JP5819550B1 - 流体制御弁 - Google Patents
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Abstract
Description
弁本体10は、流体が通流する第1ポート11および第2ポート12と、第1ポート11および第2ポート12が接続される流体室13と、流体室13の内部に形成される弁座14と、を有している。図3に示すように、第1ポート11は、互いに連通する外側管部11Aと内側管部11Bとを有し、外側管部11Aと内側管部11BとがL字をなすように結合されることで構成されている。外側管部11Aは、流体室13を貫通するように流体室13に接続されており、内側管部11Bは、外側管部11Aの流体室13の内部側の端部から折れ曲がり、その先端部が流体室13の内部で開口している。本実施の形態においては、第1ポート11の内側管部11Bの開口端に、上述の弁座14が形成されている。
図3乃至図5に示すように、弁体部材としてのダイヤフラム20は、上述した内側シール部16Aに載置された状態で、弁座14に離接可能に配置されている。ダイヤフラム20は、弁座14に対向して配置される主弁体部21と、主弁体部21から外周側に張り出す膜部22とを有する弾性材料からなるダイヤフラムである。このうち、膜部22の外周部分が、内側シール部16Aに載置されている。
図3に示すように、駆動装置30は、ダイヤフラム20に連結される進退動可能な軸部32を有する駆動部であるアクチュエータ本体31と、アクチュエータ本体31を収容するとともに上述の弁本体10の開口部15を覆うように配置されるケース33と、を有している。駆動装置30は、軸部32によってダイヤフラム20を弁座14に対して離接させることで、第1ポート11と第2ポート12との連通および遮断を切り換えるように構成されている。
次に、図6に示すように、本実施の形態のピン部材40は、U字状であり、互いに平行に延びる一対の直進部41と、一対の直進部41の端部間を連結する連結部42と、を有している。一対の直進部41のうちの一方は、開口部15および軸部32の中心軸線(L1,L2)を基準に一方側に位置する第1取付孔18と第2取付孔38とに跨るように挿入されており、一対の直進部41のうちの他方は、開口部15および軸部32の中心軸線(L1,L2)を基準に他方側に位置する第1取付孔18と第2取付孔38とに跨るように挿入されている。より詳しくは、一対の直進部41の各々は、第1取付孔18の前側第1取付孔18Aから第2取付孔38を通って後側第1取付孔18Bに跨るように挿入されている。
以下では、図7乃至図12を用いて、上述の弁本体10に駆動装置30を取り付ける取付方法の一例について説明する。
以上に記載したように、本実施の形態によれば、弁本体10側に形成された第1取付孔18と、駆動装置30側に形成された第2取付孔38とにピン部材40を挿入する作業によって、弁本体10に駆動装置30を取り付けることができる。したがって、工具を使用することなく簡易な作業で、弁本体10に駆動装置30を取り付けることができる。これにより、取り付け作業の作業スペースを抑制することが可能となり、例えば、生産ラインを省スペース化でき、流体制御弁1が組み込まれる装置を小型化でき、流体制御弁1の設置自由度を向上できる。また、製造コスト、組立工数およびメンテナンス工数を抑制できる。
10 弁本体
11 第1ポート
11A 外側管部
11B 内側管部
12 第2ポート
13 流体室
14 弁座
15 開口部
16 シール部
16A 内側シール部
16B 外側シール部
17 第1取付壁部
18 第1取付孔
18A 前側第1取付孔
18B 後側第1取付孔
20 ダイヤフラム
21 主弁体部
22 膜部
23 連結部
30 駆動装置
31 アクチュエータ本体
32 軸部
32A 係合部
32S スプリング
33 ケース
33A 開口部
33B コネクタ
34 ボビン
35 電磁コイル
36 固定鉄心
37 第2取付壁部
37A 基部
37B 弾性体当接部
38 第2取付孔
40 ピン部材
41 直進部
42 連結部
L1 中心軸線
Ls1 第1基準方向
LL1,LR1 取付孔延在方向
L2 中心軸線
Ls2 第2基準方向
LL2,LR2 取付孔延在方向
Claims (10)
- 流体が通流する第1ポートおよび第2ポートと、前記第1ポートおよび前記第2ポートが接続される流体室と、前記流体室の内部に形成される弁座と、を有し、前記流体室に前記弁座に対向する開口部が形成される弁本体と、
前記弁座に離接可能に配置される弁体部材と、
前記弁体部材に連結される進退動可能な軸部を有する駆動部と、前記駆動部を収容するとともに前記開口部を覆うように配置されるケースと、を有し、前記軸部によって前記弁体部材を前記弁座に対して離接させることで、前記第1ポートと前記第2ポートとの連通および遮断を切り換える駆動装置と、
前記弁本体に前記駆動装置を取り付けるためのピン部材と、
