JPH021357Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH021357Y2
JPH021357Y2 JP1985005336U JP533685U JPH021357Y2 JP H021357 Y2 JPH021357 Y2 JP H021357Y2 JP 1985005336 U JP1985005336 U JP 1985005336U JP 533685 U JP533685 U JP 533685U JP H021357 Y2 JPH021357 Y2 JP H021357Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
lift table
lift
frame
guide rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985005336U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61122273U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985005336U priority Critical patent/JPH021357Y2/ja
Publication of JPS61122273U publication Critical patent/JPS61122273U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH021357Y2 publication Critical patent/JPH021357Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、下階と上階の間で各種の物品を搬
送する場合等に使用する小揚程リフトテーブルを
有するリフト装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、物品を昇降搬送する場合に使用するリフ
ト装置としては、実開昭50−14170号公報により
公表されているように、垂直なガイドレールに、
主油圧シリンダにより昇降移動される昇降フレー
ムを昇降自在に係合し、その昇降フレームに、補
助油圧シリンダにより昇降移動される枠体を昇降
自在に係合し、その枠体にフオークの基端部を固
定した構造のものが知られている。
この構造のリフト装置を倉庫や工場等における
下階と上階の間で荷物の昇降搬送に使用する場
合、昇降フレームを上限位置まで上昇させ、かつ
フオークを上階の床面付近まで上昇させたとき、
昇降フレームの上側部分とフオークを支持してい
る枠体とが上階の床面よりも上方に突出して邪魔
になり、また主油圧シリンダと補助油圧シリンダ
とを設ける必要があるのでリフト装置の構造が複
雑になるという問題がある。
〔考案の目的、構成〕
この考案は前述の問題を有利に解決できる小揚
程リフトテーブルを有するリフト装置を提供する
ことを目的とするものであつて、この考案の要旨
とするところは、 垂直なガイドレール1によりガイドされて昇降
移動される昇降フレーム2における横フレーム3
の上部にリフトテーブル4が配置され、そのリフ
トテーブル4は横フレーム3によりリンク式昇降
支持装置5を介して支持され、前記ガイドレール
1に取付けられている巻上機20から繰り出され
ている条体21は、ガイドレール1の上部に取付
けられた支持シーブ22に巻掛けられ、その支持
シーブ22から垂下している条体21の垂下端部
は前記リフトテーブル4の下部に連結されている
ことを特徴とする小揚程リフトテーブルを有する
リフト装置である。
〔実施例〕
次にこの考案を図示の例によつて詳細に説明す
る。
図面はこの考案の一実施例を示すものであつ
て、工場または倉庫等の複数階建築物における1
階の床と天井との間に断面H形の垂直なガイドレ
ール1が配置され、そのガイドレール1の上端部
は2階の床6を支持する梁7に固定され、かつガ
イドレール1の下端部に固定されたベースプレー
ト8は1階の床8に対してアンカボルト9により
固定され、さらに縦フレーム10とその下部に一
体に設けられた横フレーム3とからなるL字状の
昇降フレーム2における縦フレーム10に、複数
の支持アーム11が上下方向に間隔をおいて固定
され、各支持アーム11にはガイドレール1のフ
ランジの内外両面に接触するガイドローラ12と
そのフランジの側面に係合するサイドローラ13
とが取付けられている。
前記横フレーム3の巾方向の両側に、一対のリ
ンク14,15をX字状に配置すると共に各リン
ク14,15の交又部をピンにより枢着して構成
したリンク式昇降支持装置5が配置され、一方の
リンク14の下端部が前記横フレーム3に枢着さ
れると共に、他方のリンク15の上端部が、横フ
レーム3の上部に配置されたリフトテーブル4に
枢着され、かつ前記一方のリンク14の上端部に
取付けられた上部ピン16はリフトテーブル4に
