JPH0215099Y2 - - Google Patents

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JPH0215099Y2
JPH0215099Y2 JP1984085416U JP8541684U JPH0215099Y2 JP H0215099 Y2 JPH0215099 Y2 JP H0215099Y2 JP 1984085416 U JP1984085416 U JP 1984085416U JP 8541684 U JP8541684 U JP 8541684U JP H0215099 Y2 JPH0215099 Y2 JP H0215099Y2
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JP
Japan
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valve body
locking
magnetic frame
side plate
top plate
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JP1984085416U
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JPS61571U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電磁弁に関するものである。
従来の技術 従来、電磁弁として、互いに別体に構成した電
磁操作部と弁本体とを接合することにより組立て
るようにしたものは知られている。上記電磁弁に
おける電磁操作部と弁本体との接合手段として
は、両部材をボルトにより結合したもの(実公昭
54−37058号公報参照)、両部材にそれぞれねじ部
を設け、それらのねじ部同士を螺着することによ
り結合したもの(米国特許第3362037号明細書参
照)、あるいは両部材をかしめ手段によつて結合
したもの、さらには磁気フレームと電磁操作部の
内部部材との間に別体の弾性板を介在させて、磁
気フレームを固定側に弾性係止したもの(実公昭
39−18664号公報参照)等がある。
しかしながら、それらの電磁弁には、以下のよ
うな難点がある。即ち、結合手段としてボルトを
用いたものにあたつては、ボルトの緩みという問
題があるだけでなく、ボルトを挿通するためのス
ペースが必要であるため小形化が困難である。ま
た、両部材にねじ部を設けてそれらを互いに螺着
したものにあつては、コスト上昇の一因となるね
じ加工が必要であるだけでなく、ねじ部同士の螺
着作業が著しく煩雑で組立作業が非能率的であ
る。さらに、かしめ手段を用いたものにあつて
は、かしめ不良やかしめ部の緩みなどの問題があ
るだけでなく、両部材の分離が困難で、補修を容
易に行なうことができない。
また、別体の弾性板を介在させる場合は、弾性
板を別個に加工する必要があるばかりでなく、部
品点数が増加し、かつ組付けに手数を要するとい
う問題がある。
考案が解決しようとする問題点 本考案において解決しようとする技術的課題
は、電磁弁における電磁操作部と弁本体とを、簡
単な構成で、堅固な接合状態を長期にわたつて安
定的に維持できるようにすると共に、補修等に際
して上記両部材の着脱を容易に行なえるようにし
た結合構造を得ることにある。
問題点を解決するための手段 上記課題を解決するため、本考案の電磁弁にお
いては、別体に構成した電磁操作部と弁本体とを
接合することにより組立てるようにしたものにお
いて、上記電磁操作部の外側を囲繞する磁気フレ
ームを、弾性材により天板部とそれより延出した
一対の係止側板部とを備えたものとして構成し、
上記天板部に、電磁操作部の内部部材側に向く窪
みとその周囲の複数個の切欠部によつて、上記内
部部材と弾性的に圧接する弾発部を形設し、上記
係止側板部に、上記弾発部の弾発状態において弁
本体の両側面の係止突部に係止する係止縁を設け
るという技術的手段を採用している。
作 用 上記技術的手段は次のように作用する。即ち、
電磁操作部と弁本体とを一体に結合するには、磁
気フレームにおける一対の係止側板部を弁本体の
係止突部に跨がせ、その状態において磁気フレー
ムを弾発部が弾発変形するまで弁本体に圧接させ
ればよく、これにより弁本体の係止突部が係止側
板部の係止縁に係止し、電磁操作部と弁本体とが
結合される。而して、この結合状態は弾発部の弾
発力によつて維持されているため、長期にわたつ
て緩むことなく堅固な結合状態が維持され、また
上記結合状態において、磁気フレームを弾発部の
弾発力に抗してさらに弁本体に接近させれば、係
止側板部の係止縁と係止突部との係合を容易に解
除することができ、それにより極めて簡単に電磁
操作部と弁本体とを分離することができる。
効 果 このような本考案の電磁弁によれば、磁気フレ
ームと弁本体に簡単で低コストな加工を施すだけ
で、別体の弾性板の加工、取付等の手数を要する
ことなく、簡単な構成で電磁操作部と弁本体を強
固に結合することが可能となり、しかも両者を接
合するための作業が非常に簡単である。
またボルト等によつて結合する場合と比較すれ
ば、そのボルト等の挿通に必要なスペースを省略
できるので、全体を小型化することができる。
さらに、磁気フレームに自体に弾発部を形設し
たことにより、弾発部を磁気フレームの加工と同
時に形成できるので、弾発部の形成も簡単であ
る。
実施例 以下に本考案の実施例を図面を参照しながら詳
細に説明する。
第1図及び第2図において、1及び2は互いに
