JP2005008335A - エレベーター装置 - Google Patents

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Tomofumi Hagitani
知文 萩谷
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Abstract

【課題】昇降路壁への取付け作業を要することなく、かつ、巻上機設置の自由度を阻害することなく、巻上機の保守を行うことのできるエレベーター装置を提供する。
【解決手段】昇降路8内を昇降するかご1と、このかご1と反対方向に昇降する釣り合い重り2と、上記かご1と釣り合い重り2とを懸架する主索3と、昇降路内ピット8a上方に位置して設けられ、上記かご1と釣り合い重り2とを駆動する巻上機4と、この巻上機4下部と昇降路内ピット8a底面の間に位置し、上記巻上機4を固定する巻上機固定台5とを有するエレベーター装置において、上記巻上機固定台5に空所5aを形成し、この空所5a内に、上記巻上機4を保守する場合に使用する点検作業台9を折り畳み収納するようにした構成。
【選択図】図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降路下方に配置された巻上機を点検するのに好適なエレベーター装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時、機械室レスのエレベーターが一般的に用いられるようになっている。このエレベーターでは、かごや釣合い重りを駆動する巻上機を昇降路上部の昇降路壁面に設置したり、ピットに設置するのが一般的であった。しかし、昇降路上部の壁面に設置するものは、保守が困難であるという問題があり、また、ピットに設置するものでは、防水対策が必要であるという問題があった。
【0003】
この問題を解決するため、ピットに巻上機固定台を設置し、この巻上機固定台上に巻上機を設けるものが採用されるようになっている(例えば特許文献1参照)。しかし、巻上機固定台上に巻上機を設けるものでは、巻上機の高さがピットから1,5m程となるため、巻上機を保守する時には、はしごを用いることもできるが、はしごだけでは作業が不安定である。このため、提案されている特許文献1記載のように出入り口近傍に巻上機を位置するように据付けることができる。また、制御盤を点検するものではあるが、昇降路壁面に折畳式の作業台を設ける案を活用することもできる(例えば特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−226056号公報(段落番号0005、図1)
【0005】
【特許文献2】
特開2001−199647号公報(段落番号0010、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1のように、出入り口の近傍に巻上機を設置するものでは、設置位置が特定されてしまい自由度を阻害されてしまうという問題があった。更に、特許文献2のように、昇降路壁に作業台を設けるものでは、昇降路壁への取付け作業が必要となり多大の労力を要するという問題があった。
【0007】
本発明の目的は、昇降路壁への取付け作業を要することなく、かつ、巻上機設置の自由度を阻害することなく、巻上機の保守を行うことのできるエレベーター装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、昇降路内を昇降するかごと、かごと反対方向に昇降する釣り合い重りと、かご及び釣り合い重りのガイドレールと、かごと釣り合い重りとを懸架する主索と、昇降路内ピット上方に位置して設けられ、上記かごと釣り合い重りとを駆動する巻上機と、この巻上機下部と昇降路内ピット底面の間に位置し、上記巻上機を固定する巻上機固定台とを有するエレベーター装置において、上記巻上機固定台に空所を形成し、この空所内に、上記巻上機を保守する場合に使用する点検作業台を折り畳み収納するようにしたことを特徴とする。
【0009】
上記構成によれば、巻上機固定台に空所を形成し、この空所内に、上記巻上機を保守する場合に使用する点検作業台を折り畳み収納するようにしたため、点検作業台を、昇降路壁へ取付ける作業を要することなく、かつ、巻上機をどの位置に設置しても保守を行うことができる。
【0010】
【発明の実態の形態】
以下本発明のエレベーター装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の一実施形態になるエレベーター装置の概略を示す全体断面図、図2は図1の巻上機固定台近傍の拡大側面図、図3は点検作業台を巻上機固定台に収納した状態を上側から見た平面図、図4は点検作業台を収納した状態を確認する収納スイッチの作動状態を示した側面図、図5は巻上機近傍に制御装置等がある場合の点検方法を示した平面図、図6は制御装置等の点検のために点検作業台を移動した状態を示す断面図、図7は巻上機に近接して制御装置を配置した場合の状態を示す平面図である。
【0012】
