JPH0724509Y2 - サイディングボード - Google Patents

サイディングボード

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JPH0724509Y2
JPH0724509Y2 JP3646589U JP3646589U JPH0724509Y2 JP H0724509 Y2 JPH0724509 Y2 JP H0724509Y2 JP 3646589 U JP3646589 U JP 3646589U JP 3646589 U JP3646589 U JP 3646589U JP H0724509 Y2 JPH0724509 Y2 JP H0724509Y2
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piece
connecting portion
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nail
continuous
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JP3646589U
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JPH02128733U (ja
Inventor
憲章 西森
Original Assignee
ワイケイケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建築、構築物の内・外装の壁体を形成するの
に有用なサイデイングボードに関する。
〔従来の技術〕
この種のサイデイングボードとしては例えば特開昭61−
24749号公報に示すものが知られている。
前記サイデイングボードは第6図のように表面材1と裏
面材2を備え、表面材1の一端縁に雄型連結部3と雌型
連結部4を相互に嵌め合せるようにしてある。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかるサイデイングボードは表面板1の雄型連結部3を
壁下地に釘打ちして固定するものであり、雄型連結部3
を差込縁5、係合溝6、延長部7より形成し、延長部7
を釘打設片8、補強兼崇上げ片9、舌片10により形成し
て、舌片10を壁下地11に当接して釘打設片8より釘12を
壁下地11に打ちつけるようにしている。
このために、裏面材2と平行となった釘打設片8より釘
12を打ちつけるので、釘12を打ちつける際に誤って釘打
設片8を打撃したりすると釘打設片8が凹み変形して補
強兼崇上げ片9部分が第7図に仮想線で示すように膨大
変形13してしまう。
他方、雌型連結部4は雄型連結部3の係合溝6に嵌まり
合う舌片14を備え、一方のサイデイングボードを壁下地
11に釘打ちして固定した後に、他方のサイデイングボー
ドの雌型連結部4を雄型連結部3に嵌め合せるので、前
述のように釘打設片8の上部が膨大変形13すると、その
膨大変形部13に雌型連結部4の舌片14が干渉して嵌め合
せずらくなり、しかも雄型連結部3と雌型連結部4が正
しく嵌まり合わず他方のサイデイングボードの一方のサ
イデイングボードへの連結強度が弱くなるばかりか、雄
型連結部3と雌型連結部4との間に隙間が生じてシール
性が低下し雨水が壁下地11側に浸入したり、火炎が壁下
地11側に浸入したりして防水性、耐火性が悪くなり、さ
らには外観体裁も悪くなる。
そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたサ
イデイングボードを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕
雄型連結部の張出部における釘打設片を、一端縁に向け
て順次裏面材寄りとなる斜めとし、釘を打ちつける時に
誤って釘打設片を打撃すると一端側に突出変形するよう
にしたサイデイングボードである。
〔実施例〕
サイデイングボードAは第2図に示すように、表面材20
と裏面材21との間に断熱材22を設けた三層構造となり、
表面材20は化粧部20aの一端縁に雄型連結部23を、他端
縁に雌型連結部24を一体形成してある。
前記雄型連結部23は、化粧部20aの上端縁となる一端縁
を下端縁となる他端縁に向けて折曲して形成した差込み
縁25と、この差込縁25と連続して形成した一端縁に向け
て開口する係合溝26と、この係合溝26と連続した延長部
27より成り、その延長部27は釘打設片28とその先端を内
方に折曲した端片29とその先端をさらに内方に折曲した
取付片30とその先端を釘打設片28側に折曲した舌片31か
ら形成してあり、前記釘打設片28は先端に向うにつれて
順次裏面材21寄りとなるように斜めとなっている。
前記雌型連結部24は、化粧部20aの下端縁となる他端縁
を略90度に折曲した段差片32と、その先端を前記一端縁
に向けて略長U字状に折曲した嵌合溝33と、その先端を
前記一端縁に向けて折曲した差込縁34と、その差込縁34
と連続した折返部35よりなり、折返部35は裏面材21側に
向けてく字状に折曲した覆片36と舌片37よりなり、一方
のサイデイングボードAと他方のサイデイングボードA
を連結した時に、第1図のように雄型連結部23の差込縁
25が雌型連結部24の嵌合溝33に、雌型連結部24の差込縁
34が雄型連結部23の嵌合溝26にそれぞれ嵌合し、雄型連
結部23の延長部27の釘打設片28と雌型連結部24の折返部
35の覆片36とは隔離して両者間に空間38を形成するよう
になる。
