、ガイドフレーム(2)は、図示していないが平面か
ら見て概略方形であり、その四隅に、ガイド支柱(5)
(5)の上端が固着されて、その支柱(5)(5)を下
向きに垂下させている。
【0010】架台(4)は、上記ガイド支柱(5)
(5)へ上下摺動自在に外嵌した4本のガイドパイプ
と、それらガイドパイプ(6)(6)…を連結する横桟
(7)(7)…とからなり、ガイドパイプ(6)下端を連
結する横桟(7)より、先端にフック(8)を備えた吊具
(9)を吊り下げている。他方、(10)は、前記レール
(1)に沿って移動自在に設置される昇降駆動装置として
のホイストであって、その吊り下げワイヤー(11)先端
が上記架台(4)へ係止されて、この架台(4)を吊り下
げ支持するとともに、そのホイスト(6)を駆動するこ
とで、架台(4)を昇降させるようにしている。
【0011】すなわち、図1のように、架台(4)の吊
具をワーク(12)へ係止して、ホイスト(6)によって架
台(4)を上昇させることでワーク(12)を持ち上げ、次
いでホイスト(10)を架台(4)とともに移動させること
で、レール(1)に沿って搬送するものである。
【0012】さて、上記のような架台(4)の吊り下げ構
造において、この架台(4)の各ガイド支柱(5)に
は、それぞれ、落下防止用のシリンダ(13)(13)が取
り付けられている。図3及び図4が、その取付け部の構
造を示し、シリンダ(13)より突出するロッド(14)
は、ガイドパイプ(6)に形成した開口(15)に臨まし
められているとともに、この開口(15)の円周方向の位
置に対応して、支柱(5)の側壁には上下方向の間隔を
おいて多数の支持孔(16)(16)…が形成されている。
図4は、ロッド(14)をシリンダ内へ後退させた状態を
示し、この状態から、ロッド(14)を突出させると、そ
のロッド(14)が開口(15)から支持孔(16)内へ入り
込み、これによって架台(4)の落下を防止するように
している。
【0013】他方、ロッド(14)の他方の先端部が突出
するシリンダ(13)の後端部分には、L型の金具(17)
を介してリミットスイッチ(18)が取付けられており、
ロッド(14)が前記支持孔(16)より後退してこのシリ
ンダ(13)後端部側へ突出すると、このリミットスイッ
チ(18)を押し込んで、スイッチを切り替えるようにし
ている。このスイッチの切り替えは、次のように行なわ
れるものである。すなわち、図3のように、ロッド(1
4)がリミットスイッチ(18)のピン(19)を押し込ん
だ状態では、前記ホイスト(10)を駆動して架台(4)
を上下に昇降させることが出来るが、ロッド(14)が支
持孔(16)内に挿入された状態では、昇降駆動させるこ
とが出来ずその場合には、常にこのロッド(14)を支持
孔(16)から後退させた状態で行なうよう、そのホイス
ト(10)のスイッチと連動させるものである。また、昇
降動作を停止させた状態では、ロッド(14)は常に支持
孔(16)内に入り込むようシリンダ(13)へのエア回路
を切り替えるようにしており、仮に、支持孔(16)のな
い位置で停止した場合には、そのロッド(14)は、支柱
(5)の外側面に当接した状態にあり、その位置から下
降してもエア回路の付勢力によってその直下の支持孔
(16)に入り込むので、架台(4)が下まで落下するこ
とがない。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明では、架台を支
持しているワイヤーなどが切断した場合や、ホイストな
どのブレーキが故障した場合でも、架台を停止させた状
態でシリンダのロッドを支柱の支持孔へ挿入させておく
ことで、架台が落下する危険を防止できるという効果が
ある。また、支持孔は、上下方向に多数形成されている
ので、仮に、停止した位置に支持孔がなくロッドの先端
が支柱の外側面に当接したままの場合であっても、下降
時にその直下の支持孔に入り込むことになるので、この
ような場合でも、下方の作業者の高さまで落下する危険
がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す架台部分の全体側面図
である。
【図2】図1の要部の拡大図である。
【図3】シリンダ部分を拡大して示す一部横断平面図で
ある。
【図4】同じくシリンダ部分を拡大して示す一部縦断側
面図である。
【符号の説明】
(4) 架台 (5) 支柱 (6) ガイドパイプ (13) シリンダ (14) ロッド (16) 支持孔

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降駆動装置によって昇降自在に支持さ
    れた架台へ垂直方向のガイドパイプを取り付けて、この
    ガイドパイプを垂直方向の支柱へ上下移動自在に外嵌す
    るとともに、この支柱の側面には、上下方向の間隔をお
    いて多数の支持孔を形成して、前記架台に設けたシリン
    ダのロッド先端をこの支持孔へ挿入するようにしてなる
    ことを特徴とする吊下げ架台の落下防止装置。
  2. 【請求項2】 前記架台には、吊上げ部材を吊上げるた
    めのフックを吊下げ状に取り付けてなることを特徴とす
    る請求項1の吊下げ架台の落下防止装置。
  3. 【請求項3】 平面から見て概略方形の架台の四隅に各
    々ガイドパイプと支柱を配設してなることを特徴とする
    請求項1又は2の吊り下げ架台の落下防止装置。
  4. 【請求項4】 昇降駆動装置は、架台上方に配設したレ
    ールに沿って水平方向に移動自在としたことを特徴とす
    る請求項1から3の何れかに記載した吊下げ架台の落下
    防止装置。
JP4121594A 1994-03-11 1994-03-11 吊下げ架台の落下防止装置 Pending JPH07252089A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4121594A JPH07252089A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 吊下げ架台の落下防止装置

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JP4121594A JPH07252089A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 吊下げ架台の落下防止装置

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JPH07252089A true JPH07252089A (ja) 1995-10-03

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ID=12602183

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JP4121594A Pending JPH07252089A (ja) 1994-03-11 1994-03-11 吊下げ架台の落下防止装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113233340A (zh) * 2021-04-28 2021-08-10 远大可建科技有限公司 一种吊架防坠装置及防坠方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113233340A (zh) * 2021-04-28 2021-08-10 远大可建科技有限公司 一种吊架防坠装置及防坠方法
CN113233340B (zh) * 2021-04-28 2023-11-14 远大可建科技有限公司 一种吊架防坠装置及防坠方法

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