JPH0724615U - 車両用ドアトリム - Google Patents
車両用ドアトリムInfo
- Publication number
- JPH0724615U JPH0724615U JP5621693U JP5621693U JPH0724615U JP H0724615 U JPH0724615 U JP H0724615U JP 5621693 U JP5621693 U JP 5621693U JP 5621693 U JP5621693 U JP 5621693U JP H0724615 U JPH0724615 U JP H0724615U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- fragrance
- vehicle
- door trim
- door pocket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ドアトリムにおける既存のドアポケットを利
用することにより芳香剤の設置場所を一定として見栄え
の向上ならびに経費の節減を図る。 【構成】 小物を収納するためのドアポケット16を備
えた車両用ドアトリム10において、このドアポケット
16の一部に車室内用の芳香剤を取り替え可能に収納で
きる芳香剤スペース20が構成されている。
用することにより芳香剤の設置場所を一定として見栄え
の向上ならびに経費の節減を図る。 【構成】 小物を収納するためのドアポケット16を備
えた車両用ドアトリム10において、このドアポケット
16の一部に車室内用の芳香剤を取り替え可能に収納で
きる芳香剤スペース20が構成されている。
Description
【0001】
本考案は、ドアポケットを備えた車両用ドアトリムに関する。
【0002】
従来のドアトリムにはドアポケットの他にアームレストやスピーカーなどが設 けられている。そしてドアポケットは身の回りの小物を収納する機能に限られて いる。 一方、車室内で芳香剤を使用する場合は、芳香剤の入った容器をダッシュボー ドなどに両面接着テープなどによって固定していることが多い。
【0003】
前記芳香剤の入った容器は車室内での設置場所が一定とならず、見栄えを損な うことがある。またこの種の芳香剤は市販の容器を必要とするので経済的にも不 利である。 本考案の技術的課題は、既存のドアポケットを利用することにより芳香剤の設 置場所を一定として見栄えの向上ならびに経費の節減を図ることである。
【0004】
前記課題を解決するために、本考案の車両用ドアトリムはつぎのように構成さ れている。 すなわち小物を収納するためのドアポケットを備えた車両用ドアトリムにおい て、このドアポケットの一部に車室内用の芳香剤を取り替え可能に収納できる芳 香剤スペースが構成されている。
【0005】
この構成によれば、前記ドアポケットの一部に確保された芳香剤スペースに芳 香剤を収納することにより、この芳香剤はさほど目立たない一定の箇所に設置さ れることとなる。また芳香剤を使い切ったときは、それを前記芳香剤スペースか ら取り出して新しい芳香剤と取り替えればよく、かつ容器は購入する必要がない ので経済的である。
【0006】
つぎに本考案の実施例を図面にしたがって説明する。 図1は車両用ドア40の一部を内側から見た斜視図である。この図面で示すよ うにドア40の内側を構成しているドアトリム10には、インサイドハンドル1 4の下方において車両の前後方向へ延びるアームレスト12が形成されている。 またこのアームレスト12の下方には、雑誌や身の回りの小物を収納できるよう に上面が開放されたドアポケット16が形成されている。 図2に前記ドアポケット16の一部が拡大斜視図で示され、図3に図1のA− A線拡大断面図が示されている。これらの図面からも明らかなように、ドアポケ ット16の一部には芳香剤36を収納するための収納スペース20が構成されて いる。この収納スペース20の上面は、内部の芳香剤36を取り替え可能に開放 されている。この開放部は蓋22で閉ざされており、この蓋22はヒンジ24に よって開閉できるようになっている。
【0007】 前記収納スペース20の両側壁には、ドア40の前後方向に沿って複数個の通 気用スリット26が形成されている。また収納スペース20における両側部の上 下には、カバー30をスライド可能に組付けるためのレール28がそれぞれ形成 されている。このカバー30は図2で明らかなように、その上下面と一方の端面 が開放された形状で、収納スペース20の両側壁と対応する両側面には前記通気 用スリット26と同様にドア40の前後方向に沿って複数個の通気用スリット3 2が形成されている。 前記カバー30を収納スペース20の前記レール28に対して図2で示す方向 から組付けることにより、カバー30の両側面は収納スペース20の両側壁の外 側に位置する。そしてカバー30をレール28に沿ってスライド調整することに より、収納スペース20とカバー30とのそれぞれの通気用スリット26,32 の重なり量を変えることができ、また相互の重なりを完全に無くして収納スペー ス20の通気用スリット26を閉ざすこともできる。
【0008】 図3で示すように前記ドアトリム10及びドア40のインナパネル41には、 前記収納スペース20と対応する箇所において通気口10a,41aが形成され ている。一方、ドア40のアウタパネル42の下部には空気取入れ口42aが形 成されていて、この空気取入れ口42aと前記通気口10a,41aとは通気ダ クト44により連通させている。 図4はドア40の一部を外側から見た斜視である。この図面で示すように前記 アウタパネル42の空気取入れ口42aは、ドア40の前方(車両のフロント方 向)から後方へ流れる空気を取り入れやすく、かつドア40の外観が損なわれな い形状に設定されている。
【0009】 さて前記構成において車両の走行中には、車外の空気がドア40のアウタパネ ル42に形成されている前記空気取入れ口42aから前記通気ダクト44に向け て流れ込み、この通気ダクト44からドアトリム10及びインナパネル41の通 気口10a,41aを通って前記芳香剤36の収納スペース20に空気が送られ る。つまり空気は収納スペース20及びカバー30の通気用スリット26,32 を通過して車室内に流れることとなり、車室内には自然な空気の流れによる芳香 剤36の香りが漂う。したがって従来の芳香剤のように、その設置場所において 香りがこもるといった不具合が本実施例では解消される。 また芳香剤36の香りが不要のときは、すでに説明したように前記カバー30 をスライドさせて収納スペース20の通気用スリット26を閉ざすことにより、 前記空気取入れ口42aから収納スペース20への空気の流れを止めることがで き、これによって芳香剤36の香りがシャットアウトされる。
【0010】
このように本考案は、既存のドアポケットを利用して芳香剤の収納スペースを 確保することにより、この芳香剤をさほど目立たない一定の箇所に設置して見栄 えの向上が図れるとともに、芳香剤の容器を購入することが不要となって経費節 約にもつながる。
【図1】車両用ドアの一部を内側から見た斜視図であ
る。
る。
【図2】ドアポケットの一部を拡大して表した斜視図で
ある。
ある。
【図3】図1のA−A線拡大断面図である。
【図4】ドアの一部を外側から見た斜視である。
10 ドアトリム 16 ドアポケット 20 収納スペース 36 芳香剤 40 ドア
Claims (1)
- 【請求項1】 小物を収納するためのドアポケットを備
えた車両用ドアトリムにおいて、このドアポケットの一
部に車室内用の芳香剤を取り替え可能に収納できる芳香
剤スペースが構成されていることを特徴とした車両用ド
アトリム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5621693U JPH0724615U (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 車両用ドアトリム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5621693U JPH0724615U (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 車両用ドアトリム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724615U true JPH0724615U (ja) | 1995-05-09 |
Family
ID=13020916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5621693U Pending JPH0724615U (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 車両用ドアトリム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724615U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022044994A1 (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-03 | テイ・エス テック株式会社 | ドアトリム、及び、車両 |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP5621693U patent/JPH0724615U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022044994A1 (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-03 | テイ・エス テック株式会社 | ドアトリム、及び、車両 |
JPWO2022044994A1 (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-03 |
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