設けられた上部水平長孔17に嵌合され、さらに
前記他方のリンク15の下端部に取付けられた下
部ピン18は横フレーム3に設けられた下部水平
長孔19に摺動自在に嵌合されている。
前記ガイドレール1に固定された巻上機20か
ら繰り出されているワイヤロープまたはチエーン
等の条体21は、ガイドレール1の上端部に取付
けられた支持シーブ22に巻掛けられ、その支持
シーブ22かなら垂下している条体21の垂下端
部は、リフトテーブル4の下部のガイドレール側
に固定されたブラケツト26に連結され、かつ2
階の床6には上昇したリフトテーブル4を挿入す
る開口部24が設けられ、さらに前記ガイドレー
ル1の上端部には昇降フレーム2が上限位置に達
したときその昇降フレーム2により操作されるリ
ミツトスイツチLSが取付けられ、昇降フレーム
によりリミツトスイツチLSが操作されたとき、
そのリミツトスイツチLSの信号により巻上機2
0の運転が停止される。
前記実施例のリフト装置において、1階から2
階への荷物を搬送する場合は、第1図に示すよう
に、昇降フレーム2を1階の床25に降ろすと共
に、リンク式昇降支持装置5を短縮してリフトテ
ーブル4を下限位置に配置し、この状態で荷物を
リフトテーブル4に載置する。次に巻上機20を
巻上運転すると、条体21によリフトテーブル4
が上昇移動されると共に、リンク式昇降支持装置
55が伸長される。
リンク式昇降支持装置5が最大限に伸長された
のち、巻上機20の巻上運転を継続すると、リフ
トテーブル4およびこれにリンク式昇降支持装置
5を介して連結されている昇降フレーム2が上昇
移動されて行き、第4図に示すように、昇降フレ
ーム2が上限位置まで上昇されたとき、リフトテ
ーブル4が開口部24に挿入されると共に、リフ
トテーブル4の上面が2階の床面とほぼ同一レベ
ルまたはその床面よりも若干高いレベルに配置さ
れる。したがつて、2階の床上においてリフトテ
ーブル4から荷物を容易を受取ることができる。
2階から1階へ荷物を搬送する場合は、まず第
4図に示すように、昇降フレーム2を上限位置で
停止させるると共にリンク式昇降支持装置5を伸
長させた状態で、荷物をリフトテーブル4に載置
する。次に巻上機20を巻下運転すると、リフト
テーブル4およびこれにリンク式昇降支持装置5
を介して連結されている昇降フレーム2が下降し
て行き、昇降フレーム2が1階の床25に着座し
たのち、さらに巻下運転を継続すると、リフトテ
ーブル4および荷物の重量によりリンク式昇降支
持装置5が短縮され、リフトテーブル4が低レベ
ルに配置されるので、この状態でリフトテーブル
4から荷物を受取る。
この考案を実施する場合、垂直な複数本のガイ
ドレール1を横方向に間隔をおいて配置し、昇降
フレーム2を各ガイドレール11によりガイドし
ながら昇降移動させるように構成してもよい。
〔考案の効果〕
この考案は前述のように構成されているので、
以下に記載するような効果を奏する。
1台の巻上機20を巻上運転することにより、
リフトテーブル4の上面をガイドレール1の上端
よりも高いレベルルに配置することができ、その
ため下階と上階との間で荷物を昇降搬送する場
合、リフトテーブル4をその上面が上階の床面付
近あるいはそれよりも多少上方のレベルに位置す
るように配置して、そのリフトテーブル4と上階
の床との間で荷物の受け渡しを行なうようにリフ
トテーブル4の上限レベルを設定しても、ガイド
レール1の上端部を上階の床面から突出しないよ
うに配置することができ、したがつて、ガイドレ
ール1の上端部が上階の床面から突出して邪魔に
なるのを防止することができ、また前記1台の巻
上機20を巻下運転すると、昇降フレーム2が下
階の床面に着座すると共に、リンク式昇降支持装
置5が短縮されてリフトテーブル4が下階の床面
に近い位置に配置されるので、下階の床とリフト
テーブル4との間での荷物の受け渡しを容易に行
なうことができ、さらに1台の巻上機20を利用
して、リフトテーブル4の昇降とリンク式昇降支
持装置5の伸縮とを自動的に行なわせることがで
きるので、リフト装置の構造も簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例に係るリフト装置を
示すものであつて、第1図は昇降フレームが1階
の床上に置かれているときの状態を示す一部縦断
側面図、第2図は第1図における下側部分の拡大
側面図、第3図はリフト装置の横断平面図、第4
図はリフトテーブルを上限位置まで上昇させた状
態を示す一部縦断側面図である。 図において、1はガイドレール、2は昇降フレ
ーム、3は横フレーム、4はリフトテーブル、5
はリンク式昇降支持装置、10は縦フレーム、1
2はガイドローラ、13はサイドローラ、20は
巻上機、21は条体、22は支持シーブ、23は
ガイドシーブ、24は開口部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直なガイドレール1によりガイドされて昇降
    移動される昇降フレーム2における横フレーム3
