JP2001220077A - エレベーターの昇降路頂部作業用足場装置 - Google Patents

エレベーターの昇降路頂部作業用足場装置

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JP2001220077A
JP2001220077A JP2000029520A JP2000029520A JP2001220077A JP 2001220077 A JP2001220077 A JP 2001220077A JP 2000029520 A JP2000029520 A JP 2000029520A JP 2000029520 A JP2000029520 A JP 2000029520A JP 2001220077 A JP2001220077 A JP 2001220077A
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JP
Japan
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car
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hoistway
elevator
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JP2000029520A
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Inventor
Mitsuo Ito
光男 伊藤
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Mitsubishi Electric Building Solutions Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かご上での作業時にかご上面に容易に仮設で
き、保守、点検作業の能率を向上するエレベーターの昇
降路頂部作業用足場装置を得る。 【解決手段】 上板22の一側に掛合体23を設け、ま
た上板22にロープ保持子24を設ける。そして、上板
22の他側から下方に作業用足場26を有する固定脚2
5を設け、固定脚25に摺動可能な摺動脚27,28を
設ける。また、固定脚25と摺動脚27,28の摺動を
阻止する掛止具29を設けると共に作業用安全ロープの
掛合体30を設ける。これによって、簡易な操作によっ
て安定した状態で、作業用足場装置を容易にかごの上面
と支持梁の間に仮設でき、また作業員が固定脚等の作業
用足場によって安定した体勢で容易に所要の作業を行う
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、昇降路の頂部に
設けられたエレベーター機器の保守作業等に使用される
エレベーターの昇降路頂部作業用足場装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4及び図5は、昇降路頂部作業用足場
装置が使用されるエレベーターの構成を説明する図で、
図4は概念的立面図、図5は図4の昇降路頂部の拡大斜
視図である。図において、1はエレベーターの昇降路、
2は昇降路1の頂部、3は昇降路1の底部、4は昇降路
1に互いに上下に離れて設けられたエレベーターの乗
場、5は昇降路1に立設されたかご用レール、6はかご
用レール5から離れて昇降路1に立設されたつり合おも
り用レールである。
【0003】7はかご用レール5に案内されて昇降する
かごで、下部に滑車8が互いに離れて設けられている。
70はかご7の上面、9はつり合おもり用レール6に案
内されて昇降するつり合おもりで、上部に吊り車10が
設けられている。11は巻上機で、昇降路1の底部3に
装着されて水平方向におけるかご7及びつり合おもり9
の間に配置され、駆動綱車12が設けられている。
【0004】13は緩衝器で、昇降路1の底部3に装着
されて、かご7及びつり合おもり9のそれぞれに対向し
て配置されている。14は支持梁で、水平に配置されて
両端がそれぞれかご用レール5、つり合おもり用レール
6に連結されて支持され、昇降路1の頂部2寄りに装備
されている。15は支持梁14に枢着されてかご7寄り
に配置されたかご側滑車である。
【0005】16は支持梁14に枢着されてつり合おも
り9寄りに配置されたつり合おもり側滑車、17は引き
止め具で、かご用レール5、つり合おもり用レール6そ
れぞれの上端部に固定された支持腕18及び支持腕18
に支持された引き止め体19によって構成されている。
【0006】20は主索で、一端がかご7側の引き止め
具17に連結されて下降しかご7の滑車8に巻掛けられ
て上昇し、かご側滑車15に巻掛けられて下降して駆動
綱車12に巻掛けられて上昇し、つり合おもり側滑車1
6に巻掛けられて下降してつり合おもり9の吊り車10
に巻掛けられて上昇して、他端はつり合おもり9側の引
き止め具17に連結されている。
【0007】21は昇降路1に設けられた保守作業用安
全スイッチで、作動部がかご7の側面の突部に押圧され
て動作する。なお、保守作業用安全スイッチ21はエレ
ベーターの保守用運転回路(図示しない)に接続され
る。そして、保守作業時にかご7の上面70から昇降路
