JPH0724706Y2 - 電磁弁の組み付け構造 - Google Patents

電磁弁の組み付け構造

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JPH0724706Y2
JPH0724706Y2 JP1990004050U JP405090U JPH0724706Y2 JP H0724706 Y2 JPH0724706 Y2 JP H0724706Y2 JP 1990004050 U JP1990004050 U JP 1990004050U JP 405090 U JP405090 U JP 405090U JP H0724706 Y2 JPH0724706 Y2 JP H0724706Y2
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JP
Japan
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valve
solenoid
housing
fitting
joint end
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JP1990004050U
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庸夫 丹羽
博之 水野
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CKD Corp
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CKD Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はソレノイドの励消磁によって弁体の開閉動作を
制御する電磁弁の組み付け構造に関するものである。
[従来の技術] 電磁弁はハウジング内にソレノイドを収容するソレノイ
ド部とハウジング内に弁体を収容するバルブ本体とから
なり、両者を結合するためにねじによって締め付け結合
する方式、及び掛け止めフックと掛け止め凹部とによる
掛け止め結合方式がある。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、締め付け結合方式では強固な結合が得ら
れはするが、ねじ取り付けスペースが必要となって電磁
弁全体の小型化が難しい。又、掛け止めフックの弾性を
利用した掛け止め結合方式では掛け止めフック及び掛け
止め凹部をハウジング上に一体形成することによって電
磁弁全体の小型化が可能であるが、このような弾性結合
方式では結合精度が悪く、がたつきを生じ易い。このよ
うな低い結合精度ではソレノイド部のプランジャの往復
動作を弁体の開閉動作に精度良く変換することができ
ず、良好な開閉制御を行なうことができない。
本考案は電磁弁の大型化を回避しつつ良好な弁開閉制御
を達成し得るとともに、確実かつ強固にソレノイドハウ
ジングとバルブハウジングとを結合させることができる
電磁弁の組み付け構造を提供することを目的とするもの
である。
[課題を解決するための手段] そのために本考案では、合成樹脂製のソレノイドハウジ
ングの接合端面と弁体を収容する合成樹脂製のバルブハ
ウジングの接合端面との対応する位置にそれぞれ嵌合凹
部を形成するとともに、ローレット部を有する金属製の
連結ピンの両端を前記両嵌合凹部に圧入嵌合し、それら
両嵌合凹部をローレット部に溶着してソレノイドハウジ
ングとバルブハウジングとを結合固定した。
[作用] 接合端面の対応する嵌合凹部の内面は細かな凹凸からな
るローレット部に溶着され、嵌合凹部内面と連結ピンと
がたつくことなく確実かつ強固に結合する。この溶着結
合によってソレノイドハウジングの接合端面とバルブハ
ウジングの接合端面とはがたつくことなくぴったりと接
合でき、ソレノイド部のプランジャの往復動作を弁体の
開閉動作に精度良く変換することができる。また、連結
ピンは金属製であるため、合成樹脂製のハウジング同志
を直接結合させる場合に比べ、接合端面に沿った方向へ
の移動を確実に阻止することができる。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を第1,2図に基づい
て説明する。
1はソレノイドハウジングであり、ソレノイドハウジン
グ1内にはボビン2に保持されたソレノイド3、コア4
及び補助コア5が収容されており、ボビン2内にはプラ
ンジャ6がスライド可能に収容されている。プランジャ
6の下端フランジ部6aと補助コア5との間には復帰ばね
7が介在されており、ソレノイド3が励磁されるとプラ
ンジャ6が復帰ばね7に抗してコア4に吸着される。プ
ランジャ6の下端には第1の弁体8が嵌入保持されてい
る。
ソレノイドハウジング1の下面に接合されるバルブハウ
ジング9には入力ポート9a、出力ポート9b及び排気ポー
ト9cが設けられており、バルブハウジング9内には弁保
持筒10がスライド可能に収容されていると共に、弁保持
筒10には第2の弁体11が保持されている。弁体11と栓12
との間には押圧ばね13が介在されており、弁体11が押圧
ばね13の作用によって弁座11dに当接可能である。即
ち、第2の弁体11は出力ポート9bと排気ポート9cとの連
通及び遮断を行なう。第1の弁体8は弁座9eに当接可能
であり、入力ポート9aと出力ポート9bとの連通及び遮断
を行なう。
プランジャ6の下端と弁保持筒10との間には伝達アーム
10aが介在されており、第2の弁体11がプランジャ6と