を備え、
前記流体室における前記開口部の外周側の部分に、前記開口部を囲繞するように突出する第1取付壁部が形成され、
前記ケースにおける前記開口部側の端部に、前記軸部を囲繞するように突出し、前記第1取付壁部の内周側に配置される第2取付壁部が形成され、
前記第1取付壁部には、前記ピン部材が挿入される第1取付孔が形成され、
前記第2取付壁部には、前記ピン部材が挿入される第2取付孔が形成され、
前記ピン部材が前記第1取付孔と前記第2取付孔とに跨がるように挿入されることにより、前記弁本体に前記駆動装置が取り付けられており、
前記流体室における前記開口部の外周縁部には、シール部が形成され、
前記第1取付壁部は、前記シール部の外周側の部分から突出するように形成され、
前記第2取付壁部と前記シール部との間に、弾性体が挟み込まれ、
前記第2取付壁部が前記シール部との間で前記弾性体を前記弁本体側に圧縮させた状態において、前記ピン部材が前記第1取付孔と前記第2取付孔とに跨がるように挿入されており、
前記ピン部材は、圧縮された前記弾性体が前記弁本体から離れる方向に前記ケースを付勢することにより、前記第1取付孔の内周面に押し付けられていることを特徴とする、流体制御弁。 - 前記弁体部材は、前記弁座に対向して配置される主弁体部と、前記主弁体部から外周側に張り出す膜部とを有する弾性材料からなるダイヤフラムであり、
前記弾性体は、前記膜部の外周部分である、ことを特徴とする請求項1に記載の流体制御弁。 - 前記シール部は、内周側に位置する内側シール部と、外周側に位置する外側シール部とを有し、
前記外側シール部は、前記内側シール部よりも前記開口部の中心軸線方向で外側に突出し、
前記内側シール部に、前記膜部の外周部分が載置されており、
前記第2取付壁部は、前記ケースから突出するとともに、その先端部が前記内側シール部および前記外側シール部に対向する基部と、前記基部の前記内側シール部に対向する部分に設けられ、前記内側シール部に向けて突出する弾性体当接部と、を有し、
前記膜部は、前記弾性体当接部と前記内側シール部との間に挟み込まれている、ことを特徴とする請求項2に記載の流体制御弁。 - 前記弾性体当接部は、前記基部とは別体に形成されている、ことを特徴とする請求項3に記載の流体制御弁。
- 前記弾性体当接部は、前記基部と一体に形成されている、ことを特徴とする請求項3に記載の流体制御弁。
- 前記第1取付孔は、前記開口部の中心軸線に直交する方向のうちの一方向に規定される第1基準方向又は当該第1基準方向に平行に延びる方向上で、前記第1取付壁部を貫通するように形成され、
前記第2取付孔は、前記軸部の中心軸線に直交する方向のうちの一方向に規定される第2基準方向又は当該第2基準方向に平行に延びる方向上で、前記第2取付壁部を貫通するように形成され、
前記第1取付孔と前記第2取付孔とは、前記第2取付壁部が前記第1取付壁部の内周側に配置され、各々が同一の方向に向けられた際に、互いに重なり合うようになっている、ことを特徴とする請求項1に記載の流体制御弁。 - 前記第1取付孔は、前記第1基準方向に直交する方向に沿って前記開口部の中心軸線から所定オフセット距離だけ離間した位置において前記第1基準方向に平行に延びる方向上で、前記第1取付壁部を貫通するように形成され、
前記第2取付孔は、前記第2基準方向に直交する方向に沿って前記軸部の中心軸線から前記所定オフセット距離だけ離間した位置において前記第2基準方向に平行に延びる方向上で、前記第2取付壁部を貫通するように形成されている、ことを特徴とする、請求項6に記載の流体制御弁。 - 前記第1取付孔は、前記第1基準方向に直交する方向に沿って前記開口部の中心軸線から一方側および他方側に前記所定オフセット距離だけ離間した位置の各々において前記第1基準方向に平行に延びる方向上で、前記第1取付壁部を貫通するように形成され、
前記第2取付孔は、前記第2基準方向に直交する方向に沿って前記軸部の中心軸線から一方側および他方側に前記所定オフセット距離だけ離間した位置の各々において前記第2基準方向に平行に延びる方向上で、前記第2取付壁部を貫通するように形成されている、ことを特徴とする請求項7に記載の流体制御弁。 - 前記ピン部材は、U字形状であり、互いに平行に延びる一対の直進部と、前記一対の直進部の端部間を連結する連結部と、を有し、
前記一対の直進部のうちの一方が、前記開口部および前記軸部の中心軸線を基準に一方側に位置する前記第1取付孔と前記第2取付孔とに跨がるように挿入され、前記一対の直進部のうちの他方が、前記開口部および前記軸部の中心軸線を基準に他方側に位置する前記第1取付孔と前記第2取付孔とに跨がるように挿入されている、ことを特徴とする請求項8に記載の流体制御弁。 - 前記第2取付孔は、前記第2取付壁部の内部空間に連通しないように形成されている、ことを特徴とする請求項7乃至9のいずれかに記載の流体制御弁。
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