図1において、1は昇降路8内を人および荷物を載せて昇降するかご、2は上記かご1の重量を補償し、上記かご1と反対方向に昇降する釣り合い重り、3は上記かご1と上記釣り合い重りを懸架している主索、4は上記主索3を介してかご1と釣り合い重り2とを駆動し昇降させる巻上機で、この巻上機4は昇降路8内下方のピット8a底面より立設した巻上機固定台5に固定されている。6は上記かご1を垂直方向へ案内するかご用ガイドレール、7は上記釣り合い重り2を垂直方向へ案内する釣り合い重り用ガイドレール、10は昇降路8の下部に設けられた制御装置、9は上記巻上機固定台5設けられた空所5a内に、折り畳み収納された点検作業台で、上記巻上機4を保守する場合に組立てられる。そして、この点検作業台9は、図2に示すように、保守作業者13が乗る足場となる踏板9a、踏板9aと巻上機固定台5とを連結する受け材9b、踏板にかかる荷重を支持する支え棒9cで構成されている。
【0013】
次に、昇降路下方に配置された巻上機5を保守する時の手順について説明する。保守作業者13はピット8aに入り、巻上機固定台5に収納された点検作業台9の踏板9aを回転させ水平にした状態で、あらかじめ切り欠きを設けた受け材9bに支え棒9cを挿入し、点検作業台9を組み立てる。その後、乗降用はしご11を踏板9aに建て掛けて、点検作業台9上面に乗り、巻上機4の点検作業を行う。点検作業終了後、前記の手順と反対の方法で点検作業台9を巻上機固定台5の空所5aに収納する。
【0014】
ここで、図3は収納した状態を上側から見た状態を示す。図3で示すように、平常時においては、巻上機固定台5の空所5aに収納されているため、かご1の昇降を妨げることはない。また、保守作業員がピット内の移動およびピット底面から手の届く範囲の機器を点検する際、点検作業台9が邪魔となることはない。
さらに、図4で示すように、受け材9bに収納確認スイッチ12を設けることにより、点検作業台9が収納されていない状態では、かごを平常運転に戻すことが出来ないため、万一の場合においても、かご1が動くことが無いため、保守作業員およびかご内の乗客は安全である。
【0015】
また、巻上機4と制御装置10が離れた位置に配置されている場合、図5で示すように、点検作業台9の踏板9aと受け材9bに連結装置9dを設けることにより、簡単に踏板9aと受け材9bを分割することが出来る。また、図6で示すように制御装置10下部に巻上機固定台9にある受け材9bと同様な受け材9’bを昇降路8壁面等に、アンカーボルト11等で固定してあれば、巻上機固定台5から分割した踏板9aと支え棒9cを制御装置10下部にある受け材9’bに組み立てることにより、制御装置10の点検が可能である。
【0016】
このように、点検作業台9の一部を取り外し可能に設けておけば、これを複数設けることなく他の機器の保守も行うことができるでき、昇降路スペースの有効活用を図ることができる。
【0017】
また、図7のように、巻上機4の近傍に制御装置10を配置した場合には、巻上機4を点検する位置で点検作業台9を組み立てると、踏板9aの上から巻上機4および制御装置10も同時に点検作業が出来るため、保守作業時間の短縮および点検作業台9を複数設ける必要がないため、昇降路スペースを有効に活用できる。
【0018】
【発明の効果】
本発明によれば、巻上機固定台に空所を形成し、この空所内に、上記巻上機を保守する場合に使用する点検作業台を折り畳み収納するようにしたため、点検作業台を、昇降路壁へ取付ける作業を要することなく、かつ、巻上機をどの位置に設置しても保守を行うことができるという顕著な効果を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態になるエレベーター装置の概略を示す全体断面図である。
【図2】図1の巻上機固定台近傍の拡大側面図である。
【図3】点検作業台を巻上機固定台に収納した状態を上側から見た平面図である。
【図4】点検作業台を収納した状態を確認する収納スイッチの作動状態を示した側面図である。
【図5】巻上機近傍に制御装置等がある場合の点検方法を示した平面図である。
【図6】制御装置等の点検のために点検作業台を移動した状態を示す断面図である。
【図7】巻上機に近接して制御装置を配置した場合の状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 かご
2 釣り合い重り
3 主索
4 巻上機
5 巻上機固定台
6 かご用ガイドレール
7 釣り合い重り用ガイドレール
8 昇降路
9 点検作業台
9a 踏板
9b 受け材
9c 支え棒
10 制御装置

Claims (4)

  1. 昇降路内を昇降するかごと、このかごと反対方向に昇降する釣り合い重りと、上記かごと釣り合い重りとを懸架する主索と、昇降路内ピット上方に位置して設けられ、上記かごと釣り合い重りとを駆動する巻上機と、この巻上機下部と昇降路内ピット底面の間に位置し、上記巻上機を固定する巻上機固定台とを有するエレベーター装置において、
    上記巻上機固定台に空所を形成し、この空所内に、上記巻上機を保守する場合に使用する点検作業台を折り畳み収納するようにしたことを特徴とするエレベーター装置。
  2. 上記点検作業台を、保守作業員が乗る足場となる踏板と、この踏板と巻上機固定台とを連結する受け材と、踏板にかかる荷重を支持する支え棒とで構成したことを特徴とする請求項1記載のエレベーター装置。
  3. 上記踏板と支え棒を取り外し可能に設け、他の機器の点検に用いられるようにしたことを特徴とする請求項2記載のエレベーター装置。
  4. 上記巻上機固定台に、点検作業台の収納したことを確認するスイッチを設けたことを特徴とする請求項1記載のエレベーター装置。
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