前記サイデイングボードAは第1図のように、壁下地B
に下から上に向けて順次取付けられ、雄型連結部23の延
長部27の釘打設片28より釘39を壁下地Bに打ちつけけて
固着される。
このようであるから、釘39を打ちつける際に誤って釘打
設片28を打撃しても、その釘打設片28は一端縁に向けて
順次裏面材21寄りとなるように斜めとなっているので、
第1図仮想線で示すように釘打設片28は一端縁側に突出
して変形し、従来のように雌型連結部24の折返部35に向
けて膨大変形しないから、その釘打設片28の変形部28a
が雌型連結部24の折返部35と干渉することがない。
したがって、壁下地Bに取付けたサイデイングボードA
の雄型連結部23に、これから取付けるサイデイングボー
ドAの雌型連結部24を容易に嵌合できるばかりか、それ
ぞれの差込縁25,34を嵌合溝33,26に正しく嵌め合せるこ
とができてサイデイングボードの連結強度を強くできる
と共に、差込縁25,34を嵌合溝33,26間に隙間が生じるこ
ともなく、雨水が壁下地B側に浸入したり、火災が壁下
地B側に侵入したりすることを防止して耐水性、耐火性
を向上できる。
また、釘39を打ちつけることによって頭部39aが斜めの
釘打設片28に押しつけられ、下向きの分力Fが作用する
ので、サイデイングボードAは下向きに押されて下方の
サイデイングボードAに押しつけられ、前記差込縁25,3
4と嵌合溝33,26を強く押し嵌めできるから前述の耐水
性、耐火性が向上する。
なお、差込縁25,34の先端部と嵌合溝33,26の底部との間
に、シール材を設け、そのシール材を押しつぶして耐水
性、耐火性を向上しても良い。
また、実施例においては雌型連結部24の折返部35の覆片
36が裏面材21側に向けてく字状に折曲して雄型連結部23
の延長部27の釘打設片28との間に空間38を形成している
ので、釘39の頭部に雌型連結部24の折返部35が干渉する
ことがなく、より一層容易に雌型連結部24を雄型連結部
23に嵌め合せることができる。
次に変形例を説明する。
第3図のように、雄型連結部23の取付片30を裏面材21よ
り表面材20側にずれた位置とし、釘39を釘打設片28より
取付片30を貫通して壁下地Bに打ち込んである。
第4図、第5図のように裏面材21を雄型連結部23の端片
29及び雌型連結部24の折返部35の舌片37より突出させ、
隣接した一対のサイデイングボードA、Aの裏面材21,2
1における突出部相互を重ね合せるようにしてある。
〔考案の効果〕
張出部27の釘打設片28が一端縁に向けて順次裏面材21寄
りとなる斜めであるから、その釘打設片28より釘39を壁
下地に打ち込む際に、誤って釘打設片28を打撃すると釘
打設片28は一端側に突出変形し、隣接する一方のサイデ
イングボードの雄型連結部23に他方のサイデイングの雌
型連結部24を嵌め合せる際に、雌型連結部24の折返部35
が釘打設片28の変形部分と干渉することがない。
したがって、一方のサイデイングボードの雄型連結部23
に他方のサイデイングボードの雌型連結部24を容易に嵌
め合せできるから連結作業が簡単となるばかりか、雄型
連結部23の差込縁25、嵌合溝26と雌型連結部24の嵌合溝
33、差込縁34が相互に隙間なく正しく嵌め合うので、雨
水が壁下地側に浸入したり、火災が壁下地側に侵入した
りすることがなく耐水性、耐火性を向上でき、しかも外
観体裁を良くできる。
また、釘39を打ちつけることでそのサイデイングボード
に、隣接する他方のサイデイングボードに向う分力が作
用するので、前述の差込縁、嵌合溝を押し嵌めることが
でき、その差込溝と嵌合溝との間に設けたシール材を押
しつぶして耐水性、耐火性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の実施例を示し、第1図は連結
部の拡大図、第2図はサイデイングボードの斜視図、第
3図、第4図、第5図は変形例の連結状態断面図、第6
図は従来例の断面図、第7図はその不具合説明図であ
る。 20は表面材、20aは化粧部、21は裏面材、22は断熱材、2
3は雄型連結部、24は雌型連結部、25は差込縁、26は嵌
合溝、27は張出部、28は釘打設片、29は端片、30は取付
片、32は段差片、33は嵌合溝、34は差込縁、35は折返
部、39は釘。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】化粧部20aの両端縁に雄型連結部23と雌型
    連結部24を有する表面材20と裏面材21との間に断熱材22
    を介在させたサイディングボードにおいて、 前記雄型連結部23を、化粧部20aの一端縁と連続した差
    込縁25と、その差込縁25と連続した嵌合溝26と、その嵌
    合溝26と連続した張出部27より成り、その張出部27を嵌
    合溝26と連続し一端縁に向けて順次裏面材21寄りとなる
    斜めの釘打設片28と端片29と取付片30とで略長コ字状と
    し、 前記雌型連結部24を、化粧部20aの他端縁と連続した段
    差片32と、その段差片32と連続した嵌合溝33と、その嵌
    合溝33と連続し裏面材21に向けて略く字状に折曲した折
    返部35より形成したことを特徴とするサイデイングボー
    ド。
JP3646589U 1989-03-31 1989-03-31 サイディングボード Expired - Lifetime JPH0724509Y2 (ja)

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