1の頂面の距離が図4に示すA、すなわちかご7上での
保守作業に必要な空間が得られる位置にかご7を停止さ
せて、距離Aよりも上方へのかご7の上昇を阻止する。
【0008】上記のように構成されたエレベーターにお
いて、かご7の上面70からの作業によって昇降路1の
頂部2に設置された機器、すなわちかご側滑車15、つ
り合おもり側滑車16等の保守、点検作業が行われる。
また、主索20の張力調整のために引き止め体19のナ
ットの締め込み等の作業が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のような昇降路1
の頂部2に設置された機器は、かご7の上面70から作
業員の手の届く範囲にあるとは限らず、従来かご7の上
面70に通常の脚立(図示しない)を立てて昇降路1頂
部2の機器の点検等の作業が行われていた。しかし、通
常の脚立は安全確保のためにかご7等に固定する必要が
あって煩雑な手数が掛かるという問題点があった。
【0010】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、かご上面での作業時にかご上に
容易に仮設することができるエレベーターの昇降路頂部
作業用足場装置を得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るエレベー
ターの昇降路頂部作業用足場装置においては、水平に配
置される上板と、この上板の一側に設けられた掛合体
と、上板に設けられたロープ保持子と、作業用足場が装
備されて上板の他側から下方に設けられた固定脚と、作
業用足場が装備されて固定脚に係合され長手に沿う方向
に摺動可能に構成された摺動脚と、固定脚及び摺動脚の
両者に設けられた作業用安全ロープの掛合体と、上記両
者の一方に装備され要時に上記両者の他方に掛止されて
上記両者の相対移動を阻止する掛止具とが設けられる。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1〜図3は、こ
の発明の実施の形態の一例を示す図で、図1はかご上面
での作業状況を示す昇降路頂部の斜視図、図2は図1に
おける上板、固定脚、摺動脚を主要部材とする作業用足
場装置の拡大斜視図、図3は図2の作業用足場体の保管
状態を示す斜視図である。なお、図1〜図3の図示以外
のエレベーターの各部は前述の図4及び図5と同様に構
成されている。
【0013】図において、1はエレベーターの昇降路、
2は昇降路1の頂部、6は昇降路1に前述のかご用レー
ル5から離れて立設されたつり合おもり用レール、7は
かご用レール5に案内されて昇降するかご、70はかご
7の上面、14は支持梁で、水平に配置されて両端がそ
れぞれかご用レール5、つり合おもり用レール6に連結
されて支持され、昇降路1の頂部2寄りに装備されてい
る。15は支持梁14に枢着されてかご7寄りに配置さ
れたかご側滑車、16は支持梁14に枢着されてつり合
おもり9寄りに配置されたつり合おもり側滑車である。
【0014】22は要時に支持梁14の上に水平に配置
される上板で、突起した周縁部が設けられている。23
は鉤状をなし上板22の一側に設けられて要時に支持梁
14の縁部に掛合される掛合体、24はU字状をなし上
板22の下側に設けられたロープ保持子、25は固定脚
で、上板22の他側、すなわち反掛合体23側から下方
に設けられ、横材からなる作業用足場26が互いに離れ
て装備されている。
【0015】27は第一の摺動脚で、固定脚25に係合
されて長手に沿う方向に摺動可能に構成され、横材から
なる作業用足場26が互いに離れて装備されている。2
8は第二の摺動脚で、第一の摺動脚27に係合されて長
手に沿う方向に摺動可能に構成され、横材からなる作業
用足場26が互いに離れて装備されて、要時に下端がか
ご7の上面70に配置される。
【0016】29は掛止具で、固定脚25及び第一の摺
動脚27の両者の一方に装備され、要時に上記両者の他
方に掛止されて上記両者の相対移動を阻止する。なお、
第一の摺動脚27及び第二の摺動脚28の双者の間にも
掛止具29が設けられている。30は作業用安全ロープ
(図示しない)の掛合体で、環状をなし固定脚25、第
一の摺動脚27、第二の摺動脚28のそれぞれに設けら
れている。
【0017】31は第二の摺動脚28の下端に装着され
た滑り止め片、32はかご7上面70の周縁部に設けら
れた安全柵、33はロープ保持子24に挿通された引き
上げロープ、34は引き上げロープ33の一端に連結さ
れたフック、35はかご7上面70に仮置きされた工具
箱で、把手36にフック34が掛合される。37は引き
上げロープ33の反フック34側の端部に連結された把
手片である。
【0018】上記のように構成されたエレベーターの昇
降路頂部作業用足場装置において、作業用足場装置は図
3に示すように固定脚25に対して第一の摺動脚27、
第二の摺動脚28を摺動して短縮し、固定脚25に収容
した状態で保管され、また搬送が行われる。そして、昇
降路1頂部2での作業時には次に述べるようにして作業
用足場装置がかご7の上面70と支持梁14の間に立設
される。
【0019】すなわち、かご7の上面70において、固
定脚25から第一の摺動脚27が引き出され、上板22
が支持梁14の上に載置されて掛合体23が支持梁14
の縁部に掛合される。次いで、第二の摺動脚28が引き