一体的に移動する。即ち、両弁体8,11が一体的に動作
し、第1の弁体8が弁座9eに当接すると第2の弁体11が
弁座9dから離間し、第1の弁体8が弁座9eから離間する
と第2の弁体11が弁座9dに当接する。これにより圧力エ
ア供給及び排気が行われる。
なお、14は手動用の弁操作部材であり、押圧ばね15に抗
して押し込むことによってプランジャ6を押し上げるこ
とができ、これにより入力ポート9aと出力ポート9bとを
連通することができる。
ソレノイドハウジング1及びバルブハウジング9はいず
れも合成樹脂製であり、ソレノイドハウジング1の四角
形状の接合端面1aの4角には嵌合凹部1bが形成されてお
り、バルブハウジング9の四角形状の接合端面9fの4角
には前記嵌合凹部1bに対応した嵌合凹部9gが形成されて
いる。
また、両ハウジング1,9の接合端面1a,9fの4角に設けら
れた嵌合凹部1b,9gに嵌入される連結ピン16は、金属製
であってその周囲にローレット部16aが形成されてい
る。
ソレノイドハウジング1とバルブハウジング9とを接合
する際にはまずバルブハウジング9の嵌合凹部9gに連結
ピン16の一端を挿入し、その後連結ピン16の他端にソレ
ノイドハウジング1の嵌合凹部1bを挿入することによっ
て両ハウジング1,9の位置決めが行われる。
両ハウジング1,9の位置決め後、超音波が付与され、超
音波付与状態のもとに両嵌合凹部1b,9gと連結ピン16と
の結合が行われる。すなわち、両嵌合凹部1b,9gの内面
は細かな凹凸からなるローレット部16aに溶着する。
このとき、ソレノイドハウジング1の接合端面1aとバル
ブハウジング9の接合端面9fとが接合し、両接合面1a,9
f同志も一部溶着する。従って、ソレノイドハウジング
1とバルブハウジング9とが強固に結合し、両者のがた
つきは生じない。
このような強固な結合をもたらすための嵌合凹部1b,9g
は両ハウジング1,9の接合端面1a,9f上という他部位への
妨げとならない領域に設けられ、電磁弁全体の大型化を
もたらすことはない。従って、ソレノイドハウジング1
上の嵌合凹部1bの位置、バルブハウジング9上の嵌合凹
部9gの位置及び嵌合凹部1b,9g同志の位置関係が設定通
りになっていればプランジャ6の動作が弁体8,11に精度
よく伝達して弁開閉が精度良く行われるが、前記位置出
しの高精度化は容易である。
以上のように、本実施例では、両嵌合凹部1b,9gにロー
レット部16aを有する金属製の連結ピン16の両端を圧入
嵌合して超音波を付与することにより両ハウジング1,9
の位置決めが行われる。
従って、接合端面1a,9fに沿った方向への両ハウジング
1,9の移動は、連結ピン16が金属製であることにより確
実に阻止される。また、接合端面1a,9fに直交する方向
への両ハウジング1,9の移動は、嵌合凹部1b,9gの内面が
細かな凹凸からなるローレット部16aに溶着しているこ
とにより確実に阻止される。よって、ソレノイドハウジ
ング1とバルブハウジング9とは確実に強固に結合され
る。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、この考案によれば、合成樹脂製の
ソレノイドハウジングの接合端面と合成樹脂製のバルブ
ハウジングの接合端面にそれぞれ嵌合凹部を形成し、そ
の嵌合凹部のローレット部を有する金属製の連結ピンを
嵌合溶着したので、接合端面に沿った方向への両ハウジ
ングの移動は連結ピンが金属製であることにより確実に
阻止され、接合端面に直交する方向への両ハウジングの
移動は嵌合凹部の内面が細かな凹凸からなるローレット
部に溶着していることにより確実に阻止される。よっ
て、ソレノイドハウジングとバルブハウジングとは確実
かつ強固に結合され、ソレノイドバルブの接合端面とバ
ルブハウジングの接合端面とをがたつくことなくぴった
りと接合させることができるという優れた効果を奏す
る。
また、電磁弁の大型化を回避しつつプランジャの往復動
作を弁体の開閉動作に精度良く変換することができると
いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は本考案を具体化した一実施例を示し、第1図
は分解斜視図、第2図は側断面図である。 ソレノイドハウジング1、接合端面1a、嵌合凹部1b、バ
ルブハウジング9、接合端面9f、嵌合凹部9g、連結ピン
16、ローレット部16a。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソレノイド(3)の励消磁によって弁体
    (8、11)の開閉動作を制御する電磁弁において、ソレ
    ノイド(3)を収容する合成樹脂製のソレノイドハウジ
    ング(1)の接合端面(1a)と弁体(8、11)を収容す
    る合成樹脂製のバルブハウジング(9)の接合端面(9
    f)との対応する位置にそれぞれ嵌合凹部(1b,9g)を形
    成するとともに、ローレット部(16a)を有する金属製
    の連結ピン(16)の両端を前記両嵌合凹部(1b,9g)に
    圧入嵌合し、それら両嵌合凹部(1b,9g)をローレット
    部(16a)に溶着してソレノイドハウジング(1)とバ
    ルブハウジング(9)とを結合固定したことを特徴とす
    る電磁弁の組み付け構造。
JP1990004050U 1990-01-19 1990-01-19 電磁弁の組み付け構造 Expired - Lifetime JPH0724706Y2 (ja)

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