    の上部にリフトテーブル4が配置され、そのリフ
    トテーブル4は横フレーム3によりリンク式昇降
    支持装置5を介して支持され、前記ガイドレール
    1に取付けられている巻上機20から繰り出され
    ている条体21は、ガイドレール1の上部に取付
    けられた支持シーブ22に巻掛けられ、その支持
    シーブ22から垂下している条体21の垂下端部
    は前記リフトテーブル4の下部に連結されている
    ことを特徴とする小揚程リフトテーブルを有する
    リフト装置。
JP1985005336U 1985-01-21 1985-01-21 Expired JPH021357Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985005336U JPH021357Y2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985005336U JPH021357Y2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61122273U JPS61122273U (ja) 1986-08-01
JPH021357Y2 true JPH021357Y2 (ja) 1990-01-12

Family

ID=30481748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985005336U Expired JPH021357Y2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH021357Y2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0444542Y2 (ja) * 1986-12-12 1992-10-20
JP3602623B2 (ja) * 1995-11-07 2004-12-15 清水建設株式会社 運搬装置
JP5757923B2 (ja) * 2012-08-06 2015-08-05 株式会社ツバキE&M 昇降装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57166293A (en) * 1981-04-06 1982-10-13 Saburou Masui Lift for automobile

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5014170U (ja) * 1973-06-06 1975-02-14
JPS5664996U (ja) * 1979-10-24 1981-05-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57166293A (en) * 1981-04-06 1982-10-13 Saburou Masui Lift for automobile

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61122273U (ja) 1986-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH021357Y2 (ja)
US3404791A (en) Load-supporting apparatus
JPH0357020B2 (ja)
JP2585548Y2 (ja) リフタ
CN211847001U (zh) 一种双电机升降机械伸展装置
JP4265831B2 (ja) エレベーターの昇降路据付装置
JP2882637B2 (ja) 建設用揚重装置
JPS63300100A (ja) 重量物運搬装置
JP2518316Y2 (ja) 昇降レールのロック装置
JP2592368Y2 (ja) エレベータ式駐車装置
JPH0752900Y2 (ja) エレベータ方式駐車装置等における昇降台保持装置
JP2530834Y2 (ja) 建設用昇降機の搬器荷台装置
SU1460017A1 (ru) Строительный подъемник
JPH08282807A (ja) 自動倉庫用スタッカクレーン
JPH10167668A (ja) 垂直・水平搬送装置およびその運転方法
JPH07259373A (ja) エレベータ式立体駐車設備における車両のドア保護装置
JPS6111121Y2 (ja)
RU2003600C1 (ru) Механизированный склад дл хранени грузов на поддонах
JPS6117998Y2 (ja)
KR200236339Y1 (ko) 회전형 리프트 크레인
JP2568314Y2 (ja) エレベータ式パーキング
JPH0412080Y2 (ja)
JPS6357254B2 (ja)
SU1588704A1 (ru) Подъемник
JPH043087Y2 (ja)