出されて、かご7の上面70に滑り止め片31側の端部
が配置される。
【0020】そして、かご7を僅かに昇降させてかご7
上面70の上下方向位置が調整されて、引き出された第
一の摺動脚27、第二の摺動脚28と固定脚25とによ
る長さが、上面70から支持梁14の上面までの高さに
対応するように設定される。この状態で掛止具29によ
って固定脚25と第一の摺動脚27、第一の摺動脚27
と第二の摺動脚28がそれぞれ固定される。
【0021】また、上板22と固定脚25は相互に、9
0°よりも若干大きく角度によって接続されて固定され
ている。このため、かご7上面70から支持梁14まで
の水平距離が比較的に長い場合であっても、かご7上面
70と支持梁14の間に容易に仮設することができる。
【0022】これによって、図1に示す状態となる。こ
の状態において固定脚25等の作業用足場26に作業員
が登って、作業用安全ロープを掛合体30に掛合し、ま
た引き上げロープ33の把手片37側を引き下げて工具
箱35を上昇する。そして、工具箱35を上板22上に
置き、所要の工具、保守用材料を使用して所要の作業が
行われる。
【0023】以上説明したように、作業用足場装置を簡
易な操作によって安定した状態で、容易にかご7の上面
70と支持梁14の間に仮設することができる。また、
作業員が固定脚25等の作業用足場26によって安定し
た体勢で所要の作業を行うことができる。これにより、
保守、点検作業の能率を向上することができる。
【0024】また、作業用足場装置を図3に示すように
固定脚25に第一の摺動脚27、第二の摺動脚28を収
容して短縮することができるので、容易に保管、搬送、
取り扱いができて便利である。なお、図1〜図3の実施
の形態における作業用足場装置を昇降路1の底部3から
立設して、底部3よりも上方に設置されたエレベーター
の各種機器(図示しない)の保守、点検作業に利用する
ことができる。このような場合にも、図1〜図3の実施
の形態における作用と同様な作用を得ることができる。
【0025】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、水平に
配置される上板と、この上板の一側に設けられた掛合体
と、上板に設けられたロープ保持子と、作業用足場が装
備されて上板の他側から下方に設けられた固定脚と、作
業用足場が装備されて固定脚に係合され長手に沿う方向
に摺動可能に構成された摺動脚と、固定脚及び摺動脚の
両者に設けられた作業用安全ロープの掛合体と、上記両
者の一方に装備され要時に上記両者の他方に掛止されて
上記両者の相対移動を阻止する掛止具とを設けたもので
ある。
【0026】これによって、簡易な操作によって安定し
た状態で、作業用足場装置を容易にかごの上面と支持梁
の間に仮設することができる。また、作業員が固定脚等
の作業用足場によって安定した体勢で所要の作業を行う
ことができる。したがって、保守、点検作業の能率を向
上する効果がある。また、固定脚に摺動脚を収容して短
縮することができるので、保管、搬送を容易化する効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、かご上
面での作業状況を示す昇降路頂部の斜視図。
【図2】 図1における上板、固定脚、摺動脚を主要部
材とする作業用足場装置の拡大斜視図。
【図3】 図2の作業用足場体の保管状態を示す斜視
図。
【図4】 昇降路頂部作業用足場装置が使用されるエレ
ベーターを示す概念的立面図。
【図5】 図4の昇降路頂部の拡大斜視図。
【符号の説明】
22 上板、23 掛合体、24 ロープ保持子、25
固定脚、26 作業用足場、27 第一の摺動脚、2
8 第二の摺動脚、29 掛止具、30 掛合体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平に配置される上板と、この上板の一
    側に設けられた掛合体と、上記上板に設けられたロープ
    保持子と、作業用足場が装備されて上記上板の他側から
    下方に設けられた固定脚と、作業用足場が装備されて上
    記固定脚に係合され長手に沿う方向に摺動可能に構成さ
    れた摺動脚と、上記固定脚及び摺動脚の両者に設けられ
    た作業用安全ロープの掛合体と、上記両者の一方に装備
    され要時に上記両者の他方に掛止されて上記両者の相対
    移動を阻止する掛止具とを備えたエレベーターの昇降路
    頂部作業用足場装置。
JP2000029520A 2000-02-07 2000-02-07 エレベーターの昇降路頂部作業用足場装置 Pending JP2001220077A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003078289A1 (fr) * 2002-03-15 2003-09-25 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Ensemble ascenseur
WO2021250816A1 (ja) * 2020-06-10 2021-12-16 三菱電機株式会社 エレベーター据付用の作業床装置

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