別体に構成した弁本体及び電磁操作部で、着脱可
能な係止機構により分離可能に結合される。
上記弁本体1は、流体流路3とそれを通断する
弁座4とを備え、さらに相対向する一対の側面に
溝5を凹設すると共に、それらの溝5の底面から
ブロツク状の係止突部6を突設し、それらの突部
6における電磁操作部2と反対側の側面に係止座
8を形設すると共に、他の側面に案内斜面7を形
設している。
上記電磁操作部2は、内部部材の一つとしての
電磁コイル11を巻いたボビン12を備え、該ボ
ビン12の軸心部分の通孔には、その一端に固定
鉄心13を嵌着固定すると共に、コイル11への
通電時にばね14の付勢力に抗して固定鉄心13
に吸着される可動鉄心15を軸方向に摺動可能に
挿嵌し、該可動鉄心15の端部に弁座4を開閉す
る弁部材16を取付けている。さらに、上記ボビ
ン12及びコイル11の外側を磁気板17及び磁
気フレーム18で囲繞している。
上記磁気フレーム18は、電磁操作部2と弁本
体1とを着脱可能に結合する係止機構を構成する
もので、弾性材により、第1図〜第3図に示すよ
うに、天板部19と、それより延出した一対の側
板部20及び一対の係止側板部21を備えたもの
として構成されている。上記天板部19は、その
中央部分がやや内側に窪んだ状態に構成され、そ
の周囲に放射状に4つの切欠部23を切設するこ
とにより弾発部24を形設し、該弾発部24を、
内部部材の一つとしての固定鉄心13の端面への
圧接により、外側に向けて弾発的に変形可能に構
成している。また、上記一対の係止側板部21の
先端近傍に係止窓25を切設し、それらの係止窓
25を弁本体1の両面側に対向させ、磁気フレー
ム18に外力を加えることにより、上記弾発部2
4を外側へ弾発変形させた状態において、弁本体
1に突設した係止突部6を係止窓25により形成
される係止縁25aに係止可能とし、而して上記
弾発部24の弾発復元力によつて上記係止縁25
aと係止突部6の係止座8とが圧接し、両者が抜
止状態に係合するように構成している。
なお、図中、27はシール、28は給電端子を
示す。
上記構成の電磁弁における電磁操作部2と弁本
体1とを結合するには、磁気フレーム18の係止
側板部21を弁本体1の係止突部6の案内斜面7
に沿つて拡開させながら、磁気フレーム18を弁
本体1に圧接させればよい。即ち、上記状態にお
いて磁気フレーム18を弁本体1に圧接させれ
ば、係止側板部21は係止突部6の斜面7に案内
されてその上をスライドしながら弾性的に拡開
し、やがて磁気フレーム18の弾発部24の内面
が固定鉄心13に当接する。この後、さらに磁気
フレーム18を弾発部24の弾発力に抗して弁本
体1に押付ければ、係止窓25に係止突部6が挿
嵌するに至り、これにより一対の係止側板部21
は、第1図に示すように、弾性力により互いに平
行な状態となり、弾発部24の弾発力により係止
側板部21の係止縁25aと係止突部6とが抜止
状態に係合する。
上記結合状態にある電磁操作部2と弁本体1と
を分離するには、上記組立操作を逆の順序で行え
ばよい。
なお、上記弁本体としてスプールによつて流体
流路を切換えるようにしたものを用いることがで
きるのは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図
はその側面図、第3図はその磁気フレームの斜視
図である。 1……弁本体、2……電磁操作部、6……係止
突部、18……磁気フレーム、19……天板部、
21……係止側板部、24……弾発部、25a…
…係止縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 別体に構成した電磁操作部と弁本体とを接合す
    ることにより組立てるようにしたものにおいて、
    上記電磁操作部の外側を囲繞する磁気フレーム
    を、弾性材により天板部とそれより延出した一対
    の係止側板部とを備えたものとして構成し、上記
    天板部に、電磁操作部の内部部材側に向く窪みと
    その周囲の複数個の切欠部によつて、上記内部部
    材と弾性的に圧接する弾発部を形設し、上記係止
    側板部に、上記弾発部の弾発状態において弁本体
    の両側面の係止突部に係止する係止縁を設けたこ
    とを特徴とする電磁弁。
JP8541684U 1984-06-08 1984-06-08 電磁弁 Granted JPS61571U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8541684U JPS61571U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8541684U JPS61571U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61571U JPS61571U (ja) 1986-01-06
JPH0215099Y2 true JPH0215099Y2 (ja) 1990-04-24

Family

ID=30635793

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8541684U Granted JPS61571U (ja) 1984-06-08 1984-06-08 電磁弁

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS61571U (ja) 1986-01-06

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